海外FXコラム FBSの口座別・銘柄別スプレッド一覧|特徴や他社との比較を解説

FBSの口座別・銘柄別スプレッド一覧|特徴や他社との比較を解説

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

「FBSのスプレッドが知りたい」

「FBSのスプレッドは狭いの?」

FBSでの取引をする場合、取引コストと関わるスプレッド幅はチェックしておきたいポイントですよね。
結論から言うと、FBSのスプレッドは基本的に広めです。FBSには5つの口座があり口座ごとにスプレッドや特徴が異なるため、利用する口座によってスプレッド幅は大きく変わります。

口座名 最低スプレッド
スタンダード口座 0,5pips~
セント口座 0,8pips~
マイクロ口座 3.0pips~
ゼロスプレッド口座 0.0pips
ECN口座 0.0pips~

また、通貨ペアだけでなく株式やエネルギー銘柄の取り扱いもあり、売買する銘柄によってもスプレッド幅が変わるため、あらかじめ把握し策略を立てることが大切です。

そこでこの記事では、FBSの口座ごとのスプレッドや他の海外FX業者との比較、銘柄ごとのスプレッド一覧などスプレッドに関する情報をまとめて解説していきます。

この記事を読むと分かること
  • ◎【口座別】FBSのスプレッド一覧
  • ◎他の海外FX業者とFBSのスプレッドを比較
  • ◎【銘柄別】FBSのスプレッド一覧
  • ◎FBSのスプレッドが広がりやすいタイミング
  • ◎FBSのスプレッドの3つのポイント

この記事を読めばFBSのスプレッドに関する情報を把握でき、戦略的な取引や口座選びのヒントになるはずです。スプレッドは海外FX取引において重要なポイントなので、ぜひチェックしてみてください。

1.【口座別】FBSのスプレッド一覧

冒頭でも触れたように、FBSには5種類の口座が用意されています。

口座名 最低スプレッド
スタンダード口座 0,5pips~
セント口座 0,8pips~
マイクロ口座 3.0pips~
ゼロスプレッド口座 0.0pips
ECN口座 0.0pips~

それぞれのスプレッドを中心に特徴を始め向いている人を解説していきます。まずは、口座ごとのスプレッドを把握するところから始めましょう。

※スプレッドは、2021年10月時点での数値です。実際にはリアルタイムで変動するためご注意ください。

1-1.スタンダード口座

スタンダード口座は、FBSの口座の中で最もベーシックな口座です。スプレッドは0,5pips~となっており、米ドル円では2.0pipsとやや広めになっています。

ただし、最大レバレッジが3000倍や取引手数料が無料などスプレッド以外に魅力があるため、ハイレバレッジでの取引をしたい人やFBSの中でバランスの取れた口座を使いたい人におすすめです。

他の海外FX業者とのスプレッド比較は「2-1.スタンダード口座を比較」を参考にしてみてください。

スタンダード口座
スプレッド 固定・変動 変動制
最低スプレッド 0,5pips~
USD/JPY(米ドル/円) 2.0pips
AUD/JPY(豪ドル/円) 3.0pips
EUR/JPY(ユーロ/円) 3.0pips
AUD/USD(豪ドル/米ドル) 0,8pips
スプレッド以外の特徴 口座タイプ NDD STP口座
最大レバレッジ 3000倍
取引手数料 無料
初回入金額 100ドル~

1-2.セント口座

セント口座は取引量がセントで行われる口座で、スプレッドは0,8pips~となっています。米ドル円では2.0pipsと、こちらもスプレッドはやや広めの設定です。

セント口座には初回入金額が1ドルと少額でスタートできる、取引単位が0.01ロットと少額取引ができるという2るのポイントがあります。短期トレードで稼ぎたい人には不向きですが、少額からFX取引を始めたい人に向いています。

セント口座
スプレッド 固定・変動 変動制
最低スプレッド 0,8pips~
USD/JPY(米ドル/円) 2.0pips
AUD/JPY(豪ドル/円) 3.0pips
EUR/JPY(ユーロ/円) 3.0pips
AUD/USD(豪ドル/米ドル) 0,8pips
スプレッド以外の特徴 口座タイプ NDD STP口座
最大レバレッジ 1000倍
取引手数料 無料
初回入金額 1ドル~

