海外FXコラム XMのスプレッド一覧・実質スプレッドの計算方法をどこよりも分かりやすく解説!

XMのスプレッド一覧・実質スプレッドの計算方法をどこよりも分かりやすく解説!

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XM(XMTrading)は日本人人気No.1の海外FXブローカーですが、「XMのスプレッドは広い!」という話を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。確かに、スプレッド値を他の海外FX業者と比べると、すごく狭いとは言えないのが事実です。

※pips(ピップス)とは値動きやスプレッドの最小単位のことで、米ドル/円の場合1pips=0.01円(1銭)を表します。例えば、USDJPYの取引を行う場合にスプレッドが1.5pipsならば、1ドルにつき日本円で1銭の手数料がかかることを示します。つまりスプレッドは狭いほど手数料がかからなくて済むので、取引コストが安くなります。

しかし実は、XMには取引ごとに還元される「XMポイント」の仕組みがあり、その還元分を加味すると実質スプレッドは0.67pips狭くなるのをご存じでしょうか。

実際、実質スプレッドを計算して比較し直すと、通貨ペアによっては他業者よりもスプレッド値が狭くなるものもあります。スプレッドの狭さに特化した他ブローカーと比べても遜色なく使えるレベルになるのです。

この記事では、XMのスプレッドについて詳しく知りたい方に向けて、さまざなな情報をお伝えしていきます。基礎知識はもちろん、実質スプレッドの詳しい計算方法、通貨別・商品別のスプレッド一覧表、XMのスプレッドが広がる時間帯、よくある質問まで網羅的に解説します。

XMの弱点とも言われるスプレッドについて理解したい方はぜひ最後までじっくりお読みいただき、理解を深めた上で日々のトレードにお役立てください。

目次

1.【大前提】XMのスプレッドは他FX業者より広め

XM(XMTrading)のスプレッドを詳しく解説する前に、まず大前提として「XMのスプレッドは、他の海外FX業者と比べると広めである」ということをお伝えしておきます。正直なところ、スプレッドの狭さだけを重視するならば、XMよりもAXIORY(アキシオリー)TitanFX(タイタン)がおすすめです。

主要な通貨ペアのスプレッドを比べてみると一目瞭然です。XMは、正直のところスプレッドは少し広めです。

通貨ペア XM AXIORY TitanFX
USDJPY
1.5pips

1.4pips

1.2pips
GBPJPY
3.2pips

2pips

2.45pips
GBPJPY
2.1pips

1.5pips

1.74pips

※XMのスプレッド値は、2021/6/20に公式サイトで確認した値です。実際にはリアルタイムで変動するためご注意ください。
※AXIORYのスプレッド値は、2021/6/24に公式サイトで確認した値です。実際にはリアルタイムで変動するためご注意ください。
※TitanFXのスプレッド値は、2021/6/24に公式サイトで確認した値です。実際にはリアルタイムで変動するためご注意ください。

しかしながら、少し難しい話になるのですが、XMのスプレッドは実はもう少し圧縮されて狭くなります。なぜならば、XMには取引するだけで自動的に貯まっていく「XMポイント」の仕組みがあるからです。毎回貯まるXMポイントの分だけ、「実質スプレッド」はもう少し狭くなるイメージです。

詳しくは、「3. XMの実質スプレッドとは?どのくらい狭くなるか計算」で後述していますので、しっかり理解してください。

スプレッドは最狭ではないものの、XMには以下のような特徴があるため、日本人人気がとても高い海外FX業者です。特に「海外FX初心者ならXM」という根強いイメージがあるブローカーです。

スプレッドが広いのにXMが人気の理由
  • ◎世界的に有名なFXブローカーで信頼性が高い
  • ◎出金拒否などの噂が一切なく、安心して使えると評判
  • ◎取引するだけで貯まる「XMポイント」が魅力的
  • ◎出金処理が早い
  • ◎サイトの日本語対応や日本人サポートなどが手厚い

2.【基礎知識】XMのスプレッドには3つの特徴がある

出典:XMTrading公式サイト

ここからは早速、XMのスプレッドにはどんな特徴があるのか、海外FX初心者でも理解できるよう分かりやすく解説していきます。「すでに初歩的な知識は知っているから、XMのスプレッドを知りたい」という方は、この章を飛ばして「4. XMの平均スプレッドと実質スプレッド一覧」にお進みいただいて問題ありません。

