「主婦にFXって向いているの?」
「主婦でFXで稼いでいる人がいるっていうけど実際はどうなの?」
テレビやインターネットのニュースなどでFXで稼ぐ主婦を見て、こんな風に思うこともありますよね。
結論をいうと下記の理由から、FXは主婦のライフスタイルと相性がよく、主婦に向いている投資方法といえます。
【主婦にFXが向いている理由】
- 家事や育児の合間の時間を有効活用できる
- スマートフォンで手軽に始められる
- 少額からでも投資を始められる
FXは、家事や育児のすき間時間を活かせるため、パートで働くように時間と場所に縛られることもありません。また、パートでは得られないような利益を得られる可能性もあります。
実際のところ、主婦でFX投資に成功している人は少なくありません。実際に成功している人たちの例や、主婦でFX投資に成功している人が多い理由についても紹介します。
「あと月2~3万円をすき間時間に稼ぎたい」「将来の生活を豊かにしたい」と考えている人は参考にしてみてください。主婦にとってFX投資がお小遣い稼ぎや今後の資産形成のためにもよい手段であることがわかるでしょう。
▼この記事で分かること
- 主婦にFX投資が向いている理由
- 主婦でFXに成功している人が多い理由
- 主婦だからといってFXが有利と限らないため注意も必要
- FX投資に向いている主婦のタイプ
- FXをやるなら海外FXがおすすめ
- FX投資をうまく行うために知っておくべき6ヶ条
最後まで読むことで、FX投資に向いているタイプや、FX投資に海外FXが特に役立つこと、FX投資のために知っておくべきことなどがわかります。
FX投資で成果を上げるためにもぜひ最後まで目を通すようにしてください。
目次
1. 主婦にFXって向いているの?
FXとは「外国為替証拠金取引(Foreign Exchange)」のことで、例えば日本円で米ドルを買ったり売ったりするなど為替の取引で利益を得ることです。
冒頭でも触れた通り、FXは、主婦に向いている投資方法といえるでしょう。
主婦にFXが向いていることは、主婦のライフスタイルとFXとの相性がよいことと、実際にFXで稼いでいる主婦が少なくないことからもわかります。
以下では、主婦とFXがどのように相性がいいのか、また、実際にFXで稼いでいる主婦の事例について、具体的に紹介します。
詳しく見ていきましょう。
1-1. 主婦とFXは相性がいい
主婦とFXの相性がいいといえるのは、下記のような理由からです。
- 家事や育児の合間の時間を有効活用できる
- スマートフォンで手軽に始められる
- 少額からでも投資を始められる
詳細は下記の通りです。
1-1-1. 家事や育児の合間の時間を有効活用できる
FXは、家事や育児の合間の時間を有効活用できる点で、主婦に向いているといえます。
FXは、株式投資などとは異なり基本的に平日24時間いつでも投資が可能です。FXは世界中のあらゆる通貨を扱うため、世界中の市場のどこかが必ず開いているからです。育児や家事ですき間時間ができれば、いつでも投資をすることができます。
特に日本円と米ドルの取引を行う場合は、子供を寝かしつけた後の21時台や、朝のお見送りを済ませた朝9時前後などに、値動きが大きくなる傾向です。
ちょうどよいタイミングで値動きをチェックしてタイミングよく売買できるなど主婦のライフスタイルと合いやすい投資方法です。
1-1-2. スマートフォンで手軽に始められる
FXは、スマートフォンで手軽に始められ、複数モニターなど特別な環境が必ずしも必要でない点が主婦に向いているといえます。
掃除や洗濯などの家事の後や子どもの送り迎えをすませて一息つく瞬間など、少し手が空いたときに気軽にチェックすることができます。本腰を入れてやる場合でもノートパソコン1台あれば十分稼ぐことができます。
デスクで大きなモニターにへばりついて行う作業でもないため、慌ただしく動き回る主婦に向いているといえます。
1-1-3. 少額からでも投資を始められる
FXは、少額から投資を始められる点が、家計を守る主婦に向いているといえます。
