「公務員は副業禁止だけど、FXはやってもいいのかな?」
「FXをやってみたいけど、同僚には副業の話なんて聞けないし困ったな」と思ったことはありませんか。
FXは資産運用とみなされるため、公務員がFXをしても問題ありません。しかし、なかには公務員でもFXが禁止されているケースもあるため注意が必要です。
また、公務員が副業としてFXを行う場合、以下の理由から国内FXではなく海外FXがおすすめです。
・追証がないので借金を背負う心配がない
・ハイレバレッジで大きく稼げるチャンスがある
本記事では、以下についてお伝えしていきます。
- 公務員が副業でFXをする際に注意すべきポイント
- 副業でFXをやるなら海外FXをおすすめする理由
- 公務員が副業で海外FXを行うメリット
- 公務員が副業で海外FXを行うデメリット
- 海外FXの口座開設でおすすめの業者
この記事を参考にして、公務員が副業でFXをすることについて、気になる点を解消していってください。
目次
1. 公務員が副業でFXをやるのは問題ない
結論からお伝えすると、公務員が副業としてFXをすることは問題ありません。
FXは資産運用とみなされているため副業の扱いとはならず、問題視されないのです。株式投資や投資信託も同様の理由で認められています。
しかし、公務員全体がFXを認められているわけではなく、なかには以下のように禁止されているケースもあるため注意が必要です。
- 一部の地方公務員
- 金融機関の公務員
地方公務員の場合は、FXを資産運用ではなく副業と位置づけ禁止している自治体があるため、事前に職場に確認してください。
また、出向で銀行などの金融機関で勤務している場合は、FXが禁止されているケースが多くなっています。内密情報に触れる機会があるため、インサイダー取引となる恐れがあるからというのが禁止の理由です。
上記のようにFXが禁止されている職種もありますが、基本的には、公務員が本業以外にFXを行うことは問題ないと考えておいてください。
2. 公務員が副業でFXをする際に注意すべきポイント3つ
公務員が副業でFXを行う場合、以下の3つの点に注意して行うことが大切です。
- 事前に必ず職場に確認する
- 規定を守って副業を行う
- 年間20万円以上の利益が出たら確定申告を行う
以下で、ひとつずつ解説していきます。
2-1. 事前に必ず職場に確認する
副業としてFXをする場合、始める前に必ず職場の上司や担当部署に確認を取りましょう。
基本的に、FXは資産運用とみなされるため公務員が行っても問題はありませんが、銀行など金融機関で働いている場合は、金融商品取引法でFX取引が禁止されているため注意が必要です。
金融機関で働く人は、取引に有利になる機密情報にアクセスできる可能性があるため、FXが禁止されているのです。これは、たとえ一時的な出向であったとしても、金融機関で働いている場合には当てはまります。
副業を始めてから「禁止だったとは知らなかった」では許されません。事前にFXをしても問題ないかどうか、必ず確かめるようにしてください。
2-2. 規定を守って副業を行う
FXに限らずですが、副業を行う際は、職場で定められているルールを守って行うようにしてください。
具体的な決まりについては直接上司や担当部署に確認する必要がありますが、一般的には以下のような行為が禁止されています。
- 勤務時間内に副業を行う
- 職場で知り得た情報を外部に漏らす
- 信用失墜行為(借金など)をする
あくまでも、公務員としての本業に支障のない範囲で行うのが副業です。勤務中にFXトレードをするのは禁止ですし、FXの資金を得るために借金をするといった行為はNGです。
そのほか、細かい規定が定められている場合もあるので、所属先に直接確認するようにしましょう。
2-3. 年間20万円以上の利益が出たら確定申告を行う
FXで年間20万円以上の利益が出たら、確定申告をしなくてはなりません。
公務員として働いていると、確定申告をしたことがない人も多いかもしれませんが、申告書に必要事項を記入し、期日までに税務署に提出する必要があります。
