XMの通貨ペアは57種類！オススメや最適な通貨ペアの選び方も解説

「XMでトレードできる通貨ペアにはどんなものがあるの？」
「どの通貨ペアを選んだらいいんだろう」

2021年12月現在、XMで取引できるFXの通貨ペアは57種類です。

XMは海外FX業者の中でも比較的多くの通貨ペアを取引できる業者として知られています。

実際にはもっと多くの通貨ペアを取引できる海外FX業者も存在しますが、メジャー通貨はほぼすべて網羅しており、どうしてもトレードしたいマイナー通貨がある場合でなければ十分な数であると言えるでしょう。

反対に57種類もあると、どの通貨ペアで取引をしていいかわからないということもありえます。

FX取引では、取引する通貨ペアごとにスプレッド幅はまちまちで、通貨によって値動きに特徴もあります。もちろん通貨ペアの選択を間違えて大きな損失を被るという事態もありえます。

このためXMで取引をする通貨ペアは自分の経験や取引のスタイルなどに合わせて、適切に選択する必要があります。

そこで今回は、

・XMの通貨ペア・取引銘柄の数と特徴
・XMの通貨ペア・取引銘柄一覧
・【タイプ別】最適なXM通貨ペアの選び方
・初心者にオススメの通貨ペア・上級者にオススメの通貨ペア
・通貨ペアをMT4・MT5で表示（削除）する方法

について詳しく解説していきます。

この記事を読めば、あなたも自分に最適なXMの通貨ペアを選ぶことができます。

1.XMの通貨ペア・取引銘柄の数と特徴

冒頭でもお伝えした通り、XMで取引できるFX通貨ペアは57種類です。

それ以外にもコモディティー（CMD）8種類、エネルギー5種類、貴金属4種類、株価指数18種類の取引が可能です。

以前は仮想通貨の取り扱いもありましたが、現在は取り扱いがありません。

FX通貨ペアについては、メジャー通貨ペアから主なマイナー通貨ペア、ほぼ全てを網羅しており、FX初心者から上級者まで、全てのトレーダーの取引に対応しています。

次章からはXMで取引できる全ての銘柄について詳しく確認していきます。

2.XMの通貨ペア・取引銘柄一覧

ここからXMの全ての取引商品とその最大レバレッジ・また平均スプレッドについて見ていきましょう。

FX通貨ペア、コモディティ、株式指標、貴金属、エネルギーの順でそれぞれの取引銘柄を確認します。

2-1.FX

XMで取引できる通貨ペアは57種類です。一つずつ確認しましょう。FXの最大レバレッジは1000倍ですが、通貨によっては低いレバレッジが設定されているケースもありますので注意してください。

参照：XMTrading｜FX取引

2-2.コモディティ（CMD）

XMで取引できるコモディティ商品は以下の8種類です。コモディティのレバレッジは50倍で固定されています

参照：XMTrading｜コモディティ

2-3.株価指数

XMでは現在18種類の株式指標CMDを取り扱っています。具体的な銘柄、レバレッジは以下の通りです。株式指数銘柄のレバレッジは100倍が一般的ですが、低く設定されている銘柄もあります。

