海外FXのデモ口座を使えば、誰でもノーリスクで海外トレードを体験することができます。
無料で簡単に登録ができ、海外FXの取引を本番と同じ取引ツールを使って体験できるため、海外FXを検討しているなら、活用することをおすすめします。
ただしデモ口座はリアル口座と違う点もあるため、メリットとデメリットを正しく理解した上で利用する必要があります。
特にデモ口座を使ううえで注意してほしいポイントが「リアルな取引の緊張感を体験することができない」というデメリットです。
本番同様のトレードを体験できるとは言え、デモ口座とリアル口座では大きく心理状態が異なります。
そのため「デモ口座では難なく損切りできたけど、リアル口座では損切りに踏み込めない」など、心理状態の違いがリアル口座での損失につながってしまうこともあり得るのです。
デモ口座を使ったからと言って、大きな利益が上がるようになるわけではない、ということは頭に入れておきましょう。
ただし、デモ口座は海外FXの基礎的な知識を得る上ではたいへん有効なツールです。海外FXを始めるかを検討しているなら、ぜひ使ってみることをおすすめします。
そこで本記事ではデモ口座を最大限に有効活用できるよう、以下の内容をまとめました。
本記事を読んで分かること |
・海外FXのデモ口座とリアル口座の違い ・海外FXデモ口座のメリット・デメリット ・デモ口座でなくリアル口座で練習する方法 ・デモ口座を利用できるオススメの海外FX業者3選 |
海外FXのデモ口座を正しく理解し、効果的な利用方法を知ることで有効活用できるようになります。
実際のトレードに役立つデモ口座の活用方法を知りたい方はぜひ最後までお読みください。
目次
1.リアル口座と何が違う?海外FXデモ口座のメリット・デメリット一覧
海外FXデモ口座はバーチャルマネーを利用して本番同様の取引を行うことができるツールです。
ただし、リアル口座との違いはあります。
デモ口座の特徴をメリット・デメリットで分けると、以下のように振り分けられます。
取引ツールの操作環境などは、基本的に全て本番の環境と同じで、為替の変動もリアル口座と変わらないため、本番に近い環境で模擬トレードを行うことができます。
取引のシミュレーションや、ツールのテストなどを行う上でも便利なため、初心者だけでなく、FXトレーダーがリアル口座と並行して利用することもあるツールです。
疑似取引ができるという点において利用価値の高いデモ口座ですが、一方でリアル口座とは様々な点で違いもあるため、利用する際にはこの違いを踏まえることが大切になります。
デモ口座のメリット・デメリットを正しく把握して有効的に活用していきましょう。
2.海外FXデモ口座のメリット6つ
海外FXデモ口座のメリットは以下の6つです。
海外FXデモ口座のメリット |
1.取引環境やツールの操作を事前に体験できる 2.すぐにデモ口座を開設して取引が始められる 3.自己資金ゼロでFXを体験できる 4.ハイレバレッジの感覚を体験することができる 5.強制ロスカットの経験ができる 6.自動売買プログラムのテストができる |
1つずつ解説します。
2-1.【メリット①】取引環境やツールの操作を事前に体験できる
デモ口座は本番と同じ環境で取引できるため、取引環境やツールの操作を事前に体験することができます。
資金はバーチャルマネーであるため、完全にノーリスクでお試しができる特徴は大きな魅力であると言えます。
というのも、FX取引では数秒のズレが、大きな利益や損失を生む性質があります。
そのため、取引における画面表示やツールの操作を事前に確認できることは、リアル取引を行う上で、大きなアドバンテージとなるでしょう。
また、海外FXデモ口座では世界共通のツール(MT4・MT5)を使えます。
MT4やMT5の操作性が分かれば、どの海外FX業者でも取引ができるようになるため、効率的に体験ができるというメリットも海外FXデモ口座にはあります。
デモ口座で練習してみてほしい海外FXのトレード手法はこちらの記事で紹介しています。
参考記事:海外FX4つの基本的手法|トレーダータイプ別のおすすめ手法も解説
