「XMに入出金する銀行は『楽天銀行が良い』と聞いたけど、具体的には楽天銀行の何が良いの?」
「楽天銀行を使ってXMに入出金するのはどうやって行うの?」
XMへの入出金で利用する銀行は、なるべくお得で、ストレスフリーで使い心地の良い銀行を選びたいですよね。
そのように考えているのであれば、XMの入出金に楽天銀行を選ぶことはおすすめです。なぜなら、楽天銀行には他行と比べても嬉しいメリットが得られるからです。
- 1.口座残高もしくは取引件数によっては入金(振込手数料)が無料
- 2.入金の反映が最短10分と早い
- 3.楽天ポイントが使える・付与される
- 4.楽天銀行なら利益分の出金もできる
楽天銀行には“ハッピープログラム”という優遇プログラムがあるため、ランクによっては手数料をかけることなく入金することができます。
さらに、楽天銀行から入金すると、XMの口座には最短10分という早さで反映されます。市場の動きに合わせてトレードできる点はトレーダーにとって大きなメリットと言えるため、おすすめできるのです。
ただし、楽天銀行の他にもXMに対応している銀行はあり、それぞれの銀行にもメリットがあります。
他行と比較することで、より満足感の高い銀行選びができるようになるでしょう。
そこで本記事では以下の内容をまとめました。
- 他行と比較して知る楽天銀行の特徴
- 楽天銀行を利用する場合の注意点と利用をおすすめする人
- 楽天銀行を利用してXMに入出金する方法と手順
- 楽天銀行をXMの入出金に利用する場合のよくある質問
「楽天銀行がよいと聞くけど、自分はどの銀行を選ぶべきか」と迷っている人はもちろん、すでにXMの入出金で楽天銀行を利用している人の困りごとも解決するような内容を盛り込んでいます。
ぜひ参考にして資産形成に役立ててください。
目次
1.【他行比較で解説】XMの入出金に楽天銀行を選ぶメリット
XMは楽天銀行以外にも入出金可能な銀行があります。XMに対応している銀行と、その特徴を一覧にすると以下のとおりです。
楽天銀行 | ソニー銀行 | 三井住友銀行 | 住信SBIネット銀行 | みずほ銀行 | |
---|---|---|---|---|---|
振込手数料 | 145円(ハッピープログラムで最大月3回まで無料) | 月1回まで無料(2回目以降110円) | 165円/3万円未満330円/3万円以上(条件によって最大月3回まで無料) | 77円(ランクに応じて最大20回/月まで無料) | 150円/3万円未満320円/3万円以上(条件によって最大月3回まで無料) |
出金手数料 | 40万円以上/無料(40万円未満/2,500円) | ||||
出金の反映時間 | 1~2営業日 | 数時間~翌営業日 | 3営業日程度 | ||
最低入金額 | 1万円(銀行送金の場合は一律で1万円) | ||||
ATM利用手数料 | 220円(ハッピープログラムで最大7回無料) | 4回まで無料(5回目以降110円/1回) | 110円~330円(条件によっては無料) | 110円(ランクによっては無料) | 110円~220円 |
特典 | 手数料無料、楽天ポイントの付与 | 手数料無料 | 手数料無料 | 最大20回まで手数料無料 | 手数料無料 |
他行と比較しながら、楽天銀行を選ぶと得られるメリットを詳しく解説します。
1-1.口座残高もしくは取引件数によっては入金(振込手数料)が無料
XMの入金時には“振込手数料”が生じることが一般的ですが、楽天銀行の場合、口座残高もしくは取引件数によって振込手数料が無料になります。
楽天銀行では、ユーザーを優遇する“ハッピープログラム”が適用されるからです。
ハッピープログラムでは、以下のように5つのステージを設けて、手数料無料などの特典を用意しています。
参考:楽天銀行『ハッピープログラム』
1回あたりの振込手数料は77円~330円(他行比較)と微々たる金額に感じるかもしれませんが、複数回にわたって入金を行えば、手数料額は大きくなります。
資金の移動を無料で行えるという特典は費用対効果を高めることにつながるため、効率的に資産形成ができるメリットを得られます。
1-2.入金の反映が最短10分と早い
楽天銀行を使ってXMへ振り込むと、XM口座にすぐに入金が反映される、という点も大きなメリットです。
というのも、国内銀行から入金する方法は、30分~1時間程度の時間を要することが通常です。
参考:XMTrading『XMの入金方法』
楽天銀行も国内銀行のくくりではありますが、実際は最短10分と言われるほど早く入金処理が行われるため、他行と比べて圧倒的な安心感を得られます。
反映が早いほどトレードしたいタイミングを逃さずに取引することが可能です。
忙しい人にはもちろん、市場の動きが重要なFXにおいて有利になると言えます。
1-3.楽天ポイントが使える・付与される
