海外FXコラム XMで取引できない!8つのトラブルが発生する11の原因を徹底解説

XMで取引できない!8つのトラブルが発生する11の原因を徹底解説

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「XMで突然、取引ができなくなった!」
「どうしたらいいの?原因は何?」

XMで取引が突然できなくなったら、何が原因かわからず不安になりますね。

XMでトレードをしていると、取引ができなくなるケースが稀に起こることがありますが原因を特定し、適切に対処することができれば決して心配することはありません。

XMで取引ができないトラブルとして8つのケースが考えられますが、これらは以下に示す11の原因のいずれかによって引き起こされるケースがほとんどです。

ほとんどの場合、それぞれの状況に応じて正しく対処することで、すぐに取引ができる状態に復旧することが可能です。

ただし、これらのうち口座凍結になるケースでは、実質的に大きな損失を招くこともあり得るため、正しい理解と注意が必要です。

そこで今回は

  • XMで取引できない8つのトラブル
  • トラブルごとに確認できる11の原因・解決方法
  • 最も注意すべき禁止取引による口座凍結|XMが定める11つの禁止取引

について詳しく解説していきます。

この記事を読めば、もしあなたがXMで取引できない状況に陥っても、慌てることなく冷静に対処できるようになります。

目次

1.XMで取引できない場合のトラブルと原因・解決方法一覧

冒頭で、XMで取引ができなくなる原因が11あることをお伝えしました。まずはこれら11の原因と実際に起こる8つのトラブル、そしてそれぞれの解消法を一覧で解説します。

トラブル 原因 対処法
注文ボタンがグレーアウトして押せない 注文ロット数が取引できる範囲を超えている ・取引可能ロット数の範囲内の数値を入れる
指値注文の金額が間違っている ・適切な指値を入力し直す
XMの営業時間外である ・営業開始時間を待って取引を行う
CFD商品の限月が過ぎている ・正しい期限のチャートを表示する
「証拠金不足です」と表示される 取引に対して証拠金が不足している ・証拠金を追加入金する
・取引の注文ロット数を見直す
・既に持っているポジションを決済する
「現在価格から◯ポイント圏内の注文は発注できません。」と表示される スプレッド以上の幅で指値注文していない ・指値注文の価格を修正することで対応
チャート画面に「アップデート中」と表示される 口座タイプの専用チャートを表示していない ・正しい口座タイプの専用チャートを表示する
ゼロ口座で取引できない銘柄を選択している ・口座タイプを変更する銘柄を変更する
CFD商品の限月が過ぎている ・正しい期限のチャートを表示する
「注文発注」リンクが表示されない 口座タイプの専用チャートを表示していない ・正しい口座タイプの専用チャートを表示する
ゼロ口座で取引できない銘柄を選択している ・口座タイプを変更する
・銘柄を変更する
CFD商品の限月が過ぎている ・正しい期限のチャートを表示する
「新規注文」ボタンが押せない XMのサーバーがメンテナンス中となっている ・メンテナンス終了を待って取引を行う
口座タイプの専用チャートを表示していない ・正しい口座タイプの専用チャートを表示する
ゼロ口座で取引できない銘柄を選択している ・口座タイプを変更する
・銘柄を変更する
CFD商品の限月が過ぎている ・正しい期限のチャートを表示する
取引したい通貨ペアが表示されない 通貨ペアが非表示に設定されている ・MT4・MT5の「気配値表示」ウインドウ上で右クリックし、「すべての表示」を選択
ログイン画面で口座が「凍結されている」と表示される 口座が凍結されている ・新たに口座を新規開設する
・口座凍結されていない他の口座を利用して取引する