1-3.マイクロ口座

マイクロ口座はFBSの口座の中で、金属銘柄を除き最もスプレッド幅が広い口座です。スプレッドは3,0pip~、米ドル円では3.0pipsとなっており、頻繁に売買したい場合には大きな負担となります。スプレッドは固定となっているため市場に合わせて変動することがないので、スプレッド幅が狭くなることはありません。

マイクロ口座は初回入金額が5ドルと少額でスタートでき最大レバレッジが3000倍という魅力がありますが、最大レバレッジが3000倍なのはスタンダード口座も同じなのでわざわざスプレッド幅が広いマイクロ口座を使う必要はないでしょう。

初回入金額をできるだけ減らして取引を始めて、将来的にスタンダード口座に移行するという方法なら検討の余地はあるかもしれません。

マイクロ口座
スプレッド 固定・変動 固定制
最低スプレッド 3.0pips~
USD/JPY(米ドル/円) 3.0pips
AUD/JPY(豪ドル/円) 10.0pips
EUR/JPY(ユーロ/円) 4.0pips
AUD/USD(豪ドル/米ドル) 3,0pips
スプレッド以外の特徴 口座タイプ NDD STP口座
最大レバレッジ 3000倍
取引手数料 無料
初回入金額 5ドル~

1-4.ゼロスプレッド口座

セロスプレッド口座はその名のとおりスプレッドが0.0pips固定で、スプレッドがかからないところが大きな魅力です。その代わりに1ロットあたり片道10ドルの手数料がかかります。

スプレッド幅を極狭にしている海外FX業者は他社にもありますが、セロスプレッド口座の手数料は割高となっています。スプレッドは0pipsでも手数料が高額となるところは、注意したいポイントです。

口座名 スプレッド 1ロット当たりの手数料
XMTrading Zero口座 0.0pips~ 片道5ドル
GEMFOREX ノースプレッド口座 0.0pips~ 無料

ゼロスプレッド口座は、スプレッドを気にする取引を避けて最大レバレッジ3000倍を活かしたい人に向いています。

ゼロスプレッド口座
スプレッド 固定・変動 固定制
最低スプレッド 0.0pips
USD/JPY(米ドル/円) 0.0pips
AUD/JPY(豪ドル/円) 0.0pips
EUR/JPY(ユーロ/円) 0.0pips
AUD/USD(豪ドル/米ドル) 0.0pips
スプレッド以外の特徴 口座タイプ NDD STP口座
最大レバレッジ 3000倍
取引手数料 1ロット片道10ドル
初回入金額 500ドル~

1-5.ECN口座

ECN口座は、FBSの口座の中で最もスプレッド幅が狭い口座です。変動制ではありますが(ゼロスプレッド口座を除く)最低スプレッドは0,0pip~、米ドル円では0.3pipsととなっており、スプレッド幅を狭く保てます。

一方で、通貨ペアのみにしか対応していないので、株式やエネルギー銘柄での取引はできません。

最大レバレッジは500倍と他の口座に比べて低いですがFBS口座の中で唯一最大ポジション制限がないので、スプレッド幅を狭くしつつも資金力を活かした売買をしたい人に向いています。

ECN口座
スプレッド 固定・変動 変動制
最低スプレッド 0.0pips~
USD/JPY(米ドル/円) 0.3pips
AUD/JPY(豪ドル/円) 0.5pips
EUR/JPY(ユーロ/円) 0.5pips
AUD/USD(豪ドル/米ドル) 0.3pips
スプレッド以外の特徴 口座タイプ NDD ECN口座
最大レバレッジ 500倍
取引手数料 1ロット片道3ドル
初回入金額 1000ドル~

2.他の海外FX業者とFBSのスプレッドを比較

FBSの各口座のスプレッドが把握できたところで、他の海外FX業者との違いを知りたい人も多いのではないでしょうか。

ここでは、FBS口座の中でオーソドックスなスタンダード口座とECN口座に焦点をあてて他の海外FX業者のスプレッドと比較をしていきます。

※スプレッドは、2021年10月時点での数値です。実際にはリアルタイムで変動するためご注意ください。

2-1.スタンダード口座を比較

FBSのスタンダード口座と他の海外FX業者のスタンダードな口座のスプレッドを比較すると、下記のようになります。

USD/JPY(米ドル/円) AUD/JPY(豪ドル/円) EUR/JPY(ユーロ/円) AUD/USD(豪ドル/米ドル)
FBS スタンダード口座 2.0pips 3.0pips 3.0pips 0.8pips
XM Trading スタンダード口座 1.6pips 3.4pips 2.6pips 1.8pips
AXIORY スタンダード口座 1.3pips 2.0pips 1.5pips 1.8pips
Tradeview スタンダード口座 1.8pips 2.6pips 1.9pips 1.9pips
iFOREX (口座は1種類のみ) 0.7pips 3.0pips 1.2pips 0.8pips
GEMFOREX オールインワン口座 1.5pips 2.3pips 1.6pips 2.5pips