楽天銀行は、“楽天ポイント”が使える・付与される、という点も魅力的であると言えます。
XMへの入出金で楽天ポイントが使える・付与されるシーンは『振込手数料の支払い時』です。
振込手数料145円/1回を払うと、手数料に対して楽天ポイントが付与されます。
もしもすでに楽天ユーザであり、楽天ポイントを所有している状態であれば、楽天ポイントを使って手数料を支払うことが可能です。
楽天ポイントは1ポイント=1円の価値があり、利用できるシーンが幅広いので、振込手数料に充てるだけでなく、ポイントを活用した投資を行ったり、ショッピングに充てたりなど、資産形成やお金の節約につなげることが可能になります。
楽天ポイントが使える・付与される楽天銀行なら、資産形成を促進してくれる存在になるでしょう。
1-4.楽天銀行なら利益分の出金もできる
入金方法を楽天銀行にすると、利益分もまとめて出金することができるようになります。
これは楽天銀行に限った特徴ではなく、国内銀行全般に言えることですが、大きなメリットなので詳しく紹介します。
そもそもXMには2つの出金ルールが設けられていて、クレジットカードなどを使って入金すると出金が少し複雑になる特徴があるのです。
XMの2つの出金ルール
①入金方法と出金方法の一致
出金する場合、入金時に利用した方法と同一の方法で出金する。ただし、出金できる限度額は入金額まで。トレードで得た利益は国内銀行送金で出金可能。
②XMで設けている出金方法の優先順位で出金を行う
XMの優先順位は 1.クレジットカード/デビットカード 2.オンラインウォレット 3.国内銀行送金 と設定している。
例)クレジットカードで入金したら出金はクレジットカードになる。利益分の出金は優先順位に準ずる。
例えば、6万円の入金を、クレジットカード3万円とオンラインウォレット3万円で行い、利益が5万円出たと仮定します。
すると、出金はクレジットカードに3万円、オンラインウォレットに3万円、国内銀行口座に5万円というような形で、分散して出金されるのです。
【クレジットカードなどを使って入金した場合の出金方法】
一方、楽天銀行で6万円の入金をして利益5万円が出た場合、XMから指定される出金先は楽天銀行のみとなり、11万円がまとめて支払われます。
【楽天銀行から入金した場合の出金方法】
楽天銀行から入金すれば、トレードで得た利益分も上限なく楽天銀行へ出金可能です。
トレーダーは出金の反映を確認する作業が簡単になるため、入出金の管理がしやすくなるメリットが生まれます。
2.XMで楽天銀行を利用する際の注意点
XMの入出金に楽天銀行を利用することで得られるメリットは多いですが、留意してほしい注意点も存在します。
それは以下の3つです。
1.楽天銀行デビットカードではメリットを得られない
2.楽天カードも利用できるが入金できない場合がある
3.数千万円単位で出金する場合は口座凍結の可能性が生じる
それぞれの注意点について説明します。
2-1.楽天銀行デビットカードではメリットを得られない
楽天銀行が発行している“楽天銀行デビットカード”では、第1章で紹介したメリットは得られないので注意しましょう。
具体的には以下のデビットカードです。
参考:楽天銀行デビットカード
これらのデビットカードを使ってXMに入出金してもハッピープログラムの対象外取引になります。
振込手数料は無料になることはありませんし、楽天ポイントの利用ができず、ポイントの付与もされません。
取引件数のカウントもされないため、お得さは感じられないでしょう。
楽天銀行を使って効率的に資産形成したい場合は、楽天のデビットカードを使わず、銀行送金(振込)機能を使って入出金するようにしましょう。
2-2.楽天カードも利用できるが入金できない場合がある
楽天銀行を利用する場合、クレジット機能が付いた楽天カードもXMに活用したいと思う人もいるかもしれませんが、利用できない場合があるので注意しましょう。
そもそもXMは、入金できるブランドを「VISA」と「JCB」の2種類に制限しています。
よって、楽天カードもブランドが「VISA」または「JCB」であれば入金時に利用することが可能です。
ただし、XMの回答にあるとおり、近年は海外FXへの入金を厳格化している傾向にあり、カード発行会社が“ショッピング枠を利用して海外金融機関へ入金することは認めない”と定めている場合もあります。
その場合は対象ブランドの場合でも入金できないので注意しましょう。
入金できるか確認したい場合は、実際に入金手続きを行ってみたり、楽天カードに問合せを行ってみたりしてください。
2-3.数千万円単位で出金する場合は口座凍結の可能性が生じる
XMへの入出金で楽天銀行を利用すると、口座凍結する場合があるため注意が必要です。
楽天銀行が利用規則に反していると判断すると、予告なく口座凍結が起こるようです。
