
「XMはレバレッジが高くて評判がいいけどちゃんと約定するの?」
「注文価格で約定できずに損失を出したりしないのかな」
あなたは今、XMの取引でちゃんと約定するかどうか心配されていますね。
結論から言えば、XMの取引で約定の心配をする必要はありません。
実際、XMの取引では約定拒否や価格が滑る「スリッページ」はほとんど起こりません。
また、実際に取引が約定する確率(約定率)は99.98%と業界でも最高水準の約定力を誇ります。

約定力とは、トレーダーの思い通りに取引を約定させることができる力を示します。
もちろんこの約定力はFXトレードの利益に直結します。
つまり約定力が強いXMであれば、約定が遅れて利益が減ったり、損失が拡大するといったリスクを回避し、安全に取引することができるのです。
その意味でXMのような強い約定力を持つ海外FX業者を利用することは、FXで利益を上げる上での最良の近道であると言えるでしょう。
ただし、注意しなければいけないのは、どんなに約定力が強いXMであっても、スリッページを完全に防ぐことは出来ないという点です。
思いがけない損失を避けるためにもスリッページに対する適切な備えはたいへん重要なのです。
そこで今回は
- XMで約定の不安は無用!4つのポイントで解説
- XMが約定率を高くできる2つの理由
- 【ここだけは注意】約定力が高いXMでもスリッページは起こる!
- スリッページが起こりやすい3つの取引タイミング
- スリッページを回避する3つの対処法
について詳しく解説していきます。
この記事を読めば、XMの約定力の高さとその理由を正しく理解し、適切に取引をすることができますよ。
目次
1.XMで約定の不安は無用!4つのポイントで解説

まずは業界最高水準とされるXMの約定力の高さについて、以下の4つのポイントから解説していきましょう。

一つずつ解説していきましょう
1-1.圧倒的な約定力!約定率は99.98%
冒頭でもお伝えした通り、XMの約定率は99.98%と業界でも最高の水準を誇ります。
【約定率とは】 約定率とは、FXトレードの取引注文が実際に成立した割合を示す指標です。注文に対してどれだけの割合が約定されたかを示し、約定率が高いほど注文が成立しやすいことを意味します。 約定率は、次の式で計算されます。 | ||
約定率 =(約定した注文数 ÷ 発注した注文数)× 100% | ||
例えば、100回注文を出して90回約定した場合、約定率は90%ということになります。 |
約定率の高さはそのまま約定力の高さを示します。
約定率については、すべての業者が公表しているわけではありません(高い業者のみ公表している)。ただし平均的な国内FX業者の約定率は、概ね90%前後とされています。
この数値を考慮すれば、XMの約定率99.98%が、いかに高い数値であるかがわかります。
1-2.約定までの時間が短い
XMは約定までの時間の短さの点でも特筆すべきものがあります。
XMは短時間で取引ができることを特に重視しており、サーバーや取引システムを効率化することで、最短時間での約定を実現します。
実際、XMは前取引の全注文の99.35%が1秒以内に約定されるということをホームページにも明記しています。
このような一定時間の約定率を公表しているFX業者は、他にほとんど例がなく、XMが約定までの時間の短さに対して自信を持っていることが理解できます。
参照:XMでは約定拒否されることはありますか?(XM公式ページ)
1-3.約定拒否が発生しない
XMは約定拒否が少ないという点でも、取引に際して大きな安心感があります。
【約定拒否とは】 約定拒否は、FX取引で注文を出した際に、その注文が指定した価格で約定しないことを指します。一般的に取引で注文した価格で取引ができない場合には、業者が新たな価格を提示する「リクオート」がおこなわれます(XMではリクオートなしの方針であるため行われません)。 約定拒否は相場が急変する局面で多く発生するため、急激な価格変動で約定できない中、短時間で損失が拡大するため、深刻な危機を招く可能性があります。 |
XMの約定率は99.98%ですので、実際の取引で約定拒否が起こる確率は0.02%、5000回取引をして2回だけです。
仮に国内FX業者の平均を約定率95%とすれば、約定拒否は20回に1回起こる可能性があるということになります。
この比較を見るだけでも、XMの約定拒否の少なさは一目瞭然です。
1-4.スリッページはほとんどない
XMのトレードでは、スリッページは滅多に起こりません。
例えばドル円の取引で、1ドル150.00円で買い注文を入れても、実際に約定された価格が150.03円だったということは実際によく起こります。
このように約定価格が注文価格とズレることをスリッページと言い、価格が「すべる」などと表現します。

