「iForexで追証は発生するのかな?」
「追証が発生しないとしても、例外があって請求されることはないのかな?」と不安になっていませんか?
iForexでは追証(追加保証金)を請求されることはありません。
つまり、ルールを守って利用している限り、借金を抱える心配をする必要はないのです。
iForexではゼロカットシステムを採用しており、口座残高がマイナスになると自動的にゼロカットが行われます。発生したマイナス分はiForex側が負担するため、利用者が支払う必要はありません。
本記事では、以下についてお伝えしていきます。
・iForexでは追証は発生しない
・追証が発生しないメリット
・追証が発生しないデメリット
・iForexにおけるゼロカットとロスカットの違い
・ゼロカットを回避するために気を付けるべきポイント
iForexでは追証が発生しないため安心してトレードを行えますが、損失を少なく抑えるためのゼロカット回避ポイントについてもお伝えしていきます。
目次
1. iForexでは追証は発生しない
iForexでは、トレードでマイナスになった場合でも、追証が発生することはありません。そのため、借金の不安を抱えることなく取引することができます。
以下で、iForexで追証が発生しない理由について解説していきます。
1-1. いきなり結論!iForexはどんな場合も追証は発生しない
iForexでは、取引で大きな損失を抱えてしまい残高がマイナスになってしまった場合でも、追証は発生しません。
つまり、残高がマイナスになっても返済義務はないため、借金を抱えることはないのです。
たとえばiForexに30万円入金したら、100万円の損失を被ったとしても、30万円分の損失で済みます。マイナス分の70万円はiForex側でゼロにしてくれるのです。
iForexの公式サイトには、追証について以下の説明があります。
すべてのお客様は法的拘束力のある追証なし保証を受けることができ、これはお客様の口座がマイナスにならないことを保証します。 |
iForexでは、ルールを守って利用している限り、どんな場合でも追証が発生することはないことを理解しておきましょう。
1-2. 海外FXではゼロカットシステムにより追証は発生しない
日本国内のFX業者では追証が発生するのに対し、海外FX業者ではゼロカットを採用しており、追証が発生しない仕組みになっています。
損失が出て口座残高がマイナスになっても、利用者に返済義務がないゼロカットシステムは、iForexなどの海外FX業者にとっては何のメリットもないように思われがちです。
しかし、ゼロカットシステムがあることで利用者は安心して多くの取引を行うことができ、結果としてFX業者は取引の際に発生する手数料(スプレッド)収入が増えることにつながります。
iForexをはじめとした海外FX業者は、手数料(スプレッド)収入を多く得られ、利用者はゼロカットシステムにより追証が発生する心配をしなくてよいという仕組みになっているのです。
1-3. ゼロカット回避のための追加入金を追証と呼ぶこともある
追証とは、残高がマイナスになった場合に損失分を支払わなくてはならないことですが、「ゼロカットを避けたい場合に証拠金を追加入金する」場合も追証と呼ばれています。
そのため、損失を借金として返済する意味での追証は発生しませんが、ゼロカットを避けるために証拠金を追加入金するという意味での追証は発生する可能性があります。
本記事では、「借金としての追証が発生しない」というスタンスでお伝えしていますので、「ゼロカット回避のために証拠金を追加で入金する」意味での追証と勘違いしないように注意してください。
2. 追証が発生しない2つのメリット
iForexでは追証が発生しませんが、追証が発生しないメリットは以下の2つです。
・借金の心配をしなくてよい
・高レバレッジのトレードがしやすい
以下で、ひとつずつ解説していきます。
2-1. 借金の心配をしなくてよい
追証が発生しないメリットは、なんといっても「借金の心配をしなくてよい」ということでしょう。
トレードで失敗してしまい、多額の損失を負ったとしても返済義務がありません。追証による借金を心配せずに思い切ったトレードができるということは、精神的に大きなメリットと言えます。
2-2. 高レバレッジのトレードがしやすい
