「海外FXを始めようと思うけど、証拠金はどれくらい必要なの？」
「取引の規模に合わせて、適切な必要証拠金の金額を知りたい」
あなたは今、海外FXの必要証拠金について気になっていますね。
海外FXにおける必要証拠金とは、その取引を実際に行うのに最低限必要な金額のことを指します。
| 【必要証拠金とは】 海外FXトレードを行う際に、常に気になるのがその取引を行う際に、実際にどのくらいの資金（証拠金）を用意すればいいのだろうかという点です。 必要証拠金が1,000円なのか、1万円なのか、10万円なのか、用意すべき資金の金額が分からなければ、取引において心理的な負担も増大します。懸念材料が増えることで、取引において冷静な判断が鈍るということも考えられるでしょう。 必要証拠金の金額をあらかじめ知っておけば、ロスカットの心配をせず、常に冷静に取引を行うこともできるようになります。 |
ただし、海外FX業者によっては、取引の最小ロット数や口座への最低入金額などに関する制限が設けられている場合があり、実際には、必要証拠金以上の入金が必要になる可能性があります。
また証拠金は余裕を持って入金する必要があり、どの程度余裕を持たせるかについては取引スタイルによっても異なってきます。
このため、入金する証拠金の目安を知るためにも、必要証拠金の概算がすぐに導き出せる用意をしておくことも大切なのです。
そこで今回は、下記のポイントについて詳しく解説します。
| この記事のポイント |
| ・ 海外FXでの取引における必要証拠金の計算方法 ・ 海外FXの必要証拠金を算出する計算シミュレーション ・ 海外FXを始めるには必要証拠金は最低いくら必要？業者ごとの最低入金額を比較 ・ 海外FXで取引するならおさえておくべき必要証拠金の注意点 ・ 必要証拠金の3〜10倍の証拠金を用意して取引を始めよう |
この記事が、これから海外FXを始めようとしている方のお役に立てれば幸いです。
目次
1.海外FXでの取引における必要証拠金の計算方法
必要証拠金については、次章でもお伝えするような計算ツールがありますので、都度わざわざ計算をする必要はありません。
ただしFXトレードの理解を深める上でも、どのような計算式によって導き出されるかについては把握しておきたいところです。
海外FXでの取引における必要証拠金は、以下の計算式で算出することができます。
この計算式に取引時点における為替レートと取引量、そして業者ことに異なるレバレッジを当てはめて計算すれば、その取引における必要証拠金がわかります。
例として下記の取引条件で、計算してみましょう。
| 【試算条件】 ・ 通貨ペア：米ドル/円 ・ 為替レート：1ドル＝150円 ・ 取引通貨量：10万通貨（1lot） ・ レバレッジ：1000倍 |
この試算条件を上記計算式に当てはめると、下記のようになります。
必要証拠金＝注文時のレート（1ドル＝150円）× 取引通貨量（10万通貨）÷ レバレッジ（1000倍）
計算式によって算出される、この取引の必要証拠金は15,000円ということになります。
レバレッジ1000倍の想定は、国内FXではありえない設定ですが、海外FXでは一般的な倍率です。
この取引の場合1ドル150円で10万通貨（1lot）ですので、取引総額は1500万円に及びますが、この規模のトレードでも海外FXであれば、15,000円の証拠金を用意するだけで取引を行うことができるというわけです。
次章ではこの計算をより簡単に行える計算ツールについて紹介しましょう。
2.実際の必要証拠金は海外FX業者のサイトのツールで簡単にわかる
必要証拠金は計算式でも簡単に算出できますが、必要証拠金の計算シミュレーションは計算ツールを利用すればさらに簡単です。
計算ツールはいくつかの海外FX業者のサイトで提供されていますが、ここではXMが提供するツールを紹介しましょう。
計算ツールの入力方法と計算結果の見方、それぞれを確認していきましょう。
2-1.【ステップ1】計算ツールに必要項目を入力する
計算ツールのページを開いたら5つの必要項目を入力します。
出典：XM｜証拠金計算機
