「XMの口座が休眠口座になったら損害が出る?」
「元に戻すにはどうしたらいいの?」
あなたは今、XM口座が休眠口座になることを心配されていますね。
XMの取引口座は取引や入金を90日間行わず口座を放置すると休眠口座になりますが、休眠口座になると以下の2つのデメリットが発生します。
ただしこれら2つのデメリット以上に大きな被害や損失を被ることはなく、実際には休眠口座になったとしてもすぐに取引を再開することも可能です。
また突然、証拠金を出金できなくなるような深刻な事態に陥ることもないため、休眠口座になったからといって慌てる必要はなく、冷静に対処すれば大きな損失を被ることはありません。
もちろん、だからといって休眠口座をそのまま放置してもいいというわけではありません。
実際に休眠口座を放置して「口座凍結」となると入出金も取引再開もできない状況に陥ることになります。
そこで今回は
- XMの休眠口座とは
- XMの休眠口座を解除する2つの方法
- XMで休眠口座に陥ることを確実に防ぐことができる裏技
- XMで本当に注意すべきは休眠口座よりも禁止行為による口座凍結
- 突然の口座凍結を招くXMの11の禁止行為
について詳しく解説していきます。
この記事を読めばあなたもXMの休眠口座に正しい理解を持ち、適切な対処ができるようになります。
目次
1.XMの休眠口座とは
まずはどのような場合に休眠口座となり取引や入出金にどのような影響が現れるのか、XMの休眠口座の基本的な特徴について、以下の5つのポイントから解説しましょう。
では一つずつ解説していきます。
1-1.90日口座を放置すると休眠口座になる
まずはどのような条件で、XMの取引口座が休眠口座になるのか、その条件を確認しておきましょう。
XMの取引口座が休眠口座となるのは、その取引口座で取引や入金を行わないまま90日間が経過した場合です。
この条件を満たした場合、取引口座は残高がいくらあっても休眠口座に移行されるため注意が必要です。
反対にポジションを一つでも持っていれば取引があるとみなされるため、休眠口座に移行することはありません。
この特徴を利用した休眠口座になるのを防ぐ裏技もあります。
この裏技については3.休眠口座に陥ることを確実に防ぐことができる裏技で詳しく解説していますのでご参照ください。
1-2.休眠口座になったらどうなる!2つのデメリット
では次に、XMで休眠口座になった場合どのようなデメリットが発生するのかについて確認しましょう。XMの取引口座が休眠口座になった場合、以下の2つのデメリットが生じることになります。
- 口座から毎月5ドルの口座維持手数料が減額される
- ボーナス・XMポイントは全て消滅する
一つずつ確認しましょう
◎口座から毎月5ドルの口座維持手数料が減額される
休眠口座になると、取引口座の口座維持手数料として、毎月5ドルが残高から差し引かれることになります。
一月当たり5ドルですので、損失としてはそれほど大きくはなく、休眠口座になったからすぐに大きな損害が発生するということではありませんが、休眠口座になってしまった場合はできるだけ早く復旧するのが賢明であると言えるでしょう。
◎ボーナス・XMポイントは全て消滅する
取引口座が休眠口座に移行した時点で、口座に付与されたボーナスやXMポイントは全て消滅します。
XMはボーナスが手厚い海外FX業社としても知られており、ボーナスやポイントの消滅は、口座維持手数料の支払いよりも損害が大きいと感じる方も多くいます。
このためボーナスを効率的に利用して取引を行っているトレーダーの方は、自分の口座が休眠口座になることはできるだけ避けたいところです。
1-3.休眠口座はアカウント単位で実施される
取引口座が休眠口座になる判定はアカウント単位で行われるため、複数の口座を持っている場合、いずれかの口座での取引・入金の履歴が90日以内にあれば休眠口座になることはありません。
例えばスタンダード口座で取引が90日以上なくても、マイクロ口座やゼロ口座での取引があれば、取引を行っていないスタンダード口座も休眠口座に移行されることなく、そのまま維持されます。
つまり、休眠口座になる場合、所有している複数の口座が全て休眠口座になります。
1-4.休眠口座をさらに放置すると「口座凍結」の状態になる