2-1. XMのスプレッドは変動制スプレッド

国内FX業者のスプレッドは原則として値が固定されている「固定スプレッド」が採用されています。

しかし、海外FXではレートの変動や時間帯によってスプレッドが広がったり縮まったりする「変動制スプレッド」がほとんどです。そして、XMのスプレッドも、この「変動制スプレッド」となっています。

基本的には、流動性のある時間帯だとスプレッドが狭くなり、その他の時間帯では広くなる傾向にあります。取引する場面ごとにスプレッドは変動するため、実際にはリアルタイムスプレッドを見て取引することになります。

※スプレッドが広がりやすい時間帯については、「6. XMのスプレッドが広がる時間帯に注意しよう」をお読みください。

2-2. XMのスプレッドは公式サイトで確認できる

XMのスプレッドがどのくらいの値なのかは、公式サイトでしっかりと公開されています。まだXMの口座を持っていない人でも誰でも見ることができるため、ぜひ事前にチェックしてみましょう。

①最新のリアルタイムスプレッド

秒ごとに更新されているわけではありませんが、最新のスプレッド値をまとめたものが、XMTrading公式サイト(PC版)のトップページの下部に表示されています。公式サイトにアクセスしたら、下までスクロールすると確認できます。

出典:XMTrading公式サイト

ここに表示されているのは、約1時間前のスプレッド値です。データは15分ごとに更新されています。

②平均スプレッドまたは最低スプレッド

通貨別や商品別の「平均スプレッド」「最低スプレッド」の値は、公式サイトの以下ページでそれぞれ確認できるようになっています。

FX取引のスプレッド値
貴金属のスプレッド値
コモディティ取引のスプレッド値
株式指数CFDのスプレッド値
エネルギー(原油取引)のスプレッド値

2-3. 口座タイプによってスプレッド幅が異なる

XMの口座タイプは「スタンダード口座」「マイクロ口座」「ゼロ口座」の3種類がありますが、口座タイプによってスプレッドが異なる点に注意しましょう。

スタンダード口座とマイクロ口座は同じスプレッドですが、ゼロ口座はスプレッドの狭さに特化した口座で、他口座よりスプレッドが狭くなっています。その分「取引手数料」が往復1.0pipxが1ロットごとにかかりますが、それを加味しても一番コストが低い口座となっています。

以下は、3口座のスプレッドを比較した表です。ゼロ口座は取引手数料を加味したスプレッドを表記しています。

通貨ペア スタンダード口座・マイクロ口座の平均スプレッド ゼロ口座の実質スプレッド(平均スプレッド+取引手数料)
取引手数料 なし 往復1.0pipsが
1ロットごとにかかる
EURUSD 1.7pips 0.1+1=1.1pips
EURGBP 1.8pips 0.3+1=1.3pips
USDJPY 1.5pips 0.1+1=1.1pips
EURJPY 2.1pips 0.4+1=1.4pips
NZDUSD 2.5pips 1.0+1=2.0pips
AUDUSD 1.6pips 0.4+1=1.4pips
GBPJPY 3.2pips 1.2+1=2.2pips

※スプレッド値は、2021/6/20に公式サイトで確認した値です。実際にはリアルタイムで変動するためご注意ください。

取引コストが安いので、特にトレードを短時間に繰り返すスキャルピング取引などに向いています。

2-4. XMポイントを加味すると実質スプレッドは狭くなる

XMのスプレッドは確かに狭いとは言えません。しかし実は、表示されているスプレッドよりも、実際のスプレッド(実質スプレッド)はもう少し低く抑えられるという特徴があります。どういうことかというと、XMには「XMロイヤルティプログラム」という、他の海外FX業者にはないポイント還元システムがあるからです。

XMロイヤルティプログラムとは?