まずは現象とその原因について、一つずつ詳しく見ていきましょう。

実際にトラブルが起こっている方は、当てはまる現象からその原因を特定してみてください。

1-1.注文ボタンがグレーアウトして押せない

注文画面で注文をしようとしても、肝心な注文ボタンがグレーアウトした状態で新規の注文ができないことがあります。

この場合に考えられる原因は以下の4つです。

  • 注文ロット数が取引できる範囲を超えている
  • 指値注文の金額が間違っている
  • XMの営業時間外である
  • CFD商品の限月が過ぎている

それぞれのトラブルの詳細と解決方法は、2章以下で詳しく解説していますので、該当する原因のリンクから解決方法を確認してください。

1-2.「証拠金不足です」と表示される

注文画面で注文ボタンを押した際に注文が発注されず、画面に「証拠金不足」と表示される場合は、取引における証拠金が不足していることが原因です。

証拠金不足の解消法については4.【XM取引ができない③】証拠金が不足しているで詳しく解説していますので、ぜひご確認ください。

1-3.「現在価格から◯ポイント圏内の注文は発注できません。」と表示される

注文画面で「現在価格から◯ポイント圏内の注文は発注できません。」という表示が出ることがあります。

これは指値注文画面でXMが設定するスプレッド以上の幅で指値注文を行っていない場合に表示されます。

現象と解決法は6.【XM取引ができない⑤】スプレッド以上の幅で指値注文していないで詳しく解説していますので、ぜひご確認ください。

1-4.チャート画面に「アップデート中」と表示される

新規でチャートを開いた際に、チャート画面に「アップデート中」と表示され、正しいチャートが表示されない場合は、以下の原因のうちのいずれかである可能性があります。

  • 口座タイプの専用チャートを表示していない
  • ゼロ口座で取引できない銘柄を選択している
  • CFD商品の限月が過ぎている

それぞれのトラブルの詳細と解決方法は、2章以下で詳しく解説していますので、該当する原因のリンクから解決方法を確認してください。

1-5.「注文発注」リンクが表示されない

チャート上でマウスを右クリックして、表示から「注文発注」を選択しようとした際に、表示されるはずの「注文発注」ボタンが表示されていない場合があります。

この場合は以下の原因のいずれかである可能性があります。

  • 口座タイプの専用チャートを表示していない
  • ゼロ口座で取引できない銘柄を選択している
  • CFD商品の限月が過ぎている

それぞれのトラブルの詳細と解決方法は、2章以下で詳しく解説していますので、該当する原因のリンクから解決方法を確認してください。

1-6.「新規注文」ボタンが押せない

上記の表示のように、ツールから新規発注」を選択しようとしても、ボタンがグレーアウトして選択できないというケースが発生した場合、以下の原因を疑ってみてください。

  • XMのサーバーがメンテナンス中となっている
  • 口座タイプの専用チャートを表示していない
  • ゼロ口座で取引できない銘柄を選択している
  • CFD商品の限月が過ぎている

それぞれのトラブルの詳細と解決方法は、2章以下で詳しく解説していますので、該当する原因のリンクから解決方法を確認してください。

1-7.取引したい通貨ペアが表示されない

気配値画面に取引したい通貨ペアが「気配値表示」画面に見つけられない場合、該当の通貨ペアが非表示に設定されている可能性があります。

解消法については9.【XM取引ができない⑧】通貨ペアが非表示に設定されているで詳しく解説していますので参考にしてください。

1-8.ログイン画面で口座が「凍結されている」と表示される

MT4やMT5にうまくログインできず、XM会員ページでログインした際に、上に示すように口座が「凍結されている」という表示が確認できる場合、その口座が既に口座凍結されてしまっています。

口座が凍結されてしまった際の原因や対処法については、12.【XM取引ができない⑪】口座が凍結されているで詳しく解説していますので、ぜひご確認ください。

2.【XM取引ができない①】注文ロット数が取引できる範囲を超えている

現象 対処法
注文ボタンがグレーアウトして押せない 口座タイプごとに設定されている注文可能ロット数の範囲内の数値を入れる

MT4やMT5の画面で「新規注文」ボタンがグレーアウトしてしまう原因の一つとしてよくあるのが、口座タイプごとに定められた最低注文ロット数や最大注文ロット数を超えて発注をかけてしまっているケースです。

この場合は、適切な発注数を入力し直すことで、すぐに取引が可能になります。

XMでは「マイクロ口座」「スタンダード口座」「ゼロ口座」「KIWAMI極口座」の4つの口座タイプがありますが、これらの口座タイプにはそれぞれ、以下のような最大ロット数、最小ロット数が定められています。

マイクロ口座 スタンダード口座 ゼロ口座 KIWAMI極口座
通貨単位(1lot) 1,000通貨 100,000通貨 100,000通貨 100,000通貨
最大ロット数 100lot 50 lot 50 lot 50 lot
最小ロット数 0.01lot(MT4)0.1lot(MT5) 0.1lot 0.1lot 0.1lot

