「XMでハイレバ取引をして一攫千金することって、現実的に可能なの?」
「XMでレバレッジ1,000倍の取引をしてみたいけれど、FX初心者にはやっぱり無理?」
このように考えておられる方は、少なくないですよね。
XMでハイレバ取引をして大きく稼ぐことは、現実的に可能です。
実際、XMを利用しているトレーダーの中には、ハイレバ取引をして、20万円の資金をわずか1週間で1,000万円まで増やした方も存在します。
FXを学んで戦略を立てれば、短期間で大きなリターンを狙うことも夢ではないのです。
XMでは2022年6月15日、最大レバレッジが888倍から1,000倍に引き上げられ、これまで以上のハイレバ取引が可能になりました。
海外FX業者の中にはハイレバ取引が可能なところがいくつかありますが、その中でもXMは、ハイレバ取引との相性が非常に良いFX業者です。
- 最高1,000倍でのトレードが可能
- ロスカット率が低くギリギリまで勝負できる
- ボーナス制度が豪華で、資金効率が非常に良い
ただ、皆様の中にはハイレバ取引に対して不安を抱えていたり、ハイレバ取引をする場合にどのような戦法で挑むのか決められなかったりする方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、XMでハイレバ取引をしたい方に向けて、ハイレバ取引をする際におすすめの手法や注意点などについて、わかりやすくご説明します。
- XMのハイレバ取引で一攫千金は現実的にあり!その理由を紹介
- XMでのハイレバ取引でどのくらい稼げるのかシミュレーション
- XMでのハイレバ取引で大きなリターンを得たトレーダーを紹介
- XMでハイレバ取引をする場合におすすめの手法
- 移動平均線を使ってトレードの勝率を上げる方法とは?
- XMでハイレバ取引をする際に注意すべきポイント
これからXMでハイレバ取引をしてみたいとお考えの方は、ぜひ最後までお読みください。
1. XMのハイレバ取引で一攫千金は現実的にあり!その理由3つ
XMでハイレバ取引をして一攫千金することは、現実的に十分可能です。
その主な理由は、以下の3つにあります。
世界には数多くの海外FX業者が存在しますが、XMはその中でも、ハイレバ取引による一攫千金を狙いやすい業者だといえます。
ここでは、その理由について詳しくご説明します。
1-1. XMの最高レバレッジは1,000倍
XMでのハイレバ取引で一攫千金を狙いやすい最大の理由は、最高1,000倍での超ハイレバ取引ができることにあります。
XMでは、最高レバレッジ1,000倍での取引が可能です。
例えば、自己資金1万円・レバレッジ1,000倍で取引する場合、なんと、1,000万円分の通貨をトレードすることができます。
そして、トレードする通貨量が増えるということは、得られる利益が増えるということでもあります。
例えば、自己資金1万円で[米ドル/円]の取引をする場合、レートが5pips上がった場合に得られる利益には下記のような違いがあります。
▼レバレッジ別|米ドル/円のレートが5pips値上がりした場合の利益
レバレッジ | 取引可能通貨量 | 獲得利益 |
---|---|---|
1倍 | 77通貨 | 3.85円 |
10倍 | 770通貨 | 38.5円 |
100倍 | 7,700通貨 | 385円 |
1,000倍 | 7万7,000通貨 | 3,850円 |
※取引通貨量は1ドル=130円として計算
XMのレバレッジは、数ある海外FX業者の中でもトップクラスの高さです。
▼海外FX業者別|最高レバレッジ一覧
海外FX業者 | 最高レバレッジ |
---|---|
XM | 1,000倍 |
AXIORY | 400倍 |
TitanFX | 500倍 |
iFOREX | 400倍 |
GEMFOREX | 1,000倍 |
他社に比べ、最高レバレッジがかなり高いことがわかります。
XMは、トレードに使える資金が少なくても、大きなリターンを狙いやすいFX業者といえるでしょう。
1-2. ロスカット水準が低くギリギリまで勝負できる
