「XMのトレードはスマホでもできる?」
「どんなアプリを使えばいいの」
XMのトレードはスマートフォンでも快適に行えます。
XMの取引をスマホで行う場合、MT4・MT5・XMアプリの3つのアプリを使うことができます。
MT4とMT5は海外FXではおなじみの取引プラットフォームで、XM以外の業者の取引でも利用することができます。いずれも安定性が高く多くのトレーダーから信頼の厚いアプリケーションです。
これに対してXMアプリはXMがXMユーザーのためだけに開発したアプリケーションです。XMアプリはMT5がベースに作られておりトレードも行うことができますが、使い勝手が悪く、メインのアプリとして利用することはあまりお勧めできません。
ただしXMアプリは、XMのお客様ページにアクセスし、ブラウザを介さずに入出金やサポートへの連絡などができるというたいへん便利な機能があるため、それぞれのアプリの長所をうまく利用して使い分けるのがオススメです。
そこで今回は、
- 3種類のスマホアプリ比較とオススメの利用方法
- アプリのダウンロード・インストールの方法
- アプリの基本的操作方法
について詳しく解説していきます。
この記事を読めばあなたも、スマホでXMの取引を快適に行うことができるようになります。
1.XMのスマホアプリは3種類!状況に応じた使い分けがおすすめ!
3種類のスマホアプリの特徴と便利な使い方について、以下の2つのポイントから詳しく解説していきます。
では一つずつ確認していきましょう。
1-1.3種類のアプリを比較
まずはいくつかのポイントから3つのアプリを比較してみましょう。
MT4アプリ | MT5アプリ | XMアプリ | |
---|---|---|---|
利用アカウント | MT4口座 | MT5口座 | MT5口座 |
取引 | ⭕️ | ⭕️ | ⭕️ |
時間足 | 9種類 | 9種類 | 9種類 |
インジケーター | 30種類 | 30種類 | 92種類 |
オブジェクト | 24種類 | 24種類 | 8種類 |
時間足 | 9種類 | 9種類 | 9種類 |
入出金 | ✖️ | ✖️ | ⭕️ |
口座開設 | ✖️ | ✖️ | ⭕️ |
問い合わせ | ✖️ | ✖️ | ⭕️ |
ではこの表の違いを踏まえて、3つのアプリの特徴を一つずつ解説しましょう。
①MT4
MT4は正式にはMeta Trader(メタトレーダー) 4という、海外FX取引では誰もが使っている取引プラットフォームです。XMユーザーだけでなく、世界中のトレーダーがこのプラットフォームを利用しています。
2005年にリリースされて以来、アップデートを重ねながら利用され続けており、特に安定性と信頼度の高いアプリケーションであると言えるでしょう。
次に解説するMT5より前にリリースされた古いプラットフォームのため、MT4の方がメモリ消費が少なく、古いスマートフォンでも操作が容易であるという利点もあります。
②MT5
MT4と同じくMetaquotes社から提供されている取引プラットフォームです。正式にはMeta Trader 5と言い、MT4の後に発表されたアプリケーションになります。
操作性などはMT4とはほとんど変わりませんが、MT5の方が新しいアプリケーションであるため、アップデートも頻繁に行われていますが、アプリとしての安定性はMT4とほぼ変わりません。
スマホ版MT4、MT5に機能の差はほぼない|迷ったらMT5がオススメ
取引に使うメインのアプリとしては、MT4かMT5のどちらかを選ぶことになりますが、スマートフォンの場合、どちらを選んでも機能に大きな差はありません。
パソコン版のMT4とMT5では、利用できる自動売買ツールやカスタムインジケーターなどの種類など、機能面で大きな違いがありますが、スマートフォン版のMT4・MT5ではインジケーターの種類は変わらず、自動売買を行うこともできない設定になっています。
このため、スマホ版に関しては、MT4とMT5の間に機能の差はほぼありません。
MT5の方が若干メモリ消費が多いという違いはありますが、よほど古いスマホでなければ問題が生じることもありません。迷った場合はより新しいMT5の使用をおすすめしますが、パソコンでMT4を利用している場合、あえてスマホ用にMT5の新規口座を開設する必要はないでしょう。
③XMアプリ
XMアプリはXMがXMユーザーのために開発した取引用のアプリです。
アプリ自体はMT5をベースに開発されているため、XMアプリで取引をするためには口座開設時にMT5のアカウントを作成する必要があります。
XMアプリの最も大きな長所は、PCではブラウザを開き会員ページにログインして行う操作のほとんどをアプリ内で完結できることです。
・入出金管理
・新規口座開設
・日本語ライブチャットの利用
などをアプリ画面上から操作できるため、XMユーザーにはたいへん便利なアプリであると言えます。
一方でトレードでの利用においては、
・取引の際に動作が重い
・チャート設定が横表示しかなく、スマートフォンでの操作がしづらい、
・MT4やMT5より読み込みに時間がかかる
・ログインできない不具合が頻繁に確認さ入れている
など様々な問題から、トレーダーの評判は芳しくありません。
このためメインの取引に利用するアプリケーションとしてはあまりおすすすめできません。
1-2.取引はMT4・MT5 入出金はXMアプリと使い分けるのがオススメ!