副業がバレたら困るから、あるいはそれほど多くの利益が出ていないから無申告でも大丈夫だろうと考えてはいけません。
納税は国民の義務でもあるため、無申告であることがバレてしまった場合、払うべき住民税や所得税に対し、無申告加算税や延滞税が課されることになります。
「年間20万円以上の利益が出たら確定申告を行う」ことを絶対に忘れないようにしてください。
◎確定申告の際には「住民税は自分で納付」にチェック
職場にFXなどの副業をしていることが明るみにならないようにするためには、確定申告の書類を提出する際に、必ず「住民税は自分で納付する」の項目にチェックしてください。
「自分で納付」を選ぶことで、職場から支払われる給与から住民税が差し引かれることはありません。つまり、職場の経理担当者に副業分の住民税額がバレることはないのです。
「自分で納付」を選んだ場合、住民税は指定の銀行口座から引き落とし、もしくはコンビニなどで支払うことになります。
3. 副業でFXをやるなら海外FXがおすすめな2つの理由
公務員が副業としてFXを行う場合、国内FXではなく海外FXがおすすめです。
- 追証がないので借金を背負う心配がない
- ハイレバレッジで大きく稼げるチャンスがある
海外FXの場合、上記2つが大きなメリットとなります。以下で、詳しく解説していきます。
3-1. 追証がないので借金を背負う心配がない
海外FXでは、損失が出て口座残高がマイナスになっても、委託保証金を追加で差し入れる追証(おいしょう)は必要ありません。そのため、借金の心配をしなくてよいのが大きなメリットです。
日本国内のFX業者を利用した場合は、損失を負った場合は追証が発生しますが、海外FX業者ではゼロカットと呼ばれるシステムを採用しており、追証が発生しない仕組みになっています。
トレードで失敗してしまい、多額の損失を負ったとしても返済義務がないため、思い切ったトレードができるのは精神的に大きなメリットと言えるでしょう。
3-2. ハイレバレッジで大きく稼げるチャンスがある
海外FXは、預けた金額よりも大きな金額を取引できるハイレバレッジという仕組みがあるため、大きく稼げるチャンスがあります。
たとえば、30万円を預けてレバレッジを100倍にした場合、3000万円の取引ができることになるのです。海外FX業者によっては、レバレッジ1000倍や無制限という業者もあります。
公務員が副業としてFXを行う場合、日中にチャートを確認して取引をするスキャルピングはできません。そのため、ハイレバレッジの利点を活かし、1回の取引で数万円から数百万単位の大きな利益を狙える海外FXは、FXに割く時間が限られている公務員におすすめと言えるでしょう。
4. 公務員が副業で海外FXを行う3つのメリット
公務員が副業でFXを行う場合、以下のようなメリットがあります。
- 退勤後にトレードができる
- 初期資金が少なくてもトレードできる
- 高額の利益を得ても規定違反にならない
以下で、ひとつずつ解説していきます。
4-1. 退勤後にトレードができる
FXは、市場が24時間オープンしているため、仕事を終えてから夜にトレードをすることが可能です。
週末は市場がお休み(土曜日は朝6~7時頃までトレード可能)のため、勤務を終えてから、あるいは祝日に落ち着いて取引ができるのは、平日日中に仕事がある公務員にとっては助かるでしょう。
もちろん、自動売買ツールを設定すれば、勤務中であってもツールが代わりに売買を行ってくれます。しかし、自分の目で見て取引判断をしたいと思った場合、毎日退勤後にFXの時間を確保できるのは大きなメリットと言えます。
4-2. 初期資金が少なくてもトレードできる
海外FXは、初期資金が少なくてもトレードすることができます。
具体的には、FX業者の口座開設時に行われている、キャンペーンなどでもらえる1万円程度のボーナスだけでも取引できるのです。つまり、手持ちの資金がまったくなかったとしてもトレードができます。
もちろん、初期資金が多いに越したことはありません。
しかし、株を購入する費用がなければ始めることができない株式投資などとは異なり、手元に資金がほとんどなかったとしても問題なく始められるFXは、資金に限りのある人にとってはメリットと言えるでしょう。