注文時に、この範囲を見たない、あるいは超える数値を入力している場合、「新規発注」ボタンはグレーアウトし、発注ができない状態になります。

もちろん発注可能な数値が入力されればすぐに「新規発注」ボタンのグレーアウトは解除されます。

3.【XM取引ができない②】指値注文の金額が間違っている

現象 対処法
注文ボタンがグレーアウトして押せない 適切な指値を入力し直す

指値注文を行う場合に、入力金額が適切でない場合も「新規注文」ボタンがグレーアウトします。この場合は、指値注文ができる適切な金額を入力し直すことで注文ができるようになります。

指値注文には以下の4つの方法があります。

  • Buy Limit(指値買い)  現在価格より価格が下落した場面で買う
  • Sell Limit(指値売り)  現在価格より価格が上昇した場面で売る
  • Buy Stop(逆指値買い) 現在価格より価格が上昇した場面で買う
  • Sell Stop(逆指値売り) 現在価格より価格が下落した場面で売る

指値注文を行う場合は、これらのいずれかを選択して適切な指値を注文します。

例えばドル円の取引で、価格が下落した場面で買いを入れる「Buy Limit」の注文をする場合、指値注文の金額は注文時の円の金額を下回っている必要があります。

この時に、注文時の金額と同じか、それを上回る金額を指値として入力すると、指値注文が成立しないため注文ができない状況になるというわけです。

4.【XM取引ができない③】証拠金が不足している

現象 対処法
発注ボタンを押すと「証拠金不足です」と表示される ・証拠金を追加入金する
・取引の注文ロット数を見直す
・既に持っているポジションを決済する

MT4・MT5の取引画面で発注ボタンを押した直後に「証拠金不足です」が表示される場合は、取引に対して証拠金が不足していることを示しています。

証拠金の計算はFX取引の場合の

必要証拠金=取引する通貨の量÷レバレッジ×通貨換算レート

CFD商品の場合は

必要証拠金=ロット数 × コントラクトサイズ × 市場価格 ÷ レバレッジ 

の計算式で算出され、保有するポジションすべてに必要な証拠金と新規取引で必要な証拠金の合計が、その時点での証拠金額に満たない場合、「証拠金不足」が表示されてしまいます。

証拠金不足を解消する方法としては、上の表に示した通り、証拠金を追加入金するか、取引の注文ロット数を見直す、または既に持っているポジションを決済して証拠金に余裕を作るかの3つの方法があります。

いずれかの方法で証拠金不足を解消できれば、すぐに取引ができる状態に戻ります。

注文ロット数を間違えているというケースもしばしばあるため、入力している取引ロット数を確認するのもおすすめです。

5.【XM取引ができない④】XMの営業時間外である

現象 対処法
注文ボタンがグレーアウトして押せない 営業開始時間を待って取引を行う

注文ボタンがグレーアウトして取引できない場合に考えられるもう一つの原因として、注文ボタンを押したタイミングがXMの営業時間外であったというケースが考えられます。

この場合、基本的には営業開始時間を待って取引を行う以外に方法はありません。

XMのFXの基本的な営業時間は

月曜日7:05~土曜日6:50(サマータイム導入期間は月曜日6:05~土曜日5:50)

と定められており、これ以外の時間での取引はできません。

サマータイムは3月の最後の日曜日午前1時から10月の最終日曜日の午前1時までと定められていますが、このサーマータイム切り替えのタイミングで営業時間もずれるため、注意が必要です。

また2023年5月現在、RUB(ロシアルーブル)が絡む通貨ペアについては、営業時間がそのほかの通貨ペアの取引と異なり、平日の24時間営業は行われず、

17:05~翌 0:55(サマータイム導入時16:05~23:55)

の時間帯での営業となっています。

またFX以外の商品の場合、取引する商品によって営業時間が異なるため、公式ページで確認することをおすすめします。

6.【XM取引ができない⑤】スプレッド以上の幅で指値注文していない

現象 対処法
「現在価格から◯ポイント圏内の注文は発注できません。」と表示される 指値注文の価格を修正することで対応

指値注文の画面で、「現在価格から◯ポイント圏内の注文は発注できません。」と表示される場合は、指値注文の価格を修正することで対応します。

指値注文を行う場合スプレッドが考慮され、現在価格から一定の幅をもたせて指値を入力する必要があります。

例えば

「現在価格から40ポイント圏内の注文は発注できません。」

と表示された場合、40ポイントは4pipsを意味します。ドル円であれば 1pips10銭になるため、40銭以上の価格差のある指値を入力する必要がある、ということになります。