追証が発生せず借金を抱えるリスクがないため、高レバレッジのトレードができるのもメリットです。
追証が発生する場合は、取引の際にリスクを取るのが怖いと感じる人も多いでしょう。しかし、損失を出した場合にも請求されないため、高レバレッジのトレードがしやすくなります。
3. 追証が発生しないデメリット
追証が発生しないのはメリットばかりのように思えるかもしれませんが、「〇〇危機」や大震災のような事態が起こると、相場が急激に動き、FX業者が想定する以上の追証が発生する可能性があります。
その場合、海外FX業者が負債を負担しきれなくなり、倒産危機に陥る可能性も否定できません。
業者の経営が悪化し、倒産の可能性が出てきた場合、以下の出来事が生じる可能性があります。
・突然、ルールを変更して追証を請求される ・業者が倒産し、利用者の資金が失われる |
実際に以前、iForexではありませんが、業者が負債を負担しきれなくなり、急に利用者に追証を請求したという事件もありました。
また、万が一業者が倒産した場合、利用者の資金が補償される「信託保全」を完備している業者で取引をしておくと安心です。
iForexは残念ながら信託保全は行っていないため、万が一の倒産の際には利用者の資金は補償されないことは覚えておいてください。
4. 追証発生を防ぐためのゼロカットとロスカット
iForexは追証が発生しないよう、トレードで発生した損失をゼロにしてくれるゼロカットシステムを採用しています。
また、ロスカットも採用しているため、以下でゼロカットとロスカットの違いや発動のタイミングについて解説していきます。
4-1. ゼロカットとロスカットの違い
ゼロカットとは、取引で損失を出してしまい、口座残高がマイナスになってしまった場合にゼロに戻してくれる仕組みを言います。
iForexでは口座残高がマイナスになったタイミングで自動的に発動されるため、利用者は何もする必要はありません。急激な相場変化などで発動タイミングが遅れても、ちゃんとゼロカットされるので安心してください。
ロスカットとは、損失が拡大するのを防ぐために、決められた証拠金維持率を下回ると取引を強制的に決済する仕組みを言います。
たとえば、ロスカットの設定率が20%の海外FX業者であれば、必要証拠金が100ドルの場合に、有効な証拠金が20ドルになってしまうとロスカットが行われます。
iForexでは、証拠金維持率が0%でロスカットが発動します。つまり、必要証拠金が100ドルの場合に、有効な証拠金が0ドルになった段階でロスカットが行われるのです。
多くの海外FX業者では、ロスカットは平均20%くらいで設定されています。そのため、ロスカットの設定率が0%のiForexは珍しい業者と言えます。
4-2. iForexではゼロカットもロスカットも同じ意味
iForexでは、ゼロカットもロスカットも口座残高が0円になるという点では同じ意味です。
発動のタイミングが異なるので呼び方が違うと考えておきましょう。
・ロスカットは取引中に口座残高がゼロになると発動する
・ゼロカットは急な相場の変化などで、口座残高がマイナスになると発動する
このように、それぞれ発動するタイミングは異なりますが、どちらも口座残高がゼロになります。
他社ではロスカットが0%ではなく20%程度に設定されていることが多いため、ゼロカットとロスカットでは大きな違いがありますが、iForexの場合はロスカットの設定率が0%のため、どちらも同じ意味と考えておいて問題ありません。
5. 追証が発生しないiForexでゼロカットを避けるためのポイント
iForexでは追証は発生しませんが、無理な取引をして資金を失いたいと思う人はいないでしょう。
以下は、ゼロカットを回避するための3つのポイントです。
それでは、ひとつずつ解説していきます。
5-1. 逆指値設定をしておく
取引の際には、あらかじめ逆指値設定をすることで、ゼロカット回避につながります。
FXトレードで毎回利益が出れば理想的ですが、実際にはなかなかそううまくはいきません。大切なのは、大損しないように早めに損切りをすることです。
そのために、たとえば「何ドル以下になったら売る」と事前に逆指値設定をしておけば、含み損が大きくなることもありません。「もう少し待っていれば好転するかもしれない」と思っていると、そのままゼロカットになってしまう可能性が高くなるので気を付けてください。