参照：XMTrading｜ 株式指数

2-4.貴金属

貴金属は4種類です。

参照：XMTrading｜ 貴金属

 2-5.エネルギー

エネルギーは以下の5種類です。

参照：XMTrading｜ エネルギー

3.【タイプ別】最適なXM通貨ペアの選び方 

XMでFX取引を行う際、取引する通貨ペアの選択は何より重要ですが、57種類もあるとどれを選んでいいかわかりません。

FXの通貨ペアはそれぞれ、価格変動にくせや特徴があるため、それらを踏まえずに適当に選んで取引を行うと、大きな損失を出しかねません。

ここでは通貨ペアの選び方として３つのポイントを解説します。

では一つずつ確認しましょう。

3-1.選択に迷ったら主要通貨を含む通貨ペアがおすすめ

決まった通貨ペアがない場合は、まずはユーロやドル、円、ポンドなど、取引量が多いFXの主要通貨を含む通貨ペアを選択することがオススメです。

これには以下のような理由があります。

・スプレッド幅が狭い
・値動きが安定しており予測しやすい
・情報を集めやすい

一つずつ確認しましょう。

①メジャー通貨は一般的にスプレッド幅が狭い

FX取引では取引量が多い通貨ほどスプレッド幅が狭くなる傾向にあります。このため、取引コストが低く、取引での利益を上げやすいという特徴があります。

特にスキャルピングなど、高速で短期間の取引を繰り返す取引を行う場合はメジャー通貨を選ぶことをおすすめします。

②メジャー通貨は値動きが安定しており予測しやすい

取引量が多いメジャー通貨はトレーダーが常に取引を行なっているため、予想外の値動きが起こる可能性が低いという特徴があります。

取引量の少ない通貨は何かのきっかけで大きく価格が変動するケースがしばしばありますが、メジャー通貨の場合、予想外の変化は少なく、変動の幅も大きくありません。

このため損失拡大のリスクが少なく、初心者でも比較的トレードしやすい特徴があります。

③情報を集めやすい

メジャー通貨の利点として大きいのが、取引通貨ペアに関係する経済や政治の情報をいち早くにゅうしゅすることができるという点です。

FX取引の価格変動は、政治状況や経済事案などによって大きく左右されます。このためニュースなどでの情報収集はFX取引を行う上で必須です。

マイナー通貨の場合、一般的なニュースで情報を集めるのはなかなか大変ですが、ドルやユーロ、円などのメジャー通貨であれば、情報収集は簡単です。

メジャー通貨を絡めた通貨ペアはこの点でも値動きを予測しやすく、より安全に取引ができるという特徴があります。

3-2.ハイリスク・ハイリターンを狙うならポンドの通貨ペアを選ぼう

ハイリスク・ハイリターンな取引で大きな利益を狙いたい場合はポンド/円やポンド/ドルなどポンドを絡めた通貨ペアがオススメです。

ポンドを絡めた通貨ペアは価格変動が大きいという特徴があります。ポンド/円では1日の変動幅が3円を超えるケースも珍しくありません。

値動きが大きければ取引のリスクは増しますが、利益が出た場合、大きなリターンを得ることも可能です。

このためFX初心者、経験が浅い人にはお勧めできませんが、ある程度の経験を持ち一攫千金を狙いたい場合はポンドを絡めた通貨ペアがお勧めです。

3-3.スワップポイントを狙う場合は金利の高い通貨ペアがお勧め

スワップポイントを狙った取引を行いたい方は、トルコリラやメキシコペソなど、金利の高い通貨を絡めた通貨ペアがおすすめです。

スワップポイントとは、通貨ペアのそれぞれの通貨を交換する際に生じる金利差のことです。
政策金利の高い通貨を保持している間は、発生する金利差分の差額をスワップポイントとして受け取ることがでるというわけです。

例えばトルコリラ/ユーロの取引をする場合、それぞれの通貨の金利はトルコリラが19％、EUの金利が0.1％とすると

19％　-　0.1％　＝18.9％

となり、18.9%の金利差が生じます。

トルコリラ/ユーロの取引で、トルコリラを買って保持している間はトルコリラを保有している時間は金利が発生するため、金利収入が発生するということです。

FX取引ではこの金利差が発生した際、その差分をスワップポイントとして受け取ることができ、これを狙って取引するトレーダーもいます。

例えばXMでトルコリラ/ユーロの取引でトルコリラを買い、ユーロを売りで１lotの取引を行うと、1日あたり2335円（2021年12月21日現在）をスワップポイントとして受け取ることができます。

スワップポイントを狙った取引では金利差が重要になりますので、必然的に片方の通貨の金利が高い通貨ペアを選ぶことになります。

特に金利が高い通貨として上げられるのは以下の4つの通貨です。

なかでもトルコリラは政策金利が18〜20％と図抜けて高く、スワップポイントを狙うトレードには最適な通貨であると言えます。

ただし一般的に金利が高い通貨はインフレ率が高く価格変動も激しい傾向にあるため、初心者にはお勧めしません。

4.初心者にオススメのXM通貨ペア3選

ではこれまでの解説も踏まえ、まずはFXの経験が浅い初心者、これからFX取引を始めたいという未経験者にオススメの通貨ペアを具体的に解説しましょう。

特に初心者にお勧めの通貨ペアは以下の3つです。

一つずつ解説します。

4-1.USD/JPY（米ドル/円）

FX初心者が取引をする通貨ペアとして最もお勧めなのがUSD/JPY（米ドル/円）です。

USD/JPYの長所は

・メジャー通貨であり常に取引量が安定している
・常に経済ニュースで扱われるため情報を得やすい

の2点が上げられます。

前章でもお伝えしましたが、FX通貨ペアは取引量が多いほどスプレッドは狭くなり、価格変動も安定し予測しやすくなります。

またドルと円の情報は情報量が多く、相場の分析やマーケットの状況を容易に分析できる状況にあります。自国通貨の情報は常に経済ニュースで常に触れているため、FXの経験がない方でもすでに円についての多くの情報を持っているという点も利点です。

