「色々な情報があるけど、海外FXは安全なの?」
「海外FXではトラブルがつきものなの?」
海外FXに興味を持っていても、リスクやトラブルについての情報を目にすると、取引をして大丈夫なのか不安を感じてしまいますよね。
結論から申し上げると、安全に取引できる海外FX業者は存在しており、リスクを抑えられる対応策もあるので、海外FXでも安全に取引することは可能です。
海外FXでも安全に取引することは可能! |
ただし、海外FXには高い危険性があることも事実で、「海外FXは安全だ」とは断言できません。
危険性を高めている原因とは、具体的に言うと以下のような内容です。
ただし、海外FXは安全だと断言できない。海外FXの真実4つ |
・悪徳業者は実際に存在する ・出金拒否で利益を引き出せないケースもある ・顧客の資金が国内FXのように守られていない ・サポート対応が不十分な業者もいる |
万が一海外FXの利用でトラブルに巻き込まれてしまっても、基本的に自己責任となります。
なぜなら海外FXは日本の法律適用外のサービスだからです。法律適用外であっても、利用することに違法性を問われることはないですが、被害にあっても守ってもらえるわけではありません。
そのため、安全に海外FXを始めたいのであれば、自身で安全性の高い取引環境を整えることが重要です。
そこで今回は、海外FXを安全に始めるための情報をまとめました。
【本記事を読んで分かること】
- 海外FXでトラブルが多い理由
- 最小限のリスクで海外FXを安全にスタートする方法
- 安全性の高い業者
海外FXについての正しい知識があれば、自身で安全性の高い取引環境を作ることは可能です。
さらに、ネガティブな情報を目にしても、そこまで怖がる必要がない、と分かるようになります。
海外FXには、海外FXにしかないメリットがあるので、ぜひ本記事を参考にして資産形成のヒントを得てください。
1.海外FXは安全だと断言できない4つの真実
海外FXで安全に取引を行うことは可能でありますが、決して安全だと断言できるサービスではありません。
海外FXには、以下のような現実もあるからです。
海外FXが安全だと断言できない4つの真実 |
・悪徳業者は実際に存在する ・出金拒否で利益を引き出せないケースもある ・顧客の資金管理が国内FXのように守られていない ・サポート対応が不十分な業者もいる |
このような状況がある海外FXは、実際に「ハイリスクで危険だ」「出金拒否されてしまった」などの口コミも見受けられます。
海外FXのリアルについて1つずつ紹介します。
1-1.悪徳業者は実際に存在する
海外FX業者には、悪徳業者と呼ばれる詐欺業者も実際に存在しています。
過去にトラブルを起こしている業者と、トラブルの内容は以下のとおりです。
海外FX業者名 | 内容 |
FXDD | ゼロカットシステムを公式で謳っているのに、2015年スイスフランショックで追証を請求した過去あり |
Big Boss | 2015年に金融ライセンスの登録を抹消された可能性あり 参考資料)BIG BOSS FINANCIAL LIMITED |
IronFX | 大手口コミサイト「FPA」から詐欺認定を受けている ・中国で20億円以上の未払いがあった過去あり ・日本市場を突然撤退した過去あり 参考資料)FPA |
Instaforex.com | 大手口コミサイト「FPA」から詐欺認定を受けている 参考資料)FPA |
YouTradeFX | 大手口コミサイト「FPA」から詐欺認定を受けている 参考資料)FPA |
GEMFOREX | 出金拒否などのトラブルがあった後、2023年5月31日サービス停止 |
日本国内のFX業者でこのようなトラブルは滅多に見られないことに対し、海外FX業者はトラブルの声がよく見受けられます。
FX業者を装った詐欺グループは世界中に存在するので、業者選びの際はまず安全性を疑い、信頼できるかを入念にチェックすることが欠かせません。