XMロイヤルティプログラムとは、取引量に応じてXMポイント(XMP)が自動的に貯まっていくシステムです。貯まったXMポイントは「XMP÷3ドル」という還元率でボーナスクレジットに換金できます。貯まるポイントは取引期間に応じてランク付けされたステータスによって変わりますが、最高ランク(ELITEステータス)の場合、1ロットの取引ごとに20XMPが貯まります。

※ゼロ口座は「XMロイヤルティプログラム」対象外です。

取引ごとに貯まったXMポイントは、後でボーナスクレジットに換金して証拠金として使えます。つまり、このXMポイント分を差し引くと実質スプレッドが圧縮されるというわけです。

このXMポイント分を加味すると、実際どれほど実質スプレッドが狭くなるのかを、次の3章で詳しく解説していきます。

3. XMの実質スプレッドとは?どのくらい狭くなるか計算

ここまで説明した「XMポイント」還元分を加味すると、XMの実質スプレッドはどのくらい狭くなるのか、詳しく解説します。

ステータスによって還元率が変わりますが、ここでは最上位の「ELITEステータス」の場合で説明していきます。

➡最速で「ELITEステータス」にする方法については、「XMポイントを最速で貯める方法を解説!ボーナスだけでトレードする方法も」の記事もぜひ参考にしてください。

ELITEステータスの場合、1ロットの取引で20XMPが貯まります。XMポイントをボーナスクレジット(証拠金として使えるボーナス)に換金する場合、XMP÷3ドルもらえるため、20XMP÷3ドル=6.7ドル相当(=0.67pips相当)となります。

つまり、実質スプレッド=表示されているスプレッドより「0.67pips狭い」と考えて良いということになります。

先ほどお見せしたスタンダード口座の平均スプレッドと実質スプレッド(XMポイント還元分を加味したスプレッド)を表にまとめると以下のようになります。

通貨ペア スタンダード口座の平均スプレッド 実質スプレッド(0.67pips圧縮) 参考
TitanFXスプレッド
EURUSD 1.7pips 1.03pips 1.2pips
EURGBP 1.8pips 1.13pips 1.53pips
USDJPY 1.5pips 0.83pips 1.33pips
EURJPY 2.1pips 1.43pips 1.74pips
NZDUSD 2.5pips 1.83pips 1.86pips
AUDUSD 1.6pips 0.93pips 1.52pips
GBPJPY 3.2pips 2.53pips 2.45pips

※XMのスプレッド値は、2021/6/20に公式サイトで確認した値です。実際にはリアルタイムで変動するためご注意ください。
※TitanFXのスプレッド値は、2021/6/24に公式サイトで確認した値です。実際にはリアルタイムで変動するためご注意ください。

表の右側には、スプレッドが狭いと言われているAXIORYの平均スプレッドを入れてあります。数値を比べてみると、なんと、ほとんどのメジャー通貨ペアではXMの実質スプレッドの方が狭くなる逆転現象が起きていることが分かります。

もちろん全ての通貨が他業者よりも狭くなる訳ではありませんし、スプレッドは変動制なのでトレードするタイミングによっても変わります。しかしながら、「XMはスプレッドが広いけれども、実質スプレッドとして考えると、他社と遜色ないレベルに圧縮できる可能性が高い」と考えることができるのです。

4. XMの通貨別・商品別のスプレッド一覧まとめ

ここからは、XM公式サイトが公開しているスプレッド値を、通貨別・商品別に一覧でまとめて紹介します。なお、ここで掲載しているスプレッド値はいずれも2021/6/20に確認したものです。前述した通り、XMのスプレッド値は刻一刻と変動しているためご注意ください。

4-1. XMの通貨別のスプレッド一覧(スタンダード口座)