| ①口座の基本通貨 自分が利用する取引口座の通貨をプルダウンから選択します。日本円の場合はJPYを選択してください。 ②通貨ペア 必要証拠金を計算したい取引の通貨ペアをプルダウンから選択します。例えばユーロ・ドルの取引の必要証拠金を確認したい場合はEURUSDを選択してください。 ③口座タイプ 自分が使用している口座の種類を入力します。 XMで取引を行っている方は、自分の使っているXMの口座タイプを選択してください。 他の海外FX業者の口座を使っている場合は「スタンダード」口座を選択してください。 ④ロット数量 必要証拠金を確認したい取引のロット数を入力してください。 スタンダード口座を選択した場合は「1 lot＝10万通貨」になります。 ⑤レバレッジ レバレッジの倍率を選択してください。 |
①〜⑤までの項目を入力したら「計算する」ボタンをクリックしてください。
| 【用語解説：ロット（Lot）とは？】 ロット（Lot）とは、売買する通貨数をあらわす単位です。 海外FX業者では、1ロット=10万通貨とするのが一般的ですが、口座の種類によっては、1ロット＝1,000通貨とする場合もあります。 |
2-2.【ステップ2】表示された必要証拠金額を確認する
計算ボタンを押すと、画像の①〜③に数値が表示されます。口座の基本通貨での必要証拠金については②必要証拠金 口座の基本通貨に表示されます。
ここを見ればその取引の必要証拠金がすぐに確認できます。
出典：XM｜証拠金計算機
①〜③の内容について簡単に解説しましょう。
| ①現在の変換価格 証拠金計算に利用された為替レートが表示されます。計算した時点での為替レートが利用されます。 ②必要証拠金 口座の基本通貨 取引の必要証拠金が表示されます。口座の基本通貨で選んだ通貨で表示されます。 ③必要証拠金 変換された通貨 取引の決済通貨で必要証拠金の金額が表示されます。例えば上の画面では、通貨ペアはEURUSDを表示しているため、決済通貨はUSDとなります。このため証拠金額はドル（USD）立てで表示されます。 |
3.海外FXを始めるには最低いくら必要？業者ごとの最低入金額を比較！
海外FX業者の中には、1円から通貨の購入が可能なところがあります。
「1円で取引できるなら、失敗してもいいから海外FXにチャレンジしてみようか」と思いますよね。
ただし、ここで注意しなければならないのが、「最低入金額」に関するルールです。
3-1.最低入金額とは
最低入金額とは、海外FX業者で口座を開設した際、最初に入金しなければならない金額の最低ラインのことをいいます。
例えば、「最低入金額100ドル」の海外FX業者では、取引の必要証拠金が1円であったとしても、口座に100ドル入金しなければトレードを始められません。
3-2.海外FX業者の最低入金額を比較
主要な海外FX業者の最低入金額は、下表の通りです。
【海外FX業者の最低入金額の比較】
| 海外FX業者 | 最低入金額 | 取引最小ロット数 | 最大レバレッジ | 最大レバレッジ・最小ロットで取引する場合の必要証拠金 |
| XM （スタンダード口座） | 5ドル | 0.01ロット （1,000通貨） | 1000倍 | 113円 |
| XM （マイクロ口座） | 5ドル | 0.01ロット （10通貨） | 1000倍 | 1円 |
| AXIORY | 200ドル | 0.01ロット （1,000通貨） | 400倍 | 250円 |
| Titan FX | なし | 0.01ロット （1,000通貨） | 500倍 | 200円 |
| FBS （スタンダード口座） | 100ドル | 0.01ロット （1,000通貨） | 3,000倍 | 33円 |
| FBS （セント口座） | 1ドル | 0.01ロット （10通貨） | 1,000倍 | 1円 |
| Land-FX | 300ドル | 0.01ロット （1,000通貨） | 500倍 | 200円 |
※通貨ペア＝米ドル/円、1ドル＝100円として計算
例えば、AXIORYにおいて最大レバレッジ・最小ロットで取引をする場合、必要証拠金は250円です。
