「海外FXならレバレッジ倍率100倍以上で取引できるって本当?」
「大きな損失を出すリスクはないのかな」
海外FXのレバレッジ100倍は危険ではありません。
レバレッジ倍は25倍に定められている国内FXに対して、海外FXのレバレッジ100倍は、たいへん大きなリスクがあると思われがちですが、実際のリスクは国内FXと比べても決して高くありません。
海外FXのレバレッジ100倍の取引が危険ではないと言える理由は2つあります。
リスクの高さを懸念されることの多い海外FXですが、実際のところは、これら2つの理由によって、レバレッジ100倍以上の取引でも、むしろ国内FXよりも安全であるとすらいうことができるのです。
ただし、レバレッジ100倍の取引は、国内FXのレバレッジ25倍の取引とはその特徴が大きく異なり、同じように取引を行うと大きな損失を出してしまう危険性が生じることになります。
そのため取引においては、レバレッジ倍率に応じた、適切な取引の手法を守る必要があります。
そこで今回は
- 海外FXのレバレッジ 100倍は危険ではない2つの理由
- レバレッジ 100倍の取引のメリット・デメリット
- レバレッジ 100倍の取引を行う際に注意すべき3つポイント
について詳しく解説していきます。
この記事を読めば、レバレッジ100倍のリスクが低いことを正しく理解し、安全に取引することができるようになります。
1.海外FXのレバレッジ 100倍は危険ではない2つの理由
冒頭でもお伝えした通り、海外FXでレバレッジ100倍の取引は危険ではありません。危険ではない事実を以下の2つのポイントから解説しましょう。
では一つずつ確認していきましょう。
1-1.FX取引のリスクはレバレッジ倍率ではなく取引量に比例する
特にFX取引初心者の中にはレバレッジ倍率は高ければ高いほど取引のリスクが増大すると思っている方が多くいますが、厳密にはこれは正しくありません。
なぜなら実際のFX取引で発生するリスクの大きさは、レバレッジ倍率ではなく、取引量に比例するからです。
確かに、レバレッジ倍率が高ければ、それだけ大きな取引を行うことができるのは事実です。そしてそのレバレッジ倍率に合わせて取引量を大きくすればリスクは増大します。
たとえばドル円の相場で、証拠金5万円で最大の取引を行なったとします。レバレッジ25倍であれば最大取引量は
¥50,000(証拠金額) × 25倍(レバレッジ倍率)= ¥1,250,000
つまり証拠金5万円、レバレッジ倍率25倍の場合の最大の取引量は125万円ということになります。この取引量で1ドル=100円でドルを購入すれば12,500ドルまで購入することができます。この時にドルが1円下がると、その損失は、
¥1(変動幅) × 12,500ドル(取引量)= ¥12,500(損失額)
となり12,5000 円の損失です。
これと同じ取引をレバレッジ100倍で行う場合、取引できる最大の金額は
¥50,000(証拠金額) × 100倍(レバレッジ倍率)= ¥5,000,000
つまり証拠金5万円、レバレッジ倍率100倍の場合の最大の取引量は500万円ということになります。同じようにドルを購入する場合は50,000ドルまで購入が可能です。そして同じように1円の値下がりが生じたとすれば
¥1(変動幅) × 50,000ドル(取引量)= ¥50,000(損失額)
同じ証拠金額でレバレッジを効かせて最大の取引を行う場合、取引のリスクはレバレッジ倍率に応じて高くなるということがわかります。
ただし、これはあくまでも証拠金額でできる最大の取引を行った場合です。そもそもレバレッジ倍率が高いからといって、取引量まで増やす必要はありません。
レバレッジ倍率100倍の取引でも、利用する証拠金を1万円だけにして取引を抑えれば、
¥10,000(証拠金額) × 100倍(レバレッジ倍率)= ¥1,000,000
そして、この場合に同じ取引で生じる損失は、
¥1(変動幅) × 10,000ドル(取引量)= ¥10,000
とレバレッジ倍率25倍、証拠金5万円の場合と変わらない損失額になります。
これらの結果から以下の結論を導き出すことができます。
・FX取引のリスクを考える上で最も重要なポイントはレバレッジ倍率ではなく取引量である
・レバレッジ倍率がいくら高くても取引の規模を適切に保つことができれば、FX取引のリスクは増大しない
確かにレバレッジ倍率が高いと、大きな取引ができる状況になることから、心理的に取引量を増大させたい誘惑が生じるという問題はあります。
