「レバレッジ400倍の取引って儲かるの?」
「レバレッジ400倍って証拠金はいくらくらい必要なの?」
こんな疑問をお持ちではありませんか?FXで儲けたいと思っている方は、レバレッジ400倍のようなハイレバレッジの取引がどんなものか気になりますよね。
レバレッジとは、担保となる保証金=証拠金の何倍もの金額で取引ができる仕組みのことです。
レバレッジ400倍の取引に必要な証拠金の目安は以下の通りです。
必要証拠金の額をレバレッジ25倍と1,000倍の必要証拠金と比較すると、以下のようになります。
【1ドル=100円 0.1ロット(1万通貨)の場合の必要証拠金】
レバレッジの倍率 | 必要証拠金 |
---|---|
25倍 | 40,000円 |
400倍 | 2,500円 |
1,000倍 | 1,000円 |
レバレッジ400倍の取引では、25倍と比較してかなり少ない証拠金で取引ができますが、さらに倍率が高くなるともっと少ない証拠金で取引することが可能です。
このように、少ない資金で大きな取引ができる点がレバレッジ400倍の魅力ですが、ハイレバレッジの取引にはリスクもあるので、注意点を把握して取引することが重要です。
そこでこの記事では、あなたがレバレッジ400倍の取引について詳しく知ることができるように、以下のことをお伝えします。
- レバレッジ400倍の取引の魅力
- レバレッジ400倍の取引で必要な証拠金はいくら?
- レバレッジ400倍で取引取引する際の注意点
- レバレッジ400倍で取引できるおすすめのFX業者7選
FX初心者にもわかりやすく解説しているので、ぜひ最後まで読み進めてくださいね。
目次
1.レバレッジ400倍の取引の魅力
レバレッジ400倍の取引の魅力はどんなところにあるのでしょうか?
【レバレッジ400倍の取引の魅力】
- 大きなロット数をもって取引ができる
- 少ない証拠金で大きな利益を出せる
レバレッジ400倍の魅力について、詳しくみていきましょう。
1-1.大きなロット数で取引ができる
レバレッジ400倍の1つ目の魅力は、大きなロット数で取引ができる点です。
【ロットとは?】
取引通貨量を示す単位のこと。1ロット何万通貨かはFX業者によって異なるが、海外FX業者は1ロット=10万通貨が一般的。
何万通貨もてるかは、以下の式で求められます。
通貨量(ロット数×10万)=必要証拠金×レバレッジ÷為替レート
例えば1ドル=100円、証拠金を5万円用意できるとき、レバレッジ200倍とレバレッジ400倍のロット数を比較してみましょう。
レバレッジ200倍の場合 | レバレッジ400倍の場合 |
---|---|
50,000×200÷100=100,000 ロット数=1ロット |
50,000×400÷100=200,000 ロット数=2ロット |
このように同じ証拠金で取引をする場合、レバレッジ400倍で取引をすると、レバレッジ200倍の2倍のロット数で取引ができます。
さらに利益についてみてみましょう。上の条件で1円値上がりした時の利益は以下のようになります。
レバレッジ200倍の場合 | レバレッジ400倍の場合 |
---|---|
利益=100,000×1円=100,000円 |
利益=200,000×1円=200,000円 |
このように、利益はロット数に比例して大きくなります。
ロット数が多くなると利益も大きくなるため、大きなロット数で取引できる点はレバレッジ400倍のメリットと言えます。
◎「ロット」について詳しくは、こちらの記事をご覧ください。
1-2.大きな利益を出せる
レバレッジ400倍の2つ目の魅力は、大きな利益を出せる点です。
証拠金10,000円を用意し、1ドル=100円で買ったドルを1ドル120円で決済した場合の利益を例にみてみましょう。倍率別の利益は以下のようになります。
レバレッジ25倍の場合 | レバレッジ200倍の場合 | レバレッジ400倍の場合 | |
---|---|---|---|
利益 | 10,000×25÷100=2,5002,500×20=50,000 | 10,000×200÷100=20,00020,000×20=400,000 | 10,000×400÷100=40,00040,000×20=800,000 |
同じ証拠金額では、レバレッジの倍率が大きいほど大きなロット数をもてるため、利益に大きな差が出ます。
大きな利益が出せるの点は、FX取引の目的からいってもとても魅力的です。
2.レバレッジ400倍の取引の必要証拠金はいくら?
