「FXのアービトラージってどんな取引手法なの?」
「アービトラージなら確実に儲けることができるって聞いたけど本当?」
FXのアービトラージは、「さや取り」や「裁定取引」などとも言われ、「同じ通貨に発生する価格差」を利用することで、確実に儲けることができる取引手法のことを言います。
アービトラージには以下に示す大きな2つのメリットがあります。
この2つのメリットを見るとアービトラージは夢のようなトレード手法のように思えるでしょう。
相場にも経験にも左右されず確実に稼げる取引手法があるなら、FXトレーダーにとってこれ以上に大きなメリットはありません。
しかし残念ながら現実はそう簡単ではありません。実際には
- 海外FX業者はほぼ全てのアービトラージを禁止取引としている
- 同じ商品の価格差が利益となるため利益の幅はとても小さい
- 業者が禁止しないアービトラージも儲けられるチャンスはたいへん少ない
など取引自体に困難な点も多いため、特にFXでは、アービトラージで安全に儲けることができるケースを見つけるのはたいへん難しいというのが現実なのです。
このためFXトレードでアービトラージを行いたいという場合は、これらの状況とそのリスクとリターンを正しく踏まえ、アービトラージができるタイミングを適切に見極めることが求められます。
そこで今回は
- FXのアービトラージとは
- FXのアービトラージ4つの手法
- FXのアービトラージが持つメリットとデメリット
- 【結論】FXのアービトラージで大きく儲けるのは難しい
について詳しく解説していきます。
この記事を読めば、あなたもアービトラージという取引手法を適切に見極め、自分の取引に生かすこができるようになります。
目次
1.FXのアービトラージとは
まずはFXのアービトラージについて、以下の2つのポイントから詳しく解説していきましょう。
一つずつ解説していきます。
1-1.アービトラージは価格差を使い「リスク0」で儲ける取引手法
アービトラージとは「さや取り」や「裁定取引」とも呼ばれ、投資商品の価格に業者間でズレが発生した場合に、これを利用して儲ける取引手法のことを言います。
FX取引では同じ通貨でもスプレッドなどによって、FX業者によって取引レートが異なることはよく起こります。
例えばドル円の通貨ペアで、業者Aが1ドル145円、業者Bが145円10銭だったとしましょう。
この時業者Aでドル円を買い、業者Bで売ることができれば、リスク0で差額10銭分の利益を獲得できます。
この「リスク0」というのがアービトラージの最も大きな特徴です。
つまりアービトラージは、これが可能なタイミングの取引であれば、市場の状況や価格の変動にかかわらず確実に儲けることができる取引手法なのです。
1-2.しかしアービトラージで実際に儲けるのは簡単ではない
確実に儲けられると聞くと、夢のような取引手法のように感じますが、実際にFXの取引で、アービトラージで儲けることは簡単ではありません。
まず何より、多くのFX業者でアービトラージが禁止取引となっている状況があります。
基本的にはトレーダーが確実に儲けることができる取引手法は、業者にとっては確実に損失が生じる取引手法でもあります。
このため全てではありませんが、アービトラージの手法の多くは事前に業者に禁止取引に指定されています。
また禁止取引にあたらない場合も、
- FXでアービトラージができるタイミング(価格差が生じるタイミング)はたいへん少ない
- 商品の価格差自体が小さいため成功した場合も儲けられる利益は少ない
など、実際にアービトラージで稼ぐためには、様々な困難を乗り越える必要があり、そう簡単に稼げるわけではありません。
次章からはアービトラージの具体的な取引手法について解説していきましょう。
2.FXのアービトラージ 4つの手法
アービトラージは具体的に、以下に示す4つの取引手法があります。
一つずつ確認していきましょう
2-1.業者間アービトラージ
業者間アービトラージは、文字通り、業者の間に生じる投資商品の価格差を利用して利益を上げる取引手法です。
価格の異なる複数の業者の同じ通貨ペアを、一方で売り、他方で買うことでその差額を利益とします。
FX業者のレート決定の手順は業者によって異なります。