しかし少なくとも、レバレッジ倍率の高さはFX取引のリスクを増大させる直接の原因ではないということは紛れも無い事実であると言えます。
1-2.ゼロカットシステムで追証の危険性が低い
海外FXでレバレッジ100倍以上の取引が実現する背景として、もう一つの大きな要素がゼロカットシステムの存在です。
ゼロカットとは簡単に言えば、国内FXなどで発生する可能性がある追証(追加証拠金)を帳消しにしてくれるサービスのことです。
例えば国内FX、証拠金を超える大きな損失が発生して口座がマイナスになった場合、即座に追証を口座に入金する必要があります。
追証の規模は損失に応じて際限なく拡大する可能性があることから、FX取引における最大のリスクの一つとして認識されています。
しかしゼロカットシステムのある海外FXではこの追証自体が発生しません。
これは、ゼロカットシステムのある海外FXであれば、取引でどれだけ大きな負債を抱えても絶対に入金した証拠金額以上の損失が発生しないということを意味します。
レバレッジ倍率100倍の取引では、最大レバレッジ25倍の国内FXに比べて損益の変動スピードが格段に早くなります。もちろん利益が出るスピードも大きいですが、損失の拡大スピードも尋常ではありません。
もしこのような状況で追証が発生したら大変なリスクです。
しかしゼロカットシステムであれば証拠金以上の損失は絶対に発生しないため、どんなに高いレバレッジの取引でも、追証の発生を防ぎ、損失をあらかじめ入金した証拠金の範囲に限定することによって、リスクを最小限に保つことができます。
つまり追証という点に関していえば、レバレッジ倍率100倍の海外FXの方が、国内FXよりも安全である、と言うことができるわけです。
海外FXのゼロカットシステムはレバレッジ100倍の取引において大きなメリットとなりますが、利用においてはいくつか注意すべき点も存在します。
以下のページではゼロカットシステムの注意点も含めたさらに詳しい情報を解説していますのでぜひ参考にしてください。
「海外FXのゼロカットとは?仕組みとメリット・デメリットを解説」
2.レバレッジ 100倍の取引のメリット・デメリット
つまりレバレッジ倍率100倍には、レバレッジ倍率25倍の国内FXと比較して、取引におけるメリットデメリットが存在します。
レバレッジ100倍の取引では、これらのメリット・デメリットを正しく把握し、レバレッジ倍率に合わせた冷静な取引を行う必要があります。
ではメリット・デメリットをそれぞれ詳しく確認していきましょう。
2-1.レバレッジ100倍のメリット
表に示した通り、レバレッジ倍率100倍のメリットは以下の2つです
レバレッジ100倍のメリット | |
---|---|
投資効率が高い | ・同じ資金(証拠金額)で利益を何倍にもできる ・複利運用での効果が高い |
少ない証拠金で取引ができる | ・少額資産から十分に利益を上げる投資を始めることができる ・取引を始めやすい |
では一つずつ確認しましょう。
①投資効率が高い
レバレッジ100倍の最も大きな特徴は、より大きな金額の取引ができるということです。これは国内FXの低いレバレッジに対して、同じ資金の取引で利益を何倍にもできるということを意味します。
つまりより効率的に投資を行うことができるというわけです。
例えば証拠金10万円で1ドル100円のレートでドルを買い、101円で売ることで1ドルあたり1円の利益を出したとします。この場合の利益をレバレッジ倍率25倍と100倍で比較してみましょう。
つまり、同じ取引でも、レバレッジが25であれば25,000円の儲けである場合、100倍のレバレッジであれば儲けは4倍、なんと100,000円になるわけです。
このようにトレードで利益が出た場合には、取引のレバレッジ倍率が高ければ高いほどその利益は大きくなり、投資の効率が高まるということになります。
また、投資効率が高いことは複利運用においても大きなメリットになります。トレードで得た利益をさらに投資に回すことによって、より早く目標の利益まで到達することができます。
②少ない証拠金で取引ができる
同じ規模の取引をする場合には、レバレッジ倍率が高い方が、必要な証拠金額は少なくなります。
これはレバレッジ倍率が高い環境の方が、少額でも十分に利益を上げる投資を行うことができるということです。
たとえば100万円の規模の取引をする際に必要な証拠金の金額を比べてみましょう。
FXでは取引の規模に対して必要な証拠金のことを必要証拠金と言います。必要証拠金は以下の計算式で求めることができます。