海外FX業者の信頼性はインターネット上の口コミでも活用することができます。
【X(旧Twitter)で見られる評判の例】
トラブルや悪評のある海外FX業者は避け、安全性に定評がある海外FX業者を利用するようにしましょう。
1-2.出金拒否で利益を引き出せないケースもある
海外FXでは、出金拒否によって利益を引き出せないケースも報告されています。
「稼ぎすぎると出金拒否される」という見方ができるような海外FX業者も存在するため、注意が必要です。
ただし、悪徳業者も存在する一方、安全性が高いと評価されている業者では、不当な理由で出金拒否をする業者は滅多にないことも事実です。
海外FX業者はそれぞれで取引ルールを定めており、そのルールに反した取引をした場合に出金拒否になる仕組みを取っています。
口コミの中にはルールを把握していないことによって「出金拒否された」というような情報も紛れていますが、相対的に見て、出金拒否の噂が少ない業者を選んだ方が安心です。
出金トラブルに特化した事例はこちらの記事で解説しています。 参考記事:出金トラブルがあった4つの海外FX業者|必ず見るべき5つのポイント |
1-3.顧客の資金が国内FXのように守られていない
海外FX業者の場合、顧客の資金が国内FX業者のように守られていないことも、海外FXの危険性を高めている要因です。
そもそも日本の法律では、FX業者に対して『信託保全』を行うことが義務づけられており、国内FXでは信託保全で顧客資金が守られています。
一方、海外FX業者は日本の法律適用外であるため、信託保全の義務がなく、業者の持つ口座で管理されていることが一般的です。
国内FX業者 | 海外FX業者 | |
管理方式 | 信託管理(義務) | 主に分別管理 |
資金の管理方法 | 信託銀行が管理 | 業者の持つ銀行口座で管理 |
業者が倒産した場合も 預けていた資金は 全額、必ず返還される | 業者が倒産した場合、 預けていた資金が 返還される保証がない |
そのため、海外FX業者の場合は出金拒否の可能性があったり、返還が一部のみにとどまったりする可能性があるのです。
預けている資金に対して保証がないため、海外FX業者の口座を利用することを不安視する声が多くなっています。
ただし、海外FX業者の中でも、信託保全で顧客の資金を補償している業者もいます。
また、信託保全ほどではないものの、安全性の高い管理方法を採用している業者もいるため、優良業者を選べば、信託保証義務がないことによるリスクを回避することは可能です。
詳しくは顧客資金の管理方法の章をご確認ください。
信託保全の基礎知識はこちらの記事で紹介しています。 参考記事:信託保全を行う2つの海外FX業者!分別管理との違いを解説 |
1-4.サポート対応が不十分な業者もいる
海外FX業者の中にはサポート対応が不十分な業者もいます。
このようなトラブルが生じるのは、海外FX業者は日本ユーザーのみを対象としているわけではないためです。
日本語での対応ができなかったり、時差などによってリアルタイムで対応をしてもらえなかったりするので、注意しましょう。
ただし、日本人ユーザーに向けたサポート体制が整っている海外FX業者もいます。
サポートの質は業者によりけりなので、安全に取引をしたいなら、サポートの質が高いと評判の業者を選ぶことが重要になります。
安全性の高い業者の選び方は次の章で詳しく解説しています。続けてご確認ください。
2.リスク最小限にして海外FXを安全にスタートする5つのポイント
海外FXには1章で紹介したような危険性がつきものですが、要点を押さえれば安全性の高い取引環境を作ることは可能です。
安全に海外FXをスタートするなら以下5つのポイントをクリアして始めましょう。
- 安全性の高い業者を選ぶ
- 取引ルールをしっかり把握する
- ボーナス特典を活用して少ない自己資金でトレードする
- ハイレバレッジを活用する
- 税金負担を抑えるために分散投資を行う
1つずつ解説します。
2-1.【最重要】安全性の高い業者を選ぶ