この表を見ると、FBSは他の海外FX業者よりもスプレッド幅が広いことが一目瞭然です。とくに主要通貨ペアとなるUSD/JPYやAUD/JPYでは、スプレッドが狭い海外FX業者と1.0pips以上の差があります。

一方で「5-2.AUD/USDなら他社よりもスプレッド幅が狭い」でも詳しく説明しますが、AUD/USDなどの一部通貨では他の海外FX業者よりもかなり狭いスプレッドとなっています。

AUD/USDのみで取引をするなど戦略を立てれば、FBSのスプレッドのいい部分のみを有効活用できるでしょう。

2-2.ECN口座を比較

続いて、STP口座よりもスプレッド幅が狭くなるECN口座のみで比較をしてみましょう。

USD/JPY(米ドル/円) AUD/JPY(豪ドル/円) EUR/JPY(ユーロ/円) AUD/USD(豪ドル/米ドル) 1ロットあたりの手数料
FBS ECN口座 0.3pips 0.5pips 0.5pips 0.3pips 片道3ドル
XM Trading ゼロ口座 0.1pips 0.1pips 0.4pips 0.4pips 片道5ドル
AXIORY ナノスプレッド口 0.4pips 0.4pips 0.4pips 0.5pips 片道3ドル
Tradeview ILC口座 0.2pips 0.7pips 0.5pips 0.2pips 片道2.5ドル
TitanFX ブレード口座 0.3pips 0.8pips 0.3pips 0.1pips 片道3.5ドル

先ほどご紹介したSTP口座に比べると、ECN口座はどの海外FX業者もスプレッドが狭くなっています。その中でもFBSのECN口座は特別スプレッド幅が狭いわけではなく、平均的なスプレッドだと言えます。

ただし、ECN口座の場合は取引手数料がかかるため、スプレッドだけでなく取引手数料も考慮して選択することが大切です。

3.【銘柄別】FBSのスプレッド一覧

ここからは、FBSで取引されている

  • 外国為替
  • 金属
  • 指標
  • エネルギー
  • エキゾチック通貨
  • 株式

の銘柄ごとにスプレッドをご紹介します。口座によって扱い銘柄とスプレッド幅が異なるので、どの口座が自分に合っているのか選ぶためにも参考にしてみてください。

※スプレッドは、2021年10月時点での数値です。実際にはリアルタイムで変動するためご注意ください。

3-1.外国為替

まずは、主要な通貨ペアのスプレッド一覧です。通貨ペアのスプレッドはECN口座が圧倒的に狭く、マイクロ口座が最も広くなっています。

USD/JPYで比較をすると、マイクロ口座は3.0pips、ECN口座は0.3pipsなので2.7pipsもの差があり、取引を重ねていくと手数料の負担感が変わっていきます。

スタンダード口座 セント口座 マイクロ口座 ECN口座
USD/JPY(米ドル/円) 2.0pips 2.0pips 3.0pips 0.3pips
AUD/JPY(豪ドル/円) 3.0pips 3.0pips 10.0pips 0.5pips
EUR/JPY(ユーロ/円) 3.0pips 3.0pips 4.0pips 0.5pips
NZD/JPY(NZドル/円) 2.2pips 2.2pips 2.2pips 0.9pips
CAD/JPY(カナダドル/円) 4.0pips 4.0pips 10.0pips 0.8pips
CHF/JPY(スイスフラン/円) 7.0pips 7.0pips 10.0pips 0.9pips
AUD/USD(豪ドル/米ドル) 0.8pips 0.8pips 10.0pips 0.3pips
EUR/USD(ユーロ/米ドル) 8.0pips 8.0pips 3.0pips 0.0pips
AUD/NZD(豪ドル/NZドル) 6.0pips 6.0pips 12.0pips -
EUR/CAD(ユーロ/カナダドル) 6.0pips 6.0pips 12.0pips 0.6pips