XMでは、口座の証拠金維持率が20%以下になるまでロスカット執行されません。
そのため含み損が広がっても、ギリギリまで”勝ち”を狙いにいけます。
下表は、口座の有効証拠金10万円で取引する場合に許容される含み損を、ロスカット水準別にまとめたものです。
▼ロスカット水準別|許容含み損
ロスカット水準 | ロスカット執行される口座残高 | ロスカットまでの許容含み損 |
---|---|---|
20% | 2万円 | 8万円 |
30% | 3万円 | 7万円 |
50% | 5万円 | 5万円 |
100% | 10万円 | 0円 |
※口座の有効証拠金10万円の場合
ロスカット水準が低ければ低いほど、ロスカット執行までの許容含み損が大きいことがわかります。
ハイレバ取引で大きなリターンを狙う場合、ボラティリティ(価格変動幅)が大きい通貨ペアを狙いに行くのが定石です。
しかし、ボラティリティが大きい通貨ペアはわずか数秒で大きく値下がりすることがあり、ロスカットまでの許容含み損が少ないと、あっという間にロスカット執行されてしまう恐れがあります。
この点、XMのロスカット水準は20%とかなり低めの設定になっていますので、含み損が広がっても焦って決済せず、ギリギリまで勝負することが可能です。
ボラティリティが大きい通貨ペアでもエントリーのタイミングさえ間違わなければ、大きなリターンを望めるでしょう。
※ロスカットについては「海外FXのロスカットとは?ロスカット回避のシミュレーションを紹介」で詳しくご説明していますので、ぜひご参照ください。
1-3. ボーナス制度が豪華で資金を効率よく増やせる
XMでは、かなり豪華なボーナス制度が用意されています。
- 1万3,000円の口座開設ボーナス
- 最大105万円の口座入金ボーナス
- 取引量に応じてポイントが還元されるロイヤリティプログラム
これらのボーナス制度を利用すれば、自己資金が少なくても高い資金効率でトレードできます。
例えば、XMで口座を開設して10万円入金する場合、
- 口座開設ボーナス13,000円
- 100%入金ボーナス10万円(10万円×100%)
上記2つのボーナスにより、自己資金が10万円から21万3,000円に増えます。
「自己資金を2倍以上に増やせる」というのは、少ない資金で大きなリターンを狙いたい方にとって、非常に嬉しいポイントでしょう。
※XMのボーナスについては「XMの4種類のボーナスを全て解説!消滅させずに最大限活用する方法」でも詳しくご紹介していますので、併せてご参照ください。
2. XMでのハイレバ取引をシミュレーションしてみた
XMでレバレッジ1,000倍の取引をした場合、どのくらいのリターンを狙えるのでしょうか。
この章では、XMで実際にハイレバ取引をした場合に得られる利益がどれくらいなのか、実際にシミュレーションしてみたいと思います。
2-1. 資金10万円で100万円稼ぐトレードをシミュレーション
まずは、XMでのハイレバ取引で、自己資金10万円を100万円に増やすことが可能なのか、シミュレーションしてみましょう。
【取引条件】
- 取引資金:10万円
- レバレッジ:1,000倍
- 通貨ペア:米ドル/円
- 取引開始時のレート:1ドル=130円
- 取引数量:毎回最大値(取引できる限界の通貨量)
- 利幅:毎回5pipsの利益
- 複利で運用
それでは早速、トレードを開始しましょう。
レバレッジを1,000倍にすると、自己資金10万円で1億円分の通貨をトレードできます。
1回目の取引では76万9,231通貨をトレードし、レートが5pips上がった時点で決済することで、3万8,462円の利益を得られました。
これを複利で運用し、レートが5pips上がったタイミングで決済、という手法でトレードを繰り返すと、5回目の取引で口座残高が50万円を超えます。
そして、これをさらに複利で運用すると、8回目の取引で口座残高が100万円を超えました。
レバレッジ1,000倍でトレードすれば、わずか8回の取引で10万円を100万円にできるのですね!