XMが公開している平均スプレッドと合わせて、3章で紹介した「実質スプレッド」(XMポイント還元分を加味したスプレッド)も掲載しますので参考にしてください。

なお、ここで掲載している実質スプレッドは、もっとも還元率が高いELITEステータス(1ロット取引で20XMPが貯まるステータス)を基に計算しています。

通貨ペア 平均スプレッド 実質スプレッド(ELITEステータスの場合)
AUDCAD 3pips 2.33pips
AUDCHF 3pips 2.33pips
AUDJPY 3.3pips 2.63pips
AUDNZD 4pips 3.33pips
AUDUSD 1.8pips 1.13pips
CADCHF 3.7pips 3.03pips
CADJPY 3.4pips 2.73pips
CHFJPY 3.3pips 2.63pips
CHFSGD 31.pips 30.33pips
EURAUD 3pips 2.33pips
EURCAD 3pips 2.33pips
EURCHF 2.7pips 2.03pips
EURDKK 38.pips 37.33pips
EURGBP 2pips 1.33pips
EURHKD 45.pips 44.33pips
EURHUF 59pips 58.33pips
EURJPY 2.3pips 1.63pips
EURNOK 135.5pips 134.83pips
EURNZD 4pips 3.33pips
EURPLN 65.pips 64.33pips
EURRUB 456pips 455.33pips
EURSEK 99pips 98.33pips
EURSGD 17.pips 16.33pips
EURTRY 180.pips 179.33pips
EURUSD 1.7pips 1.03pips
EURZAR 241pips 240.33pips
GBPAUD 3.8pips 3.13pips
GBPCAD 5pips 4.33pips
GBPCHF 4.6pips 3.93pips
GBPDKK 120pips 119.33pips
GBPJPY 3.6pips 2.93pips
GBPNOK 216pips 215.33pips
GBPNZD 7pips 6.33pips
GBPSEK 134pips 133.33pips
GBPSGD 31.pips 30.33pips
GBPUSD 2.2pips 1.53pips
NZDCAD 4.1pips 3.43pips
NZDCHF 4pips 3.33pips
NZDJPY 3pips 2.33pips
NZDSGD 28pips 27.33pips
NZDUSD 2.7pips 2.03pips
SGDJPY 20pips 19.33pips
USDCAD 2.2pips 1.53pips
USDCHF 2.1pips 1.43pips
USDCNH 3.6pips 2.93pips
USDDKK 36.pips 35.33pips
USDHKD 2.8pips 2.13pips
USDHUF 51pips 50.33pips
USDJPY 1.6pips 0.93pips
USDMXN 239pips 238.33pips
USDNOK 128pips 127.33pips
USDPLN 52.pips 51.33pips
USDRUB 437pips 436.33pips
USDSEK 82pips 81.33pips
USDSGD 21.pips 20.33pips
USDTRY 220.pips 219.33pips
USDZAR 15.8pips 15.13pips

参考:XMTrading>FX取引

4-2. XMの貴金属のスプレッド(スタンダード口座)

XMが公開している平均スプレッドと合わせて、3章で紹介した「実質スプレッド」(XMポイント還元分を加味したスプレッド)も掲載しますので参考にしてください。

なお、ここで掲載している実質スプレッドは、もっとも還元率が高いELITEステータス(1ロット取引で20XMPが貯まるステータス)を基に計算しています。

通貨ペア 平均スプレッド 実質スプレッド(ELITEステータスの場合)
GOLD 3.5pips 2.8pips
SILVER 3.5pips 2.8pips

参考:XMTrading>貴金属

4-3. XMコモディティ(先物CFD)のスプレッド

コモディティ商品(先物CFD)のスプレッド値は、平均スプレッドではなく「最低スプレッド」が公開されています。

シンボル 最低スプレッド
COCOA 1.5pips
COFFE 8pips
CORN 27.5pips
COTTO 4.7pips
HGCOP 7.7pips
SBEAN 18.5pips
SUGAR 0.9pips
WHEAT 25pips

参考:XMTrading>コモディティ

4-4. XMの株式指数CFD(現物)のスプレッド

株式指数(インデックス)のスプレッド値は、平均スプレッドではなく「最低スプレッド」が公開されています。

シンボル 最低スプレッド
AUS200Cash 30pips
EU50Cash 26pips
FRA40Cash 18pips
GER30Cash 20pips
HK50Cash 1.4pips
IT40Cash 1.3pips
JP225Cash 1.2pips
NETH25Cash 6pips
SPAIN35Cash 0.6pips
SWI20Cash 50pips
UK100Cash 15pips
US100Cash 20pips
US30Cash 28pips
US500Cash 7pips