例えばインターバンクを経由して取引をしている業者の場合、経由していない業者に比べてレートの配信が遅れる傾向がり、この点で差額が発生することがあります。
またスプレッドの違いによる価格差もあります。
これらを要因にして発生する業者間の価格の差を利用して利益を上げるのが業者間アービトラージです。
ただし実際には、この業者間アービトラージはFX取引を行うほとんどの業者で禁止取引とされています。
また特に海外FX業者の場合は、業者や口座タイプによって設定されているスプレッド自体が大きく異なっているため、取引価格には常に差額が発生している状態です。
このため、ほぼ全ての海外FX業者が「異なる業者間で両建て」を禁止取引とすることで、業者間アービトラージを禁止しているのが現状です。
国内FX業者の場合、複数業者を利用した両建ては禁止されていませんが、国内FXの場合、スプレッドなどによる業者間の価格差はたいへん小さく、大きな利益を上げることは難しい状況もあります。
2-2.ボーナスアービトラージ
ボーナスアービトラージとは、FX業者が取引時に付与するボーナスを価格差として利用しておこなうアービトラージの手法です。
FX業者の中には取引の都度、取引規模に応じてボーナスを付与するサービスを行っている業者も多く存在します。
例えば海外FX業者であるXMの場合、取引ごとにXMポイントを獲得できます。
XMポイントはステータスによって異なりますが、最大で1lotあたり20XMポイントまで獲得することが可能です。
そしてこの20ポイントを実際に取引でボーナス として利用する場合、1ポイントあたり3.3ドル程度、つまり20ポイントであれば66ドルと同等の価値を持つことになるわけです。
このサービスを利用し、例えば業者とXMで業者間の両建てを続ければ、取引のリスクゼロの状態で、XMポイントが加算され続けることになります。
これがボーナスアービトラージの典型的な手法です。
そして残念ながらこれも、XMでは禁止取引である「業者間の両建て」に当たります。
特に海外FX業者の場合はボーナスを提供している業者も多く、取引ごとに付与されるボーナスだけでなく、口座開設ボーナスや入金ボーナスなど、ほとんどのボーナスがボーナスアービトラージに利用できる状況もあります。
このため、ほぼ全ての海外FX業者が「業者間の両建て」を禁止しており、この意味でボーナスアービトラージも、実際に取引で行うのは難しいという状況があります。
他方、国内FXの場合、ボーナス自体が少ないため、こちらも大きな利益を稼ぐことは厳しいという状況があります。
2-3.スワップポイントアービトラージ
スワップポイントアービトラージは、スワップポイントによる金利差を利用して利益を得るアービトラージの手法の一つです。
スワップポイントとは、FXで取引する通貨ペアのそれぞれの国の金利の差によって発生する利益のことを言います。
例えばドル円の取引でドルの金利が年利5%、円の金利が年利1%だった場合、円を売ってドルを買うと、4%分の金利差が発生します。
円を売ってドルを保有している場合、この金利差分の利益が、保有期間に応じて支払われることになるというわけです。
スワップポイントは基本的には取引する2つの通貨間の金利差が問題になるため、理論的には売りの場合も買いの場合も金利差は変わらず、売りと買いの両方のポジションを持てば、スワップポイントは相殺されて±0となるはずです。
しかしスワップポイントの金利は常に微妙に変動しており、稀にですが売りと買いのスワップポイントに差が生じるケースもあるのです。
この時に売り買いの両建てのポジションを持つことができれば、取引のリスクをゼロにしてスワップポイントの差額分を利益として確保することができます。
これがスワップポイントアービトラージの方法です。
このスワップポイントアービトラージのメリットは、複数の業者を跨ぐ必要がないという点です。このため複数業者間の両建てを禁止する海外FX業者を利用することができます。
海外FX業者は多くの場合、同一口座内での両建ては禁止されていません。
ただし、スワップポイントの金利は常に変動しており、スワップポイントアービトラージができるタイミングを探すのはなかなか難しいという状況があるため、やはり利益を上げるのはそう簡単ではありません。