安全性の高い業者を選べば、第1章で紹介したトラブルはほとんど避けられます。
業者選びをする際は、最低限3つのポイントを確認して安全性を確認しましょう。
海外FX業者を選ぶときに見るべき3つのチェック項目 |
・金融ライセンスの有無、種類 ・顧客資金の管理方法 ・SNSや掲示板での評判 |
安全性の高い業者選びのポイントについて深掘り解説します。
2-1-1.安全性の高い金融ライセンスを持っているか確認する
安全性が高い海外FX業者の最低条件として、金融ライセンスを保持していることを確認しましょう。
そもそも金融ライセンスとは、金融監督機関が、金融業者に対して営業許可を出す際に発行する許可のことです。
金融ライセンスを取得していない業者は、詐欺で儲けて逃げるつもりだったり、ライセンスの審査をクリアできない運営状況だったりする可能性があるため利用を避けるべきです。
ライセンスの有無はもちろん、どの金融ライセンスを取得しているのかを確認しましょう。
ライセンスは発行元で取得難易度が異なるため、難易度が高いほど安全性は高いと判断することができます。
一部となりますが、難易度別の金融ライセンスは以下のものが挙げられます。
難易度 | 金融ライセンス |
最難関 | ・英国金融行動監視機構(FCA) ・全米先物協会(NFA) |
難関 | ・キプロス証券取引委員会(CySEC) |
比較的簡単 | ・ベリーズ国際金融サービス委員会(IFSC) ・セーシェル金融サービス庁(FSA) ・FSC:モーリシャス金融庁 |
簡単 | ・イギリス領バージン諸島金融サービス委員会(BVIFSC) ・セントビンセント・グレナディーン金融庁(SVGIBC) |
金融ライセンスは、取得後も基準が守られているか定期的にチェックすることが一般的です。
そのため、金融ライセンスをチェックする際は、期限切れになっていないかも確認することをおすすめします。
2-1-2.顧客資金の管理方法を確認する
海外FX業者の安全度を見る上で、「顧客の資金が安全に守られるか」もとても重要です。
それを判断するポイントが、信託保全や顧客資金の補償があるかということです。
顧客資金の管理方法には大きく分けて『信託保全(全額保証)』と『分別管理』があります。
さらに細かく分けた安全度のレベルは以下をご参考ください。
安全度 | 信託保全・分別管理の状況 |
高い 低い | 信託保全(全額) |
補償機関・基金からの補償あり(上限金額あり) | |
分別管理(優良銀行の口座で管理) | |
分別管理(他の金融機関口座で管理) | |
分別管理(社内で保管) | |
信託保全・分別管理なし |
最も安心なのは「信託保全」を導入しているFX業者です。
国内FX会社では信託保全の義務がありますが、日本の法律に縛られない運営をする海外FXは、業者ごとに管理方法が異なります。
どのような補償内容があるのかを必ず確認し、安全性の高い資金管理をしている業者を選ぶようにしましょう。
特に安全性の高い『信託保全』を行っている業者について知りたい方は、こちらの記事もご参考ください。 信託保全を行う2つの海外FX業者!分別管理との違いを解説 |
2-1-3.SNSや掲示板での評判を確認する
海外FX業者を選ぶ際は、X(旧Twitter)や5chなどの口コミサイトで、業者の評判を確認することも有効です。
出金拒否や違反行為などのトラブルの有無、サポート体制、取引した感想などを確認することができるからです。
気になる業者の名前をSNSなどで検索し、実際に利用したトレーダーの口コミを確認してみてください。
また、ブラウザで「業者名+出金拒否」「口コミ」「評判」などで検索する方法でも確認ができます。
それぞれのコメントの信憑性については考慮する必要はありますが、業者を選ぶ一つの指標として参考になるはずです。
人気のある海外FX業者の評判についてまとめた記事はこちらです。業者ごとにまとめているので、興味のある業者のものをご確認ください。
参考記事:
2-2.取引ルールをしっかり把握する
出金拒否のトラブルを防ぐために、取引ルールはしっかり把握するようにしてください。
不当に出金拒否や口座凍結を行う悪徳業者がいることも事実ですが、理由なく、あるいは不当な理由で出金拒否が行われるケースは実際にはほとんどないからです。
よって、取引ルールをしっかりと把握することでトラブルを避けることができます。
取引ルールとは、例えば、以下のようなものが挙げられます。
【XMの禁止事項・利用規約違反】
- XMの複数口座間による両建て取引
- 他社口座とXMの口座間の両建て取引
- 複数名による組織的な両建て取引
- 窓埋めのみを狙った取引
- 経済指標発表・要人発言前後のみを狙ったハイレバトレード
- アービトラージ(裁定取引)
- 接続遅延・レートエラーを狙った取引
- ボーナスやXMポイント(XMP)の不正取得・不正利用
- 第三者による口座運用
- XMのサーバーに過度な負担をかける取引
- 自己アフィリエイトによる報酬の不正取得
【AXIORYの禁止事項】
- 口座名義人以外の利用
- ボーナスの悪用
- サーバーに極端な負担をかける取引
- マネーロンダリング
どのような取引に対して禁止事項を持っているかを確認し、取引ルールに則ることができるかを確認すると、トラブルのない取引が実現しやすいです。
2-3.ボーナス特典を活用して少ない自己資金でトレードする
海外FXでは、ボーナスを活用して自己資金を少なくすることも安全性を高める1つの取引戦略です。
というのも、海外FXは国内FXに比べて、ボーナスが充実しています。
国内FXでは、口座開設時に1万円程度のボーナスがあるのが平均的ですが、海外FXでは、以下のような豪華なボーナスが用意されているのです。
- 口座開設ボーナス
- 入金ボーナス
- ロスカット時の損失補填
- 取引量に応じたキャッシュバック
全ての海外FX業者にこのようなボーナス特典があるわけではないですが、口座開設時に2万円以上のボーナスを出す業者も珍しくありません。
ボーナスを活用すれば、少ない資金で取引を行うことができるので、安全に投資を行うことができます。
海外FX業者のボーナスについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。
2-4.ハイレバレッジを活用する
海外FXの魅力であるハイレバレッジを活用することもおすすめです。
ハイレバレッジは「ハイリスクだ」というイメージがありますが、レバレッジを利用すれば少額でも取引を始められます。
具体的にドル円の取引をするとして必要な証拠金を算出し、比較してみましょう。
【1ドル140円のときの必要証拠金】
国内FXで必要な証拠金 (レバレッジ25倍) | 海外FXで必要な証拠金 (レバレッジ1,000倍) | |
1,000通貨の場合 | 5,600円 (140円✕1,000通貨÷25倍) | 140円 (140円✕1,000通貨÷1,000倍) |
10万通貨の場合 | 56万円 (140円✕10万通貨÷25倍) | 1万4,000円 (140円✕10万通貨÷1,000倍) |
上記のように、高いレバレッジは、必要証拠金が少なく済むという特徴があります。
一攫千金を狙ってハイレバレッジをかけることはハイリスクですが、高レバレッジは投資において頼もしい武器になるという見方もできます。
自己資金を少なくすることは、安全性を高める要素になるので、上手にハイレバレッジを活用しましょう。
海外FXのレバレッジについてさらに詳しい情報を知りたい方は、以下のページも参考にしてください 海外FXのレバレッジ1000倍は安全!3つの理由とメリットを解説 |
2-5.税金負担を抑えるために分散投資を行う
海外FXで取引をするなら、税金負担についても考えなくてはいけません。
なぜなら、海外FXで得た利益には大きな税率が課せられ、手元に残る利益が小さくなりがちだからです。
国内FXの場合、利益額に関わらず20.315%と定率ですが、海外FXの利益は利益に応じて税率が上がる仕組みです。