7.【XM取引ができない⑥】口座タイプの専用チャートを表示していない

現象 対処法
・チャート画面に「アップデート中」と表示される
・発注リンクが表示されない
・「新規注文」ボタンが押せない
正しい口座タイプの専用チャートを表示する

XMでは「マイクロ口座」「スタンダード口座」「ゼロ口座」「KIWAMI極口座」の4つの口座タイプがありますが、取引を行う場合、MT4・MT5画面でそれぞれの口座の専用チャートを表示し発注しなければいけません。

適切なチャートが表示されていない場合

  • チャート画面に「アップデート中」と表示される
  • 発注リンクが表示されない
  • 「新規注文」ボタンが押せない

など、複数の症状が現れる可能性がありますが、その銘柄の取引を行える口座タイプを正しく選ぶだけで問題は解消します。

それぞれの口座タイプのチャートは以下のポイントで確認ができます。

口座タイプ 口座タイプ確認ポイント
マイクロ口座 フォルダ名末尾に「Mic」の表示
通貨ペア名末尾に「micro」の表示
スタンダード口座 フォルダ名末尾に表示なし
通貨ペア名末尾に表示なし
ゼロ口座 フォルダ名末尾に「ZR」の表示
通貨ペア名末尾に「 . 」(ドット)の表示
KIWAMI極口座 フォルダ名末尾に「#」の表示
通貨ペア名末尾に「#」の表示

8.【XM取引ができない⑦】XMのサーバーメンテナンス

現象 対処法
「新規注文」ボタンが押せない メンテナンス終了を待って取引を行う

「新規注文」ボタンが押せないケースとして考えられる理由の一つにXMのサーバーメンテナンスがあげられますが、XMのサーバーがメンテナンスに入った場合、メンテナンス終了を待つ以外の方法はありません。

XMのメンテナンス時間中は、基本的に新たにログインを行うこともできません。

ログイン中もMT4やMT5の画面下には「回線不通」と表示され「新規発注」ボタンもグレーアウトし、発注画面を表示することができない状況になります。

9.【XM取引ができない⑧】通貨ペアが非表示に設定されている

現象 対処法
取引したい通貨ペアが表示されない MT4・MT5の「気配値表示」ウインドウ上で右クリックし、「すべての表示」を選択

MT4・MT5に取引したい通貨ペアが表示されていないため通貨ペアの選択ができない場合、MT4・MT5の「気配値表示」ウインドウ上で右クリックし、「すべて表示」を選択することで表示することができます。

MT4・MT5の初期設定では、メジャー通貨ペアを中心に、最低限の通貨ペアの表示しかありません。

表示にない通貨ペアを取引したい場合は、以下のように気配値が表示されている枠の中で右クリックし、プルダウンメニューから「すべて表示」をクリックすることで、表示可能なすべての銘柄が表示されます。

10.【XM取引ができない⑨】ゼロ口座で取引できない銘柄を選択している

現象 対処法
・チャート画面に「アップデート中」と表示される
・「注文発注」リンクが表示されない
・「新規注文」ボタンが押せない
口座タイプを変更する
銘柄を変更する

ゼロ口座で仮想通貨、または米ドル/人民元を取引しようとしてチャートを表示すると、チャート上に「アップデート中」と表示され取引ができません。

7.【XM取引ができない⑥】口座タイプの専用チャートを表示していないでは、口座タイプと異なるチャートを表示しているケースについて確認しました。

ゼロ口座の場合これに加えて、口座タイプが正しく選択されていた場合でも、ゼロ口座で取り扱えない銘柄のチャートを表示している場合、同様に「アップデート中」の表示が現れ、取引ができません。