2-2. 口座開設ボーナスを使ったノーリスクトレードで100万円稼ぐ
XMでは口座を開設した顧客に対し、1万3,000円の口座開設ボーナスを付与しています。
そこで次は、この口座開設ボーナスを使い、完全ノーリスクトレードで100万円稼ぐことができるのか、シミュレーションしてみたいと思います。
【取引条件】
- 取引資金:1万3,000円
- レバレッジ:1,000倍
- 通貨ペア:米ドル/円
- 取引開始時のレート:1ドル=130円
- 取引数量:毎回最大値(取引できる限界の通貨量)
- 利幅:毎回50pipsの利益
- 複利で運用
今回は完全ノーリスクトレードですので、思いきって、利幅50pipsを狙ってトレードしてみましょう。
このシミュレーションではなんと、わずか3回のトレードで100万円の利益獲得を達成しました。
メジャーな通貨ペアである[米ドル/円]でも、タイミングによっては50pips以上の値動きが発生することがあります。
このタイミングを見逃さずエントリーすれば、完全ノーリスクトレードで100万円を稼ぐことも、夢ではありません。
3. XMでハイレバ取引をして大きなリターンを得たトレーダー
FXトレーダーの中には、実際にXMでハイレバ取引をして、大きなリターンを得ることに成功した方がいます。
成功者の戦法を参考にすれば、ハイレバ取引に勝つための方法を見つけられるかもしれません。
この章では、XMでハイレバ取引をして大きく稼いだトレーダーを2人、ご紹介します。
3-1. うるてぃあさん|20万円を1週間で1,000万円に
うるてぃあさんは、SNSやブログを通して自身のトレード経験を発信している投資家です。
この方は、XMでハイレバ取引をし、20万円の資金を1週間にして1,000万円にすることに成功しました。
トレードの実績についてはもちろん、エントリーから決済、利確までその全ての経緯が、下記Twitter上で公開されています。
うるてぃあさんによる「#20万から億を目指すアカ」のTwitterはこちら
うるてぃあさんは自身が運営するブログ『うるてぃあすたいる』において、ハイレバ取引をするにあたりXMを選んだ理由として、下記のような点を挙げています。
- ボーナスだけで数十万円を獲得できるなど、資本効率が非常に優れている
- 設定できるレバレッジ倍率が豊富で、多様なトレードができる
うるてぃあさんのように成功しているトレーダーにとっても、XMは魅力的なFX業者なのですね。
うるてぃあさんのTwitterやブログでは、
- トレードとどのように向きって合っているのか
- なにを判断材料として考えているのか
といった点についても公開されていますので、ぜひ参考にしてみてください。
3-2. Dr.Scalpinさん|XMのボーナスを活かしたハイレバトレードで億り人に
Dr.Scalpinさんは、FX歴13年の専業トレーダーです。
大学卒業後ウェブデザイナーとして働く中で、「少ない給料を少しでも増やしたい」という思いからFXを始めたのだとか。
2005年頃からFXを始め、今では億トレーダーの仲間入りを果たしています。
Dr.Scalpinさんの特徴は、XMのボーナスをフル活用したハイレバ取引により、多くのリターンを得ている点にあります。
口座開設ボーナスや入金ボーナスはもちろん、取引量に応じて還元されるポイントなどをフル活用し、XMの最大レバレッジを適用した超ハイレバのスキャルピングで利益を積み重ね、最終的に1億4,600万円を稼ぎました。
- 少ない資金から始め、XMのハイレバ取引で億り人になった
- XMのボーナスをフル活用し、資金効率を高めたうえでハイレバ取引をした
Dr.ScalpinさんはTwitterおよびブログ『スキャルピングFX大辞典』を運営されており、取引実績についてはもちろん、ご自身が確立した取引手法やおすすめの戦法などが公開されています。
FX初心者さんにも非常に参考になる記事が沢山掲載されておりますので、ぜひご参照ください。
4. 【基本】XMでハイレバ取引をする際におすすめの手法