海外FXのレバレッジ取引において、証拠金の計算は重要です。理由は以下の通りです。
- 証拠金の額とレバレッジの倍率によって取引できる額が決まるから
- 証拠金維持率の低下によりロスカットがかかるのを防ぎやすいから
それではレバレッジ400倍の取引では、一体どれくらいの証拠金が必要なのでしょうか。
ここでは計算方法をお伝えした上で、実際に計算してみましょう。
2-1.必要証拠金の計算方法
必要証拠金は、以下の計算方法で算出できます。
必要証拠金=取引額(為替レート×ロット数)÷レバレッジ
為替レートとは、1ドル=100円のように表されるレートの円数字のことです。
ロット数とは、通貨量のことで、1ロット=10万通貨の場合、ロット数に当てはめる数字は10万になります。
2-2.レバレッジ400倍の取引に必要な証拠金額
それでは実際にレバレッジ400倍の取引に必要な証拠金を計算してみましょう。
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【レバレッジ400倍の取引の必要証拠金シミュレーション】
◎1ドル=100円
◎ロット数=0.1ロット(1万通貨)
必要証拠金=100×10,000÷400=2,500
この場合の必要証拠金は、2,500円
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このように、必要証拠金は数字を当てはめると簡単に計算することができます。
必要証拠金は、計算ツールを使うと簡単に計算することが可能です。以下、証拠金計算ツールをご紹介します。
◎gemgemFX海外FX証拠金計算ツール
◎XMTraiding証拠金計算機
3.ハイレバレッジで少ない証拠金で取引する際はロスカットに注意!
レバレッジ400倍のようなハイレバレッジで取引をする際に注意しなければいけないのが、「ロスカット」です。
「ロスカット」はFX会社により水準が設けられていて、証拠金維持率がロスカット水準(ロスカットライン)を下回ると、強制的に決済されます。
【ロスカットの仕組み】 【ロスカットとは?】FX取引での損失が著しく拡大することを防ぐ仕組み。一定の損失を超えると強制決済し、これ以上損失が増えないようにします。 |
ロスカットは、投資家を保護するためのいい仕組みですが、投資家の意思とは関係なくその時点で損失が確定してしまいます。
以下の表でわかるように、レバレッジの倍率が高い取引ほど、ロスカットの可能性が高くなります。
【ロスカット水準20%とした時のロスカットまでの損失】
レバレッジ倍率 | ロスカットまでの損失(%) | 1ドル=100円の場合 |
---|---|---|
レバレッジ25倍 | -3.2% | 1ドル=96.8円になるとロスカット |
レバレッジ100倍 | -0.8% | 1ドル=99.2円になるとロスカット |
レバレッジ1,000倍 | -0.005% | 1ドル=99.92円になるとロスカット |
繰り返しになりますが、ロスカットが発動すると損失が確定します。高いレバレッジで取引をする際は、ロスカットに注意して取引を行いましょう。
4.そのほかハイレバレッジで取引する際の3つの注意点
ロスカットについては特に注意が必要なので前章でお伝えしましたが、他にも注意するべき点が3つあります。注意点は以下の通りです。
【ハイレバレッジで取引する際の3つの注意点】
- 証拠金維持率に気をつける
- 取引量に注意する
- ゼロカットシステムがある会社を選ぶ
それぞれみていきましょう。
4-1.証拠金維持率に気をつける
ハイレバレッジの取引では証拠金維持率を常に意識して取引を行うことが重要です。
ロスカットは証拠金維持率の低下によって発動するためです。
3.ハイレバレッジで取引する際はロスカットに注意でお伝えしたとおり、レバレッジが高くなればなるほどわずかな相場変動で証拠金維持率がロスカット水準を下回り、ロスカットが発動します。
ロスカットが発動すると損失が確定してしまいますので、そのような事態を防ぐためにハイレバレッジの取引では、証拠金維持率に注意しつつ取引をしましょう。
なお、証拠金維持率は、以下の計算方法で算出できます。
- 有効証拠金÷必要証拠金×100
*有効証拠金・・・FX口座の残高に未決済のポジションの損益を加算した額
参考にしてください。
証拠金は多いに越したことはありませんが、一般的に証拠金維持率は500%以上あれば安心と言われています。証拠金率は、レバレッジを下げたり、有効証拠金を増やすことで高く保てます。
4-2.取引数量に注意する
ハイレバレッジの取引では、取引量に注意が必要です。
ハイレバレッジの取引では、多くのポジションをもてるため、損失が大きくなる場合があります。
具体例を挙げてみてみましょう。
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◎証拠金10,000円