スリッページの発生は、トレーダーが思い通りのトレードができていないことを示すものであります。この意味でスリッページが少ないことは業者の約定力を示す指標となるというわけです。
FX取引においてスリッページは国内FX、海外FXに関わらず頻繁に発生しており、FX業者の多くはスリッページの発生をいかに防ぐかという点で競い合っています。
スリッページは基本的に、トレードの約定が遅れる状況で発生します。
しかしXMの場合、すでに確認した通り、全トレードの99.35%が1秒以内に約定する環境が整えられており、スリッページ自体が滅多に起こりません。
この点でもXMはトレーダーにとって理想的な取引環境を提供していると言えるでしょう。
2.XMが約定率を高くできる2つの理由

XMが高い約定率を維持し、トレーダーにとって最適な取引環境を提供できるのは、以下の2つの理由があるからです。

一つずつ確認しましょう。
2-1.取引の透明性が高いNDD方式を採用している
XMの約定率が高い理由としてまずあげられるのが、NDD方式(ノン・ディーリングデスク方式)方式という取引方式を採用している点にあります。
NDD方式とはNon-Dealing Desk方式の略で、トレーダーがディーラーを介さず、直接インターバンク(為替取引市場)にアクセスして取引を行う仕組みのことです。
FXの取引方式には、トレーダーとFX業者が取引には、DD方式(ディーリングデスク方式)とNDD方式(ノン・ディーリングデスク方式)の2つの方式があり、ディーラーを介する取引方式をDD方式、ディーラーを介さない取引方式をNDD方式と言います。
この2つの取引方式は以下のような違いがあります。

簡潔に言えば、DD方式では、海外FX業者がディーラーとして取引を仲介するため、ディーラーの裁量で取引を意図的にコントロールできてしまう状況が生まれるのです。
このため、取引の透明性はどうして低下することになり
- スリッページ(注文レートと実際に約定した約定レートとの間に差が発生する)
- 約定拒否(トレーダーが高い利益を確保できる取引を拒否する)
- ストップ狩り(ストップロス注文を狙って利益を獲得する)
が頻発することになります。
DD方式を採用する国内FXのスプレッドがFXなど海外FXに比べて狭くできる背景には、このDD方式による利益が影響していると言われています。
これに対してXMの採用するNDD方式は取引をコントロールするディーラーが存在しないため、恣意的な取引が発生する余地はなく、透明性の高い取引を実現することができます。
意図的なスリッページや約定拒否が発生する余地はなく、必然的に約定力は高くなり、かつトレーダーが利益を生みやすい環境が整備されるというわけです。
NDD方式の透明性の高さについては、以下のページでも詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
参考記事:海外FXのNDD方式を詳しく解説!【おすすめ業者ランキング付】
2-2.マリー取引によってスリッページの発生を回避できる
XMの約定力がたかいもう一つの理由がマリー取引と言われる取引方式です。マリー取引が成立すれば、事実上スリッページが発生することはありません。
前章ではNDD方式が、トレーダーがディーラーを介さずにインターバンクと直接取引をする仕組みであることはお伝えしました。そしてNDD方式の中には、マリー取引とカラー取引という2つの手法があります。
カバー取引とはトレーダーの注文をインターバンクに流し取引を成立させる取引手法です。
もちろんNDD方式であればディーラーによる意図的なスリッページの発生はありませんが、インターバンクの為替相場の変動状況によってスリッページが発生すれば、これを防ぐことはできません。
これに対してマリー取引とはFX業者が自社で抱える顧客(トレーダー)の注文同士を相殺させることで、より早い取引の約定を実現する取引手法です。

マリー取引はDD方式とは異なり、あくまでも自社内で売り買いの取引をマッチングさせるだけで、ディーラーとして自ら売買を行うわけではありません。
このためマリー取引がトレーダーの損失につながることはありません。
スリッページは売買を成立させる相手が見つからないことによって起こりますが、マリー取引によって自社内で売買の相手が見つかってしまえばスリッページが起こることはあり得ません。
XMではこのマリー取引が成立しない場合(自社内で取引が成立できない場合)のみ、カバー取引によってインターバンクへ注文を流すという方式をとっています。
このマリー取引によって、XMはさらにスリッページの確率を減らし、強力な約定力を維持することに成功しているのです。
3.【ここだけは注意】約定力が高いXMでもスリッページは起こる!