参考:XMTrading>株式指数

4-5. XMのエネルギー(原油取引)のスプレッド

エネルギー(原油取引)のスプレッド値は、平均スプレッドではなく「最低スプレッド」が公開されています。

シンボル 最低スプレッド
BRENT 0.5pips
GSOIL 15pips
NGAS 3.5pips
OIL 0.4pips
OILMn 0.4pips

参考:XMTrading>エネルギー

5. MT4で撮影したXMのリアルタイムスプレッド

4章ではXM公式サイトで公開されている最新の平均スプレッドや最低スプレッドを紹介しました。しかし、実際の取引の際にどのようにスプレッド値が動くのか見てみたいという方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、FX取引のメジャー通貨ペアのリアルタイムスプレッドを実際にMT4で撮影したものを紹介します。

MT4で表示される「スプレッド」表記の数値を1/10にしたものが、スプレッド(pips)です。

例:17→1.7pips

実際に撮影したリアルタイムスプレッドを確認してみると、XM公式サイトが公開している平均スプレッドからそれほどかけ離れた数値は出てきていないことが分かります。

例えばEURUSDの平均スプレッド(スタンダード口座)は1.7pipsですが、リアルタイムスプレッドでも、●pips~●pipsの間で推移していることが分かります。

6. XMのスプレッドが広がる時間帯に注意しよう

4章や5章でXMの平均スプレッドやリアルタイムスプレッドを見ていただきましたが、それらはあくまで平均的に流動量がある時間帯のスプレッド値となります。時間帯やタイミングによっては平均スプレッドからかけ離れたスプレッドの広がりを見せる時があるため、そのことを頭に入れておくと良いでしょう。

一般的には、スプレッドは以下のような動きをします。

  • 注文量が少なく値動きが小さい時➡スプレッドは広がる
  • 注文量が多く値動きが大きい時➡スプレッドは狭くなる

できるならば市場が活発に動いている時間帯に取引をした方が、狭いスプレッドで取引が可能となります。逆に、以下のようなスプレッドが広がるタイミングには注意しましょう。

6-1. 早朝5~8時頃

日本時間で朝8時までの時間帯は、ニューヨーク市場・ロンドン市場・日本市場が全てクローズしている時間帯となるため、注文量が少なくなりスプレッドが広がる傾向にあります。ニューヨーク市場は閉まった後、日本市場はオープン前のタイミングです。

この時間帯は通常よりも1pips以上スプレッドが広がることもあるため、取引する場合は注意するようにしましょう。

6-2. 週明け朝の時間帯

早朝の中でも特に、週明け(月曜日)の朝の時間帯は特にスプレッドが広がりやすい傾向があります。さらに週末イベントがあった週明けの朝は劇的にスプレッドが広がることもあるため、注意しましょう。

こうしたタイミングでの取引は難しいため、スプレッドが安定したことを確認してから取引に参加するのが無難です。

6-3. 連休前や年末年始の前後

トレーダーが少ない早朝にスプレッドが広がるのと同様に、GWや夏休みの連休前、年末年始前後も、スプレッドが広がる可能性が高い時期といえます。

取引に参加するトレーダーが少ない分、ちょっとした出来事でいつもより値動きが大きく傾向もあります。

6-4. 重要な経済指標発表の時

雇用統計発表など重要な経済指標発表時には、為替レートが大きく変動して取引の流動性が損なわれるため、スプレッドが広がりやすくなります。

  • 失業率&非農業者部門雇用統計(アメリカ)
  • ADP雇用統計(アメリカ)
  • ISM景況指数(アメリカ)
  • 米FOMC政策金利発表(アメリカ)
  • GDP成長率(アメリカ)
  • 消費者物価指数(アメリカ)
  • 新築住宅販売件数・中古住宅販売件数(アメリカ)
  • 日銀金融政策決定会合(日本)
  • その他、各国の政策金利発表・GDP・雇用統計、要人の発言など

スプレッドが広がりやすいタイミングを避けてトレードすることが、不要なコストを抑えることにつながります。

7. XMのスプレッドについての良くあるQ&A

最後に、XMのスプレッドについて「良くある質問」をまとめました。

7-1. MT4とMT5でスプレッドが変わることはある?

【答え】どのプラットフォームでもスプレッドは変わりません。

MT4かMT5か、ブラウザ版かスマホアプリかなど、環境やプラットフォームが変わっても、XMのスプレッドは同じです。

ただしサーバーが違ったり通信速度に差があったりするなどの理由で、その時に表示されるスプレッドが異なる場合があります。そのため、若干のスプレッドの違いは発生します。

7-2. なぜ海外FXは国内FXよりもスプレッドが広いんですか?