2-4.3通貨アービトラージ
3通貨アービトラージは「三角アービトラージ」「三角裁定取引」とも呼ばれ、3つの通貨ペア間に生じる価格差を利用するアービトラージの手法です。
例えば、3通貨間の価格差がプラスになるタイミングで、ドル円、ユーロドル、ユーロ円の3つの通貨ペアを用いて
- ドル円でドル買い
- ユーロドルでユーロ買い
- ユーロ円で円買い
の3つのポジションを同時に売買することで利益を上げます。
3通貨アービトラージもタイミングさえ間違えなければ、他のアービトラージの手法と同様、リスクゼロで利益を上げることができます。
しかし3つの通貨ペアの価格差(交差為替レート)を常に見張り、アービトラージが可能なタイミングを見つけ出すのは至難の業です。
このため個人のトレーダーがこれを行う場合、実際にはEA(自動売買ツール)などを利用するのが現実的であると言えるでしょう。
3.FXのアービトラージが持つ2つのメリット
ここまでアービトラージの特徴について具体的に解説してきましたが、実際にアービトラージが持つメリットについて確認しましょう。
アービトラージには2つのメリットが存在します。
一つずつ解説します。
3-1.相場の変動にかかわらず確実に儲けられる
アービトラージの最も大きなメリットは、なんといっても相場の状況にかかわらずいつでも確実に儲けられる手法であるという点です。
アービトラージはもちろん相場の環境に左右されることもありません。
相場がどれだけ急変する場面であっても、アービトラージができる状況さえ見つけることができれば、確実に利益を確保することができるのです。
FXにかかわらず、株や債券など投資の環境において「確実」に儲けられる状況は基本的には存在しません。
このような状況下で、ましてリスクの高いFXトレードにおいて、リスクゼロで確実に儲けることができることができるというポイントは、何にも増して大きなメリットであると言えるでしょう。
3-2.FXトレードの知識や経験は必要ない
もう一つのアービトラージのメリットとして挙げられるのが、一般的なFXトレードの知識や経験を全く必要としないという点です。
FXトレードでは、トレードの手法に合わせた様々な技術、またそれらに応じて必要な知識や情報を身につける必要があります。
変動する価格に合わせて、適切なタイミングで売買を行うためには、多くの経験を積むことも重要です。
しかしアービトラージでは、これらの知識や経験は必要ありません。
もちろんアービトラージを行うための知識が全く必要ないというわけではありません。
アービトラージを実践できるタイミングを見つけ、それに合わせて取引を行うためにはアービトラージ独自の知識と経験が必要であることは確かです。
しかし少なくとも、アービトラージを行うためにFXトレードに関する高い技術や、一般的にFXトレードで必要となる価格の流れを読むための知識や経験は必要ありません。
つまり、アービトラージのタイミング適切に読むことさえできれば、FXの知識のない全くの素人であっても、確実に利益を上げることが可能なのです。
4.FXのアービトラージ 2つのデメリット
これまでお伝えしてきた通り、アービトラージはFXトレードにおいて確実に儲けることができますが、いつでも無条件に儲けることができるというわけではありません。
アービトラージを実際に行うのであれば、もちろんそのデメリットについても正しく理解する必要があります。
アービトラージには以下の2つのデメリットがあります。
一つずつ確認しましょう。
4-1.アービトラージができるタイミングはとても少ない
アービトラージの最も大きなデメリットとしてあげられるポイントは、そもそもアービトラージを行うことができるタイミングがとても少ないということです。
アービトラージは業者間における価格差が発生するタイミングで実践することができれば、リスクゼロで必ず儲けることができますが、実際にアービトラージができるタイミングはなかなか生じません。
価格差が発生するタイミングを適切に見極め、迅速に売り買い両方のトレードを実践するためには、常にチャートをチェックし、価格の変動を注視する必要もあります。