FXは取引できる最小単位がFX会社ごとに異なりますが100円~500円程度で始めることが可能です。
一般的には、1000通貨を最小単位としているFX会社が多く、中にはSBI FXのように1通貨を最小単位としている会社もあります。例えば米ドルに投資したい場合、1000通貨が最小単位の場合は「1000ドル=約10万円」から、1通貨が最小単位の場合は「1ドル=約100円」から投資可能です。
また、FXではレバレッジを効かせることもできるため、自己資金の数倍の投資効果を狙うことができます。
レバレッジとは、自己資金の数倍分の取引ができる仕組みです。例えば「レバレッジを10倍利かせる」という場合は、1万円の元手で10万円分の投資をすることができます。FXでは、国内FX会社を利用すると最大25倍、海外FXを利用すると100倍以上ものレバレッジを効かせることができます。
FXでは、家計のやりくりで捻出した少額のお金も効率よく運用させることができるため、主婦に向いています。
1-2. 主婦でFXを成功させている人は何人もいる
FXは少額で始められるのが大きな特徴の投資方法ため、専業主婦でも多くの人が取引をしています。
中には大きな成果を上げて広く世に知られている人も少なくありません。
以下では、FXで成功している主婦として、マスメディアなどによく取り上げられているケースについて紹介します。
1-2-1. ミセス・ワタナベ
ミセス・ワタナベは、個人名ではありませんが、主婦トレーダーの存在を示す象徴的なものといえます。
「ミセスワタナベ」とはFX業界における日本の小口の個人投資家を指す俗称です。ミセス・ワタナベはFX市場を大きく動かす力として世界で広く認識されています。
ミセス・ワタナベは、イギリスの経済誌「エコノミスト」が名付けたものです。これは、FX市場に変動要素が何もないにもかかわらず、日本の主婦や会社員などが昼休みを利用して円売り・ドル買いを進めた結果、FX市場に大きな変動が起こったことで、名づけられたものです。
ミセス・ワタナベは個人を指す言葉ではないものの、主婦トレーダーもFX市場に大きな影響を与えていることを示しています。
1-2-2. FX取引で8億稼いだカリスマ主婦トレーダー池辺雪子さん
池辺雪子さんは、2000年代にリアル「ミセス・ワタナベ」として話題となった東京都在住の主婦FXトレーダーです。これまでにFX取引で得た利益は8億円を超えるといわれています。
2007年にFXで得た4億円の利益に対する脱税容疑で起訴されたことが報道され、一躍有名になりました。専業主婦がFXで4億の利益を上げていたことでリアル「ミセス・ワタナベ」として世界中から注目されました。
FX投資での4億円の利益は、親から引き継いだ財産数千万円で2000年~2006年の間に築かれたといわれています。現在は、カリスマ主婦トレーダーとして、自身のトレードのほか、FX初心者向けのセミナーや情報発信などをされています。
1-2-3. FXを初めて1年で100万円を稼いだ盛美奈子さん
盛美奈子さんは、FX初心者としてFX初めて1年間で100万円を達成したという、テレビメディアなどでも注目の主婦トレーダーです。
盛さんは、FXのデモ口座を使ってシミュレーションで為替のレートを読む練習を積みんでから、実際のトレードを始めたそうです。シミュレーションをすることで、為替変動に慣れ、レートが動く時間帯などがわかるようになったとのことです。
デモ口座で練習を積み、リスクを抑えてエントリーする手法をマスターし、FX投資に成功しています。
1-2-4. FX開始1年目で月収100万円を達成した松本慶子さん
ケッティーとの名前でも知られる松本慶子さんは、FX開始から1年間で月100万円の利益を達成した主婦トレーダーです。
2012年にFXを投資を始めた際に書籍やセミナーなどを活用して猛勉強をして1年後には月100万円を達成。その後も平均月収200万円の利益を上げていることでテレビなどのメディアに多く取り上げられました。
現在は、YouTubeやブログなどでFX投資に役立つ情報発信やセミナー講座・教科書を提供されています。
