「XMでFXを始めるには、最低いくら入金すればいいの?」
「最低入金額のみを預託して、FXトレードで稼ぐことって、本当にできる?」
このようにお考えの方は、少なくありません。
海外FXデビューを決意しても、FX口座へまとまった金額の資金を預託することには、やはり抵抗がありますよね。
XMの最低入金額は、全口座タイプ共通で「5ドル」です。
取引に必要な最低資金はこれよりも少ないため、XMでは口座に5ドルさえ入金すれば、FX取引を始められます。
ただ、口座に5ドルしかない状態でトレードをすると、下記のような弊害が生じます。
- 取引できる通貨量が少ないため、1回の取引で得られる利益が少ない
- 資金的な余裕がないため、ロスカットのリスクが高くなる
では、XMで安心してFXトレードを楽しむには、現実的に最低いくらぐらい入金しておけばいいのでしょうか。
また、最低入金額のみでトレード、とまではいわないまでも、少ない資金でFXをして利益を得るには、どうすればいいのでしょうか。
この記事では、XMの最低入金額に関する下記のようなポイントについて、わかりやすくご説明します。
- XMの最低入金額はいくら?
- XMで取引をするために必要な最低入金額はいくら?
- 最低入金額での取引で利益を得ることは本当に可能?
- XMにおいて最低入金額のみでうまくトレードするコツ
- XMで取引をする場合におすすめの最低入金額はいくら?
- 少ない資金でFXをして利益を出すために意識すべきポイント
この記事を最後までお読みいただければ、XMで取引をするにはいくら入金すればいいのかがわかり、安心してFXを始められるでしょう。
目次
1. XMの最低入金額はいくら?
XMは取引口座への入金に関して、「最低入金額」を設定しています。
FX取引を始めるためには、最低入金額以上の資金を入金しなければなりません。
では、XMの最低入金額は具体的にいくらなのでしょうか。
この章では、XMの最低入金額を「口座タイプ別」「入金方法別」にご紹介します。
1-1. 【口座タイプ別】XMの最低入金額一覧
XMの最低入金額は、全口座タイプ共通で「5ドル」です。
▼口座タイプ別|XMの最低入金額一覧
口座タイプ | 最低入金額 |
---|---|
スタンダード口座 | 5ドル |
マイクロ口座 | 5ドル |
ゼロ口座 | 5ドル |
KIWAMI極口座 | 5ドル |
2023年6月9日における米ドル/円のレートは139.69円ですので、日本円に換算すると約700円ですね。
最低入金額は”ドル単位”で設定されていますので、入金額をできる限り安く抑えたい方は、円高のタイミングを狙って入金することをおすすめします。
1-2. 【入金方法別】XMの最低入金額一覧
XMは様々な方法で取引口座に入金できますが、この入金方法によっても、最低入金額が変わってきます。
▼入金方法別|XMの最低入金額一覧
入金方法 | 最低入金額 |
---|---|
国内銀行送金 | 5ドル |
VISAカード | 5ドル |
JCBカード | 1万円 |
bitwallet | 5ドル |
STICKPAY | 5ドル |
BXONE | 5ドル |
JCBカードのみ、1万円以上でなければ入金できないため注意しましょう。
また、国内銀行送金により入金する場合、入金額が1万円未満だと、手数料2%を差し引いた金額が入金される形になります。
「余分な手数料を支払いたくない」という方は、国内銀行送金を利用する場合、1万円以上を送金することをおすすめします。
2. XMで取引をするために必要な最低入金額はいくら?
上述のように、XMの最低入金額は、全口座タイプ共通で「5ドル」です。
では、XMでFX取引をするために必要な最低入金額(最低資金)は、いくらなのでしょうか?
また、最低入金額「5ドル」で取引できる通貨量は、どのくらいなのでしょうか。
この章では、これらの点についてわかりやすくご説明します。
2-1. 【口座タイプ別】XMで取引をするために必要な最低資金
XMでは口座タイプごとに、最小取引サイズが設定されています。
例えば、最小取引サイズが1,000通貨である場合、1度の取引で最低1,000通貨は注文しなくてはなりません。
取引に必要な資金は設定するレバレッジによって異なりますが、XMで設定可能な最大レバレッジ1,000倍で取引する場合、必要な資金は下表の通りです。
▼口座タイプ別|XMで取引をするために必要な最低資金
口座タイプ | 最小取引サイズ | 最低資金 |
---|---|---|
スタンダード口座 | 1,000通貨 | 140円 |
マイクロ口座 | 10通貨 | 1.4円 |
ゼロ口座 | 1,000通貨 | 140円 |
KIWAMI極口座 | 1,000通貨 | 140円 |
※通貨ペア[米ドル/円]、1ドル=140円として計算
どの口座タイプでも、最低入金額(5ドル)以下の資金でFX取引を始められることがわかります。
「海外FXをしてみたいけれど、いきなり自己資金を沢山入金するのは怖い」という方は、とりあえず口座に5ドルだけ入金し、リアル口座でのFX取引を体感してみてはいかがでしょうか。
2-2. 【レバレッジ別】最低入金額でトレードできる通貨量はどのくらい?