2-2.【メリット②】すぐにデモ口座を開設して取引が始められる
デモ口座の利点は口座開設手続きが簡単で、すぐに取引を始められることです。
というのも、リアル口座の場合、開設するには以下の工程が必要です。
- アカウントの設定・年収などの基本情報の入力
- 本人確認書類の提出
- クレジットカードや海外送金を利用した証拠金の入金
口座が開設されて入金が終わり、実際に取引ができるようになるまでには最低でも数日の時間がかかります。
一方、デモ口座なら口座開設に要する煩雑な手続きは一切必要ありません。フォームを開いて最低限の必要事項を入力するだけですぐに取引をスタートできます。
試したいと思ったらすぐに体験できる点はデモ口座ならではのメリットと言えます。
2-3.【メリット③】自己資金ゼロでFXを体験できる
デモ口座の開設は無料なので、自己資金ゼロで海外FXを体験できる点も、メリットとして挙げられます。
もちろんトレードにもお金はかかりません。
擬似トレードであっても本番と同じ取引を無料のバーチャルマネーで体験できることは、嬉しい特徴であると言えるでしょう。
2-4.【メリット④】ハイレバレッジの感覚を体験することができる
高いレバレッジ倍率の取引をリスクのない環境で体験できることもデモ口座のメリットであると言えます。
ハイレバレッジは海外FX特有の特徴であるため、国内FXでは経験できません。
たとえ国内FXの経験を持つ方でも、レバレッジ倍率が25倍に制限されている国内FXと最大レバレッジ倍率1000倍以上にもなる海外FXの取引とでは、未知の体験になるはずです。
デモ口座であればどんなレバレッジ倍率の取引でも試すことができるため、以下のような検証をすることが可能になります。
- どの程度のレバレッジをかければどのくらいの利益・損失になるのか
- 証拠金の金額に対して安全なレバレッジ倍率はどのくらいか
- 自分がどの程度のリスクまで許容できるのか
これらの経験や感覚は安全にFX取引を行う上で重要になるポイントです。
デモ口座を活用することで、実際の取引に役立つ経験・情報を得ることができます。
海外FXのレバレッジについての基本知識はこちらの記事で解説しています。
参考記事:海外FXのレバレッジ|基礎から理解する取引の仕組みとリスクの注意点
2-5.【メリット⑤】強制ロスカットの経験ができる
海外FXデモ口座は大きな損失を出したときの仕組み(=強制ロスカット)も経験もできるという利点も存在します。
強制ロスカットとは、損失が一定以上に拡大したポジションを強制的に決済する仕組みのことです。損失の拡大を防ぐため、一定の証拠金維持率を下回ると強制決済で損失を確定します。
大きな損失の確定となるため、証拠金は大きく目減りすることになります。
もともと最低証拠金維持率の低い海外FXの場合、ロスカットが行われると、ほぼ全ての証拠金がなくなっている状況であると言っていいでしょう。
どのような状況で強制ロスカットが起こるのかをデモ口座で体験することで、以下のようなリスクに備えるための取引戦略を考えることができるようになります。
- 損失を拡大しないための適切な損切りのタイミング
- ロスカットを回避するために守るべき取引の規模
デモ口座は、どんなに大きな損失を出しても何度でもリセットしてやり直すことができます。もちろんなんのリスクもありません。
強制ロスカットの経験ができることは、大きなメリットであると言えます。
海外FXのロスカットについてはこちらの記事でも詳しく解説しています。
参考記事:海外FXのロスカットとは?ロスカット回避のシミュレーションを紹介
2-6.【メリット⑥】自動売買プログラムのテストができる
デモ口座のメリットとして注目されている点が自動売買プログラムの検証です。
自動売買プログラムとは、本来トレーダーが行う注文や決済を全て自動で行うシステムで、海外FXではこのプログラムのことをエキスパート・アドバイザー(Expert Advisor)、略して「EA」と呼びます。
EAは、設定さえしてしまえば、市場が空いている時間はいつでも自動で取引を行ってくれます。このため市場を常にチェックすることができないサラリーマントレーダーなどから、特に注目を集めています。