2. 主婦でFX投資に成功している人が多い4つの理由
主婦にFXが向いていることと、実際にFXで成功している主婦が何人もいることを紹介しました。
このように主婦でFX投資に成功している人が多いのには、以下の4つの理由があります。
- 堅実な運用をする人が多い
- テレビのニュースなど情報収集しやすい環境がある
- 投資に集中できる環境や時間を作りやすい
- 夫の収入があるため精神的余裕を持ちながら取り組める
詳しくは次の通りです。
2-1. 堅実な運用をする人が多い
主婦の場合、シミュレーションで練習を積んでから本番運用をしたり、安定して利益が出るようになってから取引額をあげたりと、堅実な運用をする人が多いため、成果をあげやすいといえます。
FXの場合、ギャンブル的に大儲けしようとしたり、儲かるまで塩漬けにしようとしたりすると、それだけ大負けする可能性が高くなります。
FXには強制ロスカットという仕組みがあり、含み損が一定水準以上に大きくなると、それ以上の損失を防ぐためにFX会社により強制的にロスカットが行われます。
ギャンブル的に大儲けを狙うとそれだけ価格のブレも大きくなり大きな含み損を出して強制ロスカットをされることが少なくありません。強制ロスカットをされると含み損がリアルな損失として確定してしまいます。さらに、必要な証拠金を追加で支払わない限り、取引を再開することもできません。
このように、FXでは大きく勝とうとすると大きく負けてしまって大きな借金を追い、取引自体ができなくなることがあります。FXで成功するためには、いかに負けを小さくしていくかがカギといえるでしょう。
実際にFXで成功している人には、少額の取引を繰り返したり、また、損切りをまめに行ったりするなどの一回当たりの負けを小さくする工夫している人が多くみられます。
主婦の場合は、大きな勝負をせずに、小さくコツコツと取引を行ない、損をしても浅い損ですませるなど堅実な運用を行える人が少なくありません。大きなギャンブルを避ける堅実思考の方が、FX投資には向いているといえます。
2-2. テレビのニュースなど情報収集しやすい環境がある
主婦は、テレビやインターネットの海外・為替に関するニュースをチェックしやすい環境にある点も強みといえます。
会社に勤務していると、相場に関する情報収集をタイムリーに収集したくても、仕事の都合でチェックすることが難しい場合もあります。その点、主婦は自宅で作業していることもあり、比較的ニュースなどをチェックしやすい環境にあるといえます。
ニュースを見てその場でトレードを行うことも可能なため結果を出しやすいといえます。
2-3. 投資に集中できる環境や時間を作りやすい
主婦は、投資に集中できる環境や時間を作りやすい点も、FX投資を行ううえでの強みといえます。
例えば「ドル円」の相場が動きやすい時間帯、米国市場が開く日本時間21時や東京市場が始まる朝9時前後に、主婦は自宅にいることが多く、対応しやすいといえます。会社員だと帰宅途中であったり、出勤していたりして、これらの時間帯にFX投資に向き合うことは難しいといえるでしょう。
主婦は、投資に集中しやすい環境にあるといえます。
2-4. 夫の収入があるため精神的余裕を持ちながら取り組める
主婦は、夫の収入があるため精神的余裕を持ってFX投資に取り組める点も利点といえます。
FX投資は、多額の借金を抱えているなど本当にお金に困っているときは、正確な判断ができないことがあり、あまりおすすめできません。例えば1円でも失うのが怖いため、損切りができず、損失が大きく拡大するといったことが起こり得ます。また、お金がどうしても必要なため一獲千金を狙って、ギャンブル的な投資をしてしまうこともあります。
お金に余裕がないと、切羽詰まって正しい判断ができなくなります。その点、主婦は、夫の収入があることで生活が確保されるため、そこまで切羽詰まることはありません。精神的に余裕をもって投資に取り組める点がFX投資をするうえでの強みとなります。
3. 主婦だからFXが有利というわけではない