お伝えしている通り、XMアプリは様々な理由からトレードに利用するにはお勧め出来ませんが、一方で会員ページへのアクセスが容易であるというメリットは捨てがたいものがあります。
そこでお勧めするのが、MT4・MT5とXMアプリの併用です。
トレードはMT4やMT5で行い、入出金や日本ライブチャットでのサポートとのやり取りなどはXMアプリと、それぞれのアプリを使い分けることで、両方のデメリットを補うことが可能になります。
MT4アカウントしか持たないユーザーもXMアプリを利用して会員ページへアクセスすることはできるため、わざわざXMアプリを使うためにMT5の口座アカウントを作成する必要もありません。
次章からはそれぞれのアプリのダウンロード・インストールの方法と使い方を紹介していきますので、ぜひ両方のアプリをダウンロードして使い勝手を味わってみてください。
2.MT4・MT5の使い方
では次にMT4とMT5のダウンロード・インストールの方法と操作方法を確認していきましょう。
前述の通りスマートフォン版MT4とMT5に機能の差はほぼありませんが、ダウンロードや基本操作についてもほぼ同じです。以下の5つのポイントを確認すれば、アプリの準備と基本動作を把握することができます。
一つずつ解説していきます。
2-1.ダウンロード・インストールの方法
まず、スマートフォンのブラウザを開きXMの公式ページにアクセスし、画面上部にある「メニュー」をタップします。
以下の画面が表示されたら「プラットフォーム」をタップしてください。
以下のような「取引プラットフォーム」の画面が表示されます。
画面をスクロールすると、以下のようなプラットフォームのダウンロードリンクが表示されます。
タブレット、スマートフォン用のプラットフォームは、iPhone、iPad、Android、Androidタブレットの4種類に分かれていますので、自分の端末に合わせて選択し、適切なものをクリックします。
MT5をダウンロードする場合は、画面をさらに下にスクロールしてください。
適切なリンクをクリックすると、以下のページが表示されます。
ステップ1には、いくつかのプラットフォームのダウンロード方法が表示されており、どの方法でもダウンロードができますが「こちらからアプリをダウンロードします」をクリックが一番かんたんでオススメです。
「こちらからアプリをダウンロードします」をクリックすると、以下のようなアプリケーションダウンロードの画面が表示されます。
「入手」ボタンを押してダウンロードを開始してください。あとは画面の指示に従うだけでかんたんにダウンロードが完了します。
MT4/MT5のダウンロードが終わっていれば、スマートフォン上にショートカットが表示されているはずです。
2-2.ログインの方法
画面上に表示されているショートカットをタップしてMT4またはMT5を起動してください。
次の画面が表示されたら「新規口座」をタップします。
次の画面では「既存の口座にログイン」を選択します。
次画面で、XMの口座開設時にメールで割り当てられたサーバを選んでタップしてください。
サーバーの洗濯が終わると、次のようなログイン画面が表示されます。
次画面の中央に口座開設時にXMから割り当てられたログインIDと、口座開設時に設定したパスワードを入力し、右上に表示されているログインをクリックすればログインは完了です。
以下のような画面が表示された場合は正常にログインが完了しています。
ログインIDとサーバーの情報がわからない場合は、XMから送られてきた「XMTradingへようこそ - お口座の詳細」という件名のメールを確認してください。
メールを開くと以下のような表示があり、赤く囲った部分に、MT4/MT5のIDと、割り当てられたサーバー名が表示されています。
2-3.チャートの表示と設定の方法
チャートを表示し利用するために、以下の3つの基本的な手順を押さえておきましょう。
②チャートの時間軸を変更する方法
③チャートの表示タイプを切り替える方法
一つずつ解説します。
①チャートを表示する方法
チャートを表示したい場合は、スマートフォン画面でMT4・MT5を起動し以下の手順でチャートを表示します。
①画面が立ち上がったら画面右下の気配値を押す
②表示したい通貨ペアにタッチ
③次画面でチャートをタップ
④チャートが表示される
①で表示したい通貨ペアが画面にない場合は以下の手順で、チャートを表示したい通貨ペアを気配値の画面に設定して下さい。
ドル円のチャートを設定する場合は以下の手順で行います。
①気配値の画面の右上の➕ の印をタップ
②Forex3をタップ
③USDJPYの表示の右に出ている➕ の印をタップ