XMのハイレバ取引で効率よく利益を増やしていくには、予め戦略を立てて計画的なトレードをすることが大切です。
そこでおすすめしたいのが、下記5つの手法です。
この章では、XMのハイレバ取引をする際におすすめの基本的な手法についてご説明します。
4-1. おすすめの口座タイプは「スタンダード口座」
XMには4種類の口座タイプがありますが、ハイレバ取引をするなら、「スタンダード口座」をおすすめします。
▼XMの口座タイプと主な特徴
ボーナス | スプレッド | |
---|---|---|
スタンダード口座(最大1,000倍) | 口座開設ボーナス入金ボーナスポイント還元 | やや広い |
マイクロ口座(最大1,000倍) | 口座開設ボーナス入金ボーナスポイント還元 | やや広い |
ゼロ口座(最大1,000倍) | 口座開設ボーナス | 狭い |
KIWAMI極口座(最大500倍) | 口座開設ボーナス | かなり狭い |
ゼロ口座とKIWAMI極口座はスプレッドが狭く魅力的に思えるのですが、ボーナスに関して制限があり、入金ボーナスや取引量に応じたポイント還元を受けられません。
また、KIWAMI極口座は最大レバレッジが500倍なので、XMの魅力である1,000倍の超ハイレバ取引をすることは不可能です。
また、マイクロ口座はポジションごとの最大保有通貨量が10万通貨に制限されています(スタンダード口座は500万通貨)。
ハイレバ取引では、大量の通貨をトレードして大きなリターンを狙いにいくため、保有可能な通貨量が少ない口座タイプはおすすめできません。
この点、スタンダード口座ならばXMが提供する全てのボーナスを受け取れますし、最大1,000倍のハイレバ取引をすることも可能です。
他の口座タイプに比べてスプレッドが広い、という点は気になるところですが、ボラティリティが大きい通貨ペアを狙ってトレードすれば、さほど大きな問題にはならないでしょう。
- 最大1,000倍のハイレバ取引が可能
- XMが提供するすべてのボーナスの獲得が可能で、資金効率が非常に高い
XMでハイレバ取引をして効率よく利益を重ねたいならば、スタンダード口座の利用をおすすめします。
4-2. 複利で運用して効率よく資金を増やす
XMでハイレバ取引をして大きなリターンを得るには、複利で運用することも大切です。
複利運用とは、当初の資金にトレードで得た利益を加えて運用する取引手法のことをいいます。
この運用方法は、当初の資金のみを運用し続ける単利運用に比べて資金効率が非常に高く、取引回数を重ねるにつれて得られる利益が大きくなります。
■単利運用と複利運用を比較!
単利運用と複利運用で、得られる利益にどのくらいの違いが生じるのでしょうか。
下記取引条件のもと、シミュレーションしてみましょう。
【取引条件】
- 取引資金:10万円
- レバレッジ:1,000倍
- 通貨ペア:米ドル/円
- 取引開始時のレート:1ドル=130円
- 取引数量:毎回最大値(取引できる限界の通貨量)
- 利幅:毎回10pipsの利益
下表は、単利運用・複利運用で5回トレードした場合における口座残高の推移を表したものです。
▼取引開始後の口座残高
取引回数 | 単利運用 | 複利運用 |
---|---|---|
1 | 17万6,923円 | 17万6,923円 |
2 | 25万3,846円 | 31万3,018円 |
3 | 33万769円 | 55万3,801円 |
4 | 40万7,692円 | 97万9,801円 |
5 | 48万4,615円 | 173万3,494円 |
取引1回目の口座残高は同じですが、徐々に差がつき始め、5回目の取引を負える頃には複利運用した場合の口座残高が、単利運用した場合の3倍以上になっていることがわかります。
当初の資金は同額でも、運用方法によってその後の資金状況にここまでの違いが生じるのですね。
XMのハイレバ取引で効率よく稼ぐには、取引資金を増やし、より多くの通貨量をトレードすることが大切です。
取引資金を増やすには複利運用が効果的ですので、XMでハイレバ取引をする際は、当初の資金に利益をプラスしてトレードすることをおすすめします。