ここまでXMの約定力の高さについて詳しく解説してきましたが、注意しなければいけないのは、いくら約定力が高いXMであってもスリッページは起こり得るということです。
FXトレードは、売りと買い両方の注文があって初めて成立します。しかし取引量が急増すると、注文が売りか買いのとちらかに集中し、取引が極端に成立しづらくなることがあります。
このように注文がどちらかに極端に偏る状況になってしまうと、いくら約定力が強いXMであっても、スリッページはまれに発生する可能性があるのです。
特にXMでは、価格を再提示する「リクオートなし」を方針としており、価格急変時には指定価格を多少超えても即時に成行で注文を処理します。
このため、たとえ約定力の強いXMでトレードを行う場合であっても、スリッページへの備えは大切になります。
次章からはスリッページが起こるタイミングと対処法について確認していきましょう。
4.スリッページが起こりやすい3つの取引タイミング

スリッページには起こりやすいタイミングがあります。特に以下の3つのケースでは注意する必要があります。

一つずつ確認しましょう。
4-1.為替レートが急激に変動した場面
スリッページを最も警戒する場面は相場が急変するタイミングです。
相場が急変するタイミングでは、注文が売りか買いのどちらかに集中するため取引が相殺できず、約定に遅延が発生します。
さらに注文が殺到するとサーバーの処理が遅れ、これもスリッページを拡大する原因となります。
以下の時間帯は特に相場の急変が起こりやすく、取引においては注意が必要です。
- 重要な経済指標が発表されるタイミング
- 突発的な自然災害
- 週末の要人による発言の直後の週明け相場
経済指標の発表は、スリッページが発生しやすく取引のリスクが大きいというデメリットがありますが、大きく儲けるチャンスとして捉えることもできます。
以下のページでは、経済指標時のトレードのメリットと注意点について詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
参考記事:XMで経済指標トレード!取引方法とメリット・デメリットを解説
4-2.極端に売買注文が少ない早朝5時〜7時(夏時間4時〜6時)
反対に取引が少ない時間帯もスリッページが発生しやすくなる傾向があります。
特に注意すべき時間帯は日本時間の早朝5時〜7時(夏時間4時〜6時)です。
取引が少なく、流動性の低い時間帯は取引の参加者が少なく、FXの売買が成立しにくくなります。このため約定までの時間がかかり、結果としてスリッページが発生しやすくなります。
ニューヨーク市場が閉じたあとの日本時間の早朝5時〜7時(夏時間4時〜6時)は、1日のなかで最も取引が少なく、スリッページも発生しやすくなるのです。
またこの時間帯は、スリッページが起こりやすいだけでなく、スプレッドも広がる傾向にあるため、この点でも注意が必要です。
XMのスプレッドが広がる時間帯については、以下のページでも詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
参考記事:【口座タイプ別】XMスプレッド|優位に取引できるおすすめ口座まで解説
4-3.回線やインフラに問題が発生した場面
スリッページはインターネット回線の速度やFX業者のサーバーの処理速度の低下によって引き起こされる場合もあります。
回線の遅延にはさまざまな原因があり、また突発的に起こるため避けることもできません。このため回線速度が遅いと感じた際は、トレードを見送るなどの対応も必要になります。
またXMのサーバーの不調によるスリッページも稀に起こります。
サーバー障害が発生した場合、XMの公式ページやメールなどで状況を知らせる連絡があるため、この連絡を受け取ったら、速やかに取引を手仕舞いすることをおすすめします。
5.スリッページを回避する3つの対処法

これまでお伝えしてきた通り、XMは約定力が高く、スリッページの発生は稀ですが、稀に起こるスリッページの発生をさらに回避する方法としてあげられるのが以下に示す3つの対処法です。