上では、レバレッジ1,000倍でトレードする場合に必要な最低資金をご紹介しましたが、FXは、設定するレバレッジによって取引できる通貨量が大きく変わります。
下表は、XMにおいて最低入金額5ドル(=700円)でトレードできる通貨量を、レバレッジ別にまとめたものです。
▼レバレッジ別|XMにおいて最低入金額でトレードできる通貨量
レバレッジ | 最低入金額でトレードできる通貨量 |
---|---|
1倍 | 5通貨 |
10倍 | 50通貨 |
100倍 | 500通貨 |
500倍 | 2,500通貨 |
1,000倍 | 5,000通貨 |
※通貨ペア[米ドル/円]、1ドル=140円として計算
レバレッジを1,000倍にすれば、最低入金額5ドルで5,000通貨ものトレードが可能なのですね。
このようにXMでは少ない資金でも、レバレッジ次第で本格的なFX取引を楽しめます。
3. 【シミュレーション】最低入金額での取引で利益を得ることは可能?
XMにおいて、最低入金額5ドルを使ってFX取引をする場合、利益を得ることは本当に可能なのでしょうか。
実際に、シミュレーションしてみましょう。
■ 試算条件 ■
- 通貨ペア:米ドル/円
- 取引開始時のレート:1ドル=140円
- レバレッジ:1,000倍
- 複利で運用
- 1度のトレードで5pipsの利益を獲得
口座に入金した5ドルを全ベットしてレバレッジ1,000倍で取引した場合、相場が5pips値上がりした時点で決済すれば、250円の利益を得られます。
これを複利で運用し、5pipsずつ利益を重ねてくと、3回目の取引で利益の累計金額が1,000円を超えます。
同じ要領で取引を重ねると、9回目の取引で利益の累計金額が1万円を超え、20回目の取引では、利益累計金額が31万3,792円となりました。
わずか700円の資金が30万円以上に増えるなんて、夢のある話しですよね。
もちろん、20回連続でトレードに勝つのは簡単なことではありません。
ただ、「最低入金額5ドルで数十万円の利益を得られる可能性がある」ということは、少ない資金からFXを始めたいと考えている方にとって、大きな後押しとなるでしょう。
4. XMにおいて最低入金額のみで上手く取引するコツ
XMにおいて、口座へ最低入金額「5ドル」のみを入金してFX取引をする場合、「①資金効率を上げること」と、「②ロスカットを避けること」が重要です。
そこでぜひ意識していただきたいのが、下記2つのポイントです。
この2つのポイントを意識すれば、資金効率を上げつつ損失のリスクを減らし、少ない資金で本格的なFX取引を楽しめるでしょう。
4-1. ボーナスをフル活用して資金を増やす
XMにおいて、最低入金額のみでFX取引をする場合、まずはボーナスをフル活用し、取引資金を最大限に増やすことをおすすめします。
XMのボーナス制度は、数ある海外FX業者の中でもトップクラスに豪華で、口座を開設して最低入金額5ドルを入金した場合、下記2種類のボーナスを獲得できます。
① 口座開設ボーナス…1万3,000円
② 100%入金ボーナス…5ドル(約700円)
つまりXMでは口座を新たに開設して5ドル入金すれば、1万3,700円分のボーナスを獲得し、取引資金を1万4,400円にまで増やせるのです。
例えば、レバレッジ100倍で米ドル/円のトレードをする場合、「資金700円(最低入金額のみ)」と「資金1万4,400円(最低入金額+ボーナス)」では、得られる利益に下記のような違いが生じます。
▼米ドル/円をレバレッジ100倍で取引した場合に得られる利益
700円 | 1万4,400円 | |
---|---|---|
トレードできる通貨量 | 500通貨 | 1万285通貨 |
1pips値上がりした場合に得られる利益 | 5円 | 103円 |
※1ドル=140円として計算
最低入金額700円だけではトレードできる通貨量も得られる利益も少ないですが、ボーナスを活用して取引資金を1万4,400円まで増やせば、かなりの通貨量をトレードできることがわかります。
このようにXMでは、ボーナスをフル活用することにより、資金効率を大きく高められます。
ボーナスの獲得にあたり難しい手続きの必要はなく、口座開設時に「はい、ボーナスの受け取りを希望します」を選択するだけでOKです。
XMのボーナスはとてもお得なので、積極的に活用しましょう。
4-2. ボラティリティが低い通貨ペアを選んでロスカットを回避
XMにおいて、最低入金額のみでFX取引をする場合、ロスカットを回避するために、ボラティリティが低い通貨ペアを選んでトレードすることをおすすめします。
用語解説:ボラティリティとは?
