「XMには追証がないって本当?」
「今の取引画面ではマイナス残高になっているけど、いつ0円になるの?」
追証がないと言われていても、実際にマイナス残高を目の当たりにすると、自分にも損失補填がされるのか不安になりますよね。
ご安心ください。XMは過去に大暴落が起こった際にも追証請求した実例がないほど、ゼロカットは確実に執行しており、信頼性の高い“追証なし”を実現しています。
XMすべての口座タイプに対応しているので、XMトレーダーであれば入金額以上の損失を抱える心配は不要です。
ただし、追証をなくすゼロカットには執行条件があり、取引内容によってはゼロカット執行対象外となるケースがあるので注意が必要です。
そこでこの記事では以下の内容をまとめました。
この記事を読んで分かること |
・XMで追証なしを実現するゼロカットシステムの信頼性 ・ゼロカット執行のタイミング ・ゼロカットの執行を早める方法 ・XMで追証請求される可能性のあるケース |
XMではマイナス残高を自動検知しているので、待っていればゼロカット執行がされますが、ゼロカット執行のタイミングを早める方法もあります。
「早急にマイナス残高をリセットさせたい」という方にも役立つ情報を盛り込んでいるので、XMの追証にまつわる情報を求めている方はぜひ最後まで読み進めてください。
目次
1.XMには追証(=借金リスク)がない
XMでは追証を心配する必要はありません。
なぜなら、損失を補填する“ゼロカットシステム”を採用しているからです。
XMは証拠金を超える損失が生じたことで口座がマイナス残高になると、ゼロカットシステムが執行され、マイナスを帳消しにします。
どれだけ大きな損失が発生しても絶対に入金した証拠金以上の損失が発生することはないのです。
国内FXを経験したことがある方であれば、追証がゼロになるという夢のようなシステムが本当にあるのかと耳を疑うかもしれませんね。
XMの公式ホームページでは、追証なしを実現するゼロカットシステムを採用する理由を以下のように説明しています。
為替相場は、世界経済の動向や国内外のさまざまなニュースによって、予想以上に相場が大きく動いた場合、ロスカット(強制決済)が間に合わずにマイナス残高を抱える可能性がございます。 このような予想外の損失(入金額以上の損失)からお客様を保護するため、ゼロカットシステムを導入し、マイナス残高分を全額負担しています。このゼロカットシステムにより、お客様に追証の支払い義務が発生しないため、お客様が負う損失リスクは最大でも入金額までに抑えることができます。 |
レバレッジ25倍制限のある国内FXに対し、XMは1,000倍と桁違いのレバレッジです。
そのため、海外FXは国内FX業者と比べて損失額が高額になりやすい(リスクが高い)と言えるのです。
そのようなリスクの高い取引環境で取引するトレーダーを保護するために、XMはゼロカットシステムを採用し、追証なしを実現しています。
海外FXでの借金の可能性を以下の記事でも紹介しています。
参考記事:海外FXは借金の心配は無用!独自システムが借金リスクを最小化する
2.【実例】世界中が混乱した大暴落時でもXMは追証請求をしなかった
追証なしを実現するゼロカットシステムはXMだけでなく、多くの海外FX業者が採用しています。
ただし、ゼロカットが本当に執行されるのか、という信憑性は疑わなければいけません。
なぜなら、以下のような懸念点があるからです。
多くの海外FX業者が掲げる『追証なし(=ゼロカット採用)』を むやみに信用してはいけない理由 |
・詐欺業者が利用(入金)させるために「追証なし」と言っている場合があるから ・損失補填をすることで倒産してしまい、証拠金を返還できない運営状況の業者もいるから ・追証なしをうたっていても、追証請求する業者もいるから |
実際に2015年に起きた金融危機『スイスフランショック』の例を紹介します。このスイスフランショックでは、世界中のFXトレーダーが破産に追い込まれるほどの大きな事件となりました。
【スイスフランショックとは?】
スイス国立銀行が1ユーロを1.20スイスフランと定めていたレートの上限を撤廃するという発表を行ったことで、わずか20分という短時間でスイスフランに買い注文が殺到し、世界中の通貨が暴落。 急激な変動があったことから強制ロスカットが間に合わず、多くのトレーダーがマイナス残高になってしまった、という事件です。 |
このスイスフランショックの際には、追証なしという約束に反してトレーダーに追証を請求する海外FX業者も現れました。
損失を業者が肩代わりできずに倒産し、入金していた証拠金が返還されないという事態も多発したそうです。