4-3. おすすめの取引手法はスキャルピング
XMでハイレバ取引をする際のトレード手法は、「スキャルピング」をおすすめします。
スキャルピングは注文~決済までを数分で完結させる「超短期取引」であるため、ハイレバ取引に伴うリスクを抑えつつ、少ない資金で大きなリターンを狙いにいけるからです。
この点について、もう少し詳しくご説明します。
そもそもスキャルピングとは、数秒から数分という短い時間でエントリーから決済までを完結し、これを何度も繰り返すことにより利益を積み重ねていく取引手法のことをいいます。
FXの取引手法には大きく分けて以下の4種類がありますが、スキャルピングはこれらの中で、ポジションを保有する期間が最も短いのが特徴です。
詳しくは後述しますが、ハイレバ取引は利益も損失も大きくなるトレードスタイルです。
レバレッジを高く設定していると、ほんのわずかな相場変動により含み損が急激に拡大し、ロスカット執行の憂き目に遭ってしまうリスクが高くなります。
そのため、ハイレバ取引をする際はポジションを長く持ちすぎず、トレンド相場の一撃にかけるトレードスタイルが適しています。
そこでおすすめしたいのが、スキャルピングです。
スキャルピングはポジションを保有する期間が短いため、よほどのことがない限り、「知らない間に含み損が急拡大してロスカットされていた」といったことは起きません。
わずかな値動きを狙ってトレードするため1回の取引で得られる利益は少なくなりがちですが、ボラティリティの大きい通貨ペアで取引すれば、効率よく利益を重ねられるでしょう。
■ スキャルピングはXMのロイヤリティプログラムと相性抜群!
出典:XM
スキャルピングは、XMのロイヤリティプログラムと相性の良い取引手法です。
XMでは取引量に応じて、トレードに使えるXMポイントが付与されます。
ハイレバレッジのスキャルピングでは短時間で大量の通貨をトレードするため、取引量が多くなります。
そして、XMポイントはあくまでも、「取引量」に応じて付与されるものです。
そのため、自己資金が少なくても「ハイレバレッジ×スキャルピング」取引をすれば、XMポイントを効率よく獲得できるのです。
スキャルピングは、ハイレバ取引ともXMのロイヤリティプログラムとも非常に相性の良い取引手法ですので、ぜひ取り入れていてくださいね。
4-4. ボラティリティが大きい通貨ペアを狙う
「より少ない資金で大きなリターンを狙いたい」という方には、ボラティリティ(価格変動幅)が大きい通貨ペアでトレードすることをおすすめします。
基本的なことですが、FXで得られる利益は「1通貨あたりの価格変動幅×通貨量」によって算出されます。
そのため、1回の取引でより多くの利益を得るには、価格変動幅が大きい通貨ペアをトレードする方法が有効です。
下表は、[米ドル/円]を10万通貨取引した場合に得られる利益を、価格変動幅別にまとめたものです。
▼10万通貨取引した場合に得られる利益
価格変動幅 | 10万通貨あたりの利益 |
---|---|
1pips | 1,000円 |
5pips | 5,000円 |
10pips | 1万円 |
30pips | 3万円 |
50pips | 5万円 |
※通貨ペア[米ドル/円]を10万通貨トレードした場合の利益額
取引する通貨量は同じでも、価格変動幅によって得られる利益に大きな違いが生じていることがわかります。
XMで取引できるボラティリティが大きい通貨ペアには、下記のようなものがあります。
- 豪ドル/円
- ニュージーランドドル/円
- 豪ドル/米ドル
- カナダドル/円
- 豪ドル/英ポンド
XMでハイレバ取引をする際は、これらの通貨ペアをトレードしてみてはいかがでしょうか。
4-5. ボラティリティが大きい時間帯を狙ってトレードする
ハイレバ取引で効率よく稼ぐには、ボラティリティが大きい時間帯を狙ってトレードする戦法も有効です。
通貨のレートは常に変動していますが、その変動幅には時間によって波があります。
実際、日本時間の16時~0時(冬時間は17時~1時)は価格の変動幅が大きい傾向にあり、これらのタイミングを狙ってハイレバ取引をすれば、大きなリターンを得られるかもしれません。