EAによる取引では「どのEAを選ぶか?」がポイントになりますが、デモ口座なら損失を心配することなく、いくらでもEAを無料で試すことができます。
デモ口座なので利益が上がっても換金することはできませんが、自動売買を考えている人には、リスクなしで自動売買プログラムを直に使って試すことができる環境を作れます。
自動売買プログラムを検討しているなら、たいへん大きなメリットを得られると言えるでしょう。
海外FXの自動売買システム(EA)についてはこちらの記事でも詳しく解説しています。
参考記事:海外FXの自動売買を始める方法を解説!おすすめ業者&EA配布サイトも紹介
3.海外FXデモ口座のデメリット4つ
海外FXデモ口座には多くのメリットがある一方、デメリットも存在します。海外FXデモ口座のデメリットは以下の4つです。
海外FXデモ口座のデメリット |
1.スリッページが再現されない 2.取引規制が再現されない 3有効期限がある 4.実際の取引の緊張感を体験することができない |
1つずつ解説します。
3-1.【デメリット①】スリッページが再現されない
デモ口座では基本的にスリッページが起こらないことがデメリットとして挙げられます。
スリッページとは、FX取引で注文した価格と実際に約定した価格との間に発生するズレのことを言います。
このズレは注文と約定のタイムラグによって発生するもので、リアル口座での取引においては常に発生するものです。
【スリッページが引き起こす事象】
・注文を出してもすぐに約定しない ・注文時の価格と約定時の価格に若干の違いが生じる |
リアルなFX取引では、注文がサーバーに届いてから約定するまでの間に相場が変動してしまうことはよくあり、このタイムラグが価格差としてのスリッページを生み出します。
このスリッページは利益や損失を左右する要因にもなるため、ある程度予測しつつ取引を行う必要があります。
しかし、デモ口座のサーバーは実際の取引で利用されるサーバーとは異なるため、デモ口座でスリッページが再現されることはほとんどありません。このため、デモ口座とリアル口座では約定力が異なり、使い心地に差を感じることがあります。
海外FXの約定力についての基本知識はこちらの記事で解説しています。
参考記事:海外FXで約定力が重要な理由と約定力ランキングTOP5を紹介
3-2.【デメリット②】取引規制が再現されない
リアル口座には取引規制があっても、デモ口座には取引規制が反映されないこともデメリットとして注意しておく特徴です。
例えばリアル口座では、以下のような取引制限があるケースがあります。
- 無制限に注文を繰り返すことができない
- 有効証拠金額に応じてレバレッジ倍率の制限を受ける
このような取引規制は、市場の状況や利用する業者によってさまざまで、これらの規制ルールに沿わない取引をした場合、出金拒否などの対象になります。
海外FXの取引において取引規制を確認することは重要ですが、デモ口座では取引制限が発生せず取引規制を体験できません。
そのため、デモ口座の感覚でリアル取引を行うと、思わぬ損失やトラブルに発展する可能性があるので注意が必要です。
3-3.【デメリット③】有効期限がある
リアル口座に有効期限はありませんが、デモ口座には有効期限があります。
デモ口座の有効期限は、30日〜無制限と業者によって異なります。
主な業者のデモ口座の有効期限は以下の通りです。
FX業者 | 利用期限 |
XM Trading | 無制限 |
Titan FX | 30日 |
GEMFOREX | 90日 |
Tradeview | 90日 |
IFC Markets | 無制限 |
FXGT | 2ヶ月 |
期限を超えたデモ口座はそのまま凍結され、基本的に復活させることができないため、長期間デモ口座を使いたい場合は、期限無制限の海外FX業者を選ぶようにしましょう。
ただし、利用期間が無制限のデモ口座でも、一定期間ログインが確認できなかった場合は有効期限切れで口座が利用できなくなるケースもあります。
