「XMの口座から証拠金を出金したい」
「どんな方法で出金すればいいんだろう」
XMには、国内銀行送金、クレジットカード/デビットカード、bitwallet、STICPAY、BXONEの、5つの出金方法に対応していますが、これらのうち好きな方法を自由に選択できるわけではありません。
XMの口座から出金を行う場合、以下の3つの原則を必ず守らなければいけません。
これらの原則に従わなかった場合は出金が拒否されるケースもあるため、出金を行う際にはルールを把握し正しい手順で行う必要があります。
そこで今回は
・XMの出金で守るべき3つの原則
・5つの出金方法の特徴と手順
・XMの出金で知っておくべき3つの注意点
・XMで出金できない3つのケース
について詳しく解説していきます。
この記事を読めば、あなたもXMの口座からの出金を適切に行うことができます。
目次
1.XMの出金で守るべき3つの原則
冒頭でもお伝えした通り、XMの口座から証拠金を出金する場合、以下の3つの原則を守らなければいけません。
まずはこれらの原則について、一つずつ詳しく解説していきます。
1-1.入金額までは入金した方法で出金しなくてはいけない
XMでは、入金した証拠金が、入金額に達するまでは、入金した方法と同じ出金方法で出金しなければいけません。
このルールは犯罪資金のマネーロンダリングや、テロ資金対策として導入されたもので、例えば口座開設後、10万円の証拠金をクレジットカードで入金した場合、出金をする際、入金額が入金した10万円に達するまでは必ず同じクレジットカードで出金しなければいけません。
もちろん国内銀行送金の場合やbitwallet、STICPAY、BXONEなどのオンラインウォレットサービスを利用して入金した場合も同様です。
入金した証拠金と同じ額に達するまでの出金は、必ず入金時と同じ入金方法、そして同じ口座名義や同じアカウントを利用する必要があります。
1-2.利益分の出金は国内銀行送金を利用しなくてはいけない
入金した証拠金額までは入金時の方法と同じ方法で出金しなければいけませんが、さらにトレードで儲けた利益分を出金する際には、出金方法は国内銀行送金しか選ぶことができません。
例えば5万円の証拠金をクレジットカードで入金し、トレードで5万円の利益を上げたとしましょう。
この状況で口座にある証拠金(総額10万円)を全額出金する場合、まず当初入金した5万円までは入金したクレジットカードに出金し、さらに利益分の5万円を国内銀行送金で出金します。
つまりクレジットカード入金を利用した場合、2回に分けて出金をしなければいけないということになります。
もちろんこれは、bitwallet、STICPAY、BXONEなどのオンラインウォレットサービスを利用して証拠金を入金した場合も同様です。
ただし、国内銀行送金を利用して入金した場合のみ、利益分も含めて10万円全額を一括で出金することができます。
1-3.複数の入金方法を利用した場合は出金方法に優先順位がある
XMには5つの入金方法がありますが、このうち2つ以上の入金方法を利用した場合、出金は入金の順番にかかわらず、必ず以下の順番で出金しなければいけません。
例えばbitwalletで5万円、その後クレジットカードで5万円入金し、5万円の利益を上げた場合の出金を考えてみましょう。
口座の総額15万円のうち、まず5万円分をクレジットカードで出金、その後、5万円をbitwalletへ出金、さらに利益分は国内銀行送金しかできませんので、利益5万円を国内銀行口座に出金、という手順で出金を行うことになります。
複数の入金方法を利用した場合は、出金時の手間が煩雑になるため、XMで入金を行う際は、どれか一つの入金方法に絞って利用することをオススメします。
XMの5つの入金方法については以下のページで詳しく解説していますので参考にしてください。
「【XM入金】5つの入金方法について全まとめ!タイプ別おすすめ入金」
2.【XMの出金方法①】国内銀行送金
国内銀行送金 | 出金手数料 | 最低出金額 | 着金時間の目安 |
---|---|---|---|