ただし、この業者では最低入金額が2万円となっていますので、FX取引を始めるにあたり、2万円入金しなければなりません。
つまり、AXIORYでFXを始めるには、最低2万円必要ということになります。
これに対して、Titan FXでは最低入金額が設定されていませんので、最大レバレッジ・最小ロットで取引をするのであれば、200円からFXを始められます。
海外FXを始めるにあたり、いくら用意すべきなのか気になったら、まずは、最大レバレッジ・最小ロットで取引をする場合の必要証拠金を、確認してみましょう。
そのうえで、業者ごと、口座タイプごとの最低入金額を確認します。
これら2つの金額のうち大きい方が、海外FXを始めるにあたって最低限必要な金額となります。
3-3.少額取引なら1万円からでも始められる
海外FXは少額取引から始めるのであれば、1万円からでも十分に取引が可能です。
海外FXには
- レバレッジが高買いため少額でも十分に大きな取引ができる
- ゼロカットシステムで追証が発生しないため証拠金以上の損失が発生しない
という大きなメリットがあります。
例えばレバレッジ1000倍であれば、1万円で1000万円の取引ができるわけですから、取引規模としては十分であると言えるでしょう。
また海外FXにはゼロカットシステムが採用されている点も大きなメリットになります。
ゼロカットシステムとは、損失が証拠金を超えて拡大した場合のマイナス残高を0円に戻すというシステムで、これがあるために海外FXでは、国内FXFXで大きなリスクとされている追証の発生を心配する必要がないのです。
つまり1万円入金した場合、1万円以上の損失は発生しないのです。
このため1万円あれば、初心者としては十分な規模の取引を、追証を心配することなく安心して行うことができるのです。
以下のページでは海外FX1万円からの取引について、さらに詳しく解説していますので、是非参考にしてください。
参考記事：
FXは1万円から可能｜少額で始める場合のコツとオススメのFX業者
【XM1万円チャレンジ】リアルな取引規模でシミュレーションを公開
また、ゼロカットシステムについてさらに詳しい情報を知りたい方は、以下のページも参考にしてください。
参考記事：
追証なしを実現する海外FXのゼロカットシステムをわかりやすく解説
海外FXは借金の心配は無用！独自システムが借金リスクを最小化する
海外FXなら追証は発生しない！ゼロカットの仕組みと注意点を解説
4.注意！海外FXで必要証拠金のみ入金する取引はロスカットのリスク大！
業者や口座のタイプによっては、数円、数百円といったかなり少ない資金で取引を始められる、海外FX。
確かに魅力的ではあるのですが、必要証拠金のみを入金して始める取引は、投資家にとってハイリスクです。
では、必要証拠金のみを入金する取引にはどのようなリスクがあり、そのリスクを回避するにはどうすればいいのでしょうか。
この章では、下記のポイントについて詳しく解説します。
| この章で解説するポイント |
| ・ 必要証拠金のみを入金する取引にはどのようなリスクがあるのか ・ リスクを回避するための対策 |
4-1.資金に余裕がない状態での取引はロスカットのリスクが高い
必要証拠金のみ入金して始めるFX取引は、ロスカットのリスクがかなり高い傾向にあります。
資金に余裕がない状態で取引を始めると、相場がほんの少し逆行しただけで、あっという間にロスカットされてしまうことがあるのです。
① ロスカットとは？
ロスカットとは口座の証拠金維持率が、FX業者が定めるロスカット率を下回った場合に、その時点で保有している全てのポジション（未決済の通貨）が強制決済される制度です。
例えば、ロスカット率が50％のFX業者で取引をする場合、保有する口座の証拠金維持率が50％を下回った時点で、ロスカットが執行されます。
ロスカットが執行（＝全ポジション強制決済）されると、その時点で損失が確定します。
ロスカットが投資家に与える影響は甚大ですので、口座の証拠金維持率がロスカット率を下回らないよう、常に注意しておく必要があります。
② 証拠金維持率とは？