この手順を行って元の気配値の画面に戻ると、リストにUSDJPYが表示されます。あとは上に示した手順でチャートを表示することができます。
②チャートの時間軸を変更する方法
スマートフォンの場合は、チャート画面の右上のH1などの表示部分をタップします。すると下の右画面のようにM1〜MNの選択項目が下にされます。
表示される時間軸は以下の通りです
M1=1分足
M5=5分足
M15=15分足
H1=1時間足
H4=4時間足
D1=日足
W1=週足
MN=月足
③チャートの表示タイプを切り替える方法
チャート表示にはバーチャート、ラインチャート、ローソク足チャートの3種類の設定があります。
この設定はチャートの上部に表示されている以下のボタンをクリックすることで変更することができます。
①チャート画面のどこかをタップして、表示されたタブから設定をタップする
②バーチャート、ローソク足、ラインチャートの3種類から自分が設定したいチャート設定を選択する
上記の手順で、好きな表示タイプに変更することが可能です。
④インジケーターを表示する方法
スマホ版MT4・MT5には30種類のインジケーターが用意されており、好みに応じて利用することができます。
インジケーターの表示は以下の手順で行います(ここではボリンジャーバンドを表示する手順を表示しています)。
①チャート画面を表示し画面丈夫の「f」の表示をタップ
②「メインウインドウ」をタップ
③「Bollinger Bands」をタップ
④設定を調整ののち「完了」をタップ(設定がデフォルトのままでよければそのまま「完了」をタップ
「完了」をタップすると、以下のように、ボリンジャーバンドが表示された状態のチャートが表示されています。
2-3.トレードの方法
スマートフォン版のMT4・MT5は直感的な画面操作で、トレードも簡単に行うことができます。トレードに関する基本的な操作を以下の4つポイントから解説します。
②保持しているポジションを確認する
③反対売買を行う
④損益を確認する
⑤指し値注文を行う
では一つずつ確認しましょう
①成行注文の方法
成行注文とは、売買の値段を指定せずに注文を行うことを指します。指値をしていしないため、すぐに売買が成立します。
スマホ版MT4・MT5では以下の手順で成行注文を行います。
①気配値の画面でトレードを行いたい通貨ペアをタップする
②トレードをタップする
③注文画面が表示されたら「成行売り」あるいは「成行買い」をタップする
これで成行注文は完了です。
またチャート画面からそのまま取引を行いたい場合は、チャート画面の右上に表示されているトレードをタップすればそのまま③の画面を表示することもできます。
②保持しているポジションを確認する
ポジションとは、新規の注文が成立し未決済の状態で保有していることを指します。
ポジションの確認は、MT4・MT5画面下に表示されている「トレード」をタップすると確認することができます。
③反対売買を行う
ポジションは反対売買によって決済を行い、利益又は損失を確定します。反対売買を行いポジションを決済する場合は、以下の手順で行います。
①トレードタブ画面上で、決済したいポジションを長押し(②の画面が表示されるまで押し続ける)
②クローズをタップする
③Closeの表示をタップする
以下で取引は完了です。
④損益を確認する
取引の履歴と損益は「履歴」タブから確認することができます。
⑤指し値注文を行う
次に指値注文の方法を確認しましょう。指値注文とは希望する売買の価格を指定して注文を出す方法です。
注文の画面を表示する手順は成行注文の場合と同じです。
注文画面の「成行注文」の文字をタップします。すると、右の画面のようにBuy Limit、Sell Limit、Buy Stop、Sell Stopの4つの表示が現れます。
これらは以下のような意味を示しています。
Buy Limit = 指値まで下がったら買い注文が成立
Sell Limit = 指値まで上がったら売り注文が成立
Buy Stop = 指値まで上がったら買い注文が成立
Sell Stop = 指値まで下がったら売り注文が成立
いずれかを選んで指値を設定していきます。
Buy Limit (指値まで下がったら買い注文が成立)を例にして確認していきましょう。
Buy Limitを選択すると、画面のように価格、ストップロス、テイクプロフィット、有効期限の4つの入力項目が表示されます。
これらはそれぞれに以下のような意味があります。
価格 = 注文指値(Buy Limitの場合、この菌が木まで下がったら買い注文が成立する)
ストップロス = 損切りのライン この価格を超えたらポジションを決済し損失を確定する