このためUSD/JPY（米ドル/円）であれば、初めての取引でも慌てずにトレードができるというわけです。

4-2.EUR/JPY（ユーロ/円）

EUR/JPY（ユーロ/円）もFX初心者の取引に適した通貨ペアの一つです。

EUR/JPY（ユーロ/円）には以下のような特徴があります。

・ドル、ユーロいずれもメジャー通貨で常に取引量が多く安定している
・変則的な値動きが少なく価格を予想しやすい

まず押さえておくべきポイントとしては、ドル、ユーロ共にメジャー通貨であり取引量が極めて多いという点です。このためUSD/JPY同様に、スプレッドが狭く価格の急激な変動もすくなくなります。

特にユーロは欧州の経済指標などに素直に反応する傾向が強く、予想外の変動がたいへん少ないため、値動きを容易に予測し、安全に取引することができる点もFX初心者には最適です。

USD/JPYに比べると若干、値動きが大きいため、この点には配慮する必要がありますが、初心者が取引をする通貨ペアとしての適正は大変高いと言えるでしょう。

4-3.EUR/USD（ユーロ/ドル）

FX取引の経験がない方は円が絡まない通貨ペアのトレードには不安を感じるものです。そういった中で、円を絡めない初めての取引として最適なのがEUR/USD（ユーロ/ドル）です。

EUR/USD（ユーロ/ドル）には

・通貨ペアとしては世界最大の取引量
・価格変動が小さく取引がしやすい

EUR/USDの特徴としてまず上げられるのはその取引量です。アメリカとヨーロッパの経済規模の大きさから、取引される通貨量は通貨ペアとしては世界最大であり、大変安定したFXトレードが可能です。

もちろんこの取引量によって、スプレッド幅は狭くなる傾向にあり価格変動も他通貨に比べて小さくなります。

値動きもEUR/JPYと同様に素直で予測しやすく、初心者には最適な通貨ペアの一つであると言えます。

5.上級者向けXM通貨ペア3選

では次にFX上級者向けの通貨ペアを紹介しましょう。

いずれの通貨ペアも初心者向けに比べてリスクは高くなりますが、ボラティリティ（価格変動率）が高く効率的に利益を得ることができます。

では一つずつ確認しましょう。

5-1.GBP/USD（ポンド/米ドル）

上級者向けの通貨ペアとしてまず紹介したいのはGBP/USD（ポンド/米ドル）です。

GBP/USD（ポンド/米ドル）には以下のような特徴があります。

・値動きが激しく大きな利益（損失）を出しやすいハイリスクハイリターンの通貨ペア

ポンドは特に値動きが大変激しい通貨として知られ、GBP/USDの値動きは常に激しく、突発的な価格の変動も日常茶飯事です。

この特徴はFX取引ではリスクではありますが、ボラティリティ（価格変動率）の高さという点から言えば、多くの利益を上げるためのチャンスが頻繁にあるということも意味します。

もちろんリスクはありますが、効率的に利益を上げる上では最適な通貨ペアというわけです。この点でGBP/USDはFX中級者から上級者向けの通貨ペアであると言えるでしょう。

5-2.EUR/TRY（ユーロ/トルコリラ）

TRY/JPYには以下のような特徴があります。

・トルコリラの金利が高くスワップポイントを狙いやすい
・トルコの政治不安から値動きが常に激しい

「3-3.スワップポイントを狙う場合は金利の高い通貨ペアがお勧め」でもお伝えしましたが、トルコリラの現在の政策金利は19％と大変高く、スワップポイントを狙う上でトルコリラを絡めた通貨ペアはたいへん有利です。

ただし高い金利には訳があります。トルコは深刻な政治不安を背景にインフレ率が大変高くなっています。このため金利は高く設定される代わりに価格の変動は激しく、常にリスクの高い取引を強いられることにもなります。

またマイナー通貨であるトルコリラは取引量が安定せず、この点も価格の急激な変動を引き起こす原因となります。

ボラティリティ（価格変動率）とスワップポイントの高さから、うまくトレードできれば大変効率的に利益を上げることができますが、もちろんそれに比例してリスクも高くなるという点は忘れてはいけません。