休眠口座の残高0の状態で90日間放置すると「口座凍結」に移行します。
休眠口座になると1ヶ月当たり5ドルが口座維持手数料として減額され続けることになりますが、休眠口座は残高が0になってもすぐに消滅するわけではなく、そのまま90日間維持されます。
この期間を過ぎると休眠口座は「口座凍結」となります。
そして一旦、口座が凍結されると、取引停止となり入出金もできない状況に陥ります。
実は休眠口座と口座凍結でその状況は大きく異なり、口座凍結ではより深刻な問題に直面することになるのです。
次章では休眠口座と口座凍結の違いについて詳しく見ていきましょう。
1-5.休眠口座と口座凍結の違い
XM公式ページでも休眠口座と口座凍結は同じページで解説されており、一緒に語られるケースが多くありますが、休眠口座になった場合と口座凍結になった場合では異なる点が多くあります。
休眠口座と口座凍結の違いは以下の通りです。
【休眠口座と口座凍結の違い】
口座凍結 | 休眠口座 | |
---|---|---|
会員ページへログイン | できない | できる |
MT4/MT5へのログイン | できない | できる |
入出金 | できない | できる |
できない | できる | |
口座維持手数料 | なし | 1ヶ月当たり$5ドル |
「休眠口座」「口座凍結」のタイミング | ・残高0円休眠口座の状態で90日 ・禁止行為を行った場合 |
・90日以上取引がない場合 |
口座単位・アカウント単位 | 口座単位 | アカウント単位 |
上の表でも分かる通り、口座凍結では取引や入出金を含めたあらゆる手続きが停止となり、会員ページや取引ツールMT4/MT5へのログインすらできなくなります。この点で口座凍結は深刻な事態を招くリスクがあります。
これに対して休眠口座では取引や入出金などに制約はほとんどありません。
休眠口座に陥った場合、月々5ドルの口座維持手数料とボーナスが消滅するというデメリットはありますが、口座はすぐに復活でき、入出金や取引もこれまで通り行うことができます。
これらの点を考えればXMの口座が休眠口座になることよって深刻な事態に陥ることはないと言ってもいいでしょう。
口座凍結が行われるのは
・残高0円休眠口座の状態で90日
・XMが定める禁止行為を行った場合
の2つのケースがありますが、このうち深刻な問題を招くのは「禁止行為を行った場合」です。この点については5.本当に注意すべきは休眠口座よりも口座凍結でさらに詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
2.XMの休眠口座を解除する2つの方法
XMの口座が休眠口座となった場合、これを解除し通常の口座に戻す方法はとても簡単です。
特別な手続きは一切必要なく、以下の2つの方法のいずれかを行うだけで自動的に休眠口座が解除されます
一つずつ確認しましょう
2-1.MT4/MT5へログインして取引を行う
休眠口座はMT4/MT5へのログインは停止されていないため、取引ツールを立ち上げ、通常の方法でログインして取引を1回行うだけで休眠口座が解除されます。
休眠口座は口座単位ではなく、アカウント単位で移行されるため、いずれかの口座でログインして取引を行えば、持っている口座全てが休眠口座から通常の口座へ移行されることになります。
もちろん取引の規模は問われないため、例えばマイクロ口座で最小通貨単位である0.01lot(10通貨)の取引を行うだけで口座を復活させることが可能です。
2-2.XM会員ページにログインして入出金手続きを行う
休眠口座はXM会員ページへのログインも規制されていないため、通常通りログインし、入金か出金を行うだけで休眠口座を解除することができます。
XMの入出金の最低金額は国内銀行送金の場合は最低1万円、クレジット/デビットカードの場合は500円となりますが、休眠口座の復活に入出金の金額は問われません。
入出金の履歴が発生すれば、その時点で休眠口座は直ちに解除されます。
3.XMで休眠口座に陥ることを確実に防ぐことができる裏技
実はXMの取引口座が休眠口座に陥ることを簡単に防ぐ裏技的な方法があります。