4-3. 高額の利益を得ても規定違反にならない
FXで高額の利益が出た場合でも、国民の義務として確定申告を行い税金を納めれば、規定違反にはなりません。
公務員の場合、国家公務員法や地方公務員法に基づき、副業の内容だけではなく得られる利益にも制限があります。たとえば不動産投資の場合、公務員は家賃収入で年間500万円未満に抑えなくてはならないというルールがあるのです。
副業で得られる利益が、本職で得られる給与を上回ってはならないということから制限がありますが、FXは副業ではなく資産運用という立ち位置のため、高額の利益を得たとしても規定違反になることはないのです。
本職を上回る利益を得たいと考えている場合は、FXを選択するメリットが大きいと言えるでしょう。
5. 公務員が副業で海外FXを行う2つのデメリット
前章でFXのメリットについて解説しましたが、以下のようなデメリットも存在します。
- FXの勉強時間を作る必要がある
- ロスカットで資金がゼロになる可能性がある
デメリットをしっかりと理解したうえで、FXに取り組んでいきましょう。以下で、ひとつずつ解説していきます。
5-1. FXの勉強時間を作る必要がある
FXを行うにあたっては、取引の仕方はもちろん、利益を上げるためのチャートの読み方などについて学ぶ時間を作らなくてはなりません。
「多分相場が動くだろう」という勘や思い込みで勝てるほどFXは甘くはありません。相場の方向性や売買のタイミングを見つけるためには、たとえばトレンドラインの引き方などをマスターする必要があるのです。
勝率を上げて利益を得ていくためには、書籍やネット情報などを利用して知識をつけ、デモツールを使ってトレード練習をするなど、退勤後や休日に学習時間をねん出する必要がありますが、この勉強時間を面倒だと感じる人にとっては、デメリットになるでしょう。
5-2. ロスカットで資金がゼロになる可能性がある
海外FXは、前述したようにハイレバレッジのため大きな利益が得られる可能性がある反面、予想とは逆の方向に相場が変動した場合、損失が大きくなり資金がゼロになる可能性もあります。
海外FX業者は証拠金維持率(保有しているポジションの維持に必要な証拠金に対する純資産の割合)を定めていますが、決められた証拠金維持率を下回ると、取引を強制的に決済するロスカットという仕組みがあります。
たとえば、ロスカットの設定率が20%の海外FX業者であれば、必要証拠金が100ドルの場合に、有効な証拠金が20ドルになってしまうとロスカットが行われます。
相場の変動により、当初100ドルあった証拠金が20ドルまで下落してしまった場合、強制的にロスカットが実行され、資金がゼロとなってしまうのです。
海外FXには追証がないため借金を背負う心配はありませんが、手持ちの資金がゼロになってしまう可能性があることを、デメリットと感じる人もいるかもしれません。
6. 海外FXの口座開設をするならおすすめ業者3選
海外FX取引を行うには、まずはじめにFX業者の口座開設が必要です。
- XM
- Axiory(アキシオリー)
- iForex(アイフォレックス)
上記の3つのFX業者は、利用者も多く出金トラブルなどの心配もない業者です。
以下で、特徴やサービス内容についてお伝えしていきます。
6-1. XM
XMは、出金依頼をしてから24時間以内に出金処理が完了するため、出金トラブルの心配がない業者です。ボーナスキャンペーンの豊富さや最高レバレッジが1000倍であることから、とても人気があります。
6-1-1. XMの特徴
XMには、以下のような特徴があります。
- 金融ライセンスを5つ取得しており信頼度が高い
- 週5日24時間対応のカスタマーサポート
- 24時間以内に出金処理が完了
XMは最高レバレッジが1000倍と高いため高額の利益が狙え、出金依頼をしてから処理までの時間が24時間以内と短いことで知られています。また、何か問題があった場合には24時間、日本語対応のカスタマーサポートに問いあわせ可能です。