40万円未満 :2500円 40万円以上:無料 |
1万円 | 数時間~5営業日 |
2-1.国内銀行送金の特徴
国内銀行送金には以下の特徴があります。
国内銀行送金の特徴
・入金した証拠金と利益分をまとめて出金できる
・入金した銀行口座以外の口座でも出金ができる
・40万円未満の出金の場合、決済会社に支払う手数料2,500円が発生する
・出金先口座の名義と住所はXM口座と同じでなければいけない
◎入金した証拠金と利益分をまとめて出金できる
前章でもお伝えした通り、XMでは利益分の出金は国内銀行送金しか選択することができません。
このため、証拠金と利益を一括で出金できる出金方法は国内銀行送金のみということになります。
◎入金した銀行口座以外の口座でも出金ができる
クレジットカードやオンラインウォレットの出金の場合、出金先は必ず入金した際と同じカードや同じアカウントにする必要がありますが、国内銀行送金の場合は同じ口座である必要はありません。
◎40万円未満の出金の場合、決済会社に支払う手数料2,500円が発生する
国内銀行送金で40万円未満の出金を行う場合、決済代行手数料として2,500円の手数料が発生します。
このため国内銀行送金で出金を行う際は、できるだけ40万円以上にまとめて行うことをオススメします。
◎出金先口座の名義と住所はXM口座と同じでなければいけない
出金する銀行口座は、名義だけでなく登録住所まで、XMに登録した名義や住所と一致する必要があります。
長く使っている銀行口座で引っ越す前の住所などが使われている場合などは、出金先として利用することができないため注意しましょう。
2-1.国内銀行送金の出金手順
まずXM会員ページにログインし「資金の出金」をクリックします
次画面では利用できる出金方法が表示されているはずです。国内銀行送金を利用する場合は下に示す「Local Bank Transfer」をクリックしてください。
次画面で必要事項を入力します。
①受取人情報を入力します
受取人の下のお名前 | 名前をカタカナで入力します。 (例:タロウ) |
---|---|
受取人の性 | 名字をカタカナで入力します。 (例:タナカ) |
受取人のお名前 | 氏名をローマ字で入力します。 (例:Taro Tanaka) |
受取人の住所 | 英語で入力します。 例えば「東京都千代田区丸の内1丁目9−1 301号室」の場合は「#301,1-9-1 Chiyoda -Ku Tokyo-To」と入力してください |
受取人の銀行口座番号 | 送金先の銀行口座番号を入力します。口座番号のみで問題ありません。 |
②受取人銀行の情報を入力します
銀行名 | プルダウンから銀行を選択します。 リストに銀行名がない場合は「OTHRE」か「その他」を選択してください。 |
---|---|
SWIFTコード | 出金する銀行のSWIFTコードを入力してください。 SWIFTコードがわからない場合は銀行の公式サイトなどで確認しましょう。 |
銀行所在地 | 銀行所在地住所を英語で入力します。 所在地住所についてはホームページなどで確認しましょう。 |
支店コード | 3桁の支店コード(数字)を入力します。 視点コードも各銀行の公式サイトで確認できます。 |
支店名 | 支店名を英語で入力してください |
また、銀行名で「OTHRE」か「その他」を選択した場合、SWIFTコードの右側にもう一つ銀行名の入力欄が表示されます。ここでは指定する銀行の英語名を入力してください。銀行の英語名については公式サイトで確認し、正確な英語名称を入力しましょう。
あとは③に出金を希望する金額を入力し、④にチェックを入れ、その下に表示されている「リクエスト」をクリックすれば出金指示は完了です
3. 【XMの出金方法②】クレジット/デビットカード出金
クレジット/デビットカード出金 | 出金手数料 | 最低出金額 | 着金時間の目安 |
---|---|---|---|
無料 | 500円 | 1週間~1カ月 |
3-1.クレジット/デビットカード出金の特徴
クレジット/デビットカード出金の特徴