主婦にFX投資が向いていることを紹介しましたが、主婦だからといってFXに有利というわけではありません。
FX投資を行う際には、会社員や個人事業主、学生、専業主婦問わず、同様のリスクを負います。具体的には、下記のようなリスクがあるため、注意しましょう。
- いきなり大金を投資するのは損失リスクが高い
- 損切ができないと損害が
- 生活費を投資してしまうと失った際のダメージが大きくなる
詳しくは以下の通りです。
3-1. いきなり大金を投資すると損失リスクが高い
FX初心者が、いきなり大金を投資しても利益を上げられず、大きく損を出してしまうことがよくあるため注意しましょう。
まずは、デモ口座でのシミュレーション取引で練習をしたり、少額から投資を始めたりとFX投資に慣れることが先決です。シミュレーションや少額投資で学習するなど経験を積むことで、投資はだんだんうまくなります。
大きな失敗を避けるためにも、安定的に利益を出せる見込みができてから大きなお金を投じるようにしましょう。
3-2. 損切りができないと損失が大きくなる
損切りができないと損失が大きくなる点に注意しましょう。
損切りとは、予想に反して含み損が出た場合に、今以上に損失が大きくなることを防ぐために決済を行うことです。
含み損が発生しているにもかかわらず、「待てば価格が上がるかもしれない」と、いつまでもポジションを保有し続けると、価格の大幅な下落によってさらに損失が拡大することがよくあります。
損失を最小限にするためにも、あらかじめ決めた損切りルールにのっとって損切をすることが大切です。
3-3. 生活費を投資してしまうと失った際のダメージが大きくなる
生活費を投資してしまうと失った際のダメージが非常に大きくなるといえます。
FX投資を含め、投資では元本割れをするなど元本以上の損失を出すケースもあるため、今後すぐに必要となる生活費などを充ててはいけません。必要なお金を失い、生活費を借金などで賄う羽目になることもあり得ます。
FX投資では、生活に必要なお金を投資に使うことは避け、先数年使う予定のない余裕資金で行うようにしましょう。
4.こんな主婦にはFXが向いている
主婦にFXが向いているとお伝えしましたが、主婦といっても、さまざまな性格や考え方の人がいます。そこで、FX投資に特に向いているといえる、主婦のタイプについて紹介します。
具体的には下記のような主婦にはFX投資が向いているといえるでしょう。
- コツコツ学習できる人
- 生活費と投資資金をしっかりと分けられる
- ギャンブル的なかけ方をしない人
- 損切ができる人
- 少額投資をするなどリスク管理ができる人
向いている内容とその理由について詳しく見ていきましょう。
4-1. コツコツ学習できる人
FX投資には、コツコツと学習を続けられる人が向いています。
FX投資に限らず、投資を成功させるためには、正しい知識を身に着けて実践し成功するまで学ぶ必要があります。FXの基本用語から注文方法、また実際の投資手法など経験を積みながら学ぶことが多くあります。
実際に、上記で紹介したFXで大きく稼いでいる有名な主婦トレーダーのほとんどの方が、セミナーや書籍などでFXを深く学習しています。
このため、コツコツと学び続けられる人の方がFX投資におすすめです。
4-2. 生活費と投資資金をしっかりと分けられる
生活費と投資資金とをしっかりと分けられる人がFX投資に向いているといえます。
FX投資は元本割れなどの損失を生じることも少なくありません。FXへの投資資金に、生活に必要な資金を充ててしまうと、たちまちその資金を失い生活に困る可能性があります。
生活費を失うなどの切迫した状況では、投資判断を誤ってしまうこともあります。このため、FXをやる場合には、生活費と投資資金をしっかりと区別することが大切で、区別できる人が投資に向いているといえるでしょう。
4-3. ギャンブル的なかけ方をしない人
一獲千金を狙うギャンブル的なかけ方をしない人の方が、FX投資には向いています。