【海外FXの利益に対する税率一覧】
収入総額 | 税率 |
20万円以上~195万円以下 | 15% (所得税5%+住民税10%) |
195万円以上~330万円以下 | 20%(所得税10%+住民税10%) |
330万円以上~695万円以下 | 30%(所得税10%+住民税10%) |
695万円以上~900万円以下 | 33%(所得税23%+住民税10%) |
900万円以上~1.800万円以下 | 43%(所得税33%+住民税10%) |
1.800万円以上~ | 50%(所得税40%+住民税10%) |
給与などの収入と海外FXの利益を含めた収入額で算出されるため、大きな利益を出した場合は税率も高くなります。
翌年に支払う税金が高くなる可能性があるため、負担になることのないような戦略が必要になります。
海外FXでは利益を一定額に抑えたり、利益を国内FXに移すなどして分散投資をするなど、税率を下げるための戦略をふまえて取引を行うかを考えてください。
こちらの記事ではより詳しく海外FXの税金について解説しています。
3.安全性が高い海外FX業者ランキングTOP3
ここからは安全性が高いといえる具体的な海外FX業者3社をランキング形式で紹介します。
金融 ライセンス | 信託保全 分別管理 | 企業規模 | 日本語対応 | 出金拒否 | |
1位👑 XMTrading | キプロスなど複数のライセンスあり | 優良銀行の信託口座にて分別管理 | 世界で70万人以上の顧客を持つ | 日本人スタッフ15名以上在籍 | 不当な出金拒否は一切聞かない |
2位👑 AXIORY | ベリーズ金融ライセンス(IFSC) | 全額信託保全あり | 従業員50名 | 日本人スタッフ複数名在籍 | 不当な出金拒否はほとんどなし |
3位👑 Tradeview | ケイマン諸島(CIMA) | 信託保全 | 2004年創業の中堅業者 | 日本人スタッフ複数名在籍 | 不当な出金拒否はほとんどなし |
早速、1位から順番に紹介していきます。
3-1. 【第1位】XM(XMTrading)
金融ライセンス | ★★★★★ ・セーシェル金融庁 ・キプロス証券取引委員会(CySEC) ・英国金融行動監視機構(FCA) ・オーストラリア証券投資委員会(ASIC) |
信託保全・分別管理 | ★★★☆☆ 信託保全は無し。 ただし優良銀行の信託保全口座で分別管理 |
企業規模 | ★★★★★ ・世界196カ国(20言語)で展開 ・顧客70万人以上 ・従業員180名以上 |
日本語対応 | ★★★★★ ・24時間日本語サポート ・日本人スタッフ15名以上在籍 ・サポートの質やスピードも良いと評判 |
出金拒否の有無 | ★★★★★ 不当な出金拒否は一切なし |
海外FX業者の安全度ランキング1位に選んだのはXM(XMTrading)です。
信託保全では無いものの、企業規模の大きさから倒産の心配はほとんど考えなくて良いこと、日本語サポートの充実度、出金拒否がほぼ無いことを評価して1位に選びました。
日本で展開しているXMの運営元はセーシェル諸島の金融ライセンス(番号:SD010)を取得していますが、XMグループ全体で見るとその他に、キプロス証券取引委員会(CySEC)、英国金融行動監視機構(FCA)、オーストラリア証券投資委員会(ASIC)の難易度が高いライセンスを持っています。
日本に適用になっているセーシェル諸島の金融ライセンス自体はマイナーなライセンスですが、厳格なキプロスのライセンスを取得できる会社なので安心と捉えて問題ないでしょう。
また、欧州の優良銀行の信託口座で分別管理しているため、万が一の場合でも顧客の資金は守られます。
世界的に見ても企業規模が大きいFXブローカーなので、倒産の可能性も低く、安心して使える海外FX業者と言って問題ありません。日本人スタッフが15名以上在籍し、24時間体制でサポートを受けられるのも、海外FX業者の中でXMだけです。