・クレジットカード出金は入金した証拠金の返金として処理される
・着金までの時間が長い
・JCBカードは出金に利用できない
◎クレジットカード出金は入金した証拠金の返金として処理される
クレジットカードの出金は入金に対する返金として扱われます。
このため出金先は必ず入金したクレジットカードである必要があります。
このため2回以上クレジットカード入金を行なっている場合、一度にまとめて出金しても複数回に分けて出金されるというケースもあります。
◎着金までの時間が長い
クレジット/デビットカードで出金する際の大きなデメリットは着金までの時間が長いことです。
クレジット/デビットカードでの出金は、クレジットカードでの買い物の返金と同じ扱いとなるため、着金まで1週間〜1カ月の時間がかかります。
このため出金を急ぎたい場合はクレジットカードの入出金は不向きと言えます。
◎JCBカードは出金に利用できない
XMでは2022年3月現在、JCBカード新規利用はできませんが、これまで利用したことがあるJCBカードに限り、入金のみ利用が可能となっています。
利用は入金のみであるため、JCBカードを利用して入金した場合、同額の出金は国内銀行送金を利用することになります。
3-2.クレジット/デビットカード出金の手順
では次に、クレジット/デビットカード出金手順を確認しましょう。
まずXM会員ページにログインし「資金の出金」をクリックします
次画面では利用できる出金方法が表示されているはずです。国内銀行送金を利用する場合は下に示す「Credit/Debit Card」をクリックしてください。
次画面で①出金額を入力し、②にチェックを入れ「リクエスト」をクリックします。
これでクレジット/デビットカード出金の手続きは完了です。
4.【XMの出金方法③】bitwallet(ビットウォレット)
bitwallet(ビットウォレット) | 出金手数料 | 最低出金額 | 着金時間の目安 |
---|---|---|---|
無料 | 500円 | 即時〜1営業日以内 |
4-1.bitwallet(ビットウォレット)出金の特徴
bitwallet出金の特徴
・着金までの時間が短い
・bitwallet口座からの出金に手数料が発生する
・JPY口座でしか利用できない
◎着金までの時間が短い
bitwalletは出金指示を出してから着金までの時間が即時〜1営業日以内と、国内銀行送金やクレジット/デビットカード出金にくらべて大変短いというメリットがあります。
混雑時以外であれば基本的に、即時で入金されるため時間のロスが少なく、効率的に資金を利用したい方には最適です。
◎bitwallet口座からの出金に手数料が発生する
XMからbitwalletの出金に手数料は発生しませんが、 bitwallet口座からの出金の際には手数料が発生します。
国内銀行送金への通常の手数料は1回あたり824円です。
◎JPY口座でしか利用できない
bitwalletのXMでの利用は、基本通貨がJPY(日本円)の口座に限られます。
基本通貨をドル、またはユーロにしている口座ではbitwalletの入出金を行うことはできません。
4-2.bitwallet(ビットウォレット)出金手順
まずXM会員ページにログインし「資金の出金」をクリックします。
次画面では利用できる出金方法が表示されているはずです。国内銀行送金を利用する場合は下に示す「Bitwallet」をクリックしてください。
次に①bitwalletに登録のメールアドレス、②出金額を入力し③にチェックを入れ、画面下に表示されている「リクエスト」をクリックします。
これでbitwalletによる出金の手続きは完了です。
5.【XMの出金方法④】STICPAY(スティックペイ)
STICPAY(スティックペイ) | 出金手数料 | 最低出金額 | 着金時間の目安 |
---|---|---|---|
無料 | 500円 | 即時〜1営業日以内 |
5-1.STICPAY(スティックペイ)出金の特徴
STICPAY(スティックペイ)出金の特徴
・着金までの時間が短い
・bitwallet口座からの出金に手数料が発生する