FX投資は、先でも解説した通り、レバレッジをかけて自己資金の何倍もの投資を行って大きな利益を出せる可能性があります。とはいえ、大きな利益を出す可能性がある場合には同じように大きな損失を出す可能性もあります。
リスクを顧みず、ギャンブル的なかけ方をしてしまう人はそれだけダメージを受ける可能性も高いためFX投資は避けた方がよいといえるでしょう。
4-4. 損切りができる人
FX投資で当初の予想と外れて損が出てしまった場合に、きちんと損切りができる人の方が、FX投資に向いているといえます。
先でも触れた通り、損切りとは、為替相場が自分の予測とは逆の動きをした場合に、ポジションを決済して損失を確定させることです。損切りは、損失の拡大を防ぎ損失を最小限にするための大事な処置です。
しかし、慣れないうちは「相場が戻ってプラスに転じるかもしれない」という期待のもとなかなか損切りができずに損失を拡大させてしまう人が少なくありません。
投資で勝つためには、1回のトレードでどのくらいの損失を許容するか事前に決めて、そのルールを徹底することが大切です。きちんと決めたルール通りに損切りできる人の方が成果をあげやすいといえるでしょう。
4-5. 少額投資をするなどリスク管理ができる人
少額投資から始めるなどリスクを低く抑えるようなリスク管理ができる人の方が、FX投資に向いているといえるでしょう。
FX投資で成功するためには、1回で大きく儲けようとして大きなリスクを抱えるよりも、抑えられるリスクは抑えて投資をする方が着実な成果を上げやすいといえます。
リスク管理の意識の高い人の方が、FX投資に向いているといえます。
5. FXをやるなら海外FXがおすすめ
これからFXを始めるという場合には、FX会社を選んで口座を開設しなければなりません。
FX会社と一口にいっても、国内に拠点を置く国内FX会社と海外に拠点を置くFX会社があります。国内会社と海外会社があるといえば、「国内の方が無難では‥‥?」と考えてしまうかもしれません。
確かに、日本の会社の方が親しみやすく安全なイメージがあります。しかし外国為替を扱うFX取引を行う場合には、海外で広く利用されている海外FX会社を使う方がよい場合も多くあります。
そこでここでは、海外FXを利用するメリットについて紹介します。
具体的には、海外FXには下記のような利点があります。
- ゼロカットシステムで自己資金以上の損を出す恐れがない
- レバレッジの幅が広い
- 利益が小さいうちは海外FXの方が節税できる
- 金融ライセンスを持つ安全なFX会社が多くある
詳しく見ていきましょう。
5-1. ゼロカットシステムで自己資金以上の損を出す恐れがない
海外FX会社の場合、ゼロカットシステムという仕組みで自己資金以上の損を出す恐れがない点がおすすめポイントです。
ゼロカットシステムとは、仮に相場が急落して損切りが間に合わずに口座残高以上の大きな損失を出してしまった場合、口座残高以上の損失をFX会社が相殺して0に戻してくれる仕組みです。口座残高以上の損害については、FX会社が負担してくれるため、安心して利用することができます。
国内FXの場合は、ゼロカットシステムがないため、ロスカットが間に合わなかった場合など、追加の証拠金の支払いが必要となり、口座残高以上の支払いが発生する場合があります。
5-2. レバレッジを大きくできる
海外FXの場合、国内FX会社よりもレバレッジを大きくかけることができます。
国内FX会社の場合は、レバレッジが最大25倍と定められているため、1万円で25万円まで投資が可能
です。一方、海外FX会社の場合は会社にもよりますが、レバレッジが数百倍~1000倍と大きいことが特徴です。このため、資金1万円でも1000万円の投資を行うことができます。
レバレッジを大きくした場合、大きな損が出るリスクが生じるものの、ゼロカットシステムを併せて利用することで、元本以上の損失を防ぐことができます。
5-3. 利益が小さいうちは海外FXの方が節税できる
FX投資での利益が比較的小さいうちは、海外FXの方が節税できる点もおすすめポイントです。