- 日本時間の16:00〜0:00
XMでハイレバ取引をする際は、通貨ペアだけでなく取引する時間帯も意識してみましょう。
5. 【応用】移動平均線を活用してトレードの勝率UPを狙う
利用する口座タイプや取引手法、通貨ペアが決まったら、いよいよトレード開始です。
ただ、ここで悩ましいのがエントリーや決済のタイミングです。
ハイレバ取引では多くの通貨を動かすため、タイミングを間違えると含み損が大きく広がってしまうかもしれません。
そこで活用したいのが、移動平均線です。
この章では、移動平均線を使ってエントリーや決済のタイミングを見極める手法について、わかりやすくご紹介します。
FX初心者の方でも実践しやすい、基本的な戦法をご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
5-1. 使うのは移動平均線の20EMAと100EMA
移動平均線とは、ある一定期間における価格の平均値を計算し、これを折れ線グラフで示したものです。
移動平均線はメジャーなテクニカルチャートのひとつで、相場の方向性を見極める際の手がかりとなります。
今回は、移動平均線のうち「20EMA(短期線)」と「100EMA(長期線)」を使って、エントリーのタイミングを見極めていきましょう。
- 20EMA…過去20日間における価格の平均値を示す短期線
- 100EMA…過去100日間における価格の平均値を示す長期線
▼移動平均線「20EMA」「100EMA」の設定方法
移動平均線は、MT4およびMT5の画面左に表示されているインディケータから「Moving Average」を選択し、パラーメーター期間を「20」と「100」に、移動平均線の種別を「Exponential」に設定すればOKです。
ラインの色は自由に選択できますので、20EMAと100EMAのラインカラーは違う色に設定することをおすすめします。
5-2. ゴールデンクロスとデッドクロスでエントリー
移動平均線20EMAと100EMAを使った手法はとてもシンプルで、ゴールデンクロスで買いエントリー、デッドクロスで売りエントリーします。
■ ゴールデンクロスとデッドクロス
ゴールデンクロスとは、20EMA(短期ライン)が100EMA(長期ライン)を上抜く現象のことをいいます。
この場合、相場が買い優勢に転じたと予測し、買いエントリーを仕掛けます。
これに対してデッドクロスとは、20EMA(短期ライン)が100EMA(長期ライン)を下抜く現象のことをいいます。
この場合、相場が売り優勢に転じたと予測し、売りエントリーを仕掛けます。
短期ラインと長期ラインがクロスする瞬間は、多くのトレーダーに注目されています。
ゴールデンクロス・デッドクロスをきっかけに、トレンド相場が一気に進ことも多いからです。
2本のラインがクロスするタイミングはトレンドの初動を表しますので、XMでハイレバ取引をする際は、ここを狙ってエントリーしてみてはいかがでしょうか。
6. XMでハイレバ取引をする際の注意点
XMにおけるハイレバ取引は、少ない資金で大きなリターンを得られる可能性のある、とても魅力的な手法です。
しかし、ハイレバ取引には相応のリスクもあるため、下記のような点に注意する必要があります。
この章では、XMでハイレバ取引をする際に注意すべき点について、ご説明します。
6-1. ハイレバ取引は利益も損失も大きい
ハイレバ取引は、「少ない資金で大きく稼げる手法」である反面、「諸刃の剣」でもあります。
レバレッジを高くすればその分大きなリターンを見込めますが、反対に、トレードに負けたときも同じくらい大きな損失を負うことになるからです。
例えば、資金1万円で[米ドル/円]のトレードをするとして、レートが5pips下がった場合の損失は下記のようになります。
▼レバレッジ別|米ドル/円のレートが5pips値下がりした場合の損失
レバレッジ | 取引可能通貨量 | 損失 |
---|---|---|
1倍 | 77通貨 | -3.85円 |