つまり確実に儲けることができるからといって、簡単に儲けることができるというわけではないのです。
4-2.大きな資金が必要になる
もう一つ知っておくべきアービトラージのデメリットは一定の利益を得ようとする場合には、大きな資金を準備する必要があるという点です。
そもそもアービトラージは価格の変動を狙うのではなく価格の差を狙う取引です。そして価格差は基本的に常にわずかな誤差であり、価格の変動幅に比べてその規模はたいへん小さいのです。
アービトラージで想定される利益はほとんどの場合1pips以下と考えていいでしょう。
海外FXでは一般的に1pipsはドル円の変動幅で考えれば0.01円程度ですので、1lot(10万通貨)の取引で1000円程度の利益です。
ドル円の10万通貨は1ドル145円で計算すると1,450万円にもなります。つまり1450万円の取引でたった1,000円しか儲けることができないのです。
このため、通常取引と同じだけの利益を確保したいと思ったら、取引規模を大きくできるだけの資金を事前に準備する必要があるのです。
5.【結論】FXのアービトラージで大きく儲けるのは難しい
これまでアービトラージメリット・デメリットの両面から詳しく解説してきましたが、残念ながら総合的に検討した場合、以下の3つの理由から、個人のFXトレーダーがアービトラージを利用して大きく儲けるのは難しいと判断せざるを得ません。
一つずつ解説していきます。
4-1.海外FXではほぼ全ての業者で「業者間の両建て」が禁止されている
FXのアービトラージで大きく儲けるのが難しいと考えられる理由の一つとしてあげられるのが、海外FXでの「業者間の両建て」の禁止です。
これにより2.アービトラージ4つの手法で解説したうち、業者間アービトラージとボーナスアービトラージの2つの手法は、海外FXではほぼ行うことはできません。
海外FXの多くが業者間の両建てを禁止するのは、海外FX業者が一般的なサービスとして提供するゼロカットにあります。
「ゼロカット」とは、大きな価格変動などで証拠金を超える損害が発生して口座残高がマイナスになった場合でも、このマイナス残高を0に戻すサービスで、このゼロカットによって海外FXでは追証が発生するリスクが全くありません。
FXトレードで最も大きなリスクである追証がなくなるという意味で、この海外FXのゼロカットの恩恵は絶大ですが、じつはこのゼロカットがアービトラージとたいへん相性が悪いのです。
ゼロカットがある海外FX業者で業者をまたいで両建てを行うと、ゼロカットが発動した場合に、一方の口座で大きな利益を上げる一方で、他方の口座ではゼロカットによって損失が相殺されることになります。
この場合トレーダーは、リスクなしで大きな利益を得ることができ、海外FX業者は反対に大きな不利益を被ることにもなります。
このためほとんどの海外FX業者はこの「業者間の両建て」を禁止取引として定めており、海外FXでアービトラージを利用して利益を上げるのはたいへん難しい状況となっています。
4-2.国内FXでは価格差もレバレッジも小さく大きく儲けられない
国内FXの場合、全てではありませんが業者間の両建てを禁止していない業者も多くありますが、残念ながら大きく儲けられる環境はありません。
これには大きく2つの理由が挙げられます。
- 価格差が小さくアービトラージでも受けることができる利幅が確保できない
- レバレッジが25倍に制限されている
アービトラージが可能になる条件は同一金融商品の価格差です。そしてFXの場合、この価格差が発生する最も大きな要因はスプレッドになります。
しかし国内FX業者のスプレッドはもともとたいへん小さく、大きな価格差が発生する余地がありません。
アービトラージの利幅はこの価格差に左右されるため、国内FXの場合、必然的にアービトラージの利益は小さくなってしまうというわけです。
またさらに問題になるのが25倍に制限されているレバレッジです。レバレッジの制限は取引規模の制限に直結します。
海外FXでは1000倍を超えるレバレッジも珍しくありません。つまり1万円の証拠金であれば、国内FXなら25万円までの取引しかできませんが、海外FXなら1000万円の取引ができるのです。