・全ての基本通貨で利用できる
◎着金までの時間が短い
オンラインウォレットサービスであるSTICPAYは出金指示を出してから着金までの時間が即時〜1営業日以内と、国内銀行送金やクレジット/デビットカード出金などより短い時間で出金が可能です。
bitwallet同様、混雑時以外であれば基本的に、即時で入金されるため時間のロスが少なく、効率的に資金を利用したい方には最適です。
◎STICPAY口座からの出金に手数料が発生する
XMからSTICPAYの出金に手数料は発生しませんが、bitwallet口座からの出金の際には手数料が発生します。
国内銀行送金による出金の手数料は出金額の2%と金額に応じて高額になるため定額のbitwalletよりも使い勝手が悪く、STICPAYの利用に際しての大きなデメリットになっています。
◎全ての基本通貨で利用できる
bitwalletは基本通貨が日本円の口座しか利用できませんが、STICPAYは日本円、ドル、ユーロのXMの3つの基本通貨の口座全てで利用することができます。
このためオンラインウォレットをユーロやドルの口座で使いたい場合はSTICPAYを選択することになります。
5-2.STICPAY(スティックペイ)出金の手順
まずXM会員ページにログインし「資金の出金」をクリックします
次画面では利用できる出金方法が表示されているはずです。国内銀行送金を利用する場合は下に示す「Sticpay Wallet」をクリックしてください。
次画面で①STICPAYの口座ID、②出金額を入力し③にチェックを入れ「リクエスト」をクリックします。
これでSTICPAYの出金指示は完了です。
6.【XMの出金方法⑤】BXONE(ビーエックスワン)
BXONE(ビーエックスワン) | 出金手数料 | 最低出金額 | 着金時間の目安 |
---|---|---|---|
無料 | 500万円 | 即時〜1営業日以内 |
6-1.BXONE(ビーエックスワン)出金の特徴
BXONE出金の特徴
・着金までの時間が短い
・BXONE口座からの出金に手数料が発生する
・BXONE口座の資産を仮想通貨に両替できる
・JPY口座でしか利用できない
◎着金までの時間が短い
オンラインウォレットサービスであるBXONEは出金指示を出してから着金までの時間が即時〜1営業日以内と、国内銀行送金やクレジット/デビットカード出金などより短い時間で出金が可能です。
他のオンラインウォレットサービスと同様、混雑時以外であれば基本的に、即時で入金されるため時間のロスが少なく、効率的に資金を利用したい方には最適です。
◎STICPAY口座からの出金に手数料が発生する
XMからSTICPAYの出金に手数料は発生しませんがBXONE口座からの出金の際には手数料が発生します。
ただし国内銀行送金による出金手数料は一回あたり500円と他のオンラインウォレットサービスに比べて低く設定されています。
◎BXONE口座の資産を仮想通貨に両替できる
BXONEは仮想通貨取引所としての機能を持っており、円やドル、ユーロなどの法定通貨をBXONE口座内で仮想通貨に両替できるという特徴があります。
BXONEでは、ビットコイン、イーサリアム、ビットコインキャッシュ、リップルの4種類の仮想通貨を取り扱っているため、XMを利用しながら仮想通貨の取引も併せて行うトレーダーには大きなメリットがあると言えます。
◎JPY口座でしか利用できない
BXONEのXMでの利用は、基本通貨がJPY(日本円)の口座に限られます。
基本通貨をドル、またはユーロにしている口座ではBXONEの入出金を行うことはできません。
6-2.BXONE(ビーエックスワン)出金の手順
まずXM会員ページにログインし「資金の出金」をクリックします
次画面では利用できる出金方法が表示されているはずです。国内銀行送金を利用する場合は下に示す「BXONE」をクリックしてください。
次画面で①BXONEのID、②出金額を入力し③にチェックを入れて「リクエスト」をクリックします。
これでBXONEの出金手続きは完了です。
7.処理中の出金手続きの状況を確認する方法