海外FX業者の信頼度を測るうえで参考になる金融ライセンスについては、XMは難易度が高いと言われているCySEC(キプロス証券取引委員会)をはじめ5つものライセンスを取得しています。
6-1-2. XMのサービス内容
XMのサービス内容は以下の通りです。
金融ライセンス | キプロス証券取引委員会(CySEC)ベリーズ国際金融サービス委員会(IFSC)オーストラリア証券投資委員会(ASIC)ドバイ金融サービス局(DFSA)セーシェル金融庁(FSA) |
最大レバレッジ | 1000倍 |
日本語サポート | あり |
出金方法 | 銀行送金、クレジットカード、Bitwallet、STICPAY、BXONE |
6-2. Axiory
Axioryは、最高レバレッジが400倍と他社に比べると低めですが、取引における禁止事項がないため、初心者も安心してトレードに専念できるFX業者です。
6-2-1. Axioryの特徴
Axiory(アキシオリー)には、以下のような特徴があります。
- 信託保全があるため万が一の倒産の際にも資金が補償される
- 取引禁止となる行為がない
- 24時間以内に出金処理が完了
海外FX業者の多くが資金管理については分別管理ですが、Axioryは信託保全を採用しています。そのため、万が一の倒産の際にも利用者の資金が補償されるのは安心です。
出金処理も早く、リクエスト後24時間以内に処理が完了します。
また、ほとんどのFX業者ではスキャルピングが認められていないといった禁止事項が定められていますが、Axioryでは禁止行為がないことが大きな特徴と言えます。
6-2-2. Axioryのサービス内容
Axioryのサービス内容は以下の通りです。
金融ライセンス | ベリーズ国際金融サービス委員会(IFSC) |
最大レバレッジ | 400倍 |
日本語サポート | あり |
出金方法 | 銀行送金、クレジットカード、STICPAY、PayRedeem |
6-3. iForex
iForexは、日本で設立された海外FX業者としては老舗で、1996年から25年以上に渡り運営されています。
6-3-1. iForexの特徴
iForexには、以下のような特徴があります。
- 多種多様な入金ボーナス
- ロスカットは0%
- 他社と比べるとスキャルピングなど禁止行為が多い
iForexはほかの多くのFX業者と異なりロスカット率が0%です。そのため強制的に決済されることもなく、ギリギリまでポジションを保有できるという特徴があります。
しかし、他社と比べると取引における禁止行為が多いため、うっかりミスでアカウント凍結や出金を拒否されたりといったトラブルに巻き込まれないよう注意が必要です。
6-3-2. iForexのサービス内容
iForexのサービス内容は以下の通りです。
金融ライセンス | 英国領バージン諸島(BVIFSC) |
最大レバレッジ | 400倍 |
日本語サポート | あり |
出金方法 | 銀行送金、クレジットカード、Bitwallet |
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8. まとめ
本記事では、公務員が副業でFXをすることについて解説してきました。
FXは資産運用とみなされているため、公務員がFXをすることは問題ありません。しかし、なかには以下のように禁止されているケースもあるため注意が必要です。
- 一部の地方公務員
- 金融機関の公務員
また、公務員が副業としてFXを行う場合、以下の理由から国内FXではなく海外FXがおすすめです。
- 追証がないので借金を背負う心配がない
- ハイレバレッジで大きく稼げるチャンスがある
また、公務員にとってFXを行うことは、以下のようなメリットがあります。
- 退勤後にトレードができる
- 初期資金が少なくてもトレードできる
- 高額の利益を得ても規定違反にならない
勤務を終えて夜に取引ができることや、不動産投資などほかの副業のように利益金額の制限がないことは、公務員にとって大きな利点と言えるでしょう。
本記事が、副業としてFXを考えている公務員の方にとってお役に立てば幸いです。