また、このケースでは「注文発注」リンクが表示されない「新規注文」ボタンが押せないなどの状況も併発します。

ゼロ口座では以下の2つの点で、他の口座タイプと取引銘柄が異なります。

  • ゼロ口座では仮想通貨取引ができない
  • ゼロ口座では米ドル/人民元の取引ができない

このためこれらの取引を行いたい場合は、別の口座タイプで取引する必要があります。

11.【XM取引ができない⑩】CFD商品の限月が過ぎている

現象 対処法
・注文ボタンがグレーアウトして押せない
・チャート画面に「アップデート中」と表示される
・「注文発注」リンクが表示されない
・「新規注文」ボタンが押せない
正しい期限のチャートを表示する

CFD商品を取引する場合、表示したチャートが古いチャートで期限が過ぎている場合、上記のような発生し、取引ができません。

この場合、正しいチャートを表示することで問題を解決します。

CFD商品の限月とは商品先物の取引が終了する月のことを言い、CFDの場合1ヶ月、または3ヶ月ごとにこの限月が設定されています。

この限月を跨いだ場合、新しいチャートを開き直す必要があります。

新しいチャートの表示手順は以下の通りです。

①MT4・MT5の「気配値表示」ウインドウ上で右クリックし、「すべて表示」を選択
②表示された新しい期限のチャートを表示する

12.【XM取引ができない⑪】口座が凍結されている

現象 対処法
ログイン画面で口座が「凍結されている」と表示される 新たに口座を新規開設する
口座凍結されていない他の口座を利用して取引する

長期間入金や取引を行わなかった場合、また禁止取引を行った場合、XMの口座が凍結されてしまうことがあります。

口座が凍結されてしまった場合、残念ながら口座を復活することは不可能となるため、引き続き取引を行いたい場合は、新たに口座を新規開設するか、口座凍結されていない他の口座を利用して取引を行うことになります。

XMで口座が凍結されるケースは2つあります。

一つは「休眠口座」が凍結されるケースです。

90日以上取引がないと「休眠口座」となり、口座維持手数料が毎月500円ずつ天引きされていきます。この天引きが続き口座の残高が0円になった後、90日を経過すると、その口座は凍結されます。

もう一つはXMの定めた禁止取引によって口座が凍結されるケースです。

XMでは最大で8つの口座を同時に保有することができますが、口座が凍結された時点で、凍結されていない別の口座を所有している場合は、その口座で取引を継続することができます。

この場合、凍結した口座のボーナスは消滅してしまいますが、XMポイントは消滅しないため、他の口座で利用することが可能です。

他の口座を持っていない場合、また禁止取引によってすべての口座が凍結してしまった場合は、新たに新規口座を作り直す以外に取引を再開する方法はありません。

13.最も注意すべき禁止取引による口座凍結|XMが定める11つの禁止取引

XMで取引ができないケースの中でも特に深刻な問題を引き起こすため、最も注意すべきはXMが定める禁止取引を行うことによって口座が凍結されることです。

ここまでXMで取引ができない8つのケースとそれを引き起こす11の原因について詳しくお伝えしてきましたが、口座凍結を除く7つのケースにおいては、いずれの場合もすぐに取引を再開することが可能です。

また口座凍結においても休眠口座から凍結に至るケースでは、口座凍結までの期間は十分にあるため、対処は容易であると言えるでしょう。

これに対して禁止取引による口座凍結は、禁止取引が確認された場合まえぶれなく突然、口座凍結されること加え、

  • 口座の復活は不可能
  • 禁止取引の直後に持っているすべての口座が凍結される可能性がある
  • ボーナスやXMポイントはすべて無効になる
  • 凍結後は口座から出金ができなくなる