XMでは口座を複数持っていても、そのうちの一つの口座でポジションを持っていれば、取引があるとみなされ休眠口座になることはありません。
そこでまず自分のアカウントに、「マイクロ口座」の口座タイプで新たな口座を作成します。
(マイクロ口座をすでに持っている場合は新たに口座を作成する必要はありません)
マイクロ口座の最小取引単位は10通貨(0.01lot)に過ぎません。
この特徴を利用し、マイクロ口座上に10通貨のポジションを持ちそのまま決済せずに維持します。
10通貨はドル円の取引であれば10ドルですので、マイクロ口座に入金する証拠金も10ドルで十分です。
取引額と同じ証拠金額が入金されていれば、ポジションが強制決済されることは絶対にありません。
そしてXMで実際に売買がなかったとしてもポジションを持っていればその期間は取引があるとみなされるという特徴があります。
つまりマイクロ口座のポジションが維持されている限り、自分の口座が休眠口座になることは絶対にないということになるわけです。
あまり取引をしないという方や、しばらくXMでの取引を休みたいという方は、この方法を利用することで休眠口座やその先の口座凍結を避け、安全に自分の取引口座を維持することができます。
4.XMで本当に注意すべきは休眠口座よりも禁止行為による口座凍結
1-5.休眠口座と口座凍結の違いでも簡潔にお伝えしましたが、深刻な事態が生じる可能性があるという点で考えれば、本当に注意すべきは休眠口座ではなく「禁止行為による口座凍結」です。
すでにお伝えしている通り、口座凍結に陥るケースは
- 残高0円休眠口座の状態で90日
- XMが定める禁止行為を行った場合
のいずれかです。
このうち、休眠口座から口座凍結に移行する場合、その時点で残高はすでに0円となっていますし、残高が0円になってさらに90日という長い時間が必要である点を考えれば、口座凍結を避けるために対処する十分な時間があると考えていいでしょう。
しかし禁止行為による口座凍結の場合、取引中であっても突然、口座凍結が行われ口座凍結となった瞬間に、その口座にある全ての証拠金は出金できなくなってしまいます。
つまりこの時、その口座に入金していた証拠金は全て損失として確定することになるわけです。
このためこの「禁止行為による口座凍結」は何としても避ける必要があります。
もちろん「禁止行為による口座凍結」は、禁止行為を行わなければ絶対に実行されませんし、XMが定める禁止行為についても、あらかじめなにが禁止行為であるかを正しく把握しておけば口座が凍結されるということはまず起こりません。
次章ではこの「XMが定める禁止行為」について、具体的に確認していきましょう。
5.突然の口座凍結を招くXMの11の禁止行為
XMでは以下に示す11の取引が禁止行為として定められており、これらの取引を行うことにより、取引口座が凍結される可能性があります。
もちろんこれらの行為はいずれも、その行為が禁止行為であるということを知っていれば、簡単に避けることができるものばかりですので、これらの禁止行為をことさらに怖がる必要は全くありません。
一つずつ解説していきましょう。
5-1.複数の口座を利用した両建て
XMでは同一口座で両建ての取引を行うことは禁止されていませんが複数の口座を使って両建ての取引を行うことは禁止されています。
これはXMではゼロカットが口座単位で別々に適用されているための措置であると言えます。
別々にゼロカットがかかる2つの口座を利用して両建てを行えば、相場が変動して片方が大きく利益を出す場合に、もう片方の口座はゼロカットによって損失が限定されます。
つまりこの方法で取引ができればリスクゼロでハイリターンの取引が可能になってしまうというわけです。
このためこの取引はXMの禁止行為の一つとされています。
5-2.他のFX業者の口座を利用した両建て
XMでは、XM以外の他のFX業者の口座を利用して行う両建て取引も禁止されています。
これが禁止される理由も複数の口座の両建てが禁止されているのと同じ理由です。
ゼロカットを採用する海外FX業者2社の口座を利用して両建てを行えば、トレーダーは取引のリスクを回避して大きな利益を得ることができます。
しかし業者にとっては確実に大きな損失を被る取引となるため、これを許容する海外FX業者はほとんど存在しません。