ゼロカットを備えた海外FXの取引であれば、このような状況でも借金リスクがないはずでしたが、実際にはトレーダーが損失を被る事態となってしまったのです。
一方、XMはこのような大きな混乱の中でもすべてのXMトレーダーに対してゼロカットを実行し、マイナス残高を0円に戻しました。
ゼロカットを堅持できたXMの運営力は信頼できるものであると確認できます。
FXを運用する以上、スイスフランショックのような相場の急激な変動によるリスクは避けられないので、トレーダーはゼロカットの信頼性には注目して取引業者を選ぶことが求められます。
海外FXで実際に遭ったトラブル事例は以下の記事で紹介しています。
参考記事:海外FXのトラブル事例8パターン|信頼できる取引先の選び方
3.XMの追証なしが確認できるタイミング
XMが確実に追証なしを実現できる業者と分かっても、マイナス残高を目の当たりにすると、いつ、どのようにゼロカットが執行されるのか、と不安に感じますよね。
XMでは自動でマイナス残高の検知をし、確認でき次第ゼロカットを執行しています。
特にトレーダーが手続きを行わなくてもマイナス残高はリセットされるということです。
ただし、ゼロカット執行のタイミングは不定期です。数分で執行される場合もあれば、数時間、数日という時間を要する場合もあり、明確な時間は定まっていません。
また、XMの確認漏れによってゼロカットが執行されないケースもあるようです。もし即時にマイナス残高をリセットしたい場合は、次の章で紹介する方法でゼロカット執行を試みてください。
4.XMの追証なしを確実かつ即時に反映させる3つの方法
XMのゼロカットシステムは、以下3つの方法で即時にゼロカットが行われる仕組みになっています。
【即時にゼロカットを執行させる3つの方法】
①口座へ追加入金する ②XMポイント(ロイヤルポイント)を現金へ換金する ③XMの他口座から資金を移動する |
マイナス残高の口座に入金することで「入金したお金が補填に充てられて損してしまうのでは…?」と心配になる方もいらっしゃるかもしれませんが、不安を感じる必要はありません。
XMの公式ホームページでも説明されていますが、ゼロカット執行は入金処理の前に行われます。
まずはゼロカットを執行してから入金処理が行われ、残高をリセットした後で入金処理が行われる流れです。
よって、追加した資金で損失が補填されることはないので、即時にゼロカットを執行したければ3つの方法を行ってください。
5.ただし、XMにはゼロカット対象外のケースがある
追証請求をした事例のないXMのゼロカットですが、ルール上ゼロカットが適用されないケースがあります。
それは以下2つのケースです。
ゼロカット対象外となってしまうケースについて1つずつ紹介します。
5-1.残高がマイナスでも有効証拠金がプラスの場合
口座残高がマイナスであっても、有効証拠金がある場合はゼロカット対象外です。
そもそも有効証拠金とは、口座残高にその時点で持っているポジションの含み益や含み損、ボーナスを加算した証拠金を指します。
つまり、「ポイントを保有している」「持っているポジションで含み益が出ている」などの状況の場合はマイナス残高とみなされず、ゼロカットは執行されないのです。
“有効証拠金”に注目して、残高を確認してみてください。
5-2.禁止取引を行なった場合
XMが禁止取引として定めている取引を行った場合、ゼロカットは適用されません。
ゼロカットが適用されなければ当然、追証は請求されることになるため、禁止取引については細心の注意を払う必要があります。
XMでは以下6つの取引が禁止されています。
XMロスカット対象外の禁止取引ルール |
①複数の口座を利用した両建て ②他のFX業者の口座を利用した両建て ③複数人で別口座での取引を行う ④裁定取引(アービトラージ) ⑤指標発表時にハイレバレッジのトレードを行う ⑥週明けを狙ったハイレバレッジトレード |
これらの禁止取引を行うと、ゼロカットが執行しないだけでなく口座凍結など、さらに深刻な状況に陥るケースもあるため、しっかりと把握しておきましょう。
5-2-1.複数の口座を利用した両建て
XMでは同一口座での両建ては禁止されていませんが、別の口座を利用した両建ては禁止されています。これに抵触するとゼロカットの適用除外となります。
ゼロカットは口座ごとに適用されるため、別々の口座で両建てを行えば、相場が変動して片方が大きく利益を出す場合に、もう片方の口座はゼロカットによって損失を限定することができます。
この場合、ゼロカットがかかる場面では、トレーダーは必ず大きな利益を手にすることができることになり、XMは確実に大きな損失を被ることになります。このため口座をまたいだ両建ては禁止とされます。
5-2-2.他のFX業者の口座を利用した両建て
XM以外のFX口座を利用した両建ても禁止とされます。