10倍 | 770通貨 | -38.5円 |
100倍 | 7,700通貨 | -385円 |
1,000倍 | 7万7,000通貨 | -3,850円 |
※取引通貨量は1ドル=130円として計算
レバレッジを1,000倍にすると、ドル/円がわずか5pips(0.05円)値下がりしただけで、3,850円もの損失が発生してしまうのです。
■ レートが0.1円値下がりしただけでロスカット執行されることも…
XMのロスカット率は20%ですので、上の例の場合、含み損が8,000円を超えた時点でロスカット執行となります(口座残高1万円・取引資金1万円の場合)。
「8,000円なら、けっこう余裕があるのでは?」と思われるかもしれませんが、レバレッジ1,000倍で取引する場合、1ドルあたり約0.1円値下がりしただけで、8,000円の損失が発生します。
0.1円程度の値動きは日常的に起きていますので、資金的な余裕がない状態でハイレバ取引をすると、「数秒目を話した隙にレートが動いてロスカットされてしまった」といった事態に陥りかねません。
■ XMはゼロカットを採用しているため借金を背負うことはないが…
XMはゼロカットを採用しているため、損失が膨らみ口座残高がマイナスになったとしても、借金を背負うことはありません。
ただ、大切な資金を全て溶かしてしまうような事態は、やはり避けたいですよね。
ハイレバ取引では、わずか数pipsの値動きで一気に資産を失うリスクがあります。
FX市場から一発退場、といった事態に陥らないためにも、ハイレバ取引をする際は最低限、下記のルールを守りましょう。
- ハイレバ取引は余剰資金で行う
- 口座に入金する資金は少額にとどめる
トレードにどれだけ酷い負け方をしたとしても、口座に預託してある資金が少なければ、大きな痛手にはなりません。
また上述のように、XMでは口座残高がマイナスになった場合、ゼロカットによりそのマイナス分をXM側が補填してくれるため、追証が発生することもありません。
大切な資産を守るための対策を講じてさえいれば、ゼロカットが大きな安心材料となり、積極的なハイレバ取引に挑めるでしょう。
6-2. XMでは口座残高に応じてレバレッジ規制を受ける
XMでは口座残高に応じて、設定できるレバレッジが規制されます。
▼XMで設定可能なレバレッジ一覧
有効証拠金額 | 最大レバレッジ |
---|---|
5ドル超ー4万ドル以下 | 1,000倍 |
4万ドル超ー8万ドル以下 | 500倍 |
8万ドル超ー20万ドル以下 | 200倍 |
20万万ドル超 | 100倍 |
口座の有効証拠金額が4万ドルを超えると、レバレッジ1,000倍での取引ができなくなります。
ハイレバレッジ取引をしたい方は、こまめに出金し、口座の有効証拠金額が4万ドルを超えないよう注意しましょう。
■ 注意!レバレッジ規制の基準は「口座残高」ではなく「有効証拠金額」
XMのレバレッジ規制は、口座残高ではなく「有効証拠金額」を基準に判断されます。
有効証拠金額とは、口座残高に保有するポジションの含み益や含み損を合わせた金額のことをいいます。
例えば、口座残高が3万ドル、保有する未決済のポジションの含み益が2万ドルある場合、口座の有効証拠金額は5万円となり、レバレッジ規制を受けてしまうのです。
保有するポジションの含み益が大きい状態でハイレバレッジ取引をしたい場合は、
- ポジションを決済して利確し、出金することで口座の有効証拠金額を減らす
- 口座を新たに開設し、新口座でハイレバ取引をする
といった対策をおすすめします。
6-3. 禁止トレードをすると口座を凍結されることがある
XMではトレードに関していくつかの禁止事項を設けており、それに触れると口座凍結や出金拒否といったペナルティを受けます。
XMの禁止トレード
- 窓埋めのみを狙ったトレード
- 複数口座間での両建て
- アービトラージ(裁定取引)
① 窓埋めのみを狙ったトレード
XMでは、窓埋めのみを狙った悪質なトレードをしている投資家に対し、口座凍結などの厳しい措置を講じています。