「ボラティリティ」とは価格の変動幅のことで、価格の変動幅が大きいことを「ボラティリティが高い」、価格の変動幅が小さいことを「ボラティリティが低い」と表現します。
取引資金が少ない状態でFX取引をする場合、ロスカットに注意しなければなりません。
ロスカットとは、口座の証拠金維持率が約定のラインを下回った場合に、その時点で保有するポジションが強制決済される仕組みのことをいいます。
XMのロスカット率は20%ですので、口座の証拠金維持率が20%を下回ると、ロスカットが執行されてしまいます。
そこで実践したいのが、「ボラティリティが低い通貨ペアを選ぶ」という方法です。
FX取引の損益は「価格の変動幅×取引通貨量」によって算出されます。
そのため、同じ取引通貨量であればボラティリティが低い通貨ペアの方が、損失が広がりにくく、ロスカットを回避しやすいのです。
下表は、FX取引において1,000通貨トレードした場合に生じる損失を、価格変動幅別にまとめたものです。
▼価格の変動幅別|1,000通貨取引する場合に生じる損失
価格の変動幅(1通貨あたり) | 1,000通貨取引する場合に生じる損失 |
---|---|
0.1円 | 100円 |
0.5円 | 500円 |
1円 | 1,000円 |
5円 | 5,000円 |
10円 | 1万円 |
価格の変動幅に比例して、1回の取引で生じる損失が大きくなることがわかります。
ボラティリティが大きい通貨ペアで取引すると、価格が大きく値下がりし、トレード開始数秒でロスカット執行、といった事態に陥りかねません。
最低入金額のみ預託する場合など、取引資金に余裕がない状態でFXをする際は、ボラティリティが小さい通貨ペアを選びましょう。
▼ボラティリティが小さい通貨ペアの一例
- 米ドル/円
- ユーロ/円
- ユーロ/米ドル
5. XMでトレードをする際におすすめの最低入金額はいくら?
「1. XMの最低入金額はいくら?」でご説明したように、XMが設定する口座への最低入金額は「5ドル」です。
ただ、5ドルだけ入金し、資金的に全く余裕のない状態でロスカットに怯えながらトレードするのは、精神的にきついですよね。
では、XMでトレードする場合、口座にどのくらいの資金を入金しておけばいいのでしょうか。
5-1. おすすめの最低入金額は「1万円」
XMでFXをする場合におすすめの最低入金額は、「1万円」です。
確かに、「2. XMで取引をするために必要な最低入金額はいくら?」でご説明したように、XMでは最低入金額のみを預託してFXを始めることも、可能ではあります。
ただ、自己資金が700円(最低入金額5ドル)しかない状態では取引できる通貨量が限られますし、ロスカットのリスクも大きくなります。
下表は、運用資金700円、レバレッジ100倍で[米ドル/円]をトレードした場合における、ロスカットまでの許容含み損と値下がり幅を、預託資金別にまとめたものです。
▼預託資金別|ロスカットまでの許容含み損一覧
預託資金 | ロスカットまでの許容含み損 | ロスカットまでの許容値下がり幅 |
---|---|---|
700円 | 560円 | 1.12円 |
5,000円 | 4,000円 | 8円 |
1万円 | 8,000円 | 16円 |
5万円 | 4万円 | 80円 |
※1ドル=140円として計算
※取引可通貨量=500通貨(資金700円÷レート140円×レバレッジ100倍)
口座に最低入金額700円(5ドル)しか預託しない場合、米ドル/円が1.12円値下がりしただけでロスカットが執行されてしまいます。
1円程度の値動きは日常的に起こりますので、これでは安心してトレードできませんよね。
一方、口座に1万円を預託したうえで700円分トレードする場合、資金的にかなり余裕があるため、米ドル/円が16円値下がりしてはじめてロスカット執行となります。
米ドル/円が急に16円も値下がりすることはまずないでしょうから、FX初心者の方でも安心してトレードできるでしょう。
ロスカットを回避し、安心してFX取引を楽しむためにも、XMで取引をする際は最低「1万円」程度、入金しておくことをおすすめします。
5-2. 利益を出せるようになったら「5万円」入金してみよう
FX取引にある程度慣れ、利益を出せるようになってきたら、次のステップとして「5万円」入金してみてはいかがでしょうか。
FX取引で得られる利益は、取引通貨量に比例します。
そのため、取引資金が少ないとトレードできる通貨量も少なくなり、1回のトレードで得られる利益が少なくなってしまいます。