別の業者を利用すればバレないだろうと考える方もいるかもしれませんが、海外FX業者の取引ツールはほとんどMT4やMT5などに統一されているため、取引履歴からバレてしまいます。
口座凍結のリスクを考えれば、複数業者を利用した両建ては絶対に避けるべきと言えます。
5-3.複数人で別口座を利用して取引を行う両建て
家族や友人と組んで名義の違う口座を作り、別名義の2つの口座を利用して両建てを行う行為もゼロカットの悪用による禁止行為と見なされます。
名義が違えばXMにバレないのではないかと考えるのはやはり早計です。
取引は取引ツールを介して常に監視されているため、禁止行為を隠し通すことはできません。
5-4.裁定取引(アービトラージ)
裁定取引(アービトラージ)によって利益を上げる行為もXMの禁止行為の一つです。
裁定取引(アービトラージ)とは業者間の価格差を利用して売りと買いを同時に行い、確実に利益を上げる取引手法のことをいいます。
例えばドル円の取引でも、あるFX業者の売値が1ドル130.1円、他の業者の買値が1ドル129.9円と、価格差が生じる場合があります。
この価格差が生じている時に売りと会を同時に行えば、確実に価格差分の利益、この場合は1ドル0.2円を確実に儲けることができるというわけです。
もちろんトレーダーがリスクゼロで儲けることができる取引はFX業者にとって確実に損失であり、これを認めてしまえば、業者の営業は成り立ちません。
このためこの裁定取引(アービトラージ)もほとんどの海外FX業社で禁止されています。
5-5.指標発表・要人発言にハイレバレッジのトレードを行う
XMでは経済指標の発表や為替相場に影響を与える要人発言などのタイミングに合わせてはいレバレッジのトレードを行う行為も禁止されています。
経済指標発表や要人発言のタイミングは為替相場が大きく変動しやすいタイミングです。
これに合わせてハイレバレッジのトレードを行った場合、相場の変動に合わせて大きな利益となるか、大きな損失となるか二つに一つです。
ここで運良く大きな利益を出すことができれば、利益はそのまま懐に入りますが、一方で大きな損失を出した口座ではゼロカットが発動し、損失が限定されることになります。
例えば証拠金1万円を入金し、1ドル130円で1lot(10万通貨)を買い、指標発表後135円まで値上がりした場合の利益は
(135円 - 130円) × 10万通貨 = ¥500,000
となり、50万円の儲けです。
これに対して同じ条件で、売りでポジションを持った場合、損失額が50万円ということになりますが、ゼロカットがあるXMの場合、どれだけ損失が膨らんでも、実質的な意味での損失は証拠金額1万円を超えることはありません。
50万円の儲けに対して1万円の損失リスクではリスクとリターンが拮抗せず、XMにとってはたいへん不利な取引となってしまいます。
このためXMではこれを禁止行為として定めています。
5-6.窓埋めだけを狙った取引
XMでは、週明けの「窓開け」の後に発生する「窓埋め」を狙った取引だけを行うことは禁止行為とされています。
FXでは週明けの取引開始時に、週末の価格から大きく価格差が開くことを「窓開け」と言います。
この窓開けの後に起こりやすいのが「窓埋め」です。
「窓埋め」とは、窓開けで生じた価格の乖離の反動として、価格が週末の価格に近づく状況のことを言います。
「窓開け」の後は高い確率で「窓埋め」が起こり、これを利用した取引は極端に利益を上げやすいため、XMではこの「窓埋め」のチャンスだけに集中して取引を行う行為を禁止しています。
5-7.接続遅延やレートエラーを狙った取引
XMでは、サーバーの遅延やサーバーエラーで為替レートの表示が遅れた場合などを狙って取引する行為も禁止されています。
要人発言や経済指標発表などのタイミングで大量の注文が入ると、サーバーに負荷がかかりエラーや遅延が起こることがあります。
実際にはこれらの遅延やエラーではXMではほとんど起こりませんが、このような場面を狙って集中的に取引を行う行為は禁止取引とされています。
5-8.ボーナスやXMポイントの不正取得
XMはボーナスやXMポイントなどのサービスが充実した海外FX業者として知られていますが、これらのボーナスやポイントを不正に取得する行為は禁止されています。