参考:FBS「外国為替」

3-2.金属

金属銘柄のスプレッドを見てみると、他の銘柄ではスプレッド幅が広いマイクロ口座のスプレッド幅が狭くなっているのが分かります。

金属銘柄での取引に絞り込みスプレッドを狭くしたいなら、マイクロ口座を利用してみるのも一つの方法です。

スタンダード口座 セント口座 マイクロ口座
XAG/USD(シルバー/米ドル) 5.0pips 5.0pips 6.0pips
XAU/USD(金/米ドル) 30.0pips 30.0pips 4.0pips

参考:FBS「金属」

3-3.指標

指標銘柄はスタンダード口座とセント口座でしか取り扱いがなく、どちらも同じスプレッド幅です。日本国内の指標はスプレッドが狭いですが、海外の指標となるとスプレッドが広くなります。

スタンダード口座 セント口座
日経株価指数225 14pips 14pips
米国S&P株価指数500 150pips 150pips
イギリス株価指数100 220pips 220pips
オーストラリア200 280pips 280pips
ヨーロッパ株価指数50 320pips 320pips

参考:FBS「指数」

3-4.エネルギー

エネルギー銘柄もスタンダード口座とセント口座でしか取り扱いがなく、スプレッドはすべて10.0pipsです。

スタンダード口座 セント口座
XBR/USD(ブレンド原油/米ドル) 10.0pips 10.0pips
XNG/USD(天然ガス/米ドル) 10.0pips 10.0pips
XTI/USD(WTI原油/米ドル) 10.0pips 10.0pips

参考:FBS「エネルギー」

3-4.エキゾチック通貨ペア

エキゾチック通貨も、スタンダード口座とセント口座でしか取り扱いがありません。エキゾチック通貨は取引量の少ない珍しい通貨ペアとなっているので、スプレッドが広くなっている銘柄も多いです。

スタンダード口座 セント口座
CNH/JPY(人民元/円) 24.0pips 10.0pips
EUR/CNH(ユーロ/人民元) 2.0pips 10.0pips
EUR/TRY(ユーロ/トルコリラ) 5.5pips 10.0pips
USD/BRL(米ドル/ブラジル) 1.0pips 1.0pips
USD/CNH(米ドル/人民元) 1.5pips 1.5pips
USD/MXN(米ドル/メキシコペソ) 10.0pips 10.0pips
USD/RUB(米ドル/ルーブル) 100.0pips -
USD/TRY(米ドル/トルコリラ) 10.0pips 10.0pips
USD/ZAR(米ドル/南アフリカランド) 20.0pips 20.0pips

参考:FBS「エキゾチック通貨ペア」

3-5.株式

株式銘柄は、スタンダード口座とセント口座で扱っています。主要な銘柄は3.0pips程度となっており、スタンダード口座とセント口座でレバレッジの差はありません。

スタンダード口座 セント口座
ALIBABA 3.0pips 3.0pips
AMAZON 3.0pips 3.0pips
BMW 3.0pips 3.0pips
Facebook(Meta) 3.0pips 3.0pips
Google 3.0pips 3.0pips
Intel 3.0pips 3.0pips
NETFLIX 3.0pips 3.0pips
NIKE 3.0pips 3.0pips
WALMART 3.0pips 3.0pips

参考:FBS「株式」

4.FBSのスプレッドが広がりやすいタイミング

スプレッドには、固定制と変動制があります。

固定制 市場に変動があってもスプレッドに変動がない(固定されたスプレッドの見直しがされることはある)
変動制 買値や売値、市場の変動によってスプレッドが変わる

FBSではマイクロ口座とゼロスプレッド口座以外のスプレッドは変動制となっているため、どのようなタイミングで変動をするのか知り取引に活かすことが大切です。

FBSのスプレッドが変動する主なタイミングとしては、次の3つがあります。

①日本時間の朝5時〜7時

日本時間の朝5時~7時の間は、ロンドンやニューヨークなど日本以外の市場がオープンしていません。その結果、取引量が極端に少なくなりスプレッド幅が広がる可能性があります。