この点、5万円の資金を用意できれば、FXの主流取引量である「0.1ロット(1万通貨)」の取引も、余裕をもって出来るようになります。
下表は、レバレッジ100倍で取引できる米ドル/円の通貨量を、取引資金別にまとめたものです。
▼取引資金別|レバレッジ100倍で取引できる通貨量一覧
取引資金 | 取引可能通貨量 | 1pipsあたりの利益 |
---|---|---|
700円 | 500通貨 | 5円 |
5,000円 | 3,571通貨 | 35.7円 |
1万円 | 7,142通貨 | 71.4円 |
2万円 | 1万4,285通貨 | 142.9円 |
3万円 | 2万1,428通貨 | 214.3円 |
※通貨ペア[米ドル/円]、1ドル=140円として計算
取引通貨量が増えれば1度の取引で得られる利益も増えるため、効率よく稼げることがわかります。
”初めての海外FX”は誰でも不安だと思いますので、
① まずは最低入金額5ドルで「お試しトレード」をしつつ…
② 1万円を入金してFXトレードの練習をし…
③ 慣れたら5万円を入金して本格的なトレードにチャレンジする
というように、少しずつステップアップしてみてはいかがでしょうか。
6. 少ない資金でFXをして利益を出すために意識すべきポイント3つ
これから海外FXを始める方の多くは、「とりあえず少額から取引してみよう」と考えておられるでしょう。
そして、少額といえども自己資金を使ってトレードするからには、利益を得たいですよね。
そこで意識していただきたいのが、下記3つのポイントです。
この章では、少ない資金でFXをして利益を得るために意識すべきポイントについて、ご説明します。
6-1. 口座維持率を高く保ってロスカットを回避
少ない資金でFXをして利益を得るには、口座の証拠金維持率を高く保ってロスカットを回避することが大切です。
口座に預託できる資金が少ないと、ほんのわずかな相場変動でロスカットされてしまうことがあるからです。
ロスカットを回避するには、口座の証拠金維持率を高く保つ必要があります。
XMのロスカット率は20%ですので、この数値を割らなければ問題ありませんが、安心して取引するために
も、証拠金維持率300%以上をキープしましょう。
そこでおすすめしたいのが、下記3つの対策です。
- 預託資金を全ベットせず、資金にある程度の余裕をもたせる
- レバレッジを高く設定しすぎない
- ボラティリティが低い通貨ペアを選んでトレードする
① 預託資金を全ベットせず、資金にある程度の余裕をもたせる
証拠金維持率を高く保ち、ロスカットを避けるために有効なのが、「預託資金を全ベットしない」という対策です。
上述のように、預託資金を全ベットして資金に全く余裕がない状態でトレードした場合、わずかな相場変動でロスカット執行の憂き目にあってしまいます。
通貨ペアにもよりますが、ロスカットまでの許容値下がり幅に最低でも5円程度の余裕があると、安心してトレードできるでしょう。
② レバレッジを高く設定しすぎない
ロスカットを避けるには、レバレッジを高くしすぎないことも大切です。
XMでは最大1,000倍までレバレッジを設定できますが、レバレッジを高く設定すると、その分、被る損失も大きくなります。
下表は、運用資金1万円で[米ドル/円]をトレードし、価格が20pips値下がりした場合の損失をレバレッジ別にまとめたものです。
▼レバレッジ別|価格が5pips値下がりした場合の損失
レバレッジ | 1万円で取引できる通貨量 | 価格が20pips下がった場合の損失 |
---|---|---|
1倍 | 71通貨 | -14.2円 |
10倍 | 710通貨 | -142円 |
100倍 | 7,100通貨 | -1,420円 |
1,000倍 | 7万1,000通貨 | -1万4,200円 |
※1ドル=140円として計算
レバレッジ1,000倍でトレードする場合、米ドル/円が20pips(=0.2円)値下がりしただけで、1万4,200円もの損失が発生してしまいます。
ハイレバ取引は、大きく稼げる可能性がある反面、わずかな相場変動で大きな損失を被るリスクもある、諸刃の剣です。
資金に余裕がない状況では、ロスカットを避けるためにも、レバレッジを高くしすぎないよう注意しましょう。
FX取引に慣れ、資金的な余裕ができるまでは、レバレッジを100倍以下に設定することをおすすめします。
③ ボラティリティが低い通貨ペアを選んでトレードする
ロスカットを避けるには、ボラティリティが低い通貨ペアでトレードすることも大切です。