国内FX会社の場合、取引から得られた利益については一律20.315万円の税金がかかります。一方、海外FXの場合、利益の額に応じた累進課税の扱いとなります。例えば、利益が695万円未満であれば税率5%~20%と、国内FXや外貨預金などの利益にかかる税率20.315%より少なくてすみます。
年間695万円以下の利益であれば、海外FXの方が納税額を低く抑えることが可能です。
5-4. 金融ライセンスを持つ安全なFX会社が多くある
海外FXでは、金融ライセンスを持つ安全なFX会社が多くあり、安心して利用できる点もおすすめポイントです。
海外FX会社を利用するときは、危険な会社でないかどうか気になる人もいるでしょう。
海外FXには、出金拒否や倒産時に資産が保全されないのではといったイメージがあるかもしれませんが、信頼度の高い金融ライセンスを持っているFX会社を選べばそうした問題はありません。金融ライセンスを発行した各国の金融当局がしっかりと監視や規制を行うため、安全に利用できます。
金融ライセンスを保有しているかどうかはFX会社のホームページで確認可能です。
6. トレードをうまく行うために絶対に知っておくべき6ヶ条
トレードをうまく行うために絶対に知っておくべき6ヶ条については下記の通りです。
- 余裕資金で投資をする
- ロスカットを自動化する
- レバレッジをかけすぎない
- 安全なFX会社を選ぶ
- 主婦でFXの利益が48万円を超えると確定申告が必要になる
- 主婦でFXの利益が48万円を超えると配偶者控除から外れることがある
詳しく見ていきましょう。
6-1. 余裕資金で投資をする
FXのトレードをする際には、余裕資金で投資をすることが大切です。
余裕資金とは、貯金から先数ヶ月のうちに必要な生活費や、先2~3年のうちに必要となる教育費や住宅費などの準備金などを差し引いたお金のことです。先数年、使う予定のない資金のことをいいます。
余裕資金で運用しないと、仮に損をした場合に生活に困ってしまいます。また、資金を失うことを恐れるあまり損切りができなくなるなど投資判断を誤って大きなダメージを招くことも少なくありません。
FX投資は、余裕資金で運用することが重要です。
6-2. ロスカットを自動化する
FXのトレードをする際には、自動売買のツールを使って、ロスカットを自動化しておくことがおすすめです。
「含み損がいくらになったら損切り」を行うというルールを決めていても、手動で取引をしている場合は、損を確定したくないあまり、なかなか損切りができない場合があります。
損切りをためらっている間に含み損が拡大することも少なくないため、損切りのルールを自動売買ツールで自動的に実行できるようにすることがおすすめです。
6-3. レバレッジをかけすぎない
FXトレードでは、レバレッジをかけすぎないことも大切です。
レバレッジをかけすぎると、自己資金よりも多くのお金を動かすことができ、大きな利益を期待できる反面、大きな損失を出す可能性も高まります。
例えば、1ドル100円で1000ドル(10万円)の資金を20倍のレバレッジを効かせて20000ドル(200万円)で運用した場合、1ドル110円の円安になると20000ドルの価値が200万円から220万円にアップして20万円の利益が得られます。
一方、1ドル90円の円高になると20000ドルは200万円から180万円となり20万円の損失となります。もともとの資金の10万円以上の損失を被ることになります。
【レバレッジを効かせると損失も大きくなる】
また、レバレッジを大きくすると、強制ロスカットが行われ、FX会社への証拠金の追加支払いが発生する可能性が高くなります。
強制ロスカットとは、含み損によって、口座残高が一定の割合(証拠金率)を下回った際に、それ以上の損失を防ぐためにFX会社によって自動的に損切りが行われることです。
【レバレッジが大きい方が強制ロスカットの可能性も高まる】
レバレッジが大きいほど、わずかな為替変動でも含み損が大きくなるため、必要証拠金を下回って強制ロスカットが行われる可能性が高くなります。強制ロスカットをされると、証拠金の追加支払いというFX会社への借金が発生します。