業者間での両建ては、両方の業者にとって大きな損失のリスクとなるため、そもそもこの取引を完全に許容する海外FX業者はほとんど存在しません。
業者が違えばバレないのではと思うのは早計です。海外FX業者のほとんどはMT4やMT5など共通の取引ツールを使っており取引履歴を確認できるため、他業者間の両建てをバレずに行うのは不可能であると考えていいでしょう。
5-2-3.複数人で別口座での取引を行う
たとえば家族や友人などと一緒に、別のアカウントや別の業者の口座を利用して両建てを行う行為もロスカット対象外になります。
そしてこれもバレずに行うことは不可能です。取引は取引ツールを介して常に監視されているため、怪しいアカウントはすぐに発見され、ロスカット対象外口座として認められてしまいます。
5-2-4.裁定取引(アービトラージ)
裁定取引(アービトラージ)もロスカット対象外になります。
裁定取引(アービトラージ)とは商品の価格差などを利用して売りと買いを同時に行うことによって、リスクなく利益を上げる取引手法です。
例えば同じドル円でも、一方が110.1円、他方が109.9円と価格差が生じる場合があり、この価格差が生じている時にレートが高い方を売り、低い方を買えば、それだけでその価格差分の利益を確実に得ることができます。
このような買い方はXMでは禁止されているので、バレたらロスカット対象外になります。
5-2-5.指標発表時にハイレバレッジのトレードを行う
指標発表時にハイレバレッジのトレードを行う方法もロスカット対象外になる取引ルールです。
指数が発表される場面では大きく価格が変動するため、このタイミングでハイレバレッジのトレードを行うことは、悪用とみなされます。
5-2-6.週明けを狙ったハイレバレッジトレード
週末に為替に関わるニュースや出来事があると、これによって週明けの価格が大きく変動することがよくありますが、これを狙って週末にハイレバレッジのトレードを行うこともゼロカットの悪用とみなされます。
ロスカット対象外になるので注意するようにしてください。
6.追証がないことによるデメリットはない|安心して利用してOK
追証がないことに対して「業者はビジネスとして成り立つの?」「何か裏があるのではないか」「トレーダーにデメリットもあるのでは?」と気になる方もいらっしゃるかもしれません。
結論から申し上げると、追証がないことによるデメリットはありません。
強いて言えば、緊張感のない取引には注意するべき、という程度です。
というのも、XMを含め、FX業者にはマイナス残高を防ぐための“強制ロスカット”という仕組みがあります。
ロスカットが執行されれば、口座資金を残した状態で決済がされるので、この場合業者が負担することはありません。
また、XMは長年培ってきた運営実績で世界中に顧客がおり、スプレッドなど取引手数料を利益として得ています。
強固な財務基盤を確保しており、ゼロカットを執行するための十分な資本力があると考えてよいでしょう。
ゼロカットは海外FXの多くの業者で採用されていますが、特にXMは運営歴が長くトラブルがない業者です。
追証がないことに対するデメリットはないので、安心して取引したいのであればXMはおすすめです。
XMの評判について知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
参考記事:【徹底調査】XMトレーディングの悪い評判と良い評判!注意点まで
まとめ
この記事ではXMの追証について詳しく解説しました。最後にXMの追証についてまとめます。
XMの取引では追証のリスクを心配する必要はありません。
なぜなら、XMはマイナス残高を0円にリセットするゼロカットシステムを採用しているからです。
取引でどれだけ大きな損失が発生しても絶対に入金した証拠金以上の損失が発生することはないので、安心して取引に臨むことができます。
XMがマイナス口座であることを認知した時点でゼロカットシステムは執行されますが、執行されるまでには数日かかることもあります。
即時にゼロカットを執行させたい場合は、以下の方法を取り入れてみてください。
【即時にゼロカットを執行させる3つの方法】
①口座へ追加入金する ②XMポイント(ロイヤルポイント)を現金へ換金する ③XMの他口座から資金を移動する |
ただし、ゼロカットシステムが適用されないケースもあります。
- 残高がマイナスでも有効証拠金がプラスの場合
- 禁止取引を行なった場合
XMは上記に該当しない限り、確実にゼロカットが執行される信頼できる業者です。ぜひ安心してご利用ください。
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