投資家にとって大きなリスクとなるロスカットを避けるために、常に注意を払わなければならないのが、口座の証拠金維持率です。
証拠金維持率とは、口座の必要証拠金に対する、有効証拠金の割合を表す数値で、下記計算式により算出します。
例えば、必要証拠金が100円、有効証拠金が100円である場合、下記計算により口座の証拠金維持率は100％となります。
証拠金維持率（100％）＝有効証拠金（100円）÷必要証拠金（100円）×100
| 【用語解説：有効証拠金とは？】 有効証拠金とは、口座の時価総額を表す数値です。 口座に預けている証拠金残高に、含み益と含み損を加えて算出します。 例）口座の証拠金残高10万円、含み損2万円の場合、有効証拠金は8万円。 |
③ 必要証拠金のみ入金する取引でロスカットされるケースをシミュレーション
では、口座に必要証拠金のみを入金してFX取引をする場合、どのくらいの値動きでロスカットされてしまうのでしょうか。
下記条件で、具体的にシミュレーションしてみましょう。
| 【試算条件】 預託証拠金：200円 レバレッジ：500倍 通貨ペア：米ドル/円 ロスカット率：50％ 取引：為替レート1ドル＝100円で、1,000通貨の買いポジション（必要証拠金200円） |
このケースでは、口座の証拠金維持率が50％を下回った段階でロスカットが執行されます。
したがって、ロスカットまでに許容される含み損は、下記計算により100円となります。
| 許容含み損（100円）＝口座残高（200円）－必要証拠金（200円）×ロスカット率（50％） |
次に、この取引では、米ドルを1,000通貨買っていますので、1ドル0.1円の変動で100円の含み損が生じる計算になります。
つまり、この試算条件では、1ドル＝100円から1ドル＝99.9円になった段階で、ロスカットが執行されてしまうのです。
上記シミュレーションから、必要証拠金のみを預けた取引では、ほんのわずかな相場変動があっただけでロスカットが執行され、損失が確定してしまうことがわかります。
海外FXのロスカットについては以下のページでも詳しく解説していますので参考にして下さい。
参考記事：海外FXのロスカットとは？ロスカット回避のシミュレーションを紹介
また、以下のページでは海外FXにおける証拠金維持率について詳しく解説していますので、こちらも是非参考にしてください。
参考記事：FXのレバレッジ計算方法は？証拠金維持率や利益の計算も併せて解説
4-2.海外FXのハイレバレッジ取引では特に注意が必要！
上述のように、必要証拠金のみを入金して始めるFX取引には「ロスカットされやすい」というリスクがあります。
そして、ハイレバレッジで取引をする場合、そのリスクはさらに大きくなります。
下記試算条件のもと、シミュレーションしてみましょう。
| 【試算条件】 預託証拠金：200円 通貨ペア：米ドル/円 レバレッジ：1000倍 ロスカット率：50％ 取引：為替レート1ドル＝100円で、2,000通貨の買いポジション（必要証拠金200円） |
このケースでは、口座の証拠金維持率が50％を下回った段階でロスカットが執行されます。
したがって、ロスカットまでに許容される含み損は、下記計算により100円となります。
| 許容含み損（100円）＝口座残高（200円）－必要証拠金（200円）×ロスカット率（50％） |
次に、この取引では、米ドルを2,000通貨買っていますので、1ドル0.05円の変動で100円の含み損が生じる計算になります。
つまり、この試算条件では、1ドル＝100円から1ドル＝99.95円になった段階で、ロスカットが執行されてしまうのです。
「4-1.資金に余裕がない状態での取引はロスカットのリスクが高い」での試算結果と、比較してみましょう。
【レバレッジによるロスカットまでの値動きの違い】
| 【試算条件】 通貨ペア＝米ドル/円・1ドル＝100円・取引通貨量＝必要証拠金200円で買えるだけ買う | ||
| レバレッジ | 500倍 | 1,000倍 |
| 取引通貨量 | 1,000通貨 | 2,000通貨 |
| ロスカットまでに許容される値動き | 1ドル＝100円→99.9円 | 1ドル＝100円→99.95円 |