XMで行なった出金手続きの処理状況を確認したい場合の手順を確認しましょう。
まずは出金指示を行う場合と同様、XM会員ページにログインし「資金の出金」をクリックします。
次画面で、以下に示す位置にある「処理中の出金」タブをクリックしてください。
次画面の「状態」の欄に、現在の出金状況を確認することができます。
処理が継続中の場合は「手続き中」と表示されているはずです。
8.5つの出金方法を比較
これまで詳しくXMの5つの出金方法を、以下の項目別に比較してみましょう。
・出金手数料
・着金までの時間
・最低出金学と出金限度額
それぞれの項目について、一つずつ比較していきましょう。
8-1.出金手数料
出金手数料 | |
---|---|
国内銀行送金 | 40万円未満 :2500円 40万円以上:無料 |
クレジット/デビットカード | 無料 |
bitwallet(ビットウォレット) | 無料 |
STICPAY(スティックペイ) | 無料 |
BXONE(ビーエックスワン) | 無料 |
XMでは基本的に出金にかかる全ての手数料が無料とされていますが、国内銀行送金で40万円未満の出金を行う場合のみ2500円の手数料がかかるという点については注意が必要です。
XMは日本国内から見ると海外法人であるため、日本国内の銀行に送金するためには決済代行会社の仲介が必要になります。この決済代行会社へ支払う手数料(2500円)が利用者負担となります。
ただしこの手数料も40万円以上の出金であればXMの負担となるため、出金の際はできるだけ40万円以上とすることをオススメします。
またbitwallet、STICPAY、BXONEなどのオンラインウォレットサービスの場合、XMからの出金で手数料が生じることはありませんが、オンラインウォレット口座から出金する際に手数料が発生するという点も考慮する必要があります。
8-2.着金までの時間
着金時間の目安 | |
---|---|
国内銀行送金 | 数時間~5営業日 |
クレジット/デビットカード | 1週間~1カ月 |
bitwallet(ビットウォレット) | 即時〜1営業日以内 |
STICPAY(スティックペイ) | 即時〜1営業日以内 |
BXONE(ビーエックスワン) | 即時〜1営業日以内 |
着金までの日数は出金の方法によって大きく異なります。
特に時間がかかるのはクレジット/デビットカードによる出金です。クレジットカード会社側の処理自体は数日で終わりますが、着金を確認するまでは1週間~1カ月の時間を必要とします。
これに対してbitwallet、STICPAY、BXONEなどのオンラインウォレットを利用して出金した場合は基本的に即時で着金、サーバーが込み入っている場合でも1営業日以内に必ず着金を確認することができます。
頻繁に出入金を行いたい場合はオンラインウォレットの利用が便利であることがわかります。
8-3.最低出金額と出金限度額
最低出金額 | 出金可能額 | |
---|---|---|
国内銀行送金 | 1万円 | 無制限 |
クレジット/デビットカード | 500円 | 入金額まで |
bitwallet(ビットウォレット) | 500円 | 入金額まで |
STICPAY(スティックペイ) | 500円 | 入金額まで |
BXONE(ビーエックスワン) | 500円 | 入金額まで |
1-2.利益分の出金は国内銀行送金を利用しなくてはいけないでもお伝えした通り、XMのトレードで得た利益の出金は国内銀行送金以外で行うことはできません。
このため国内銀行送金以外の出金方法の出金可能額はすべて「入金額まで」となっています。
最低出金額は国内銀行送金が1万円、その他の出金方法は500円です。
口座内の証拠金残高をこまめに調整したい場合はオンラインウォレットが便利ですが、オンラインウォレットの場合、オンラインウォレットからの出入金に手数料が発生するため、利用の際にはこれらを考慮し、自分に最適な出金方法を総合的に判断する必要があるでしょう。
9.XMの出金で知っておくべき3つの注意点