XMの入出金で楽天銀行を活用する場合、大きい額で入出金していると「事業性がある」と判断されて凍結する可能性があります。
突然口座が利用できなくなると、取引はもちろん、引き出すこともできなくなります。
凍結を解除するための手続きは手間も時間もかかるそうなので、事業性が疑われないよう注意しましょう。
3.XMの入出金で楽天銀行を選ぶのがおすすめの人
楽天銀行は注意点もありますが、他行と比べても手数料や利便性などでメリットがある銀行です。
楽天銀行の特徴をふまえると、特に以下のトレーダーにおすすめであると言えます。
楽天銀行がおすすめの人
- 経済圏が楽天、もしくはこれから楽天を経済圏にする予定のある方
- トレードするタイミングを重視している方
- 低コストで効率的に資産形成をしていきたいと思っている方
楽天銀行は楽天ポイントを使ったり、貯めたりできる特徴があるうえ、ランクによって振込手数料の無料回数が増えます。
支払いが必要な場合でも楽天ポイントは貯まるので、他行と比べてもお得さは感じられるはずです。
また、国内銀行の中でもXMへの入金の反映が早いという特徴も持ち合わせています。
トレードするタイミングを逃す心配をせずに入金できる銀行を利用したい場合は、楽天銀行を利用することで理想のトレードができるでしょう。
4.【楽天銀行】XMに入金・出金する方法と手順
楽天銀行を利用してXMに入金・出金する場合は、どちらもわずか3ステップで完結します。
入金する方法と手順
- ①XMの会員ページにある【入金】を選択
- ②「Local Bank Transfer」の【入金】を選択
- ③表示される銀行口座情報をもとに、楽天銀行で振込を行う
出金する方法と手順
- ①XMの会員ページにある【出金】を選択
- ②出金手続き画面で楽天銀行の情報を入力する
- ③出金の反映を待つ
とても簡単な手続きで入出金できるため、初心者の人でもストレスなく手続きが進められるでしょう。入金、出金の順に方法・手順を解説します。
4-1.楽天銀行からXMに入金する方法・手順
まずは楽天銀行からXMに入金する方法と手順について解説します。
4-1-1.XMの会員ページにある【入金】を選択
まずはXMでログインし、会員ページを開きます。メニューから【入金】を選んでください。
4-1-2.「Local Bank Transfer」の【入金】を選択
【入金方法一覧】から「Local Bank Transfer」の【入金】を選択します。
4-1-3.表示される銀行口座情報をもとに、楽天銀行で振込を行う
入金先の銀行口座情報が表示されるので、入金先の情報をもとに楽天銀行から振込手続きを行ってください。
入金が確認されると、XMから以下のような案内が届きます。
tips! 振込人名義欄には“MT口座番号”を入れよう!
入金の手続きは簡単ですが、振込名義欄には名前だけでなく、入金先のMT口座番号(取引口座番号)も入力することを忘れないようにしてください。
例)XM口座の登録氏名:Taro Yamada
MT口座番号:12345678
振込人名義=Taro Yamada 12345678
XMはユーザー名とMT口座番号で照合する仕組みのため、名前だけの入力では照合に時間がかかり、入金の反映が遅くなる傾向にあります。
迅速かつ確実に入金させるためにも、振込人名義には『氏名+MT口座番号』を入力して振込を行ってください。
もしも振込人名義を間違えて振込を行った場合、XMのカスタマーサポートを利用して相談するとよいです。
4-2.XMから楽天銀行に出金する方法・手順
次にXMから楽天銀行へ出金する方法と手順を紹介します。
4-2-1.XMの会員ページにある【出金】を選択
XMでログインし、会員ページにある【出金】を選びます。
4-2-2.出金手続き画面で楽天銀行の情報を入力する
【出金方法一覧】から「Local Bank Transfer」の【出金】を選び、出金情報を英語表記で入力をします。
出金のリクエストが完了すると、以下のような画面が表示され、XMで出金手続きが行われます。
4-2-3.出金の反映を待つ
XMにて出金処理が完了すると、メールで「出金処理完了のお知らせ」が届きます。
XMでの出金処理後は楽天銀行で送金処理が行われるため、このメールが届いた時点では楽天銀行口座に反映されていません。遅くても2~5営業日程で着金するはずです。
楽天銀行の口座にて出金が反映されているかを確認してください。
5.XMの入出金に楽天銀行を利用するときのよくある質問
ここではXMの入出金に楽天銀行を利用するときによく寄せられる質問についてまとめました。
これから楽天銀行を利用してXMをスタートする人はもちろん、すでに楽天銀行を利用してXMの入出金を行っている人にも役立つ情報をまとめているので、ぜひご確認ください。
5-1.楽天銀行を利用して入出金した後の不明点はどこに確認すればいい?