安全性で海外FX業者を選ぶならば、XMが最もおすすめの業者といえます。
3-2. 【第2位】AXIORY
出典:AXIORY公式サイト
金融ライセンス | ★★★☆☆ ベリーズの金融ライセンス(IFSC) |
信託保全・分別管理 | ★★★★★ 全額信託保全あり |
企業規模 | ★★★☆☆ ・従業員50名の中堅企業 ・2007年設立 ・世界8カ国で展開 |
日本語対応 | ★★★★☆ 日本人スタッフ10名以上在籍 |
出金拒否の有無 | ★★★★★ 不当な出金拒否なし |
AXIORY(アキシオリー)は、海外FX業者の中でも珍しい「全額信託保全」を謳っているブローカーです。会社に万が一のことがあったとしても、顧客の資金は100%守られます。
AXIORYはアジアを中心に7カ国サービス展開していますが、XMなどに比べると企業規模自体は中堅クラスといったところです。ただし、全額信託保全である点を評価して2位に選びました。
金融ライセンスは、ベリーズの国際金融サービス委員会(IFSC)のものを取得しています。ベリーズのライセンス自体はマイナーですが、提携が厳しいとされている銀行と取引しているAXIORYは安全性が高いと判断して問題ないでしょう。
さらに、日本人スタッフも10名以上在籍し、日本語サポートの質やスピードも良いと評価されています。全額信託保全の業者を選びたい方は、AXIORYでFX取引してみてはいかがでしょうか。
3-3. 【第3位】Tradeview
出典:Tradeview
金融ライセンス | ★★★★☆ ケイマン諸島(CIMA) |
信託保全・分別管理 | ★★★★★ 信託保全 |
企業規模 | ★★★★☆ 2004年創業の中堅業者 |
日本語対応 | ★★★☆☆ 日本人スタッフ在籍 |
出金拒否の有無 | ★★★★★ 不当な出金拒否なし |
Tradeviewは2004年に創業した海外FX業者です。
取引環境、取引条件、信用度、顧客資金保全において信頼性のあるサービスを提供しています。
所有しているラインセンス『ケイマン諸島(CIMA)』はFATFの格付けで世界5位にランクインしているほど難易度が高いため、信頼をおけるでしょう。
さらに、信託保全で顧客資金を保証しているため、資金の預け先としても安心です。
スプレッド幅が狭いうえ、これまで約定拒否をという報告もありません。
狙ったとおりの注文をしやすい特徴も高評価を得ているため、優良業者であるとみることができます。
安全性にとことんこだわった業者で取引したい方にはおすすめの業者です。
まとめ
この記事では、海外FX業者の安全性の高さについて解説しました。
結論から言うと、海外FXは「安全だ」と断言できるサービスではありません。
なぜなら、海外FXには以下のような現状があるからです。
安全だと断言できない海外FXの真実4つ |
・悪徳業者は実際に存在する ・出金拒否で利益を引き出せないケースもある ・顧客の資金が国内FXのように守られていない ・サポート対応が不十分な業者もいる |
ただし、しっかりと要点を押さえれば、海外FXでも安全性の高い取引環境にすることは可能です。
- 安全性の高い業者を選ぶ
- 取引ルールをしっかり把握する
- ボーナス特典を活用して少ない自己資金でトレードする
- ハイレバレッジを活用する
- 税金負担を抑えるために分散投資を行う
実際に海外FX業者を選ぶ時には、今回紹介した安全性の高さだけでなく、スプレッドの狭さやボーナスの豪華さ、約定力の高さなど複数の基準を照らし合わせた上で選ぶことになるでしょう。
しかし、どの基準を重視するにしろ、安全性がある程度しっかりしている業者を選ぶのは最低条件です。そうしなければ、せっかく稼いだ利益が全て取り出せなくなってしまう危険性があるからです。
今回の記事を参考にして、まずは安全性の高さから業者選びを行うようにしてください。
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