5-2. 取引ロット数を少なくする
トレードを行う際には、取引ロット数を少なくすることで、ゼロカットの回避につながります。
ロット(Lot)とは取引数量の単位ですが、ロット数が多ければ、収益も大きくなりますが大負けする可能性も高まります。ロット数が少なければ、収益も少なくなりますが損失も少なくなるのです。
たとえば、1ロットの取引で2万円の損失の場合、10ロット取引していたら、損失が20万円になってしまいます。
トレードをしていると、どうしても利益を出来るだけ多く得たいという気持ちが強くなってしまいがちですが、取引ロット数を多くしてしまうとハイリスクハイリターンとなってしまいます。ゼロカットを避けるためには、取引ロット数を少なくして、手堅く取引していきましょう。
5-3. あまり高レバレッジにしない
ゼロカットを避けるためには、取引の際にあまり高レバレッジにはしないようにしましょう。高レバレッジは利益も大きくなりますが、ゼロカットの可能性も高くなります。
たとえば、100ドルの必要証拠金に1000倍のレバレッジをかけた場合。100ドルの1000倍なので、10万ドルのポジションを持つことになります。
そこからわずか0.5%相場が下落しただけでも、10万ドルの0.5%である500ドルが含み損となります。元々の有効証拠金がいくらかによっても変わってきますが、もし有効証拠金が500ドルしかなかった場合は、残高がゼロになってしまうため、ゼロカットされてしまうのです。
使える資金やFXへの考え方によるので、レバレッジは何倍なら良いという決まった答えはありません。
しかし高レバレッジにすると、このようにわずかな下落でもゼロカットの可能性が出てしまうことに注意しましょう。
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6. まとめ
本記事では、iForexでは追証は発生しないことについてお伝えしてきました。
取引で大きな損失を抱えてしまい残高がマイナスになってしまった場合でも、追証は発生しないため、借金を抱えることはありません。
たとえばiForexに30万円入金したら、100万円の損失を被ったとしても、30万円分の損失で済みます。マイナス分の70万円はiForex側でゼロにしてくれる仕組みになっているからです。
◎追証が発生しない2つのメリット
・借金の心配をしなくてよい
・高レバレッジのトレードがしやすい
追証が発生しないことで、借金の心配をせずに、思いきりトレードができる、高レバレッジの取引もしやすいということをお伝えしました。
◎追証が発生しないデメリット
頻繁にあることではありませんが、「〇〇危機」や大震災のような事態が起こると、相場が急激に動き、FX業者が想定する以上の追証が発生する可能性があります。
その場合、海外FX業者が負債を負担しきれなくなり、倒産危機に陥る可能性もあるかもしれません。
・突然、ルールを変更して追証を請求される ・業者が倒産し、利用者の資金が失われる |
倒産の危機が起きた場合、上記のような出来事が起こらないとも限りません。
◎ゼロカットとロスカットの違い
iForexではゼロカットとロスカットを採用しています。
iForexでは、ゼロカットもロスカットも口座残高が0円になるという点では同じ意味ですが、それぞれ以下のタイミングで発動します。
・ロスカットは取引中に口座残高がゼロになると発動する
・ゼロカットは急な相場の変化などで、口座残高がマイナスになると発動する
他社の多くは、ロスカットを20%程度としていますが、iForexでは0%でロスカットが行われます。そのため、見た目はどちらも口座残高がゼロになって同じように見えるのです。
◎iForexでゼロカットを避けるためのポイント
いくら追証が発生しないとはいえ、好んでゼロカットをされたいと思う人はいないでしょう。できる限り損失を少なく抑え、ゼロカットを避けるためのポイントとして、以下の3つをご紹介しました。
最後に、追証に限らず、FXにまつわる不安などを解消できるサイトとして、「海外FX徹底比較.com」をご紹介しました。
本記事が、iForexを利用して海外FXを行っている、あるいは行おうとしている方々のお役に立てば幸いです。