XMの出金でトラブルを避けるために、以下の3つのポイントをあらかじめ把握しておきましょう
一つずつ解説します
9-1.ボーナスは出金できない
XMのボーナスは証拠金としてトレードに利用することはできますが、ボーナス自体を口座から出金することはできません。
XMでは口座開設時や入金時にボーナスを獲得することができますが、ボーナスはあくまでもトレードでの利用に限られており、XMの口座上では出金可能な証拠金は「残高」、ボーナスは「クレジット」としてそれぞれの総額が表記されています。
XMのボーナスについては以下のページでも詳しく解説していますので参考にしてください。
「XMの4種類のボーナスを全て解説!消滅させずに最大限活用する方法」
9-2.出金額と同じ割合のボーナスが消滅する
口座に付与されているボーナスは証拠金を出金すると、その金額の割合に応じて消滅します。
例えば口座残高が50万円の時に20万円の証拠金を出金すると、残高の総額の5分の2、40%が出金されることになるため、口座に付与されているボーナスも40%減額されることになります。
出金後にボーナスが残るように設定すると、証拠金を入金しボーナスを獲得した後に意図的に証拠金を出金すれば、ボーナスのみでノーリスクの取引ができてしまいます。
ボーナスの減額はこのような取引を防止する狙いがあります。
ただしXMポイントは減額の対象にはなりません。このため口座からの出金はXMポイントをボーナスに変換する前に行うほうがお得です。
9-3.証拠金維持率が150%を下回る場合は出金できない
XMでは、トレードでポジションを保持している状況でも出金が可能ですが、出金できる金額は平日の場合、証拠金維持率が150%を下回らない範囲までと定められています。
また週をまたぐ土日の証拠金維持率はさらに厳しく、週末(土曜6:50〜月曜8:00)の証拠金維持率は400%を維持する必要があり、出金はこの証拠金維持率を下回らない範囲までとなります。
10.XMで出金できない3つのケース
XMの口座から出金ができないトラブルにあった場合、以下の3つケースのいずれかに該当することが考えられます。
もちろんこれらのケースは全て、事前に把握し注意をすれば回避できるものばかりですので、正しく把握ができていれば必要以上に警戒する必要はありません。
一つずつ確認していきましょう。
10-2.出金できない銀行を選んで出金指示をした
XMの国内銀行送金では、出金先に指定できない銀行が存在します。これらの銀行を出金先に選んでしまうと出金が拒否されてしまうため注意が必要です。
XMから国内銀行へ出金する場合、出金先銀行が受取り可能なSWIFTコードを持っている必要があります。また海外送金を受け付けていない銀行も出金の対象外となります。
出金できない主な銀行は以下の通りです。
XMにて利用できない銀行
・ゆうちょ銀行
・新生銀行
・ジャパンネット銀行
・セブン銀行
・じぶん銀行
・みずほ銀行(インターネット支店のみ)
国内銀行送金での出金を利用する場合は、これらの銀行以外の口座を出金先に指定するようにしましょう。
10-3.クレジットカード・デビットカードで出金ができない
クレジットカードの入出金は入金に対する返金として処理されることについてはお伝えしましたが、クレジットカード会社の返金の処理は入金から90日以内という期限があります。
このため、クレジットカードで入金後、90日を過ぎた後に出金しようとしても、出金がキャンセルされてしまいます。
このため入金から90日を過ぎたクレジットカード・デビットカードの出金は国内銀行送金を利用する必要があります。
10-1.禁止取引による口座凍結
XMでは、XMが規定する禁止取引に該当するトレードを行った場合、口座が凍結されるケースがあります。口座が凍結されてしまうと、口座への出入金もできません。
証拠金残高がある口座では、基本的に故意に禁止取引を行わない限りは口座凍結に会うことはありません。
XMで禁止取引とされるのは以下の6つの行為です。
①複数の口座を利用した両建て
XMでは同一口座で両建ての取引を行うことは禁止されていません。