取引の金額 ÷ レバレッジ倍率 = 必要証拠金
レバレッジ倍率25倍の場合、
¥100,000(取引の金額) ÷ 25倍(レバレッジ倍率) = ¥40,000(必要証拠金)
これに対してレバレッジ倍率100倍の場合は
¥100,000(取引の金額) ÷ 100倍(レバレッジ倍率) = ¥10,000(必要証拠金)
つまり取引に必要な証拠金の金額は、レバレッジ倍率に反比例する形で少なくなるというわけです。
このため、レバレッジ倍率が高い環境であれば、十分に証拠金を用意できない状況であっても、相応の規模の取引を実現し、より大きな利益を確保しやすい状況が生まれることになります。
2-2.レバレッジ100倍のデメリット
レバレッジ100倍の取引にあるデメリットは以下の2つです。
レバレッジ100倍のデメリット | |
---|---|
損失の拡大が早い | ・価格変動が激しく損失の拡大するスピードが早い ・ロスカット(強制決済)の危険性がある |
ロスカットの危険性が高い | ・損失拡大によって強制決済(ロスカット)になる危険性が高くなる |
大きな取引をしたいという誘惑が生じる | ・利益に目がくらみ身の丈を超えた取引をしてしまう ・規模の大きい取引によって予想外の損失を被るリスクがある |
①損失の拡大が早い
資金効率が高く、高い利益を上げられることは、同時に、損失の拡大のスピードが早いというデメリットを生み出します。
当然ですがメリットで示したレバレッジ倍率による利益の大きさの違いは、そのまま損失のケースにも当てはまります。
レバレッジ25倍で25,000万円の損失がある取引であれば、レバレッジ100倍ならその4倍、100,000円の損失になるわけです。
このため、レバレッジ100倍の環境では、国内FXに比べて、あっという間に予想外の損失を被る危険性が増大することになります。
②ロスカットの危険性が高い
そして予想以上のスピードで損失が拡大した際に最も注意すべきはロスカット(強制決済)です。
ロスカットとはFXの取引で損失が著しく拡大すること防ぐために整備された、一定の損失を超えた段階でポジションを強制決済する仕組みです。
FXでは取引の金額に対する証拠金の割合のことを証拠金維持率と言い、この証拠金維持率が一定の割合を下回るとロスカットが発動し、損失が確定されてしまうことになります。
証拠金維持率の重要性については次章の「3-1.証拠金維持率を安全な水準に保つ」でも詳しく解説していますので参考にしてください。
特に損益の振り幅の大きいレバレッジ100倍の取引では損失の拡大幅が大きく、相場が大きく変動する場合には、証拠金維持率が激しく変動し、ロスカットが発動する可能性が高まるというわけです。
もちろん1章でもお伝えした通り、海外FXの取引ではゼロカットシステムによって追証が生じる危険性はほとんどありません。
ただしロスカットによって入金している証拠金の全てがなくなってしまうリスクは常に存在しているということは決して忘れてはいけません。
②大きな取引をしたいという誘惑が生じる
レバレッジ100倍の取引では、同じ証拠金額で行うレバレッジ25倍の場合に比較して4倍の規模の取引ができるということを意味します。
トレーダーは大きな取引ができる環境では、どうしても取引規模を必要以上に拡大してしまう傾向があります。
高いレバレッジの取引で成功すれば利益は急激に大きくなります。レバレッジ100倍の環境では、その利益に目がくらみリスクを顧みない取引を行いたい誘惑が、取引を行うトレーダーに常に生じているというわけです。
このためハイレバレッジの取引では、自分が引き受けることができるリスクの規模を常に把握し、冷静にトレードを行う必要があります。
3.レバレッジ 100倍の取引を行う際に注意すべき3つポイント
それでは、これまで確認したメリット・デメリットを踏まえて、レバレッジ100倍の取引で注意するポイントについて確認していきましょう。
ひとつずつ解説しましょう。
3-1.証拠金維持率を安全な水準に保つ
1章でも確認した通りFX取引のリスクをコントロールする上で最も大事なのは、適正な取引の規模を保つことです。そして、適正な規模の取引を行う上で重要になる指標が証拠金維持率です。
証拠金維持率とは必要証拠金に対する証拠金額の割合のことを指し、FXのトレーダーは常にこの証拠金維持率を適正な割合に保つことが求められます。