②FX市場がクローズするタイミング

FX市場がクローズする間際での取引は取引通貨量が変動しやすく、それに連られてスプレッド幅も変動する可能性があります。

FBSの営業時間は、下記のようになっています。

FBSの日本取引時間
夏季:月曜日の6:00~土曜日の6:00
冬季:月曜日の7:00~土曜日の7:00

サマータイムの場合は土曜日の5時50分や5時55分など、市場がクローズする直前の取引は避けたほうが無難でしょう。

③経済指標が発表されるタイミング

経済指標が発表されると、FX市場の価格が大きく変動する可能性があります。このタイミングでは取引量が増える傾向があるので、取引成立を制限するためスプレッド幅を広げることが多いです。

例えば、

・失業率&非農業者部門雇用統計(アメリカ)
・ADP雇用統計(アメリカ)
・SM景況指数(アメリカ)
・米FOMC政策金利発表(アメリカ)
・GDP成長率(アメリカ)
・消費者物価指数(アメリカ)
・日銀金融政策決定会合(日本)

などのタイミングでは、発表内容によってスプレッド幅だけでなく取引価格そのものが大きく変動する可能性があるので注意しましょう。

このように、スプレッド幅が広くなる3つのタイミングを意識して取引をすることで、スプレッド変動による影響を最小限に抑えられます。

5.FBSのスプレッドの3つのポイント

最後に、FBSのスプレッドを理解するうえで知っておきたい3つのポイントをご紹介します。

FBSのスプレッドを理解するうえで知っておきたい3つのポイント
  • ①基本的にはスプレッドが広めでスイングトレード向き
  • ②AUD/USDなら他社よりもスプレッド幅が狭い
  • ③低スプレッドを重視するなら「ゼロスプレッド口座」と「ECN口座」

「思ったよりもレバレッジが広い」などと失敗しないためにも、事前にチェックしておきましょう。

5-1.基本的にはスプレッドが広めでスイングトレード向き

FBSのスプレッドは、スイングトレードをする人に向いています。スイングトレードとは中長期のトレンドを予想して利益を狙う手法です。デイトレードのように頻繁に売買しないため、スプレッドの影響を受けにくくなってます。

1.【口座別】FBSのスプレッド一覧」や「2.他の海外FX業者とFBSのスプレッドを比較」を見ても分かるように、FBSは基本的にスプレッドが広めです。

スキャルピングなど高頻度なトレードはスプレッド差の影響を受けやすく利益の減少や損益拡大につながる可能性がありますが、スイングトレードならFBSのスプレッドの広めさをカバーしてレバレッジの高さなどFBSならではのメリットを上手に活用できます。

5-2.AUD/USDなら他社よりもスプレッド幅が狭い

FBSは、AUD/USDのスプレッドが他の海外FX業者よりも狭いです。実際にAUD/USDのスプレッド幅を比較してみると、他の海外FX業者よりも1.0pips~1.7pipsほど狭くなっています。

海外FXの口座 AUD/USD(豪ドル/米ドル)
FBS スタンダード口座 0.8pips
XM Trading スタンダード口座 1.8pips
AXIORY スタンダード口座 1.8pips
Tradeview スタンダード口座 1.9pips
iFOREX (口座は1種類のみ) 0.8pips
GEMFOREX オールインワン口座 2.5pips

AUD/USDは主要通貨ペアより値動きが大きいですが、敢えてAUD/USDでの取引を選ぶならFBSスプレッドの狭さを有効活用できます。

FBSはスキャルピングが許容されているためAUD/USDでの売買なら、手数料を抑えて短時間で利益を積み上げていく戦略が取れるでしょう。

※スプレッドは、2021年10月時点での数値です。実際にはリアルタイムで変動するためご注意ください。

5-3.低スプレッドを重視するなら「ゼロスプレッド口座」と「ECN口座」

FBS口座の中で低スプレッドを重視したいなら、ゼロスプレッド口座とECN口座が向いています。ゼロスプレッド口座は0.0pipsで固定なので、そもそもスプレッドがありません。

ECN口座はFBS口座の中で最もスプレッドが狭いので、低スプレッドが実現できます。

海外FXの口座 AUD/USD(豪ドル/米ドル)
ゼロスプレッド口座 0.0pipsで固定
ECN口座 0.0pips~

スプレッドのみに着目するとこの2つの口座はとても魅力的ですが、取引手数料がかかることを忘れてはなりません。

口座名 手数料
ゼロスプレッド口座 1ロット片道10ドル
ECN口座 1ロット片道3ドル

スキャルピングなど取引頻度が高い手法を使いたい場合はこの2つの口座を選べば確かにスプレッドは狭くなりますが、取引毎に手数料がかかるので場合によっては手数料がかさんでしまう可能性があります。