4-2.一定額以上の資金が必要になるでは、アービトラージは利幅が小さいため大きな規模の取引を行う必要があることについてお伝えしましたが、加えて国内FXではこのレバレッジの制限のため、なかなか取引の規模を大きくすることができません。
このため、この点でも国内FXのアービトラージでは十分な利益を確保しづらい状況があるのです。
4-3.3通貨アービトラージはうまく儲けられないというのが通説
海外FXの「業者間の両建て」に当てはまらないアービトラージの方法として2.アービトラージ4つの手法でも紹介した「3通貨アービトラージ」があげられますが、残念ながらこの方法も、簡単ではありません。
なぜなら3通貨アービトラージはアービトラージが可能な価格差の検出がたいへん難しいからです。
3通貨アービトラージでは、3つの通貨間に生じる価格差を常に見張り、アービトラージが可能なタイミングを見極めて瞬時に取引を行う必要があります。
これを行うためにはたいへんに高度な知識と経験が必要になるため、一般的な個人トレーダーが自ら3通貨アービトラージを行うのは現実的ではありません。
このため3通貨アービトラージが可能なタイミングを自動で検出してトレードを行う自動売買ツール(EA)を使うことになりますが、現時点で3通貨アービトラージを利用して安定的に利益を上げることができるEAはありません。
これら3つの理由から、残念ながらFXのアービトラージで安定的に一定以上の利益を確保するのは難しい状況が存在します。
もちろんわずかなタイミングを見極め、アービトラージで利益を上げることはできるかもしれません。
しかしアービトラージの可能な条件、タイミングの少なさや利幅の小ささを考えると、アービトラージで大きく儲けることは厳しく、総合的に考えるとアービトラージをメインの取引手法として検討するのは難しいと言わざるを得ないでしょう。
まとめ
今回はFXのアービトラージについて詳しく解説しました。
FXのアービトラージは「同じ通貨に発生する価格差」を利用することで、確実に儲けることができる取引手法のことを言います。
FXのアービトラージは同一金融商品に生じる業者間の価格差を利用し、その利幅で稼ぐため、取引リスクゼロで儲けることができますが、実際には簡単に儲けられるわけではありません。
アービトラージには4つの取引手法があります。
- 業者間アービトラージ
- ボーナスアービトラージ
- スワップポイントアービトラージ
- 3通貨アービトラージ
これらの方法については本文でも一つずつ詳しく解説しました。
FXのアービトラージにおけるメリットとして挙げられる特徴が以下の2つのポイントです
- 相場の変動にかかわらず確実に儲けられる
- FXトレードの知識や経験は必要ない
この2つのメリットを見るとアービトラージは夢のようなトレード手法のように思えます。しかし残念ながら現実はそう簡単ではありません。
アービトラージを実際に行うのであれば、以下の2つのデメリットについても正しく理解しておくべきでしょう。
- アービトラージができるタイミングはとても少ない
- 大きな資金が必要になる
これらを総合的に検討すると、特に以下の3つの理由から、残念ながらFXのアービトラージは難しいという現実が立ちはだかります。
- 海外FXではほぼ全ての業者で「業者間の両建て」が禁止
- 国内FXでは価格差もレバレッジも小さく大きく儲けられない
- 3通貨アービトラージはうまく儲けられないというのが通説
これらの理由から、残念ながらFXのアービトラージで安定的に一定以上の利益を確保するのは難しい状況が理解できます。
もちろんわずかなタイミングを見極め、アービトラージで利益を上げることはできるかもしれません。
しかしアービトラージの可能な条件、タイミングの少なさや利幅の小ささを考えると、アービトラージで大きく儲けることは厳しく、総合的に考えるとアービトラージをメインの取引手法として検討するのは難しいと言わざるを得ないでしょう。
この記事があなたのFXトレードの勝率を上げる手助けとなることを祈っています。
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