証拠金維持率の目安としては、スキャルピングなど短期のトレードの場合は、証拠金維持率300%、スイングトレードなどの長期のトレードであれば1000%以上とされています。
実際の証拠金維持率は以下の式で算出することができます。
有効証拠金 ÷ 必要証拠金 × 100 = 証拠金維持率(%)
有効証拠金とは、入金した証拠金の金額にその時持っている未決済のポジションの損益を加算した金額のことを指します。このため有効証拠金の金額はポジションの損益によって常に変動することになります。
例えば以下のケースで証拠金維持率を算出すると、
・入金している証拠金:20万円
・未決済のポジションの損益:2万円
・必要証拠金額:3万円
この状況を計算式に当てはめると、
有効証拠金(¥200,000ー¥20,000)÷ 必要証拠金(¥30,000)×100 = 300%
となり、必要証拠金は300%と算出することができます。
取引の規模はFXにおけるリスクの大きさに直結し、証拠金維持率を適正に保つことは、取引の規模を適正に保つことに直結します。
この意味で証拠金維持率は安全にFX取引を行う上で必ず注視しなければいけない大切な指標であるというわけです。
3-2.損切りルールを厳密に守る
損切りとは文字通り、損失が出ているポジションを決済し、損失を確定することを言います。
あらかじめ損切りの幅やタイミングを決めておき、そこまで損失が拡大したら損切りによってポジションを決済することで、損失の拡大を防ぎます。
損切りの幅は取引の手法によって異なりますが、一般的な損切りラインの目安は以下のようになります。
取引手法 | 損切りラインの目安 |
---|---|
スキャルピング 数秒~数分で決済する手法 |
注文時の価格から5pips程度下落した時点 |
デイトレード その日のうちに決済 |
注文時の価格から50pips程度下落した時点 |
スイングトレード その日のうちに決済 |
注文時の価格から100〜500pips程度下落した時点 |
多くのトレーダーはポジションが回復するかもしれないという期待から、どうしても損切りを躊躇しがちになり、このためにさらに損失が拡大するという悪循環に陥ることも少なくありません。
しかしFX取引は勝ちと負けを繰り返しながら、トータルで収益を上げる投資手法です。そのため損失の金額を抑えることは、利益に直結する大きな要素であるということが言えます。
特にレバレッジ100倍の取引では損失拡大のスピードが大変早くなるため、損切りのタイミングを逃すと予想以上に損失が拡大してしまうというケースも珍しくありません。
このためこの損切りを冷静にできるかどうかが、レバレッジ100倍の環境で利益を上げるための一つの指標になり得るとも言えるでしょう。
3-3.ゼロカットシステムがある「安全な」海外 FX業者を選ぶ
レバレッジ100倍の取引を行う上で、大変重要なのがゼロカットシステムの有無ですが、それを確認するだけでは十分ではありません。
過去には、ゼロカットシステムがあると言ってトレーダーを集めておきながら、土壇場でゼロカットを停止して突然、追証を要求する悪徳業者も存在しています。もちろんゼロカットシステムに関してだけでなく、不当な口座凍結や出金拒否を行う悪質な業者を避ける必要もあります。
このためレバレッジ倍率100倍以上のFX取引を行う場合は、以下の3つのポイントを踏まえ、より信頼できる海外FX業者を選ぶことがとても重要になります。
ゼロカットシステムがある「安全な」海外 FX業者を選ぶための3つのポイント |
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ゼロカットシステムを採用している業者であるかどうかを確認する |
業者の持つ金融ライセンスを確認する |
口コミサイトで業者の評判を確認する |
一つずつ解説します。
①ゼロカットシステムを採用している業者であるかどうかを確認する
海外FX業者はほとんどがゼロカットシステムを採用していますが、稀にゼロカットシステムがない業者もあります。
ゼロカットシステムを採用している場合、業者のホームページに必ずゼロカットシステムがあるという記述があります。
利用する業者を決定する際は、必ずその業者のホームページでゼロカットシステムの有無を確認しましょう
②業者の持つ金融ライセンスを確認する
信頼できる業者を選ぶ上で重要な指標になるのが、それぞれの海外FX業者が保有している金融ライセンスです。
金融ライセンスとは政府が金融業者に対して営業許可を出す際に発行するライセンスのことで。