ゼロスプレッド口座とECN口座は低スプレッドではあっても取引方法によっては手数料などが痛手となるかもしれないので、スプレッド以外の情報もチェックしながら選んでみてください。

6.まとめ

いかがでしたか?FBSのスプレッドが把握でき、戦略や利用すべき口座を判断できるようになったかと思います。

最後にこの記事の内容をまとめてみると

◎FBSの口座別スプレッド一覧は下記のとおり

口座名 最低スプレッド USD/JPY(米ドル/円)
スタンダード口座 0,5pips~(スプレッド:変動) 2.0pips
セント口座 0,8pips~(スプレッド:変動) 2.0pips
マイクロ口座 3.0pips~(スプレッド:固定) 3.0pips
ゼロスプレッド口座 0.0pips~(スプレッド:固定) 0.0pips
ECN口座 0.0pips~(スプレッド:変動) 0.3pips

◎スタンダード口座の他の海外FX業者との比較は下記のとおり

USD/JPY(米ドル/円) AUD/JPY(豪ドル/円) EUR/JPY(ユーロ/円) AUD/USD(豪ドル/米ドル)
FBS スタンダード口座 2.0pips 3.0pips 3.0pips 0.8pips
XM Trading スタンダード口座 1.6pips 3.4pips 2.6pips 1.8pips
AXIORY スタンダード口座 1.3pips 2.0pips 1.5pips 1.8pips
Tradeview スタンダード口座 1.8pips 2.6pips 1.9pips 1.9pips
iFOREX (口座は1種類のみ) 0.7pips 3.0pips 1.2pips 0.8pips
GEMFOREX オールインワン口座 1.5pips 2.3pips 1.6pips 2.5pips

◎ECN口座の他のFX業者との比較は下記のとおり

USD/JPY(米ドル/円) AUD/JPY(豪ドル/円) EUR/JPY(ユーロ/円) AUD/USD(豪ドル/米ドル) 1ロットあたりの手数料
FBS ECN口座 0.3pips 0.5pips 0.5pips 0.3pips 片道3ドル
XM Trading ゼロ口座 0.1pips 0.1pips 0.4pips 0.4pips 片道5ドル
AXIORY ナノスプレッド口 0.4pips 0.4pips 0.4pips 0.5pips 片道3ドル
Tradeview ILC口座 0.2pips 0.7pips 0.5pips 0.2pips 片道2.5ドル
TitanFX ブレード口座 0.3pips 0.8pips 0.3pips 0.1pips 片道3.5ドル

◎FBSのスプレッドが広がりやすいタイミングは次の3つ

1)日本時間の朝5時〜7時:ロンドンやニューヨークなど日本以外の市場がクローズしており、取引量が極端に少なる

2)FX市場がクローズするタイミング:FX市場がクローズする間際での取引は取引通貨量が変動しやすく、それに連られてスプレッド幅も変動しやすい

3)経済指標が発表されるタイミング:経済指標が発表されると取引量が増える傾向があるので、取引成立を制限するためスプレッド幅を広げることが多い

◎FBSのスプレッドの特徴は次の3つ

1)基本的にスプレッドが広いのでスイングトレード向き
2)AUD/USDなら他社よりもスプレッド幅が狭いため、スプレッドの狭さを活かした取引ができる
3)低スプレッドを重視するならゼロスプレッド口座とECN口座だが取引手数料に注意する

この記事をもとにFBSのスプレッドやスプレッドの特徴が把握でき、戦略的な売買ができるようになることを願っています。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

日本人利用者No1のXM Trading(XMトレーディング)

おすすめ度 ★★★★★

日本でも認知度も人気度も一番高い海外FX業者です。XMは世界に70万人以上の顧客を持つグローバルな海外 FX業者です。従業員数も180名を超え、日本人スタッフも15名以上在籍しています。
日本語サポートも充実しており、チャットでサポート対応もしてくれます。そういった経緯から現在日本人利用者が最も多い業者で、初心者から上級者まで幅広い層から定評がある会社です。
どこに口座開設をしようかな?と悩んでいる人はまず手始めにXMをおすすめします。

PCでもスマホでも利用可能で、日本語対応もバッチリです。日本人利用者が一番多い事から情報も多く安心して利用できます。


口座開設はこちら

コメントを残す

*