◎1ドル=100円で買ったドルを20%ダウンの1ドル=80円で決済
レバレッジ25倍の場合 |
レバレッジ200倍の場合 |
レバレッジ400倍の場合 |
|
---|---|---|---|
通貨量 | 10,000×25=250,000 250,000÷100=2500 |
10,000×200=2,000,000 2,000,000÷100=20,000 |
10,000×400=4,000,000 4,000,000÷100=40,000 |
損失 | 2,500×-20=-50,000 | 20,000×-20=-400,000 | 40,000×-20=-800,000 |
このように、レバレッジが高くなるほど多くのポジションをもつことができるため、損失が拡大します。
ハイレバレッジで取引する際は、無理のない取引量を維持することを心掛けましょう。
4-3.ゼロカットシステムがある会社を選ぶ
ハイレバレッジで取引する際は、ゼロカットシステムがある会社を選びましょう。
【ゼロカットシステムとは】
ロスカットが間に合わず口座残高がマイナスになってしまった際に、その損失分をFX業者が負担し口座残高をゼロにしてくれるシステム。つまりゼロカットシステムを採用している会社では、借金を背負うことがありません。
ゼロカットシステムを採用している会社を選ぶと、証拠金以上の損失を負うことがありません。FX口座以上の損失が出ても、FX会社が肩代わりしてくれるからです。
ハイレバレッジの取引では、値が急激に変動した場合の損失ははかりしれませんが、ゼロカットシステムを採用している会社なら顧客を保護してくれます。
ハイレバレッジで取引をする際にはとてもありがたいシステムなので、FX会社を選ぶ際はゼロカットシステムを採用している会社を選んでくださいね。
5.レバレッジ400倍で取引できるおすすめの海外FX業者7選
レバレッジ400倍は、海外FXにおいて決して高い倍率ではありませんが、レバレッジ取引の恩恵を受けるには十分な高さといえます。また、国内FXのレバレッジは最大25倍なので、それと比較すると16倍の高さです。国内FXのレバレッジと比べると十分高いレバレッジですよね。
ではレバレッジ最大レバレッジ400倍の海外FX会社はどのような会社があるのでしょうか。おすすめの業者を紹介します。
最大レバレッジ400倍のFX会社 | |||
---|---|---|---|
海外FX業者名 | 最大レバレッジ | ロスカット水準 | ゼロカット |
Axiory(アキシオリー) | 400倍 | 20% | ◯ |
iforex(アイフォレックス) | 400倍 | 0% | ◯ |
Axioryは、2007年にベリーズというカリブ海に面した中米の国で設立された会社です。FXサービスは2011年から開始したので、運営歴は11年になります。
Axioryは信頼性が高いベリーズ金融ライセンスを取得しており、安心して取引できる会社です。
不定期で豪華なボーナスキャンペーンを実施しているので、チェックしてみてくださいね。
iforexは、1996年に設立された老舗のFX業者です。運営歴は25年以上になります。
本社はヴァージン諸島にあり、ヴァージン諸島金融ライセンスを取得しています。
ロスカット水準が0%という点が特徴的で、ハイレバレッジで取引するのに相性がいいFX会社です。
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最大レバレッジ400倍のおすすめの業者を紹介しましたが、レバレッジ400倍で取引できる会社は、最大レバレッジ400倍の会社だけではありません。
最大レバレッジが400倍以上のFX会社で、おすすめの業者は以下の通りです。
最大レバレッジ400倍以上のFX会社 | |||
---|---|---|---|
海外FX業者名 | 最大レバレッジ | ロスカット水準 | ゼロカット |
XM(エックスエム) | 1000倍 | 20% | ◯ |
GEMFOREX(ゲムフォレックス) | 1,000倍 | 20% | ◯ |
TitanFX(タイタンエフエックス) | 500倍 | 20% | ◯ |
FBS(エフビーエス) | 3,000倍 | 20% | ◯ |
HotForex(ホットフォレックス) | 1,000倍 | 20% | ◯ |
ぜひ参考にしてくださいね。
6.まとめ
この記事では、レバレッジ400倍の取引、ひいてはハイレバレッジの取引について詳しくお伝えしました。
最後に、ハイレバレッジの取引の注意点をおさらいしましょう。
【ハイレバレッジで取引する際の注意点】
- ロスカットに注意する
- 証拠金維持率に気をつける
- 取引量に注意する
- ゼロカットシステムがある会社を選ぶ
あなたの投資がうまくいくことを願っています。
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