テイクプロフィット = 利益確定のライン この価格を超えたら利益を確定する
有効期限 = 指値注文の設定期間
基本的には価格(注文指値)が正しく入力されていれば、そのほかは未入力の状態でも発注は可能です。
発注ボタンをタップし、指値注文が正常に行われた場合、「トレード」タブ画面上に以下のように未約定の指値注文が「オーダー」として表示されます。
3.XMアプリの使い方
では次に、XMアプリのダウンロード・インストールの方法と操作方法を以下の3つのポイントから確認していきます。
XMアプリは口座開設時にMT5のアカウントを作る必要があります。MT4アカウントでは利用できないため注意しましょう。
では一つずつ確認していきます。
3-1.ダウンロード・インストールの方法
まずはスマートフォンのブラウザを開きXMの公式ページにアクセスし、右に示す画面上部にある①のアプリの表示をタップします。
アプリのインストール画面が表示されたら「入手」をタップしてください。ダウンロードが完了したら以下のアイコンが画面に表示されていることを確認してください。
3-2.ログインの方法
アプリケーションをタップすると以下の画面が表示されます。
ここで口座開設時にXMから割り当てられたログインIDと、口座開設時に設定したパスワードを入力し、下に表示されているログインをクリックすればログインは完了です。
3-3.会員ページ機能の操作方法
XMアプリは、PC版ではブラウザの会員ページで行う必要がある入出金やサポートとのやり取りなどを、アプリ画面上で一括で行うことができます。
いずれの機能もXMアプリの「詳細」画面から行います。まずXMアプリを起動し、画面右下にある「詳細」タブをタップしてください。
入金、出金、またヘルプ&サポートの項目が表示されます。
これらの表示をタップすることで、それぞれの機能をパソコンと同様に利用することが可能です。入出金とライブチャットの方法を簡単に解説しましょう。
①入出金の方法
入金の場合も出金の場合も画面操作はほぼ同じです。入金時の画面を例に説明します。
①メニュー画面で「入金」をタップ
②「資金を入金する」をタップする
③スクロールして希望の入金方法を選び「入金」をタップ
①で入金をタップしたのち、マイナンバーを入力する画面が出る場合がありますが、ここでは「登録しない」をタップして画面を進めても問題はありません。そのまま「登録しない」を選択するとそのまま②の画面が表示されます。
③の画面には、可能な入金方法全てが表示されます。スクロールして希望の入金方法をさがし、その画面の「入金」をタップしてください。
あとは画面の指示に従って入力を行えば入金処理は完了します。
②日本語ライブチャットの方法
日本語ライブチャットとは、XMサポートに常駐する日本人スタッフとリアルタイムでやりとりができるサービスです。
日本語で質問できる上、困った時に質問をすれば即時対応で回答がもらえるためとにかく早く回答が欲しいという時には大変便利です。
この日本語ライブチャットのサービスもXMアプリなら、以下の手順で簡単に利用することができます。
①メニュー画面で「ヘルプ&サポート」をタップ
②「ライブチャットへようこそ」の画面が出たら画面下部にメッセージを入力
③メッセージを入力後、右下の矢印をタップして送信
基本的にXMのライブチャットは平日24時間対応となっており、質問内容を入力すればすぐに返信をもらえます。
ただ一時的に日本人スタッフが不在のケースもあり、その場合は③の画面に「エージェントは現在席を外しております」という表示が出て質問を入力することができない場合もあります。
その場合は時間をおいて質問するか、メールに切り替えて対応することになります。
まとめ
今回はXMで利用できる3種類のスマホアプリについて詳しく解説しました。
XMの取引をスマホで行う場合、MT4・MT5・XMアプリの3つのアプリを使うことができます。
MT4とMT5は海外FXではおなじみの取引プラットフォームで、XM以外の業者の取引でも利用することができます。
XMがXMユーザーのためだけに開発したアプリケーションですが使い勝手が悪く、メインのアプリとして利用することはあまりお勧めできません。
ただしXMアプリは、XMのお客様ページにアクセスし、ブラウザを介さずに入出金やサポートへの連絡などができるというたいへん便利な機能があるため、それぞれのアプリの長所をうまく利用して使い分けるのがオススメです。
ページの後半では、それぞれのアプリのダウンロード、インストール方法と操作方法についても詳しく解説しました。
この記事があなたがXMの取引をスマホで行う際に、役立つことを願っています。