などの深刻な問題が生じることになります。

中でも、口座からの出金ができなくなる点は影響が大きく口座に入金している証拠金がすべて損失に変わるため、絶対に避けたいところです。

XMでは以下に示す11の取引手法を禁止取引としており、これらについてはあらかじめ正しく把握し、口座凍結に陥る事態を避けることが賢明です。

【XMが定める11の禁止取引】

禁止取引 内容
複数の口座を利用した両建て XMで複数の口座を持ち、別々の口座で両建て取引を行う行為(同一口座での両建ては禁止取引ではない)
他のFX業者の口座を利用した両建て 他の海外FX業者の口座を利用して両建て取引を行う行為
複数人で別口座での取引を行う 家族や友人などと一緒に、別のアカウントや別の業者の口座を利用して両建てを行う行為
週明けの窓開けを狙ったハイレバレッジトレード 大きな価格変動のタイミングで仕掛けるハイレバレッジトレード(ゼロカットの悪用と見なされる)
指標発表時にハイレバレッジのトレードを行う 大きな価格変動のタイミングで仕掛けるハイレバレッジトレード(ゼロカットの悪用と見なされる)
アービトラージ(裁定取引) 業者間の商品の価格差を利用して売りと買いを同時に行うことで、リスクなく利益を上げる取引手法
接続遅延やレートエラーを狙った取引 重要な経済イベント発生時の取引増加などによりサーバーが遅延したタイミングでわざと取引をする
ボーナスやXMポイントの不正取得・利用 第三者名義で新規口座を開設しボーナスを二重取得したり、XMポイントを貯めるためだけに両建て取引を繰り返すなどの不正行為
本人ではない第三者による取引 口座名義人以外が家族や友人などの名義で口座を開設し、取引を行う行為
サーバーに過度な負担をかける取引 自動売買ツール(EA)などを利用して短時間で高頻度の売買を繰り返すトレード
自己アフィリエイトによる報酬の不正取得 自分で発行したXMのアフィリエイトリンクを経由して自ら口座開設と取引を行う行為

いずれの禁止取引も、基本的にはそれが禁止取引であることを知っていれば容易に避けることができるものばかりであるため、実際の取引において過度に心配する必要は全くありません。

ただし、不正行為が深刻な損失を招く可能性があるという点を理解し、11の不正行為について正しく把握することをおすすめします。

まとめ

今回の記事では、XMで取引できない8つのトラブルと11の原因、またそれぞれの対処法について詳しく解説しました。

【XMで取引できない8つのトラブルと11の原因】

トラブル 原因 対処法
注文ボタンがグレーアウトして押せない 注文ロット数が取引できる範囲を超えている ・取引可能ロット数の範囲内の数値を入れる
指値注文の金額が間違っている ・適切な指値を入力し直す
XMの営業時間外である ・営業開始時間を待って取引を行う
CFD商品の限月が過ぎている ・正しい期限のチャートを表示する
「証拠金不足です」と表示される 取引に対して証拠金が不足している ・証拠金を追加入金する
・取引の注文ロット数を見直す
・既に持っているポジションを決済する
「現在価格から◯ポイント圏内の注文は発注できません。」と表示される スプレッド以上の幅で指値注文していない ・指値注文の価格を修正することで対応
チャート画面に「アップデート中」と表示される 口座タイプの専用チャートを表示していない ・正しい口座タイプの専用チャートを表示する
ゼロ口座で取引できない銘柄を選択している ・口座タイプを変更する銘柄を変更する
CFD商品の限月が過ぎている ・正しい期限のチャートを表示する
「注文発注」リンクが表示されない 口座タイプの専用チャートを表示していない ・正しい口座タイプの専用チャートを表示する
ゼロ口座で取引できない銘柄を選択している ・口座タイプを変更する
・銘柄を変更する
CFD商品の限月が過ぎている ・正しい期限のチャートを表示する
「新規注文」ボタンが押せない XMのサーバーがメンテナンス中となっている ・メンテナンス終了を待って取引を行う
口座タイプの専用チャートを表示していない ・正しい口座タイプの専用チャートを表示する
ゼロ口座で取引できない銘柄を選択している ・口座タイプを変更する
・銘柄を変更する
CFD商品の限月が過ぎている ・正しい期限のチャートを表示する
取引したい通貨ペアが表示されない 通貨ペアが非表示に設定されている ・MT4・MT5の「気配値表示」ウインドウ上で右クリックし、「すべての表示」を選択
ログイン画面で口座が「凍結されている」と表示される 口座が凍結されている ・新たに口座を新規開設する
・口座凍結されていない他の口座を利用して取引する

トラブルを招く原因は11ありますが、口座が凍結されているケースを除いては、いずれも深刻な問題となる可能性はほとんどなく、冷静に対処すればすぐに取引を再開することができます。

口座凍結が行われてしまった場合、

  • 口座の復活は不可能
  • 禁止取引の直後に持っているすべての口座が凍結される可能性がある
  • ボーナスやXMポイントはすべて無効になる
  • ボーナスやXMポイントはすべて無効になる

など、大きな問題が生じることにもなります。

特に禁止取引によって口座が凍結される場合、大きな損失につながるケースもあるため注意が必要です。

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