ただし、別の口座を利用した両建ては禁止されています。
②他のFX業者の口座を利用した両建て
XM以外のFX業者の口座を利用した両建ても禁止取引の一つです。
③複数人で別口座を利用して取引を行う両建て
家族や友人などと一緒に、別のアカウントや別の業者の口座を利用して両建てを行う行為も禁止です。
④裁定取引(アービトラージ)
裁定取引(アービトラージ)とは業者間の商品の価格差などを利用し、売りと買いを同時に行うことによってリスクなく利益を上げる取引手法です。これもXMでは禁止されている取引の一つです。
⑤指標発表時にハイレバレッジのトレードを行う
経済指標の発表に合わせて高いレバレッジでトレードを行う行為もXMが禁止行為としている取引の一つです
⑥週明けの窓空けを狙ったハイレバレッジトレード
「窓」とはチャート上の前日のローソク足と翌日のローソク足の間にできる隙間、つまり価格差のことです。そして「窓開け」とはこの窓が大きく開いたタイミング、つまり大きな価格差が開いたタイミングのことを意味します。XMではこのタイミングで大きな取引を行うことを禁止しています。
口座が凍結されてしまうと、口座を復活させる可能性はありません。残高も含め全ての証拠金が出金不可となってしまうため、違反とされる取引はぜったいにさけ、安全なトレードを心がけるようにしましょう。
11.着金が遅い場合はサポートデスクへ連絡しよう
出金の指示を行ったが、なかなか着金を確認できないという場合は、XMのサポートに問い合わせましょう。
出金方法ごとに異なる着金までの時間については8-2.着金までの時間で詳しくお伝えしましたが、この時間を超えて、指定の口座に着金を確認できない場合は、出金指示に何らかの間違いがあるか、トラブルが発生している可能性があります。
XMのサポートへは、メールで連絡する方法と、ライブチャットを利用する方法がありますが、いずれもXM会員ページから利用することができます。一つずつ確認しましょう。
11-1.ライブチャットを利用する方法
XM会員ページの最上部にある「ライブチャット」の表示をクリックします。
「ライブチャット」をクリックすると画面右下に以下のポップアップが表示されます。
「入室する」をクリックすればすぐにライブチャットを開始することができます。
ライブチャットは平日午前9時から午後9時まで利用可能です。ライブチャットは基本的に即時で返信が来るので、急ぎで確認したい場合や、取引に不安がある場合はまずライブチャットで確認しましょう。
11-2.メールで連絡する方法
メールでの質問は平日24時間、いつでも受け付けています。もちろん日本語の質問が可能です。
まず以下に示す「サポート」をクリックしてください。
すると、以下のようなメールのフォーム画面が表示されます。
質問したい内容を記載し、画面下部のリクエスト送信をクリックすれば問い合わせは完了です。
また以下のアドレス宛に、質問メールを送信するかたちでも対応してくれます。
XMサポートデスク メールアドレス support@xmtrading.com
またメールを送る際、自分の名前、口座番号、XMに登録したメールアドレスを記載すると、サポートとのやりとりがスムーズになります。
まとめ
今回はXMの出金について詳しく解説しました。
XMは、国内銀行送金、クレジットカード/デビットカード、bitwallet、STICPAY、BXONEの、5つの出金方法に対応しています。
ただし、これらのうち好きな方法を自由に選択できるわけではなく、出金に際しては以下の3つの原則を必ず守らなければいけません。
これらの原則に従わなかった場合は出金が拒否されるケースもあるため、出金を行う際にはルールを把握し正しい手順で行う必要があります。
ページではそれぞれの出金方法の特徴と出金手順、また出金時の3つの注意点、出金できない3つのケースについても詳しく解説しました。
出金の指示を行ったが、所定の時間を過ぎても着金を確認できない場合は、早めにXMのサポートに確認することをお勧めします。
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