一つずつ確認していきましょう。
5-1.指値注文で取引する
成り行き注文ではなく指値注文を行うことで、スリッページの発生を一定程度防ぐ効果があります。
成り行き注文の場合、常に注文時点での市場価格で約定するため、相場の急変局面では大きなスリッページに巻き込まれる可能性がより高くなります。
これに対して、価格を指定して注文を行う指値注文では、原則としてトレーダーが希望する価格でのみ取引が成立するため、相場の急変時に価格が一気に動いても、基本的に指定した価格に到達しない限り注文は実行されません。
この点で、指値注文はスリッページのリスクを回避しやすくなるというわけです。
ただし、相場の急変の局面では、指値注文でも完全にスリッページを回避することはできない可能性があるという点についても知っておく必要があります。
指値注文は基本的に指定価格でしか約定しませんが、急激な市場の動きやギャップ(価格差)によって、価格が指定価格を超えてしまうことがあります。
特にXMでは「リクオートなし」の方針をとっているため、相場の急変局面では指定価格での約定が難しくなり、スリッページが発生する可能性があるのです。
【XMの「リクオートなし」は価格急変に対する備え】 お伝えした通りXMはスリッページが起きた際に価格を再提示する「リクオート」を行わない方針と取っています。 一見すると不親切な対応のように見えますが、これは価格急変時に約定が遅れることによって損失が拡大することを回避するための措置でもあります。 リクオートが発生する状況では、トレーダーが注文を出した価格での約定が不可能になり、新たに提示された価格を受け入れるかどうかを決めなければなりません。 相場の急変局面でこの間の対応で約定が遅れれば、損失は短時間で急激に拡大する可能性があるのです。 XMの「リクオートなし」は、こうしたリスクを減らし、特に急激な価格変動においてトレーダーが希望する取引をできる限り維持するための手段であるということです。 |
5-2.取引量が多い時間帯に取引する
市場の流動性が高い時間帯、つまり取引が活発に行われる、取引量の多い時間帯に取引をすれば、スリッページに巻き込まれる可能性は低くなります。
取引に参加するトレーダーが多い状況では、売り・買い両方の注文が常に安定的に供給されるため、取引に時間がかかることもなく、結果としてスリッページを回避することができるというわけです。
特に取引量が多い時間帯として挙げられるのが、ロンドン市場とニューヨーク市場が同時に開いている、日本時間の22:00 ~ 01:00(夏時間の場合23:00 ~ 02:00)です。
この時間は1日のうちで特に取引量が多く、スリッページが起こりにくいだけでなく、スプレッドも狭くなります。
このため、FXトレードを行う上では最適な時間帯ということができるでしょう。
5-3.VPS(仮想プライベートサーバー)を利用する
取引時にVPS(仮想プライベートサーバー)を利用することもスリッページ対策に効果的です。
VPSを使用すると、インターネット接続が高速になり、また接続が安定するため、注文の実行が迅速になり、回線に起因する取引の遅延やスリッページの発生を減らすことができます。
またVPSを利用することで、エキスパートアドバイザー(EA)の利用が可能になるため、自動売買で儲けることもできるようなります。
XMではVPSの提供も行なっており、以下の条件をクリアするトレーダーであれば、だれでも無料で利用することができます。
- SD 1000ドル以上に相当する残高が口座にある
- 一ヶ月に最低往復5ロット(もしくは往復500マイクロロット)以上の取引がある
条件を満たさないトレーダーでも、一ヶ月28ドルの利用料金で利用可能です。
参照:XMTrading MT4 バーチャル・プライベート・サーバ(VPS)
また、XMでVPSを利用した自動売買に興味のある方は、以下のページでも詳しく解説していますので、ぜひご確認ください。
参考記事:XMの自動売買は勝率が上がる!実際の体験談と成功するためのポイント
【約定力で選ぶならXMがおすすめ】 |
XMなら業界最高水準の約定力で、約定拒否やスリッページの心配がない取引環境で、安定したFXトレードを実現できます。 |
まとめ
今回はXMの約定について詳しく解説しました。
XMの約定力は業界最高水準であり、特に以下の4つの点において、XMの約定について心配は無用です。
XMで約定の不安は無用!4つのポイント |
・圧倒的な約定力!約定率は99.98% ・約定までの時間が短い ・約定拒否が発生しない ・スリッページはほとんどない |
XMが高い約定率を維持し、トレーダーにとって最適な取引環境を提供できるのは、以下の2つの理由があるからです。
XMが約定率を高くできる2つの理由 |
・取引の透明性が高いNDD方式を採用している ・マリー取引によってスリッページの発生を回避できる |
ただし、いくら約定力が高いXMであってもスリッページは起こり得るということは忘れてはいけません。
このため、スリッページに対する備えは重要です。
スリッページには起こりやすいタイミングがあります。特に以下の3つのケースでは注意する必要があります。
スリッページが起こる3つのタイミング |
・為替レートが急激に変動した場面 ・極端に売買注文が少ない早朝5時〜7時(夏時間4時〜6時) ・回線やインフラに問題が発生した場面 |
XMは約定力が高く、スリッページの発生は稀ですが、稀に起こるスリッページの発生をさらに回避する方法としてあげられるのが以下に示す3つの対処法です。
スリッページを回避する3つの対処法 |
・指値注文で取引する ・取引量が多い時間帯に取引する ・VPS(仮想プライベートサーバー)を利用する |
この記事が、あなたがXMの約定力を見極めるための有益な情報となることを願っています。
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