レバレッジ500倍の取引では、ロスカットまでに0.1円の値動きが許容されるところ、レバレッジ1,000倍の取引では、ロスカットまでに0.05円の値動きしか許容されないことがわかります。
4-3.証拠金は必要以上に入金すると逆に危険な場合も！
海外FXトレードでは、ロスカットのリスクを避けるためには十分な証拠金を口座に入金する必要がありますが、必要以上に証拠金を入金するもの反対にリスクが高くなる点には注意が必要です。
「3-3.少額取引なら1万円からでも始められる」では、海外FXで追証が発生しない海外FXのゼロカットシステムについて解説しました。
実際、レバレッジが圧倒的に高い海外FXでは、証拠金を大幅に超える損失が生じるというケースもしばしば起こります。そしてこのような場合も、ゼロカットシステムによって、追証は発生せず、損失は証拠金の金額に収まります。
しかしこれは、反対に考えれば口座に入金した証拠金は全額損失となるという意味でもあります。
つまり、ゼロカットによって証拠金以上の損失が生じないことがすでにわかっている海外FXでは、入金する証拠金の金額が大きければ大きいほど、損失となる金額の上限が大きくなるということでもあるのです。
言い換えれば、ゼロカットがある海外FXでは、必要以上に証拠金を口座に入金しておくことは、反対に損失を拡大させるリスクを高めることにつながってしまうのです。
このため海外FXの証拠金は、取引の規模に合わせて、適切な金額を維持することが重要になるのです。
では具体的には、ロスカットのリスクとゼロカット発動のリスク、両方に備えるためには、どの程度の証拠金を入金しておくのが正しいのでしょうか。
次章では、この証拠金の適切な規模について確認していきましょう。
5.必要証拠金の3〜10倍の証拠金を用意して取引を始めよう
海外FXの適切な証拠金額は、取引のスタイルによっても異なりますが、必要証拠金の3〜10倍を目安とするのが良いとされています。
一般的には
- デイトレードやスキャルピングなど、短期トレードの場合は3〜6倍
- スイングトレードやポジショントレード など、長期のトレードの場合7〜10倍
を目安に証拠金を維持するといいでしょう。
短期トレードの場合は、少額の利益を積み重ねて大きな利益を狙う手法であるため、一度の取引におけるリスクは低くなり、証拠金もそれほど多く準備する必要はありません。
これに対して長期のトレードの場合、一定期間に生じる程度価格の変動に耐える余裕を持たせる必要があるため、証拠金もより多く入金しておく必要があります。
何れにしても、ゼロカットのリスクを鑑みれば、かねがね、必要証拠金の10倍を超えない範囲での入金が賢明であると言えるでしょう。
海外FXの取引手法の違いについては以下のページで詳しく解説していますので、参考にしてください。
参考記事：海外FX4つの基本的手法｜トレーダータイプ別のおすすめ手法も解説
まとめ
海外FXの必要証拠金とは、FX取引をするにあたり、最低限必要な金額のことをいいます。
FX取引をするには、最低限、この必要証拠金を用意しなければなりません。
ただし、海外FX業者の中には「取引の最小ロット数」や「口座への最低入金額」に関して、規制を設けているところがあります。
取引の最小ロット数が定められているFX業者では、その数以上の通貨数でなければ取引できませんし、口座への最低入金額が定められているFX業者では、既定の金額を口座に入金しなければ、取引を始められません。
したがって、海外FXを始めるにあたり用意すべき資金について調べる際は、必要証拠金の額だけでなく、取引の最小ロット数や口座への最低入金額についても、必ず確認しておきましょう。
また、一方でゼロカットシステムがある海外FXでは、必要以上に証拠金を入金しておくことにもリスクがあります。
取引スタイルによっても異なりますが、入金する証拠金は、必要証拠金の3〜10倍の範囲で、適切にコントロールすることをお勧めします。
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