例えば
- 第三者の名前で新規口座を作り口座開設ボーナスを二重取得する
- XMポイントを貯めるためだけに両建て取引を繰り返す
などが禁止行為に当たります。
5-9.本人名義ではない口座を利用した取引
XMでは、口座開設は本人名義のみ認められており、家族や友人などの名義で口座を開設して取引する行為は禁止されています。
口座名義人以外が、その口座を管理し取引を行ったことが発覚した場合、即座に口座が凍結され、全ての取引が停止となるため注意しましょう。
5-10.サーバーに過度な負担をかける取引
XMでは、自動売買ツール(EA)などを利用して短時間に高頻度の取引を繰り返し、サーバーに大きな負荷をかける行為は禁止されています。
最近では気軽に利用できる自動売買ツールが多く出回っており、これらを利用して取引をしているトレーダーも少なくありません。
もちろんXMでも自動売買ツールの利用は禁止されていませんが、過度に取引を繰り返す設定でサーバーに大きな負荷をかける行為は、遅延やエラーの原因となるため禁止されています。
5-11.自己アフィリエイトによる報酬の不正取得
XMではアフィリエイトのプログラムも充実していますが、自己アフィリエイト(自分が作ったアフィリエイトサイトからXMの口座を開設してトレードすること)は禁止行為とされています。
XMのアフィリエイトでは、本人以外の勧誘は家族や友人であってもなんら問題はありません。
親や兄弟がアフィリエイトを通じてXMの口座を解説しても、アフィリエイトの報酬は約束通り支払われます。
ただし、自分で設置したアフィリエイトリンクから自分が口座を開設するのは禁止行為です。
XMのアフィリエイトについては以下のページでもさらに詳しく開設していますの、ぜひ参考にしてください。
まとめ
今回はXMの休眠口座について詳しく解説しました。
XMの取引口座は取引や入金を90日間行わず口座を放置すると休眠口座になり、以下の2つのデメリットが発生します。
- 口座から毎月5ドルの口座維持手数料が減額される
- ボーナス・XMポイントは全て消滅する
ただしこれら2つのデメリット以上に大きな被害や損失を被ることはなく、実際には休眠口座になったとしてもすぐに取引を再開することも可能です。
もちろん、だからといって休眠口座をそのまま放置してもいいというわけではありません。
実際に休眠口座を放置して「口座凍結」となると入出金も取引再開もできません。
XMの口座が休眠口座になってしまった場合、以下の2つの方法のいずれかを行うことによって、口座を復旧し取引を再開することができます。
- MT4/MT5へログインして取引を行う
- XM会員ページにログインして入出金手続きを行う
また休眠口座になることを防ぐ裏技として、マイクロ口座で最小単位のポジションを保つ方法についても詳しく開設しました。
深刻な損失が生じる可能性があるという点で考えれば、本当に注意すべきは休眠口座ではなく「禁止行為による口座凍結」です。
禁止行為による口座凍結の場合、取引中であっても突然、口座凍結が行われ口座凍結となった瞬間に、その口座にある全ての証拠金は出金できません。
その時点で口座に入金していた証拠金は全て損失となるため「禁止行為による口座凍結」は何としても避ける必要があります。
XMでは以下に示す11の行為が禁止行為とされています。
- 複数の口座を利用した両建て
- 他のFX業者の口座を利用した両建て
- 複数人で別口座を利用して取引を行う両建て
- 裁定取引(アービトラージ)
- 指標発表・要人発言にハイレバレッジのトレードを行う
- 窓埋めだけを狙った取引
- 接続遅延やレートエラーを狙った取引
- ボーナスやXMポイントの不正取得
- 本人名義ではない口座を利用した取引
- サーバーに過度な負担をかける取引
- 自己アフィリエイトによる報酬の不正取得
これらの行為はいずれも、その行為が禁止行為であるということを知っていれば簡単に避けることができるものばかりです。
正しい知識と対処があれば、休眠口座や口座凍結を避け安全に取引することは難しいことではありません。
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