価格変動幅が大きい通貨ペアで取引すると、わずかな時間で相場が大きく動き、あっという間にロスカット執行、といった事態に陥りかねないからです。
下記の通貨ペアはボラティリティが低い傾向にありますので、資金的にあまり余裕がない時は、こういった通貨ペアを選んでトレードしてみてはいかがでしょうか。
▼ボラティリティが小さい通貨ペアの一例
- 米ドル/円
- ユーロ/円
- ユーロ/米ドル
6-2. 勝つことにこだわらず適切な損切りをする
少ない資金でFXをして利益を得るには、「勝つことにこだわりすぎない」ことも大切です。
これからFXを始める方が、
「少ない資金とはいえ、大切なお金なのだから、少しでも増やしたい」
「FXをする以上、トレードに勝って儲けたい」
「損をしたくない」
というように考えるのも、無理はありません。
しかし、FXは「勝ち」にこだわりすぎると、冷静さを失い大切な資金を失ってしまう恐れがあります。
FXで利益を重ねるには冷静さを失わず、適切な損切りをすることが大切です。
FXをする前には損切りに関するルールを自分なりに作っておき、そのルールは何があっても守り抜きましょう。
そうすれば、「勝ちにこだわりすぎたために損切りのタイミングを逃し、結果的に大損をした」といった事態を回避できます。
損切りのルールは、下記のようなイメージで考えてみてください。
▼損切りルールの例
- 保有するポジションの含み損が〇〇円に達したら損切りする
- 保有するポジションの価格が〇pips値下がりしたら、損切りする
6-3. 複利で運用する
少ない資金でFXをして効率よく利益を重ねるには、複利で運用することが大切です。
「複利運用」とは、当初の資金にFX取引で得た利益を加え、これをさらに運用していく取引手法のことをいいます。
複利運用は当初の資金のみを運用する単利運用に比べて資金効率が高く、取引回数を重ねるにつれ、得られる利益が大きくなります。
■単利運用と複利運用を比較!
単利運用と複利運用では、得られる利益にどのくらいの違いが生じるのでしょうか。
実際に、シミュレーションしてみましょう。
【取引条件】
- 取引資金:1,000円
- レバレッジ:100倍
- 通貨ペア:米ドル/円
- 取引開始時のレート:1ドル=140円
- 取引数量:毎回最大値(取引できる限界の通貨量)
- 利幅:毎回5pipsの利益
下表は、単利運用・複利運用で5回トレードした場合における口座残高の推移を表したものです。
▼取引開始後の利益累計
取引回数 | 単利運用 | 複利運用 |
---|---|---|
1 | 357円 | 357円 |
2 | 714円 | 727円 |
3 | 1,071円 | 1,110円 |
4 | 1,428円 | 1,507円 |
5 | 1,785円 | 1,918円 |
10 | 3,571円 | 4,203円 |
20 | 7,143円 | 1万174円 |
取引1回目の利益額はおなじですが、徐々に差がつき始め、20回目の取引を負える頃には複利運用した場合の利益累計が、単利運用した場合の利益累計よりも約3,000円多くなっていることがわかります。
当初の資金は同じでも、単利運用するのか複利運用するのかによって、得られる利益に違いが生じるのですね。
以上のシミュレーションからもわかるように、少ない資金でFXをして効率よく稼ぐには、複利運用して取引資金を増やすことが大切です。
まとめ
XMの最低入金額は、全口座タイプ共通で「5ドル」です。
また、XMでは口座タイプごとに取引最小サイズが設定されており、マイクロ口座は最低1.4円から、それ以外の口座タイプでは最低140円からFXを始められます。
「初めての海外FXで、まだ不安がある」という方は、とりあえず口座に5ドル入金し、FX取引を体験してみてはいかがでしょうか。
上記2つのポイントを意識すれば、最低入金額のみの預託でも本格的なFX取引を楽しめるでしょう。
そして、「もう少し本格的にFXをやってみたい」「最低入金額だけでは、やはり心もとない」と感じたら、1万円入金してみることをおすすめします。
預託資金が1万円あれば、ロスカットを回避しつつある程度まとまった量の通貨をトレードし、効率よく利益を重ねられるかもしれません。
XMは少ない資金で本格的なFXトレードを楽しめる魅力的な海外FX業者ですので、まずは5ドル用意し、リアル口座での取引にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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