【答え】注文方式が違うからです。透明性の面から考えると海外FXの方がメリットが大きくなっています。

海外FX業者は基本的に「NDD方式」、国内FX業者は「DD方式」という注文方式を採用しており、その違いからスプレッドに差が生まれます。XMを含む海外FXが採用しているNDD方式は、FX業者のディーラーが間に入らない方式です。その分、スプレッドを手数料として徴収しているため、どうしてもスプレッドは広くなります。

スプレッドは広がりますが、FX業者のディーラーが介在しないため、「呑み行為」が発生しない透明性の高い取引が可能となります。

※「呑み行為」とは、顧客からの注文をインターバンクに取り次がずにFX​業者内で取引を成立させることをいいます。

さらに詳しく知りたい方は、「FXのNDD方式とは?NDD採用の国内・海外業者一覧も紹介」の記事もぜひお読みください。

7-3. XMよりスプレッドが狭くておすすめの業者は?

【答え】一般向け口座なら「AXIORY」「TitanFX」「LAND-FX」、ECN口座など中上級者向け口座なら「GEMFOREX」「IronFX」「TradeView」がおすすめです。

冒頭から解説しているように、スプレッドの狭さだけで選ぶならばXMはおすすめとは言えません。ただし、XMはスプレッドは広めであるものの、信頼性や安定性、ボーナスの豪華さなど総合力が高く、日本人から最も愛されている海外FXブローカーです。

海外FX業者選びにはいくつもの重視ポイントがありますが、あえてスプレッドだけで選ぶとすると、以下の業者をおすすめします。

①スプレッドが狭い一般向け口座ランキングTOP3

平常時のスプレッド 約定力の高さ スプレッドの安定感
USD/JPY GBP/JPY EUR/JPY
1位👑
AXIORY
スタンダード口座

1.2~1.3pips

1.4~1.6pips

1.1~1.3pips

約定率99.99%

抜群の安定感
2位👑
TitanFX
Zeroスタンダード口座

1.1~1.2pips

1.6~1.8pips

1.1~1.2pips

約定率99.7%

早朝はやや広い
3位👑
LAND-FX

0.8~1.2pips

1.4~2.1pips

0.8~1.0pips

最速0.035秒で約定

スプレッドは少し広がりやすい

②スプレッドが狭い中上級者向け口座ランキングTOP3

平常時のスプレッド 約定力の高さ スプレッドの安定感
USD/JPY GBP/JPY EUR/JPY
1位👑
GEMFOREX
ノースプレッド口座

0.3pips

手数料無料

1.3pips

手数料無料

0.3pips

手数料無料

平均0.78秒以内に99.99%の約定率

原則固定で安定している
2位👑
IronFX
ABSOLUTE ZERO口座

0.2~0.5pips

手数料無料

0.2~1.0pips

手数料無料

0.2~0.6pips

手数料無料

99.62%の注文が1000分の1秒以内に約定

通貨ペアによってはスプレッドが広がりやすい
3位👑
TradeView
MT4 ILC口座

0.1~0.4pips

手数料0.5pips

0.2~1.6pips

手数料0.5pips

0.1~0.5pips

手数料0.5pips

高い約定力に定評がある

スプレッドは少し広がりやすい

ランキングの詳細をもっと詳しく知りたい方は、「海外FX11社の最新の公表スプレッド比較表とおすすめ業者ランキング」の記事をぜひご覧ください。

まとめ

この記事では、XMのスプレッドの真実について、初心者の方にも伝わるよう丁寧に解説してきました。

確かにXMのスプレッドは、表面的に見ると「他社と比べちゃうと広い!」と思われがちです。しかし、3章で詳しく解説した通り、XMポイント還元分を加味して考えると、一概に広いとは言えないのです。

ただし、スプレッドは常に変動しますし、通貨ペアによっては他社と比べてかなり広いスプレッドのものもあります。「スプレッドの狭さだけ」に力を入れている他のFX業者と比べると、やはりややデメリットがあるのも事実です。

それでもXMは、約定率の高さや信頼性、使い勝手の良さ、スリッページが発生しないことなどから、多くの日本人トレーダーから選ばれている総合力の高い海外FX業者です。

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