海外FX業者はライセンスを発行した国のルールを尊守する必要があり、違反があれば罰則も受けます。つまり金融ライセンスを保持していることは、それぞれの国の審査をパスし、政府からの認可を得ている業者であることの証明であると言えます。
このため、金融ライセンスを保持しているかどうか、またどのような金融ライセンスを持っているかという事が、海外FX業者の信用度をチェックする上で、たいへん重要な要素となります。
有名な金融ライセンスとしては以下のものが挙げられます。
金融ライセンス名 | 国 | 取得難易度 | 特徴 |
---|---|---|---|
FCA(イギリス金融行為規制機構ライセンス) | イギリス | 最高 | ・世界で一番取得が難しいとされる金融ライセンス ・FX業者が破綻した際も約1000万円までの証拠金の補償が義務付けられている ・ライセンスは毎年更新する必要があり、その都度経営状況や顧客審査の管理状況を詳しく報告しなくてはいけない |
CySEC(キプロス証券取引委員会) | キプロス | 最高 | イギリスFCAと同様の取得難易度とされる信頼度の高い金融ライセンス ・ゼロカットシステムの整備、原則翌日までの出金処理などが義務付けられている ・ICF(投資家補償基金)への加入が義務付けられており2万ユーロ(約240万円)までの証拠金が保証される |
CIMA | ケイマン諸島 | 高い | ・ケイマン諸島はタックスヘイブン(租税回避地)のため多くの金融機関が集まる ・イギリスの国外領地のため、金融規制もイギリスの蜂起に従って厳密に行われる |
VFSC | バヌアツ共和国 | 高い | ・2019年に取得要件が厳格化され、ライセンスの信頼性が向上した ・信頼性の高い業者のみが選別され、ライセンスを取得することができる |
FMA | ニュージーランド | 中程度 | ・金融ライセンスとしては一般的な信頼性 ・「FSPR」というニュージーランドライセンスがあるが、こちらは政府が発行するライセンスではないため注意が必要 |
IFSC | ベリーズ諸島 | 中程度 | ・金融ライセンスとしての信頼性は中程度 ・本社をベリーズ国内に置く必要がないため、ライセンス取得業者にはペーパーカンパニーも多い |
業者が保持する金融ライセンスは、必ずホームページなどに掲載されています。
利用する業者を決定する前に、これらの金融ライセンスを保持しているかどうかを必ず事前に確認するようにしましょう。
金融ライセンスを保持していない業者は利用を避けるのが賢明であると言えます。
③口コミサイトで業者の評判を確認する
海外FX業者を選ぶ前に、SNSや口コミサイトでその業者の評判を確認することも有効な方法です。
確認の方法も簡単です。SNSでその業者の名前で検索すれば、実際にその業者を利用したトレーダーのクチコミ情報をすぐに読むことができます。ブラウザで「業者名+出金拒否」や「業者名+口座凍結」などで検索する方法もおすすめです。
利用者コメントはトレーダーの目線で語られているものがほとんどであるため、それぞれのコメントの信憑性については考慮する必要はありますが、業者を選ぶ一つの指標としてはたいへん参考になります。
海外FX業者のレビューサイトを確認することも有効です。特に有名な海外FX業者の口コミサイトはFPA(Forex Peace Army)というサイトです。
FPAは全てのコメントを日本語で読むことができ、また過去に起こった出金拒否や違反行為などの事例や、要注意業者の情報なども確認できるため、業者の信頼性を確認する上でたいへん参考になるサイトです。
まとめ
今回はレバレッジ100倍の取引が危険ではないことについて詳しく解説しました。
海外FXのレバレッジ100倍の取引は以下の2つの理由から危険ではないということができます。
ただし、レバレッジ100倍の取引は、国内FXのレバレッジ25倍の取引とはその特徴が大きく異なり、同じように取引を行うと大きな損失を出してしまう危険性が生じることになります。
レバレッジ100倍の取引には以下のようなメリット・デメリットが実際に存在します。
レバレッジ100倍の取引では、これらの特徴を踏まえ、レバレッジ倍率に応じた、適切な取引の手法を守る必要があります。
ページの後半では、レバレッジ100倍の取引を行う上でレバレッジ 100倍の取引を行う際に注意すべき3つポイントについても詳しく解説しました。
この記事が、あなたか海外FXでレバレッジ100倍の取引を安全に行うための一助となることを願っています。