5-3.EUR/AUD（ユーロ/豪ドル）

上級者向け通貨ペアとしてはEUR/AUD（ユーロ/豪ドル）もオススメです。

EUR/AUD（ユーロ/豪ドル）には以下のような特徴があります。

・取引量が少ないため価格変動が激しい
・両国の経済情報は比較的入手しやすく価格分析も容易

EUR/AUDはメジャー通貨であるユーロを絡めた通貨ペアではありますが、取引量は少なく、これに比例して価格の変動が激しいという特徴があります。

このためリスクも高いですがボラティリティ（価格変動率）も高く、ハイリスク・ハイリターンの取引銘柄としてヘッジファンドなどが好んでトレードを行なっています。

ハイリスクの通貨ペアになるため初心者には向きませんが、オーストラリアやヨーロッパの経済情報は入手しやすく、値動きの分析もしやすい状況はあるため、FX上級者がリスクをとって取引を行う上では最適な通貨ペアです。

6.通貨ペアをMT4/MT5で表示・削除する方法

最後にXMでトレードをする際に、取引プラットフォームであるMT4・MT5で通貨ペアを表示・削除する方法について解説します。

一つずつ見ていきましょう。

6-1.MT4・MT5の画面に通貨ペアを表示する方法

まずMT4・MT5にログインして画面を開き、右上に表示されている気配値表示画面を確認してください。

ここに自分がトレードしたい通貨ペアがない場合は、気配値表示の画面に表示されているいずれかの通貨ペアを選択・右クリックし「通貨ペア」を選択します。

通貨ペアリストの画面が表示されたら、下に示す「＋」の表示をクリックしてください。通貨ペアのリストが表示されます。

目当ての通貨ペアを見つけたら

①通貨ペアをクリックして選択
②「表示」をクリック
③「閉じる」を選択して通貨ペアリスト画面を閉じる

の順で対応します。

気配値表示画面に戻って、選択した通貨ペアが表示されていることを確認してください。

6-2.不必要な通貨ペアの表示を削除する方法

気配値表示から通貨ペアを削除したい場合は、気配値画面の表示を削除したい通貨ペアを選択・右クリックし、「非表示」を選択してください。

気配値表示画面に戻ると、「非表示」を選択した通貨ペアの表示が消えているはずです。

XMが自分に向いていると思ったら

出典：XM 公式ページ

もしXMが自分に向いていると思ったら、ぜひ口座開設の検討をおすすめします。

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また、AXIORYを他の海外FX業者と比較して、さらに自分に合った業者を探したい場合は以下のページをぜひ参考にしてください。

・おすすめ海外FX業者の比較ランキングTOP10！目的別にベストな業者が選べる
・スキャルピングにおすすめの海外FXランキングTOP4！禁止業者も紹介
・海外FX11社の最新の公表スプレッド比較表とおすすめ業者ランキング
・海外FXで約定力が重要な理由と約定力ランキングTOP5を紹介

まとめ

今回はXMの通貨ペアについて詳しく解説しました。

XMで取引できるFX通貨ペアは57種類です。

それ以外にもコモディティー8種類、エネルギー5種類、貴金属4種類、株価指数18種類の取引が可能です。

以前は仮想通貨の取り扱いもありましたが、現在は取り扱いがありません。

FX通貨ペアについては、メジャー通貨ペアから主なマイナー通貨ペア、ほぼ全てを網羅しており、FX初心者から上級者まで、全てのトレーダーの取引に対応しています。

ページでは、通貨ペア57種類を含むXMの取り扱い全銘柄のリストについても掲載しました。

XMでFX取引を行う際、取引する通貨ペアの選択は何より重要ですが、57種類もあるとどれを選んでいいかわかりません。

FXの通貨ペアはそれぞれ、価格変動にくせや特徴があるため、それらを踏まえずに適当に選んで取引を行うと、大きな損失を出しかねません。

今回は自分の状況に合わせて適切は取引通貨を選ぶためのポイントとして以下の３点を詳しく解説しました。

ページ後半では、初心者向け通貨ペアとして以下の3つの通貨ペアの特徴と、初心者に最適な理由を詳しく解説しました。

・USD/JPY（米ドル/円）
・EUR/JPY（ユーロ/円）
・EUR/USD（ユーロ/ドル）

またFX上級者向けの通貨ペアとして

GBP/USD（ポンド/米ドル）
EUR/TRY（ユーロ/トルコリラ）
EUR/AUD（ユーロ/豪ドル）

の3つの通貨ペアをあげ、それぞれの通貨ペアの特徴について解説しています。

あなたが、自分の状況に合わせて最適なXMの通貨ペアを見つけられることを願っています。