強制ロスカットを避けるためにも、最初はレバレッジを最大3~5倍程度に抑えて試してみて強制ロスカットを避ける感覚を掴むことがおすすめです。
6-4. 安全なFX会社を選ぶ
FX取引をする場合は安全なFX会社を選ぶように気を付けましょう。
FXトレードをする場合に出金拒否にあわないか、FX会社が急に倒産して資金が返ってこなくなることはないかと心配をする人もいるかもしれません。安全なFX会社を選ぶことでそうした不安を解消することができます。
基本的に、国内のFX会社は、投資家から預かった資金(証拠金)や取引の損益などをFX会社の資産と切り離して、信託銀行に預けて管理しています。このため、仮にFX会社が倒産しても、投資家の預けたお金は信託先の金融会社から顧客に全額返金されます。そのため安心して活用できます。
また、海外FX会社の場合でも、日本のFX会社のように信託保全の義務はないものの、「信託保全」を採用している会社が多くあります。あるいは、信頼性の高い海外の金融ライセンスを保持し、各国の金融規制当局が投資家の資産を保証する仕組みとなっています。
各FX会社のホームページで、金融ライセンスや信託保全の対応について確認できるため、事前に確認して安全な会社を選ぶようにしましょう。
6-5. 主婦でFXの利益が48万円を超える場合には確定申告が必要になる
主婦でFXの利益が48万円を超えると確定申告が必要になることに注意しましょう。
主婦の場合、FXによる年間所得の合計額が48万円を超えると確定申告を行って正しく税金を納める必要があります。
FXの利益には原則として20.315%の税金がかかり、確定申告をして正しく納税しないと、後に重加算税や無申告加算税といった追徴課税を支払うことになる場合がある点に気を付けましょう。
6-6. 主婦でFXの利益が48万円を超えると配偶者控除から外れることがある
主婦でFXの利益が48万円を超えると配偶者控除が適用できなくなる点に注意しましょう。
配偶者控除から外れると、その分配偶者が支払う所得税が高くなります。配偶者控除を受けたい場合には、利益を48万円以内に納める必要があります。
まとめ
下記のような理由から、主婦にFXが向いていることを紹介しました。
【主婦にFXが向いている理由】
- 家事や育児の合間の時間を有効活用できる
- スマートフォンで手軽に始められる
- 少額からでも投資を始められる
実際主婦でFX投資で成功している人は多くいます。主婦がFX投資に成功する理由は主に次のような理由からです。
【主婦がFX投資に成功する理由】
- 堅実な運用をする人が多い
- テレビのニュースなど情報収集しやすい環境がある
- 投資に集中できる環境や時間を作りやすい
- 夫の収入があるため精神的余裕を持ちながら取り組める
主婦にFX投資が向いているからといって、特別に稼ぎやすいというわけではありません。FX投資にはリスクを伴うため、下記のような点に気を付けて投資を行うようにしましょう。
【FX投資で注意したい点】
- いきなり大金を投資するのは損失リスクが高い
- 損切ができないと損害が
- 生活費を投資してしまうと失った際のダメージが大きくなる
特に主婦がFXをやる場合には、下記のような理由から海外FXがおすすめです。
【海外FXをおすすめする理由】
- ゼロカットシステムで自己資金以上の損を出す恐れがない
- レバレッジの幅が広い
- 利益が小さいうちは海外FXの方が節税できる
- 金融ライセンスを持つ安全なFX会社が多くある
FXトレードで失敗しないためにも次の6点を事前に把握しておくようにしましょう。
【トレードをうまく行うために絶対に知っておくべき6ヶ条】
- 余剰資金で投資をする
- ロスカットを自動化する
- レバレッジをかけすぎない
- 安全なFX会社を選ぶ
- 主婦でFXの利益が48万円を超えると確定申告が必要になる
- 主婦でFXの利益が48万円を超えると配偶者控除から外れることがある
FX投資で上手に資産を増やすために、これらの情報をぜひ活用してみてください。