利用期間が無制限のデモ口座であっても定期的にログインする必要があります。
3-4.【デメリット④】実際の取引の緊張感を体験することができない
海外FXデモ口座は、リアルな緊張感を体験することができないデメリットがあります。
ハイリターン・ハイリスクと言われる海外FXのリアル取引には、緊迫感や緊張感があることが一般的です。
そのため、リアル取引ではトレーダーに感情の揺さぶりやストレスが生まれ、以下のようなブレのある取引に発展しやすいです。
- 損失に対する恐怖から冷静な判断ができなくなる
- 取引の高揚感から損切りや利益確定のタイミングを逃す
- 損失の拡大により自己資金が減ることによって焦りの感情が大きくなる
これらの心理状態は損失につながる要因になるため、感情のコントロールはトレーダーにとっての大きな課題として挙げられています。
しかし、デモ口座は自己資金を使わないので、実際の緊張感を体験できません。
金銭的なリスクやプレッシャーを感じず、損失が出ても焦りを感じずに取引ができてしまうため、デモ口座では判断力や冷静さを養うことは難しいでしょう。
いかに「資金を使っている」というイメージで適当な取引をせずに練習できるかどうか、という個人の力量次第になってしまうことはデモ口座の大きなデメリットです。
4.【結論】デモ口座は利用がおすすめできるツール
デモ口座にはデメリットがあるものの、基本的に利用がおすすめできるツールです。
実際の為替レートが反映されているので、リアルに近い取引環境を体験することが可能だからです。
本来であれば自己資金をかけなければ取引ができないところ、バーチャルマネーで取引できるので、お金を失うことなく体験できます。
トレード手法が様々あるFXだからこそ、トレードを気軽に試せる環境を活用しない手はないと言えるでしょう。
ただし、資金を失う心配がないからと、リアル取引とはかけ離れたような大胆な取引は有効的な活用方法ではありません。
現実的な取引をしなければ、リアル口座に生かすことはできないからです。
デモ口座で本番のような心づもりを持つのは難しいと言われていますが、リアル取引に生かす練習をしたいのであれば、本番のつもりでトレードを行いましょう。
5.デモ口座ではなく、リアル口座でボーナスを利用する方法も練習におすすめ
リアルで安全に、かつ取引の緊張感を体験する練習方法としておすすめなのが、口座開設時にもらえるボーナスを利用して行う少額のトレードです。
海外FXでは、口座開設時や入金時に付与されるボーナスが高額という特徴があります。
獲得したボーナスはそのままトレードに利用することができるので、自己資金なしでもトレードすることができます。
ノーリスクで実際の取引の緊張感を体験することができることから、デモ口座よりもずっと効果的な練習方法であると言えるでしょう。
少額でも儲けが出れば実際の利益になる点も魅力です。
デモ口座のデメリットが気になる場合は、ボーナスが豪華な海外FX業者でリアル取引を行ってみることをおすすめします。
ボーナスを利用したリアル取引の注意点! リアル取引で練習する際は以下の点に注意が必要です。 ・レバレッジの倍率を低く設定する ・あくまでも少額のトレードを心がける ・ボーナスが多くもらえ、取引単位が小さいFX業者を選ぶ リアルトレードでは、デモ口座のような大胆なトレードは行わないようにしましょう。ボーナスを利用した取引の練習でも、リスクを最小限に抑えることを最優先に考える必要があります。 その点でまず大事なのは、低いレバレッジ倍率で行うことです。ハイレバレッジの取引で損失が出ればすぐにボーナスはなくなってしまい、取引の練習にはなりません。 また同様に少額トレードを心がける点も大切です。限られたボーナスを利用してできるだけトレードの練習を行うには、取引する通貨単位を切り下げて、少額でのトレードを心がけましょう。 リアル口座を開設する業者を選ぶ際は、ボーナスの付与が多い海外FX業者を選ぶこと、そして取引単位が小さく、できるだけ少額のトレードができる海外FX業者を利用することが大切です。 |
口座開設時のボーナスが豪華な業者はこちらの記事で紹介しています。