為替相場では市場がオープンする週開け、前週終値と週明け始値の価格に乖離が生じ、2本のローソク足の間に空間が発生することがあります。
これを「窓」と呼び、窓が生じた場合は通常、窓開け前の相場に戻る値動きをします(=窓埋め)。
例えば、前週終値が1ドル=130円、週明け始値が1ドル=133円となり、「窓が」形成されたとします。
この場合、レートは週明け後に「窓埋め」の動きを見せ、1ドル=133円から1ドル=130円に戻っていきます。
XMは、この値動き(=窓埋め)のみを狙って利益を得ようとする取引を、硬く禁止しています。
何度も取引を重ねる中で窓埋めを狙う形になった取引が1回や2回ある程度なら問題ありませんが、明らかに窓埋めのみを狙ったハイレバ取引を繰り返しているような場合は、何らかのペナルティを科せられる可能性があるので、注意しましょう。
② 複数口座間での両建て
XMでは、同一口座内における両建てのみ許されており、複数口座を利用した両建ては禁止されています。
例えば、XMで2つの口座を持っている人が、同一通貨ペアの買いポジションを口座①で、売りポジションを口座②で保有する、といった形での両建ては禁止されています。
複数口座を利用した両建てをすると、口座凍結などの厳しい処分を受けますので、絶対にやらないようにしましょう。
なお、XMでは複数口座を利用した両建て以外に、下記のような両建てについても禁止していますので、注意が必要です。
- XMと他業者間での両建て
- 複数人による組織的な両建て
- 特定通貨のヘッジ狙いで、異なる通貨ペアを大量に保有する行為
- EAが偶然行った、複数口座間での両建て
※XMにおける両建て取引については「XMの両建ては同一口座内のみOK|同一口座内で両建てするメリット」で詳しくご説明していますので、併せてご参照ください。
③ アービトラージ(裁定取引)
アービトラージとは、通貨の価格差を利用して利益を出す手法のことで、「裁定取引」や「さや取引」と呼ばれることもあるものです。
上図における米ドル/円のトレードでは、FX業者①の買値が1ドル125.33円であるところ、FX業者②の売値は1ドル125.35円となっています。
そうすると、FX業者①で買いポジションを注文し、時間差なくFX業者②で同量の売りポジションを注文すれば、理論上、必ず利益を出すことが可能です。
海外FXではゼロカットが採用されているため、どんなに損失を出しても、追証が発生することはありません。
そのため、経済指標発表時など相場の急変動が予想されるタイミングでアービトラージをすれば、一方のFX業者ではゼロカットにより損失を限定しつつ、もう一方のFX業者では大きな利益を得る、ということが可能になるのです。
しかし、投資家がこのような取引を繰り返すと、FX業者はゼロカットの補填が続き、大きな不利益を被る可能性があります。
そこで、XMはアービトラージを厳しく禁止し、これに違反した投資家に対し、出金停止や口座凍結といった、厳しい措置を講じているのです。
XMでは、禁止取引をしたトレーダーに対し、特別な警告を発することなくペナルティを科すことがあります。
トレードにかあっても口座を凍結されたり出金拒否されたりしては意味がありませんので、禁止取引をしないよう、十分注意しましょう。
まとめ
XMでハイレバ取引をして大きなリターンを得ることは、現実的に十分可能です。
実際、現在活躍しているFXトレーダーの中にはXMでハイレバ取引をして、少ない資金で大きな利益を得た方が存在します。
ハイレバ取引は「少ない資金で大きなリターンを狙う」取引手法ですので、XMでこういった手法の取引をする際は、下記のような点を意識して戦略を立てましょう。
移動平均線をはじめとするテクニカルチャートを判断材料に組み入れるのも、ひとつの方法です。
ただし、ハイレバ取引は利益も損失も大きい”諸刃の剣”ですので、XMでハイレバ取引をする際は、下記のような点に注意する必要があります。
ハイレバ取引はとても魅力的なトレード手法ですので、早速、挑戦してみてはいかがでしょうか。
リアル資金でトレードするのが怖い場合は、デモ口座を使って練習してみるのもおすすめですよ!