楽天銀行を利用して入出金した後の不明点は、XMまたは楽天銀行へ確認しましょう。
例えば、「入金する金額を間違えた」「振込人名義に口座番号を入れ忘れた」などの場合はXMへの相談が適しています。
「XMから出金処理完了メールが届いたが、楽天銀行口座に反映されない」などの場合は、楽天銀行へ相談するとよいです。
それぞれの相談先は以下のとおりです。
5-2.楽天銀行から入金したけど反映されない場合の対処法は?
楽天銀行で振込みを行ったにもかかわらずXMに反映されない場合は、以下の原因が考えられます。
①楽天銀行口座が凍結されている
②口座名義と振込人名義が一致していない
③振込先の情報に相違がある
④名義人欄にMT口座番号を記載していない
問い合わせをして対処してもらわなければいけない場合もあるため、XMまたは楽天銀行に相談してみることをおすすめします。
5-3.出金先の情報を間違えてしまった場合はどうすればいい?
入金時でも出金時でも、振込先口座の情報を間違えてしまった場合は、振込手続きを行った楽天銀行またはXMに、“組み戻し”の手続きを行う必要があります。
問い合わせをして状況を説明し、組み戻し手続きの依頼をしてください。
5-4.「入金拒否」と表示された時の対処法は?
XMへの入金の際、「入金拒否」となる原因には以下のようなものがあります。
- 振込人名義とXMの口座名義が異なっている
- 振込人名義名義に口座番号が入っていない
- XMが指定している振込先情報になっていない
入金拒否と表示された場合、入力情報に誤りがないか、他人名義の口座で振込みしていないかなど、改めて確認してみてください。
6.まとめ
今回はXMで楽天銀行を活用しようか迷っている人に向け、楽天銀行の特徴について解説しました。
簡単にこの記事の概要をまとめます。
結論から申し上げると、以下のような方にはXMの入出金に楽天銀行を使うことをおすすめします。
- 経済圏が楽天、もしくはこれから楽天を経済圏にする予定のある方
- トレードするタイミングを重視している方
- 低コストで効率的に資産形成をしていきたいと思っている方
このような方におすすめする理由は、楽天銀行を活用することで以下のようなメリットを得られるからです。
- 1.口座残高もしくは取引件数によっては入金(振込手数料)が無料
- 2.入金の反映が最短10分と早い
- 3.楽天ポイントが使える・付与される
- 4.楽天銀行なら利益分の出金もできる
ただし、XMは楽天銀行以外にも対応している銀行はあり、他行も優遇プログラムを展開しています。
楽天銀行 | ソニー銀行 | 三井住友銀行 | 住信SBIネット銀行 | みずほ銀行 | |
---|---|---|---|---|---|
振込手数料 | 145円(ハッピープログラムで最大月3回まで無料) | 月1回まで無料(2回目以降110円) | 165円/3万円未満330円/3万円以上(条件によって最大月3回まで無料) | 77円(ランクに応じて最大20回/月まで無料) | 150円/3万円未満320円/3万円以上(条件によって最大月3回まで無料) |
出金手数料 | 40万円以上/無料(40万円未満/2,500円) | ||||
出金の反映時間 | 1~2営業日 | 数時間~翌営業日 | 3営業日程度 | ||
最低入金額 | 1万円(銀行送金の場合は一律で1万円) | ||||
ATM利用手数料 | 220円(ハッピープログラムで最大7回無料) | 4回まで無料(5回目以降110円/1回) | 110円~330円(条件によっては無料) | 110円(ランクによっては無料) | 110円~220円 |
特典 | 手数料無料、楽天ポイントの付与 | 手数料無料 | 手数料無料 | 最大20回まで手数料無料 | 手数料無料 |
上記の比較表を活用しながら、他行と比較して利用する銀行を選ぶと、あなたにとってより満足度の高い銀行を選ぶことができるはずです。
自分に適した銀行かを確認して効率的な資産形成を始めていきましょう。
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