参考記事:【最新】海外FX | 口座開設ボーナスが豪華なおすすめ会社9選
6.海外FXデモ口座の作り方
海外FXデモ口座の開設方法は大きく分けて2種類あります。
海外FXデモ口座の開設方法 |
①MT4/MT5で開設する ②海外FX業者の提供する公式サイトで開設する |
スマホでもPCでも開設することが可能ですので、使いたい端末でアクセスしてみてください。
ここからはそれぞれの開設手順について紹介します。
6-1.MT4/MT5で開設する方法
MT4/MT5でデモ口座を開設する場合、スマホとPCで開設手順が若干異なります。
端末ごとにご確認ください。
6-1-1.【スマホ(iPhone)の開設手順】
①MT4/MT5のアプリをダウンロードする ②メニューから【設定】をタップ ③【新規口座】をタップ ④FX業者名やサーバーを選ぶ ⑤求められる情報を入力 ⇒口座開設完了 |
6-1-2.【スマホ(android)の開設手順】
①MT4/MT5のアプリをダウンロードする ②メニューから【口座管理】をタップ ③画面右上の「+」をタップ ④【デモ口座を開設】をタップ ⑤求められる情報を入力 ⇒口座開設完了 |
6-1-3.【PCの開設手順】
①MT4/MT5をダウンロードする ②上部にある【ファイル】をクリック ③【デモ口座を申請】をクリック ④FX業者名やサーバーを選ぶ ⑤求められる情報を入力 ⇒口座開設完了 |
6-2.海外FX業者の提供する公式サイトで開設する方法
デモ口座は海外FX業者の公式サイトからも開設可能です。
ただし、業者によってはMT4/MT5のソフト・アプリから開設するものもあります。
業者別で異なる口座開設先は以下のとおりです。
業者名 | デモ口座開設先 | 会員登録 | MT4 | MT5 |
XMTrading | XMTradingの公式サイト | 必要 | 〇 | 〇 |
Axiory | Axioryの公式サイト | 必要 | 〇 | 〇 |
ThreeTrader | ThreeTraderの公式サイト | 必要 | 〇 | ✕ |
Exness | Exnessの公式サイト | 必要 | 〇 | 〇 |
BigBoss | MT4/MT5のソフト・アプリから | 不要 | 〇 | 〇 |
Titan FX | MT4/MT5のソフト・アプリから | 不要 | 〇 | 〇 |
FXGT | FXGTの公式サイト | 必要 | 〇 | 〇 |
HFM | HFMの公式サイト | 必要 | 〇 | 〇 |
会員登録で求められる情報は業者によりますが、いずれの業者も簡単な情報の入力ですぐにデモ口座開設できます。
7.デモ口座を活用している人の声
デモ口座を活用しているユーザーの声を集めました。活用方法や使い心地の感想はぜひご参考ください。
8.デモ口座を利用できるおすすめの海外FX業者3選
ここからはデモ口座を利用できるおすすめの海外FX業者を3社紹介します。
デモ口座を利用できるおすすめの海外FX業者 |
1.XM Trading 2.FXGT 3.Exness |
いずれも世界共通のツールであるMT4/MT5を直に利用できるデモ環境を備えた業者です。
デモ口座業者選びのご参考にしてください。
8-1.XM Trading
出典:XM
XMトレーディングは最も人気の高い海外FX業者の一つですが、デモ口座も利用しやすく定評があります。
XMのデモ口座は以下のような特徴があります。
評価 | 特徴 | |
口座開設 | ◎ | 書類提出不要!最短1分で口座を開設できる |
取引ツール | ◎ | MT4・MT5、両方の取引ツールにも対応 |
取引環境 | ◯ | リアル口座の取引商品を全て試せる 口座残高は5000万円まで設定できる |
有効期限 | ◎ | 有効期限なし |
ボーナス | ◎ | 入金額の100% |
XMのデモ口座を利用する一番のメリットは、有効期限がないところにあります。デモ口座は多くの場合1.2ヶ月程度の有効期限が設定されており、期間を過ぎると利用できなくなりますが、XMのデモ口座にはこの期限がありません。
また口座残高は5000万円まで設定できるため、幅広い取引を試すことが可能です。
リアル口座開設時のボーナスも100%とたいへん充実しており、デモ口座からリアル口座での少額取引への意向を考える上でも最適の業者であると言えます。
8-2.FXGT
出典:FXGT
FXGTは2019年12月に立ち上げられた比較的新海外FX業者ですが、手数料の安さやスプレッド幅の狭さ、ボーナスの充実度など、様々な点で人気が高く、多くのトレーダーから支持されています。
FXGTのデモ口座は以下のような特徴があります。
評価 | 特徴 | |
口座開設 | ◎ | 書類提出不要!最短1分で口座を開設できる |
取引ツール | ◯ | MT5を利用できる |
取引環境 | ◎ | 最大8口座まで同時に開設することができる 口座残高は1000万円まで設定できる ビットコインのデモトレードも可能 |
有効期限 | ◯ | 有効期限2ヶ月 |
ボーナス | ◎ | 入金額の120% |
FXGTのデモ口座の最大の特徴は、最大で8口座まで同時に開設できる点です。FXGTは7つの通貨のトレードに対応しており、それぞれの通貨ごとに別々のデモ口座を開設することができます。色々な通貨をデモ口座で試してみたい方にはおすすめです。
また仮想通貨ビットコインもデモ口座で取引が行える点も魅力です。
有効期間は2ヶ月と期限が設けられていますが、リアル口座開設時の入金ボーナスは120%と手厚く、XM同様、リアル口座の少額取引でトレードを試したい方にもオススメの海外FX業者です。
8-3.Exness
出典:Exness
Exness(エクスネス)は、2008年に設立され、セーシェル金融庁のライセンスを所有している海外FX業者です。
レバレッジは無制限で少額取引が可能という優れた取引環境を提供しており、取引条件に制限がないので初心者の方にもおすすめできる業者と言えます。
評価 | 特徴 | |
口座開設 | ◎ | 公式サイトから必要情報を登録すれば最短1分でデモ口座を開設できる |
取引ツール | ◎ | MT4・MT5、両方の取引ツールにも対応 |
取引環境 | ◎ | 本人確認不要で実際の取引環境を体感できる |
有効期限 | ◎ | デモ口座の有効期限なし |
ボーナス | ✕ | ボーナスなし |
Exnessのデモ口座は最大で200口座まで開設することが可能です。
Exnessの魅力はスプレッドの幅の狭さや約定力の高さ、無制限レバレッジにありますが、デモ口座でもそれらの取引環境を体験することができます。
ただし、魅力的な取引環境を実現させるためにボーナスの付与は行っていません。
ボーナスを使ったリアル取引の練習はできないですが、Exnessの取引環境を確認したい場合にはデモ口座をまず使ってみることをおすすめします。
まとめ
今回は海外FXのデモ口座について詳しく解説しました。
海外FXのデモ口座には以下の6つのメリットがあります。
- 取引環境やツールの操作を事前に体験できる
- すぐにデモ口座を開設して取引が始められる
- 自己資金ゼロでFXを体験できる
- ハイレバレッジの感覚を体験することができる
- 強制ロスカットの経験ができる
- 自動売買プログラムのテストができる
しかしデモ口座にはデメリットもあります。実際の取引で混乱を避ける上でも以下のデメリットについてはあらかじめ把握しておきましょう。
- スリッページが再現されない
- 取引規制が再現されない
- 効期限がある
- 実際の取引の緊張感を体験することができない
デモ口座のデメリットとして特に大きいのが取引の心理状態が体験できないという問題です。
デモ口座の仮想取引では損失に対する恐怖が生じないため、実際の取引の緊張感を体験することができません。このため、デモ口座はいつも利益を上げることができるのに、リアル口座ではなぜか損失を出し続けるといったトレーダーも珍しくありません。
その意味でもデモ口座は取引ツールや操作方法の確認するための練習用のツールであることを自覚した上で利用することが大切です。
リアルなトレードの緊張感を感じつつトレードに慣れたいという場合は、ボーナスを使った少額トレードもおすすめです。